カテゴリ:稽古場/舞台裏話( 52 )

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夜になると、秋の気配も漂い始めましたが
まだまだ昼間は暑いっ!ですね(笑)そんな中、文学座のアトリエへ
ゆれる車の音ー九州テキ屋旅日記』の稽古場見学に参加してきました。

『ゆれる車の音』だけに、舞台の上にはしっかり本物の車がでーんっと、乗っていました。
エンジンは取っているそうですが本物です。
車を囲むようにアトリエのスペース一杯に広がった、実寸台の舞台セット。
わぁ~っと、圧巻です。立体的で細やかで、、まだベニアで組み立てられた状態ですが
これからどう色付されて変化していくか、楽しみでわくわくします。
そんなわくわく感を煽って下さる美術は石井強司さんです。
石井さんは日本舞台美術家協会理事をされている方でもあり、
本当に温かみのある素敵なセットを魅せて下さる方です。

さてアトリエの入り口には、今回は高橋大演出家いや、高橋大道具(笑)の
高橋正徳さんの姿を発見♪
そして!『オトコとおとこ』でデビューを飾った栁橋明典さんは
今回はプロンプターさんとして、作品を影から支えておられました。
プロンプターさんは、常に芝居を観ながら台本を読んでいて
何かあった時は、芝居の流れを壊さない様に台詞を読み上げて
目を見張るほどの素晴らしいタイミングで役者や演出家のフォローをされます。
なので、舞台を見つめる視線上に背を丸めて台本を水平に持っている
姿勢は独特で大変そうです。

舞台は、角野卓造さんを筆頭に、たかお鷹さん、田村勝彦さんの『缶詰』『踏台』トリオ
を中心に塩田朋子さん、鵜澤秀行さん、植田真介さん、太田志津香さんらが
お酒を飲んでいる所に、栗田桃子さんが絡んで・・・。
そして山本郁子さん、渡辺文香さんが現れて・・・っと、なにやら起こりそうな気配です。
全員が揃った所までを拝見する事が出来ました。
これから本格的に細かく演技を付ける工程になるようで
演出の鵜山仁さんは静かに台本と芝居とを交互にじっと見つめておられました。
寡黙な鵜山さんの後姿は本当にかっこいいのです。惚れ惚れします。

んっ?全員のはずが、浅野雅博さんの登場を書いてませんって?
もちろん忘れたわけではありません。だって、
今年の暑中お見舞いのお葉書は浅野さんから頂きました(ちゃんとお礼言いましたよぉ♪)
えへへっ(笑)浅野さんのこの場面のご登場シーンは、素敵ですよぉ~♪
すっ~っと、って感じです。ぜひ、これは実際の舞台で確認してみて下さいね(笑)

中島淳彦さんの作品は、今年になって『兄妹どんぶり』『酒坊ちゃん』『エキスポ』と
3作品拝見していますが、どれも温かく、笑って笑ってほろり。と素敵な作品でした。
今回もぷっと吹き出してしまうようなシーンや心癒される優しい言葉に胸を熱く
する事だと思います。
そして、家族の絆を改めて感じさせてくれるのでは・・・
実は今回、母と一緒に観るんです。
私の母は芝居よりもミュージカル。それもハッピーエンドじゃなきゃ観ない!という
超わがままで、今まで一緒に本格的な芝居を観た事がありません。
この作品で母は芝居&文学座デビューしますYeah~!(*^^)v
だって、中島淳彦さんの作品を文学座を見せたかったんだもん。
母からどんな感想を聞けるか?どきどきです。

そんな、期待大の中島淳彦さんのブログかなり面白いです。
浅野雅博さんのお稽古場日記と合わせてご覧になると、とても参考になると思います。

前売チケットに関しては、昼の部の公演が残りわずかな日が多いそうですが
当日券も発売されるそうなので、前売で入手できなくても当日チャレンジしてみて下さい!!

注)画像については事前に劇団の許可を頂いています。無断転載はなさらないで下さいね★
by berurinrin | 2006-08-27 22:25 | 稽古場/舞台裏話

この日は終演後、バックステージを案内して頂きました。
案内人は、いよっと!高橋大演出家こと高橋正徳さん♪
そしてゲストに瀬戸口郁さんが参加して下さいました。

このお二人の見た目は学者肌のような感じですが
いやいやなんのこのお二人のコンビが最高に可笑しくて、こぼれ話満載の
爆笑舞台裏見学となりました。

二重構造の回り舞台。スピード感ありましたね。
一緒に拝見した会社の同僚のmatsuは、開演前にセットを見て
「モーターで回ってますか?」なんて言ってましたが
アナログの素敵な人力の力によるもので、場面ごとに回り舞台(盆)の端に
いくつかある小さな光を放つ黒いスイッチみたいなものと、裏側にあるスイッチ
と合わせながら、場面ごとにシートに書かれた細かな角度に合わせて
2名でがーーっと、動かしているそうですが
櫻井章喜さんの登場の時は三人掛かりで回すそうです(笑)
そこで
瀬戸口さん「やっぱ、人で回してもらった方が演じる側は気持ち良いよ♪」
高橋大演出家「そりゃあ、そうでしょう」

