四国・丸亀★

しっかしぃ、寒かったぁ四国。
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行きの飛行機の中から富士山です。
「向かい風が強いので、いつもより低空で飛んでます」とアナウンスがあって、お陰で富士山が
すごく近くに見えました。
旅には必ず本を持っていきますが、今読んでいるのは「死者の軍隊の将軍」(イスマル・カダレ松籟社)
主人公の将軍が、戦争で死んだ兵士たちの遺骨を発掘し、母国に持ち帰るという任務を帯びて、
異国の地アルバニアに向い、戦地で果てた死者と向き合うお話。
ちょっと変わった本が好きなのです。(興味がある方、お貸ししますよぉ)
音楽は、布袋(笑)ろっけんろーるでございます。
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高松空港からバスと電車に揺られて丸亀に正午に到着。
ホテルに荷物を置いて、せっかくだから“うどん”食べに街を散策・・っと、思ったのですが
お店が、どこも閉まってる?!(><)
うげっ、唯一開いてるお店はあったものの、実は、一人でレストランとか入れない小心者。
“うどん”は、諦めて、丸亀城に行こう!!
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とはいえ、丸亀城の上の天守閣に行き着くまでは、いくつも心臓破りの急な坂が(><)
最初の坂を10歩ほど上って、やっぱ引き返そうと思って振り返ったら
後ろを歩いていた家族連れの方に「これからですね!頑張りましょう!」と、言われ・・うげっ
頂上まで、家族連れの後ろをよたよたフラフラになりながら到着しました。
でも眺めは最高!!
この後、拝見する『ゆれる車の音』の会場、丸亀市民劇場もくっきり見えました
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帰りも、急な坂をおっとおっとと下りたきたら、門の近くで女性に声を掛けられました。
ここで毎日絵を書いて、観光客にご自身の書かれた絵のポストカードをプレゼントされているそうで
ファイルの中に沢山描かれているポストカードから「好きな絵を選びなさい」と
一枚頂きました。「横浜から来た」というと、「今日一番遠い人だわ」と
選んだポストカードの裏に名前と「丸亀城・お城サロン/12/20嫁入り」と書いて下さいました。
お堀には白鳥!絵も優しくて、添えてある言葉も温かい・・。
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ホテルに戻って支度を整えて会場へ

丸亀例会は今回が最後で、会場は次回から高松に移るそうで残念な報告がチラシに書かれていました。
どこの鑑賞会も本当に厳しい現状です。
鑑賞会の運営委員をさせて頂くと、全国どの会場でも無料でお芝居を観せていただけます。
無料とはいえ、地元の会員さん達の会費で運営されているので、せめてチケット代・・と思い
毎回、鑑賞会に差し入れを持っていくのですが、人が閑散としているようでなんか寂しい気が・・
そんな様子をロビーで見ていたら、製作のAさんと文学座の社長Tさんに遭遇!
びっくり顔のAさんは「鵜山さん来てますよ!!」(*^_^*) Tさんも社長といえども
若々しくて(もちろんお若いです)素敵な女性の方で、毎回気安くお話して下さるんです。ありがたいです。

終演後、バラシの真っ最中の忙しい最中なのに楽屋へお邪魔しました。
お茶場のお片づけをしているのは、あっこちゃんこと鈴木亜希子さん。
素顔は、おとなしい楚々とした姿の太田志津香さんも荷物と格闘中。
そんな狭い楽屋の通路の先に、うきゃー鵜山仁さん!!!はっけーん★
「高松は雪だって言っていたよ」っておっしゃる割には、軽装すぎる(笑)鵜山さん。
すると通りすがりに栗田桃子さんが「もう、演出家ったら、ちっとも顔見せなかったんですよぁ(笑)」と
あららっ、それは、それは鵜山さんにお伝えしちゃっていいのでしょうか??
「言っちゃって下さい(笑)」鵜山さんに「・・だ、そうです(笑)」
すると今度は、山本郁子さん「ホントに、ちっとも顔見せないんですよ」あらら(笑)
鵜山さんってば、後ろ向いちゃいました・・ぷぷぷっ
「米子で雪を見た」とおっしゃる田村勝彦さんや鵜澤秀行さんの爽やかなお姿を拝見できて、
ほんと皆さん、さっぱりして素敵な笑顔が輝いています。
打ち上げに参加される皆様とお別れして、一旦ホテルに戻ってから
近くのコンビニにビールを買いに行き、一人くぴくぴやりながら、ちょっと余韻に浸っておりました。

さて、翌日は早めにホテルを出て、電車で高松駅へ
せっかくなので、海を見てきました。いやぁでも風が冷たい
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とっとと駅に戻り、高松空港行きのバスへ

と、空港に到着したら、なんとベンチに制作のAさん発見
周りを見渡すとあらあら文学座関係者の方々ばかり(笑)伺うと同じ飛行機!いやぁ
「これはもう、運命ですね」とAさん。うひゃ運命?!と、も一度、ある人を目で探していると
「でも鵜山さんは、一つ前の飛行機だったんですよ」がっくし凹
演出補の露田俊哉さんのお姿が「えっ!こんなところで(笑)」相変わらず、素敵なお声です。
照明の栗原亜衣さんは、抱き枕を抱えて「打ち上げの景品があたっちゃって(笑)」と
お仕事スタイルは、パンツ姿でさっそうとされてますが、スカート姿がとっても可愛い~い!
お土産屋さんの前には、松尾勝久さんが笑顔でご挨拶。太田志津香さんとも再会(*^_^*)
飛行機に乗り込むまで、社長、山本郁子さんと栗田桃子さんとベンチで座って
公演中のこぼれ話や鵜山さんのこと、お芝居の事、色々お話させて頂きました。
あ~楽しかった。鵜山さん、くしゃみは出なかったか?ちと心配ですが・・
でも、やっぱり文学座には、素敵な俳優さんが沢山いらっしゃるのに、なぜ鵜山さん?!と聞かれ
今更ながらですが、やっぱ鵜山さんが一番!とぜーんぶ大好きなんですぅと、あははぁ
自分でも不思議なんですけど、全く気持ちがブレないのです。もう何年も・・いつも新鮮。
鵜山さんの作品は、どれも全て大好きだし、その姿勢、生き方も尊敬してるし、姿もかっこいい♪
そんな鵜山さんの足を引っ張らないように、ファンとしての品格を持たなくちゃ。うん。

そうこうするうちに羽田に到着、出口まで郁子さんとお話しながら歩きお別れした時に
後ろから声を掛けてくれたのは、元気な二人(笑)鈴木亜希子さんと柳橋朋典さん!
搬出の時にわたしの姿を見つけてくれたと、柳橋さん。うれしいです!
今度は忘年会で会いましょう!!と、みなさんと本当にお別れしていたしました。

あ~楽しかったぁ、遠征たのしいぃ
文学座のみなさん、優しく接してくださってありがとうございます。
思えば今年の遠征、極寒の旭川が最初でした。楽しかった・・・。
来年も鵜山さんの追っかけ遠征ありそうだし、実現できることを楽しみ明日から勤労がんばろう!

追伸
一日留守をすると、甘ったれの長男・茶りん君が、べったりくっついてきます。
添い寝して、私の腕枕で寝起きのショットです(笑)
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by berurinrin | 2009-12-23 22:14 | 日常