『初雷』バックステージ見学

初雷』は、津田家の居間が舞台となっています。

戦後建てられたこの邸は、一度も建て替えをせずに増築や手直しをしてきたそうです。
お兄さんの篤志さん(清水明彦さん)が自動車メーカーに就職した時に、
立派な玄関に改築されたという、中央奥の玄関口からバックステージ見学がスタートです♪
今回は、演出補の今村由香さんが案内をして下さいました。
演出の藤原新平さんの横には、今村さん!と云われるほど強力なタッグを組まれて
おられるそうですが、とっても気さくでユニークなちゃめっけのある素敵な女性です。

玄関口から、まず目に入るのは花瓶です。
理子さん(倉野章子さん)の心くばりで毎回、お花が替わっていましたね♪
花瓶の隣は、大きな靴箱?取っ手が付いていますが、これは絵(笑)開かない扉でした。

靴箱を背に、客席に向うと中央に居間があります。
居間を真ん中に上手側には、生前にはお父さんのお部屋
(今では、篤志さんの書斎です)を覗いてみますと
壁には、色紙に絵が掛かれた額が飾られ、本棚には難しい本がぎっしり・・・・。
本棚の本は、亡きお父さんのもので、他にも沢山の書物は、そう・・台詞にありましたね(笑)
「裏庭の書庫に・・・・」って。
山岡さん(早坂直家さん)が、お線香をあげたのもこのお部屋でした。
そう・・お線香もチーンという鉦もありました。
客席からは見えない部分ですが、山岡さんは、きちんと所作をされているそうです。
お線香の煙の筋が見えて、香りもほのかにわたしの居た客席まで漂ってきました。
この煙の筋は、こだわりがあったそうです。
煙の筋が見えるようにセットであるバックを濃い目にして、
煙が上手く流れるように工夫があったそうですよん。

お父さんのお部屋から、中央の居間に戻ると
客席から見て、居間の上手側(右側)にはガラスの扉の付いた戸棚がありますが
よっく目を凝らすと、戸棚の中にモノクロの写真が入った写真立てがありました。
どなたの写真?判明できませんでしたが、亡きお父さんが写っていたかもしれませんね。
戸棚の上の時計・・よく見ると針がありません(笑)
この時計・・時を刻むというよりもお父さんの思い出の品として飾っているようです。

そして、戸棚の右側には新しい液晶テレビがで~んとしつらえておりました。
っと、ここで液晶テレビの画面を見ると・・なんか割れてる?
「新品だと高いから(苦笑)」・・・壊れてるテレビでも、ちゃんとリサイクル♪ですね。
その下のテレビ台には、ビデオデッキとDVDプレーヤーが重ねておいてあり
となりには、テレビドラマや映画を録画した保存のビデオも数本・・凝ってます(笑)
TV情報誌が何気においてあったり・・
普通にある、ある(笑)という風景です。

居間の中央(舞台の中央)に戻って、下手側(左側)には、理子さんのお部屋がありました。
通常お芝居の最中では、内側を見ることはできませんが
お部屋の中には、カバーの掛かった鏡台と箪笥がしつられていて、箪笥の上には本が数冊。
その中に、古びた大学ノート・・・・お姉さんのノート発見!!!
見つけたときは、うわぁ!!っと声を挙げてしまいました。
年季の入った「お姉さんのノート」2冊。。。
智子さん(上田桃子さん)の嫁入り道具だと思うとキュン(><)

俳優達も、このセットを自分の居心地の良いものにする為に、
色々私物を飾ったりしたそうです。
例えば、電話台にあったお花の置物やポットを置いていた棚の横に立て掛けてあった
“なべしき”・・倉野章子さんの私物だそうです。
何気なくおかれてありましたが、倉野さんらしい可愛い小物たちでした★

生活感漂う・・津田さんちの居間。
わたしも一度お茶に呼ばれてみたくなりました。
最寄り駅は『東府中駅』(特に設定はなかったそうで皆さんで決めたらしいです)
・・・迷わず訪ねられるかしら(笑)
by berurinrin | 2007-03-06 14:08 | 稽古場/舞台裏話