アトリエは通常固定式の舞台があるわけではないので、
芝居の作品に応じて舞台自体が変わります。
なので基本はアトリエの内部はすべて、赤茶色の時代を感じる壁があるわけですが
今回この舞台の裏にあるはずの壁がすべて取り外されていて、
通常倉庫として使われている部分が、場面で使われるセットの保管と
早替わり室に使われていました。
25場もある目まぐるしい舞台展開になると、衣装の早替わりもすごい事になりますよね
と、いうことで今だから書ける爆笑エピソードを2つほど

現代の喪服に着替えなきゃいけないところを、どうしてこうなったのか?
青いスーツを着て、色の付いたネクタイをして、なぜか手に喪服を持って
舞台に立った人がいたそうです(笑)
その人の名は・・・じゃーん、古川悦史さん♪

これだけ、登場人物が多いと小物も多くなってしまって、その上は早替わりっ!!
となると小物をご本人が、どこに置いたか忘れちゃったりもするそうで
現代の居酒屋のシーンで、今までしていた“めがね”を何処かに置き忘れてしまって、
裏では、ばたばた!!!「めがね!?めがね??」と、見つからず(><)
観念して“めがね”無しで、何事もないように演技をされた方がいらしたそうですが(笑)
その人の名は・・・じゃーん、やっぱり古川悦史さん♪

・・・・・素敵です。

この『オトコとおとこ』の舞台セットは、乗峯雅寛さんの手によるものですが
乗峯さんのセットはシンプルで美しくて私は大好きです。
『お月さまへようこそ』の階段のような大きなセットが、バーカウンターになったり
椅子になったりテーブルになったりと、、びっくりしながらも素敵なセットで
嬉しくなってしまいましたが、今回も2重構造の回り舞台には色んな工夫があって
でもとてもシンプルで、昭和という色調・イメージ・・ちょっとべたな感じが伝わった
素敵なセットでした。
そしてインパクトがあったのは、2色のルーレットのような床の色。
これは照明によって濃淡が映し出されて効果的に生かされていましたね。

そして、今回は激しいアクションシーンが2場面ありましたが
あごをはずしてしまった役者も居らしたそうで、開演前にはこの場面を
毎日必ず、おさらいをしてから本番に向かったそうです。

最後にこのお芝居では、「消えもの」といわれる飲み物や食べ物が出てきましたよね。
ビールは、ノンアルコールのビールでした。
瀬戸口さん曰く「味は普通のビールと一緒」だそうです。
小林勝也さんは、美味しそうにお通しを食べていらっしゃいましたが
中身は「お豆腐(絹ご指名)♪」
やはり食べて演技して、台詞をしゃべらくてはいけない役者たち。
食べたものがいつまでも口の中にあると不都合なので、口に入れてもすぐ消化できる
ものを考えるそうです。

ここで、クイズです!!(『ぬけがら』以来のクイズですが・・)
小林勝也さん扮する、北川健三さんお勧めの“焼き鳥”
皆さん美味しそうに食べておられましたが、実は美術さんの腕の見せ所。
最前列でもわからなかった私です。その食べていた“焼き鳥”もどきの食材は
何だったでしょうか?
答えは『オトコとおとこ』の感想の最後回に発表します(^_-)-☆
どうぞ当ててみてくださいね(笑)
by berurinrin | 2006-07-03 21:51 | 稽古場/舞台裏話

6月アトリエの会『オトコとおとこ』交流会 in 文学座アトリエ(6/25)

この日は終演後引き続き、アトリエ交流会が開催されました。
アトリエ交流会は大抵アトリエ公演開始後、第一日曜日に開催される事が多いです。
今回は初日が土曜日だった事もあって、第2日曜日のこの日になりました。

ゲストはこの『オトコとおとこ』の書き下ろし作者である川村毅さんを囲んで
演出家の高橋正徳さんを中心に主演者全員(櫻井章喜さんは残念ながら欠席)の
華やかな交流会でした。

司会はアトリエの制作といったらこのIさん。
おだやかで柔らかい口調で開演前に毎回、諸説明をして下さいます。
前回『エスペラント』では、はっぴ姿で旅館の番頭さんのいでたちでしたね♪
今回は日の丸航空の組合員?鉢巻姿がお似合いです(笑)
お芝居を観る前の心憎いユーモアたっぷりの素敵なIさんです。

Iさんの絶妙な司会で進行され、まずは出演者による役柄&自己紹介が始まります。
『オトコとおとこ』は実在の人物を当てて書かれている方がいるので
知ってからまた観てみると、また違う視線で興味深い作品となっています。

