2006年 07月 01日 ( 1 )

6月アトリエの会『オトコとおとこ』 in 文学座アトリエ(7/1)

作   川村毅
演出 高橋正徳
美術 乗峯雅寛

日の丸航空の社員に対抗するのは、篠田さん(加納朋彦さん)に
「やさぐれ」と言われた3人衆(笑)

迫力満点の怪演振りを発揮されているのは映画監督の植松さん(櫻井章喜さん)
若かりし頃の野崎夏男さん(岡本正巳さん)とのけんか腰のやりとり・・どきどきします。
見事な体格と内緒話が出来そうも無い素晴らしい声量が胡散臭さと近寄りがたい
雰囲気をかもし出していますが、野崎さんがバレスチナでゲリラと
共に活動している時に電話口で文句を言いながらも
「正月には餅持ってそっちいくから。」って、植松さんの温かい友情を感じてぐっときます。
いい人じゃん♪人は見かけじゃありません(笑)いやいや、強面だったので・・

演出家は鶴木さんを演じた植田真介さん。
若手で、見た目も童顔な植田さんが、このメンバーに?と思いましたが
これがまたばっちりしっくりはまっていましたね。
『湖のまるい星』では剣道部の大学生を爽やかにコミカルに演じていましたが
今回は、全く違うキャラ・・気性の激しい鶴木さんを印象深く演じていらっしゃいました。
ドスをきかけた声や白くした頭に髭もとても似合っていましたね。

そして、日本酒を飲みながらサングラスの向こうの瞳はとても穏やかに
一人違う世界で、故人を思われていらしたような作家の瀬川さんは中村彰男さん。
『著名人』では丸刈り頭の囚人さんでしたが、すっかり髪も伸び白く染めた髪が
ダンディで男の色気が出て素敵すぎます。が、。。。フランス人記者(笑)
よみがえっちゃったのはフォーラム『結婚』でのフランス貴族の白タイツ姿(爆)
付鼻にインチキフランス語、すごーく楽しそうに演じていらっしゃいましたね。
もしかしたら同一人物だと思っていらっしゃらない方もおられたのでは・・・(笑)
パプニングイベントでのバットの振りも最高です。
でも、ラストのシーン。
瀬川さんの手が震え持つグラスに伝わるその立ち姿に瀬川さんの
野崎さんに対する思いが静かに熱く伝わってきました。もう最高でした。

さてこの日のアトリエお当番、チケットをもぎってくださったのは
かっこ素敵な征矢かおるさん♪
前回のH.H.G『メゾン・ド・セゾン~セゾン・ド・メゾン』で弾けた次女。
青年団との交流シリーズ『地下室』では、唯一まともな記者の役でした。
征矢さんは次回のH.H.G『3KNOKS』で加納朋之さんと組まれます。

明日は『オトコとおとこ』千秋楽です!
ぜひお見逃し無く!!!
by berurinrin | 2006-07-01 21:28 | 文学座観劇感想