『Vision of Tokyo』『円生と志ん生』『R&J』

文学座の中堅.若手ユニットのHHG公演
『Vision of Tokyo』サイスタジオで観劇。
客席約60席ほどの小さなスペースで、無駄なものが一切無いシンプルな舞台装置、シンプルな照明。主演は浅野雅博さん。浅野さんは等身大の役柄の喜怒哀楽の表現の上手さはピカ一だと思う。それに間の取り方も素晴らしい!かなり好きな役者さんなので、贔屓目に観てしまうけど、本当に上手いんだもん!(かっこいいし★)
今回HHG公演は同時2作品上演との事で、もう一つの『Knob』は来週観て来ますが、
『Vision of Tokyo』を観劇後、楽のチケットを又購入してしまった!(* ̄m ̄)プッ
また、観たくなる作品です。

『Vision of Tokyo』の前の日、友人と渋谷BUNKAMURAで待ち合わせてランチ。
友人はその後『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』を観劇。
私は紀伊国屋ホールで、
こまつ座『円生と志ん生』。とても悲惨な話なのに、なぜか笑ってしまう。出演者達がとてもチャーミングで
気の利いた台詞の応酬。ワクワクして最後まで楽しく魅入ってしまった。
先月、演出の鵜山仁さんにお会いした時、「台本がまだ・・・(苦笑)」
よかった初日が開いて(^-^o)♪

『R&J』パルコ劇場
チケットが売れていないと話を聞いて、じゃあ観ようかなあ~って思って急遽観に行く。
確かに後ろの席3分の1ほど空席があり、両脇にカメラが入って(撮影日だった)
こんな席の空いた芝居を観るのも久しぶり。
男性4人がシェークスピアの“ロミオとジュリエット”を演じていくという話。
若手4人の芝居なので、発展途上とい感じが否めない。それに滑舌が悪い。
でも地味で難しい芝居に食らい付いていこうとしてる気迫が感じられて
小気味が良かった。カーテンコールの浦井健治君の笑顔が眩しかった。
by berurinrin | 2005-02-13 12:20 | 観劇感想