この主演の二人の男性。
北川健三さん(小林勝也さん)→作家である川村毅さんのお父さんがモデルになっていて
芝居の冒頭の1シーン「組合員のビラを剥がすので徹夜した」は実際のお話しだそうです。
野崎夏男さん(岡本正巳さん)→映画監督の足立正生 (あだちまさお)さんがモデルです。
この足立正夫さんの写真を見ると岡本さんのように優しい雰囲気をもちながらも
この作品のようにカンヌ映画祭の帰路のパレスチナへ旅し、
越境のニュースフィルム『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮影製作上映運動を行い、
パレスチナ革命に身を投じ、レバノンで逮捕拘留され三年の禁固刑ののち強制送還され
・・・っと、すごい半生を送られています。
その仲間、映画監督の植松さん(櫻井章喜さん)→足立正生さんとパレスチナへ
同行された映画監督の若松孝二がモデルだそうです。
中村彰男さん演じる瀬川さんも、前衛芸術家といわれた
赤瀬川原平さんがモデルだそうです。

川村毅さんから、作品の背景のお話がありました。
現在ブームになっている昭和という時代ではなく
自分が見た昭和を題材に大きな作品をやろうと思って、映画監督である足立正生さんの
過激な半生と普通の会社員である実夫の、昭和の過激派やハイジャックなどの事件を
やった側とやられた側の2つの視点で同時進行したのものを作りたかったそうです。
山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」の主人公の恩地元さん(『オトコとおこと』では
高瀬哲朗さんが演じた労働組合委員長の大倉さん)がまさに同時代ということも
あって、大きな会社組織に翻弄される普通の社員という構図が鮮明でしたね。

また今回の演出は高橋正徳さん。
まだ20代の高橋さんは昭和の時代を殆ど知らずに育ったわけですが
一番鮮明に憶えているのは「御巣鷹山日航機事故」。
わたしも個人的にもこれは本当に衝撃でした。
彼は印象深いこの事件を踏まえつつ
太平洋戦争以降、靖国問題や自衛隊派遣、憲法改正など
平成と時代が変わっても、まだまだ沢山の問題を引きづっているということで
激動の昭和といわれつつも、時代に対し熱い人々もいる反面、冷めた人もいるはずで
今回60何役という登場人物たちが摩擦し合い、出たノイズを表せたらいいなあ・・
っと言う様なことを語って下さいました。

その後、質疑応答があったのですが
今回は本当にいつものアトリエの客層と違って主人公の男性に年齢が近い方が
多くいらっしゃるのが新鮮でしたが、やはりこの質疑応答の場面も男性の意見が
多くて興味深く拝聴しました。

また、山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」の主人公の恩地元さんのモデルになった
東アフリカ研究家でもある小倉寛太郎さんは実は、高瀬哲朗さんのおじさんに当たる
そうですが、その小倉さんのお友達が客席にいらして感想をおっしゃった後、
素敵なエピソードをご披露してくださいました。

野崎夏男さんを演じた岡本正巳さんが、
「一生懸命何かをやっている人って素敵だなあって思いながら演じている」
とおっしゃった言葉が印象的でした。

約一時間程の交流会ですが、毎回素敵なエピソードをご披露して下さいます。
川村さんの次回作は『オンナと女』?ファミリー向けに『コドモとこども』(笑)なんて
おしゃっていたら、すかさず古川悦史さんが「『オトコとおかま』っていうのは」(爆笑)
当日のチケットをお持ちでなくても、交流会に参加できます。
ぜひぜひ作品の側面を理解するためにも、参加してみて下さい。
はじめて、交流会の様子をUPしたのですが、ちょっと固かったかな・・と、不安ですが
でも実際は本当に楽しいですよぉ!
by berurinrin | 2006-07-02 14:54 | 稽古場/舞台裏話

行きたかった布袋寅秦のライブのファイナルのさいたまスーパーアリーナでの
『HOTEI 25th Anniversary ALL TIME SUPER BEST TOUR』を
断って(涙・・・)
まっ、(ライブを)神奈川県民ホールで観たしぃ・・
スカパーで実況放送あるしぃ・・・・
今、それを観ながら書いてるしぃ・・・

って、布袋を諦めた甲斐はありました。
6月アトリエの会『オトコとおとこ』の稽古場見学の為に
信濃町の劇団文学座へ行って来ました。
でも見ごたえあった稽古場見学!素敵な時間を過ごせました。

稽古場見学の前にはいつもお隣にある建物通称“もりや”の2Fにある
和室に案内されます。
外から楽しい笑い声が聞こえきます♪
さて、遅れてきたお友達が「今ね(俳優達が)外でキャッチボールしてたよ(笑)」
そうなんですよ。バトミントンをされたり、遊んでる?!姿を目にするんですよね。
なんか楽しそうな雰囲気が伝わります。

『オトコとおとこ』では、真面目なサラリーマン北沢さん(小林勝也さん)と
過激な映画監督の野崎さん(岡本正巳さん)
2人の男性の人生を現代から60年代に遡ってシンクロさせながら描かれているそうです。
場面転換も沢山あって、出演者も21名!また何役もこなされる方もいらして
熱気溢れるアトリエとなっていました。

