新国立劇場オペラ『カルメン』

新国立劇場オペラ『カルメン』 in 新国立劇場・オペラ劇場(1/19)

作曲 ジョルジュ・ビセー
台本 アンリ・メイヤック/リュドヴィク・アレヴィ
原作 プロスペル・メリメ
指揮 アイナルス・ルビキス
再演演出 澤田康子
演出 鵜山仁

スペイン・セルビアが舞台。
ホセ(ガストン・リベロさん)は、心優しい婚約者ミカエラ(浜田理恵さん)
を大切にする真面目な伍長さん。
ある日タバコ工場で働く自由奔放で魅力的なカルメン(ケテワン・ケモクリーゼさん)
が女工達と喧嘩をして、逮捕されます。
ホセがカルメンを連行しようとしますが、カルメンの魅力の虜となり彼女を逃がして
しまい、その責任を取ってホセが逮捕されて投獄されてしまいます。
出所したホセはカルメンに会いに行きますが
偶然見かけた上官とカルメンの関係に嫉妬したホセは、上官に決闘を挑み
カルメンの云うがままに、密輸団の仲間になってしまいます。
全てを捧げてカルメンに尽くすホセ・・。けれどもカルメンの心はすでにホセからは遠く・・
彼女の目線の先には、彼女に好意を持つ闘牛士エスカミーリョ(ドミトリー・ウリアノフさん)の姿が・・・

さて新国立劇場オペラパレスも三度目のわたくし
そう…鵜山さん演出『カルメン』も初演、再演、再々演の三度目の上演です。わかりやすいでしょ
でもね
まだまだやっぱわからないクラッシックの世界。
再演の時に??だった再演演出というシステム。
今回もそう…やっぱ気になるのが第一幕の市場のシーン。
やけに活気がないのですよ。なんかそろりそろーりと歩き回る市井の人々。
初演の時に、このシーンでがやがやとざわざわと声なき声が聞こえてきて
市場のにぎやかな活気が空気振動を通して伝わってくる不思議さに感動したものです。
音楽がまたゆったりめな気がして
第一幕のラストで、ホセの手引きでカルメンが逃げるシーン。
荷台に乗っていたオレンジが、円を描いてポーンと投げられて…
なんか軽い気がしたんですよね。
けれど、たばこをくゆらせやってくる煙草工場に勤めている女性たちが登場するシーン
アンニュイというか、けだるい雰囲気と歌声の美しさといったら本当に美しいシーンで
彼女たちに絡む男性たちが思い思いのカップルになっていく姿にドキドキしてしまいます。
そして二幕からは、本当に美しくてはかなく見えて、とても素敵な舞台だったと思いました。
やっぱオペラ最高!

その中でもカルメン!
今回のカルメンは、もう可愛いですね。アヒル口で(^◇^)もうまさに小悪魔(苦笑)
ホセがへろへろになっちゃうのも理解できちゃいます。
だって可愛いんだもん
それに怒った時のあの目、あの表情…やばい。
ホセも純朴そうな青年(青年というには微妙な感じですが…)どんどん落ちていく姿が哀れで…

休憩時間は25分X2回。
三回目だからちょっと慣れてきた(笑)
ほらほら、休憩時間にブルスケッタ食べちゃった♪美味~
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奥のドリンクのコーナーでは、かのちゃんがお仕事していて
久々に再会できてうれしかったです。

と、文句ばっかいっちゃった…でも、本音は初演のコピーが観たいわけじゃないからね。
とはいえオペラのプロダクションってお金がうーんとかかるから
新たになにかというとかなり難しいかもしれませんね。
う~ん。難しいけど、やっぱ鵜山さんの新しいオペラ作品が観たいです。

1/19(日)、1/22(水)、1/26(日)、1/29(木)、2/1(土) in 新国立劇場オペラパレス



by berurinrin | 2014-01-28 21:11 | オペラ