2010年 02月 21日
シルバーライニング・プロデュース公演vol.21『招かれた客』リリオホール
作 ダビット・ファラオ
翻訳 佐藤康
演出 鵜山仁
横浜初日から約一週間後の2回目公演は、亀有にあるリリオホール。
つーことで行って来ました♪
初のリリオホールは亀有駅前ショッピングビルの9階。わかりやす~い
画像をとってこようと思ったのですが
行きの電車の中で、胃がしくしくと痛くなり半泣き状態。
帰りは帰りで貧血で、係りの人にご迷惑をお掛けしてしまい・・ぐだぐだのふ~らふら
まいったまいった・・・。
こち亀の像も写メできなかったぁ・・・(><)
でもちゃんとお芝居は堪能しましたよ。
ジェラール(風間杜夫さん)とコレット(久野綾希子さん)夫妻の下の階の住人・アレックス
(綾田俊樹さん)は、ジェラール家で水漏れの修理を自ら進んで手伝っている最中に、
失業3年やっとさジェラールの職活が実を結び、その内定の話をたまたま聞き及び
最終選考の上司ポンテニック(川端槇二さん)を招いての自宅ディナーの助っ人を
自ら勝手に始めます。
なにかと世話焼きのアレックス・・・
どたばたの末に、ジェラールは仕事を手に入れますが
「包装の仕事」を「放送の仕事」とか
「赤ワイン」を「赤いお肉」と間違って買ってきたり
泣いたり、叫んだりと大忙しの衝動的で感情的で単純なジェラール、コレット夫妻と
完璧さを追求しがちなアレックスとの行き違いが、面白おかしくて
人柄は悪くないんだけど・・この怪しげで押し付けがましいアレックスが
実際に隣人でいたら、本当にいやだなぁ(笑)なーんて
実は、完璧なアレックスが職活5年目という・・ちょっとびっくりの告白がありましたが
それもなんとなーく、会社が雇いたくない、雇いづらい・・・いわゆるめんどくさい人間。
それもわかる感じが綾田さん演じるアレックスから匂っていて、これまたユニークです。
とはいえ、影の主役は・・・ぶくぶくぶくっ~(笑)っと、
なまずのにゃんこちゃんでしょうか?
絶好のタイミングで、ゆらゆらと水の泡が浮かび水中から外の世界を覗くような
マンガちっくな場面・・インドネシアの工場赴任が決まった彼らに
「ぶくぶくぶくぅ~いきたくなぁ~い」と、囁くにゃんこちゃん。
きっと一番冷静に回りを見ていたのは、にゃんこちゃんだったのでしょうかねぇ(笑)
初日は、横浜の共済ホール。そしてこの日は亀有・リリオホール
次回は三越ホール(もちろん観に行きますよ!!)と、首都圏にいながらも
同じ作品を違う劇場の雰囲気を味わいつつ贅沢な気分も満喫!
なかなか素敵じゃありませんか?!ねえ★
えへへっ、鵜山さん
もちろん客席におられました~
お忙しそうだったので、さくっとさくっと・・・きっと、あんまり鵜山さんが
かっこよかったので、くらっとしちゃったのかもしれませんねぇ~がははっ(汗)
醜態をみられなくてよかったです。
2/13(土) in 県民共済みなとホール
2/21(日) in かめありリリオホール
3/16(火)~3/21(日) in 三越劇場
by berurinrin
| 2010-02-21 23:10
| 観劇感想