今回拝見させて頂いたのは1幕の、60年代の某場面でした。
ネタバレしちゃうと、いけないので詳しくは書けませんが
始まる前から中村彰男さんがニコニコニヤニヤしてるんですよね(笑)
かっこいい彰男さんなので、つい笑顔も超素敵~!!なんて、思っていたら
セットの裏で、一人で孤独な練習・・でも顔は笑ってる!?
このニコニコニヤニヤ~♪の理由がわかりました。
この場面・・本当に無邪気に楽しんでいます。
あれ?細貝弘二さんの姿は?って、登場シーン、ご期待下さい(笑)

21名の出演者の中には、アトリエデビューの俳優が4名いらっしゃいます。
準座員の西岡野人さん、上川路啓志さん、栁橋明典さん、松岡衣都美さん
(研修科生から桑原良太さん、岡崎彩さんが参加されています)
さて、西岡野人さんことのびクンについては、このブログでも何度もご紹介させて
頂いています(笑)黄色いタオルを頭に巻いて、ヤル気モード全開!
とても楽しそうに現場に馴染んでいました。
今年、研修科生から準座員に昇格されたのは上川路さんと栁橋さん。
上川路さんは研修科の発表会の時から、大人びた落ち着いた雰囲気で
張りのある素敵な声で魅力的。かなり気になる人でした。
また栁橋さんはやんちゃな風貌と動きが軽やか。
同じく松岡さんは、きりっとした眼差しでなんでも体当たりでこなす女優さんです。

高橋正徳さん!いよぉ大演出家!!やってました♪演出!(当たり前ですが・・・)
途中、高橋さんが何度か場面を止める事があったのですが、すると
役者達がわらわら集まってきて、高橋さんの演出に対して自分の意見を出したり
役者同士が打ち合わせを始めて、丁寧に納得するまで話し合う座組の良さを
垣間見れました。劇団ならではの光景でしょうね♪
それにしても高橋さんイケてましたよぉ~自ら動いたり、演じてみたりして
頼もしい後姿を見守らせて頂きました。

この場面、古川悦史さんの登場シーンはなかったのですが、
古川さんファンの方の為に(笑)
途中から静かにアトリエにやってこられた古川さんは、場面を見守っていらした
加納朋之さんのお隣に座ってじっと芝居をご覧になっていました。
最後に俳優達の自己紹介があるのですが、
最後の最後に櫻井章喜さんと肩をぶつけ合いながら、張り合う形で
「なぜか(笑)小林勝也さんの同僚の桜庭を演じます」名乗られました。
毎回、古川さんの自己紹介は期待しちゃう・・わたしです(爆)

さて『オトコとおとこ』・・喜劇です。
昭和を生きた男二人の軌跡とは・・・6/17(土)~7/2(日) in 文学座アトリエ

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小林勝也さんと高橋さんの力作のチラシです。カメラマンはいつも素敵な舞台写真を
撮られる飯田研紀さんです。裏の役者紹介の写真も新しくアトリエで撮影されたそうです。

画像については事前に劇団の許可を頂いています。無断転載はなさらないで下さいね★
by berurinrin | 2006-06-03 23:22 | 稽古場/舞台裏話

楽しかった『アラビアンナイト』も東京千秋楽を無事に終了されました。
お疲れ様でした。本当に楽しい作品だったので、
終わってしまって、寂しい気持ち募りますが
『アラビアンナイト』を首を長~くして、拝見すべくお待ちの皆様がいらっしゃると思うと
ぜひご覧頂いて皆様とこの楽しさを分かち合いたくなります。

息を呑むほどの役者達の勢い、舞台狭しと全力疾走で走りきった姿
本当に感動した舞台でした。
役者も見事ながら『アラビアンナイト』は、スタッフの方々の細やかな神経の行き届いた
舞台でもありました。そんなバックステージを拝見してきました。

舞台の真ん中はフローリングのような木目調の勾配のある回り舞台。
とても静かに回っていましたね。舞台の上手奥からワイヤーで回していました。
舞台の盆の上に乗って、体験させて頂きましたが
思ったより早くて、ぐわーんと目が回りそうになりました。
いやいや、回っている舞台の上で演技するって大変ですね(汗)

舞台の裏には所狭しと小道具の山・山・山・・・。
こんなに沢山の小道具を拝見したのは初めてです。
でも、スペース・ゼロの舞台裏って意外と広くって驚きです。
2ヶ所程、カーテンで仕切られた早替わりで衣装を着替えるスペースもありました。
きっと裏では毎回すごい事になっていたのでしょうね。。。尊敬の眼差し~!

松角洋平さんのアブ・ハサンで登場した、“こ○らのマーチ”の空き箱や
ちょこんと座ってるパベットのシンドバット君。
「ある乞食の物語」の沢田冬樹さんの大根ヌンチャク(笑)も
衣装はハンガーに掛かっていましたが、なかでも印象的なのは
「妹をねたんだ二人姉」の話で、登場した黒い岩の頭巾。
見るからに重厚な重みがありましたが、ずらーーっと、ハンガーに掛かってる姿を
近くで見るとより重たそう異様な迫力がありました。

『アラビアンナイト』では切っても切れないのが、音楽でしたね。
舞台下手側にセットされた演奏スペース。
そこには4人のメンバー演奏者のうち文学座の外村史郎さんと太刀川亞希さんが
参加されて不思議な中東の音楽を奏でると共に、
効果音でもユニークで時には怖かったりと、素敵な音色を聞かせて下さいました。
珍しい楽器の説明はパンフレットに挿絵入りで記載されていましたが
その他ペットボトルを利用したり、小さな鈴のような(砂のような音がしてました)ものを
振ったり・・アイデア満載で、沢山の楽器が所狭しと置かれてました。
でも、タイミング間違っちゃたりすると大変ですよね・・。
ちなみに効果音での私のツボは、「アリ・ババと四十人の盗賊」のお話で
アリ・ババ(亀田佳明さん)のお兄さんカシム(助川嘉隆さん)のバラバラ死体を
靴屋のババ・ムスターファの松角洋平さんが縫い合わせた時の糸を切る時の
「キ~ン。ぴん」という音。
タイミングもばっちりで毎回笑ってしまいました。

ファミリーシアターということで、お子さんもバックステージに参加されていて
飛び入りゲストに助川嘉隆さんが登場されて、質問コーナーがありました。
「さて僕は何の役を演じたでしょうか?」とか、逆に質問したりして(笑)
和気藹々とした楽しい一時を過ごせました。
その後、バックステージ参加されたお子様達に、驚きのサプライズ★
芝居で使用された金貨をプレゼント♪
見た目は大人ですが、頭の中はお子様の私・・頂いちゃいました(笑)

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宝の箱から取り出されたこの金貨。1枚1枚ラッピングされていて、可愛い~☆彡
スタッフの方々の暖かい心に感動しました♪
by berurinrin | 2006-05-08 20:52 | 稽古場/舞台裏話

明日は千秋楽という客席が熱気で溢れた公演の終了後
余韻漂うアトリエで、バックステージを拝見してきました。
今回の案内人は去年のアトリエ公演『l焼けた花園』で演出デビューをはたした
いつも穏やかなしゃべり口調の上村聡史さんです!
『焼けた花園』・・わたしの去年のベスト1でした。
また、何かやってくれるはず!ぜひ彼の名前を記憶に留めて下さいね。

舞台は温泉旅館のロビーではなくて本館と別館のちょうど中間の広間?
ちょっとした休憩所のような、旅館にはよくある風景ですね。
まず目に付くのは、正面のあの青森といえば「ねぶた」!そう頼経明子さんが
かくれんぼ(笑)していたあの「ねぶた」です!
これは流石の文学座の美術さん達もお手上げ状態で、本場の職人さんに寸法を伝えて
オーダーされたそうです。材質は布と障子紙・・光が入るとすごくきれいでしたよね。
照明を通すと目が異様な光を帯びていました・・なんと目には蝋が塗ってあるそうです。
気が付かれましたか?(まさに職人技の世界です!)、
そんな頼経さんこと女子高生の郡司さんが「ここ、破っちゃった!」って、
芝居中にカミングアウトしますがちゃんと2重構造になって、強度が付いていました。が、
千秋楽近くにもなると・・・やっちゃったらしいです。椎原克知さんが(笑)
ちょこっと破っちゃたらしいですよぉ・・内緒ですが(笑)

そして舞台を見回すと、目に入るのは東北の自然のポスター達。
しっかり四季を感じさせるポスターは本物で観光局に行って頂いてきたそうです。
それにしても、ポスターの貼り方にしても非常口の案内にしても
飾ってある小物たちにしても「ある!ある(笑)」って笑っちゃうくらい
普通の旅館の風景ですよね~♪
舞台の上手側にある井村君(松尾勝久さん)の隠れていたベンチの傘にしても・・けれども
舞台に適した大きさや柄の長さは、ちゃんと美術さんの力作によるものでした。
普通のものを普通に見せる努力に毎回ながら感動します。

役者泣かせといったら、将棋!!
芝居中に俳優達がとっかえひっかえ、将棋盤に向かっていましたが
実は将棋に詳しいのは、今回は演出をされた坂口芳貞さんお一人のみ。
他の俳優達は??状態だったそうです。
戯曲にも芝居と共に勝負が着く・・・とだけ・・
お稽古中に椎原克知さんが、デジカメでひとコマずつ撮って
プリントして絵として俳優達は頭にインプットしていかれたそうです。
その将棋盤をよくみると、盤上に番号が振ってありました(笑)
難しいですよね将棋・・わたしは駒の動かし方がわからなくて・・
せっかくの機会だと思い、お試しソフトで挑戦中の私PC相手に1勝35敗です!えへん(泣)

芝居中に星先生(高橋克明さん)と交際中の寺村先生(佐古真弓さん)は
煮え切らない星先生の態度に腹を立てて、将棋盤をひっくり返してしまうシーンがあります。
舞台上に散らばった駒達を拾う場面で、ちょうどこの日は、駒の「歩」が客席へ飛んで
しまうハプニングが起こりました。
お芝居は進行して、駒を拾って盤の上に並べて
揃ったところでまた勝負が始まるのですが
笹木先生(田村勝彦さん)の台詞で「(駒が)全部ありましたね」って
わたしも客席からハラハラしながら拝見しましたが、あれ?盤上には駒が揃っていました。

実は、旅館の女将さん(寺田路恵さん)が
添乗員さん(横山祥二さん)が足をくじいたと聞いて湿布薬を持ってくるついでに
予備の駒をそっとテーブルに置いたそうです。
やっちゃったのは高校生の井村くん(松尾勝久さん)!袖に引っ込んだとたん
「“歩”を客席に飛ばしちゃった!!!!」
・・・と、暴露してくださったのはバックステージ中に特別ゲストで参加して下さった。
今回は久々にいい人?!ナイーブな星先生の高橋克明さんでした。
裏ではしっかり連係プレーの成果!
雰囲気のよさがそのまんま芝居にも感じます。

さて次回のアトリエ公演は、ここのアイドル!高橋正徳さんの登場です。
デビュー作「TERA NOVA」に続く第2弾!「オトコとおとこ」
普段はお茶目さんですが、彼の演出は本当にすごい!心にぐわっしときます。
ぜひぜひお楽しみに!!お見逃し無く!
がんばれ!!高橋大演出家(笑)
by berurinrin | 2006-04-09 21:10 | 稽古場/舞台裏話

春だというのに、冬の寒さが戻ったような関東地方のこの日。
文学座3月アトリエの会『エスペラント~教師たちの修学旅行の夜~』の
お稽古見学が文学座アトリエにおいて行われました。

舞台は修学旅行先の東北の某温泉旅館のロビーです。
消灯時間が過ぎて、生徒達が寝静まったロビーには、先生達が
少しの間休息を取りながら思い思いの時間を過ごしているようです。

・・・と、ここでアイテムが登場しますが
このアイテムが、このお芝居のキーポイントになりそうなので
ご覧になった時、ぜひ注目してみてくださいね!
俳優達もこのアイテムには苦戦をされたらしく、椎原克知さんが
デジカメで一コマ一コマ撮って印刷して、みんなで覚えたそうです。
ヒントその一(笑)このアイテム、演出の坂口芳貞さんがお得意だそうです。

今回拝見した場面は、冒頭の部分さわりの場面だったので
その後どんな展開になるのやら、わたしも興味津々です。
修学旅行の一夜の物語。
ほどんどの方が経験をお持ちでしょうが、修学旅行の夜ほど短くて長かった夜は
なかった気がします。先生の見廻りのノックの音、電気を暗くしての内緒話や怪談話
生徒としての記憶しかない私にとって、先生達の夜の過ごし方。。気になります(笑)

この台本は青木豪さんの書き下ろしです。
そしてこの芝居の為にワークショップを数回行って、出演者を選び
俳優達の個性を大切に当てて書かれた台本だそうです。
台詞の中に実際の俳優達の過去の出来事も散りばめているかもしれませんね。
そんな青木豪さんの作品を今回は演出された坂口芳貞さんは
学校の先輩後輩の仲だそうです。面白い縁を感じさせます。
初めて俳優でもある坂口さんの演出を拝見しましたが、やはり本業はベテランの俳優さん♪
とても細やかで、実際に演じて演出をされる姿がとても印象的でした。

この日は演じてる姿を拝見する事はできませんでしたが、この作品でアトリエデビューの
ヨリちゃんこと頼経明子さんの元気な姿を見れたし、準座員に昇格された
所奏さんの頑張ってるお仕事姿も見れたしぃ~♪
外は寒くても、気持ちは季節と同じ春のぽかぽか気分でアトリエを後にした私でした。

『エスペラント~教師たちの修学旅行の夜~』は3/25(土)~4/9(日)まで。

そ.し.て文学座ファミリーシアター『アラビアンナイト』前売開始3/20(月)です!
夢があって美しくって楽しくて切ない、とても素敵な千と一夜の物語り・・・!
ぜひご一緒に楽しみませんか?

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画像については事前に劇団の許可を頂いています。無断転載はなさらないで下さいね★
by berurinrin | 2006-03-18 22:41 | 稽古場/舞台裏話

『湖のまるい星』のバックステージツアー・・
かなり遅いUPですみません!!

今回のセット。。なんか不思議な感じしませんでしたか?
とても幻想的な雰囲気を漂わせたこの美術は
H.H.G作品では有名な土田英生さん率いる劇団MONOの俳優でもある
奥村泰彦さんの手によるものです。MONOのH.Pにお写真が載ってますが
なかなお顔も素敵なお方です♪

舞台の床は斜めに入った木目調の
八百屋舞台(床がフラットではなく傾斜)になっています。
この八百屋舞台って、客席からは本当に舞台が観やすくて嬉しいでのですが
実際歩くと、ものすごーく違和感があります。
その上、斜めに木目の線が入っていて
客席に向かって真っ直ぐ歩くつもりが、
気がつくと斜めに歩いてしまいそうな目に錯覚に戸惑います。
そしてかなり傾斜があるので、冒頭の剣道のシーンはかなり
演じていて怖かったのでは・・って想像するだけで、びくびくします。

舞台の背景、後ろ側には林のように沢山の木がありました。
そう・・まさに木が立ってました(笑)
木には、所々に薄い緑色の染料が塗られていて
これが照明に当たると、明暗がぼんやりとかかって
とてもエキゾチックで美しい背景に彩を加えていましたね。

そしてその林を抜けると、吸い込まれそうな湖!
これがすごいんです!
薄い板を半円にしたものを土台にして、上に細い長い木の棒が均等に張り付いていて
横から見ると数センチ間隔の凹凸になっています。
それが舞台の上手から下手までずーーと続いているんです。
何本も繋いで真っ直ぐに、それも均等に・・お疲れ様です!
これは間近で見ると、ほんとに細かい素朴な日曜大工のような装置の姿に驚きました。
そして、仕上げには半円の上からまるでクリスマスの電球のコードが。。張っています。

で、上を見上げると天井からも何本も糸のように細いコードが・・
これが星空と湖に浮かんだ星空でした。
この星達・・びーんと冷たい輝きを持ったものや暖かみのある星・・
いろんな色やさまざまな輝きを持って、あの美しい星空を演出してくれました。

この凝った湖の奥には、またまた美しい山々があります。
これは木枠で作った山を4層にも重ねて、
またまた奥行きがあって陰影の美しい山を作り出していました。

ドラマのクライマックスで登場した
大文字焼き・・・これがじわじあめらめら・・っていい感じでしたよね。
大文字焼きの絵は、紗幕(主に舞台で使われるカーテンのような生地で
内側から照明を当てると、光を通す優れものです)
にプロジェクターが映し出したが画像だそうです。

ビルの中の狭い舞台機構を、奥行き深く、立体的に見せて下さった今回のセット。
前回の『毒の香り』では、舞台の背景に絵を描いてちょっと漫画チックな
場面やリアルな酒場のシーンとか、虚像と現実の世界の狭間のような
ごちゃ混ぜにした面白さがありましたが
今回は美しい絵、美しい色に、にこだわった演出家のイメージが
小劇団できたえられた奥村さんのちょっと素朴でアイデア満載の新しい力が
加わって、目にも新しい驚きと楽しさ一杯の舞台見学となりました。

今回、公演中に作者である鈴江敏郎さん率いる劇団八時半の冊子
「LEAF」のバックナンバーが販売されていたんのをご存知でしたか?
以前、研修科生の発表会で取り上げられた鈴江敏郎さんの『家を出た』を
ご紹介させて頂いたときに、研修科生の所奏さんよりご紹介頂いた
『髪をかきあげる』(アトリエでも上演されました)を見つけて、嬉しくって
早速手にとって、あっという間に読んでしまいました。
ちなみに、通販もされてるようです。興味がありましたら劇団八時半のH.Pを
覗いてみてくださいね。

奏さん!本当に面白かったです!また何かいいものがあったら
ご紹介して下さいね♪

さて、明日はH.H.G初日です!!
小劇場は好きだけど、文学座はちょっと堅くって・・
芝居は好きだけど、文学座の敷居が高そうで・・・
なんて躊躇されている方がいらしたら、どうぞ一度だまされたと思って観て下さい。
熱い役者達の温度を感じられる、素晴らしいユニットH.H.G!
手作り感と自由な空気を思う存分味わってしまったら、病み付きになったちゃうかも♪
詳細ははっぴ~グラウンドへ~♪
by berurinrin | 2006-02-15 22:04 | 稽古場/舞台裏話

年明け第一弾の『湖のまるい星』稽古見学が行われました。
「ぱーん!」「ぱーん!」と、体育会系の元気なアクションシーンから始まった
お稽古見学は、外の寒さを吹く飛ばすような勢いと活気にみなぎっています。

と、ある湖のほとりのペンションが舞台です。
実は今回は1場2場と拝見させていただいたので
いつものようにシチュエーションを書き込んでしまうと、ちょっとネタバレになって
しまいそうなので。。ごめんなさい!
この『湖のまるい星』を書き下ろされた鈴江敏郎さんの作品を
先だって研修科生の発表会『家を出た』で拝見しました。
面白くて笑って考えて、作品の余韻に浸って帰路に着きました。
何が面白いって台詞の流れがユニークなんです。
役者達はきっと大変だと思います。
言葉のやり取り、間が微妙に遊びがあるというか?変化があるんです。
まるで音楽の無いミュージカルのような・・・二重奏、三重奏あり?!

今月号の「文学座通信」の表紙をご覧になると、5つのグループに切り分けられた
出演者の写真が掲載されていますが、それぞれが密接した人間関係になっています。
どんな関係か?というと、うふふ♪観てのお楽しみです。
でも、登場人物が多くてわからなくなってしまうかも?・・そんな事はまったくありません。
とても明快で人物設定がわかりやすく、気が付いたらお芝居の世界に嵌ること
間違いありません。シニカルな笑いの詰まった作品だと思われます。
そして出演者すべての方がとても魅力的です!
わたしは塩田朋子さんのきりっとした姿が大好きですが、今回も素敵です♪

さて、冒頭の体育会系の代表は元気一杯の愛佳ちゃん!
彼女の笑顔で癒されること間違なし、朝錬の成果もばっちり出ているようです。
もちろん何にでも全力投球の愛佳ちゃんの高潮した頬の赤さをみても窺い知る事が
出来ます。それにしてもアクションシーンはとても激しくて息を呑みました。

そんな時にちょっとハプニングが起こって、同じ体育会系の植田真介さんが
ちょっと足を挫いてしまったんです。
植田さんは「大丈夫です!」と、おっしゃったのですが、即芝居はストップ。
誰が何を指示する事も無く、救急箱やらスプレーやら
スタッフや他の役者さん達の植田さんに対する優しい心遣いや言葉の掛け合いに
とても暖かいものを感じました。
そして靴を脱いだ植田さんの靴の裏の溝・・つるつる(!!)でした。
(後から伺った所、植田さんの足は問題なく、大丈夫だったそうです♪)

外は小雨もちらつく寒い日でしたが、とても暖かく優しくでも垣間見たプロの世界。
でもやっぱ文学座って素敵だなあ♪劇団っていいなあ~★
と、改めて嬉しい発見をした一日でした。

1/26(木)~2/5(日) in 紀伊國屋サザンシアター
チケットは文学座もしくは、リンクさせて頂いている座員の方々へお願いいたします。
c0023954_23253289.jpg


画像については事前に劇団の許可を頂いています。無断転載はなさらないで下さいね★
by berurinrin | 2006-01-13 23:27 | 稽古場/舞台裏話

『アルバートを探せ』。。。アトリエらしい素敵な作品でしたね。
作品も素晴らしかったのですが、俳優達の魅力も盛りだくさん♪
楽しかった~!これで、いい年を迎えられそうです。

さて先日バックステージを舞台監督の黒木仁さんが案内をしてくださいました。
職人さんみたいにかっこよくて、声がとてもやさしいおじ様です。

いつものアトリエの入り口が分断されていてびっくりしながら
中に入ると客先を挟んだアトリエの中央にでーーんと、
真っ黒い巨大な細長い汽車の形の舞台が。。。
そう、この汽車のなかでアルバート探しの旅がはじまります。

この汽車は、アトリエのロビーの入り口を分断された所にある
左右の入り口の真ん中の黒い扉を開けたところが乗車口になります。

入ってすぐの左側に棚があって、なぜか黒いスプレーがおいてありました。
そして階段を上るとスライド式の引き戸が目につきます。
引き戸を開けると、アルバートの世界です。
舞台にあがってみると、とても高く幅も狭い感じがします。
それは舞台の板が透けて下の照明器具が見えるからかもしれません。
舞台の下は空洞になっているそうです。
今回の『アルバートを探せ』の照明が幻想的で本当に美しかったですよね。
それしてもこんな狭くて高い舞台のうえで、喧嘩したり、ころがったり
よく舞台から落ちなかったものだと俳優達の緻密な動きに驚きました。

Aブロックから見て、下手から上がって舞台を通って
上手側のスライド式の扉を開けて
下手と同じように階段を降りて、客席と同じ床に降り立つと
今度は汽車の屋根に行ける急な梯子がありました。
怖がり屋のわたしは上ることが出来ませんでしたが、見上げても高い!
そんなところで落っこちそうになったり、滑ったりの演技をされた
古川悦史さん佐川和正さん尊敬します!わたしには決して出来ません(><)

さて、見学を終えた後
黒木さんがアトリエについて色々お話をしてくださいました。
以前は、三越劇場と同じサイズの舞台があったこと。
そのなごりの壁の跡や舞台の高さや幅の基本サイズとか
客席の椅子もちゃんと計算された配置になっているそうです。

以前美術の石井強司さんから、アトリエの床に穴を開けた事があって、
それを知った杉村春子さんを泣かせてしまった・・と、
その泣かせた奈落の場所を教えていただきました。
アトリエの奈落・・・ご存知でしたか?
記憶をだどってみたら、最近では去年の春の研修科生の発表会
『靴屋の祭日』で使用されていましたね!
たくさんの歴史を詰め込んでいるアトリエ。
もし何か感じるものを見つけたら、たずねてみるのも楽しいかもしれません。
びっくりするような逸話があるかもしれませんね(笑)
by berurinrin | 2005-12-21 15:09 | 稽古場/舞台裏話