語り芝居の会『でえく』vol.20のお知らせ

構成・演出・制作  早坂直家 

日時 9/15(土)13:00 / 16:30
    9/16(日)13:00 / 16:30  
    9/17(月・祝)13:00 / 16:30    

出演 川辺久造、早坂直家、神保共子、藤堂陽子、中川雅子 以上文学座
    山本亘、井上文彦、石部雄一、和田幾子、西澤愛泉、あらい汎、末木利文
   (打楽器)横田大司

於 浅草・木馬亭

料金 前売一般・全席自由 3,000円 
      
前売開始予約  受付中

詳細は→リンクさせて頂いている語り芝居の会「で・え・く」へお願いいたします。

公演20回目を迎えた『でえく』おめでとうございます!
心からお祝い申し上げます
早坂直家さんのライフワークというべきこの『でえく』
今回の演目は『寿限無』『三枚起請』『粗忽長屋』『居残り佐平次』の4本。
なんかどきどきする演目の並びですねっ!!
by berurinrin | 2012-08-26 18:14 | 外部出演

非戦を選ぶ演劇人の会 ・ピースリーディングvol.15
『私(わん)の村から戦争が始まる ~沖縄やんばる・高江の人々が守ろうとするもの~』
in 全労済ホール/スペースゼロ(7/24)

作   清水弥生、瀬戸山美咲、坂手洋二
演出  鵜山仁
演出補 永井愛
照明  賀澤礼子

『沖縄県、東村高江(ひがしそんたかえ)は、沖縄本島北部の「やんばる」と呼ばれる豊かな森に囲まれた、
約160人が住む小さな集落です。
 このやんばる地方には広大な在日アメリカ軍施設「北部訓練場」があり、
隣接する高江集落でも昼夜問わず軍用ヘリコプターが上空を飛び交っています。
 1996年、日米両政府による「SACO合意」に基づいて、
米国は北部訓練場の約半分を返還することを約束しました。
沖縄の負担は軽減されるはずでした。
 ところがある日、高江集落を囲むように、米軍のヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)を新たに6つ、
増設する工事が始められました。
北部訓練場一部返還の条件として、返還される部分にあるヘリパッドを
高江に移設するということが取り決められたためです。
話し合いを求める住民の声を無視して計画は進められていきました。
 2007年の夏、このままでは高江に人が住めなくなる!
と考えた高江の住民たちは、工事現場の入り口で、座り込みを始めました。
そして2012年夏、日米政府は沖縄に、欠陥の指摘される垂直離着陸機・オスプレイを
配備しようとしています。』
(『非戦を選ぶ演劇人の会』H.Pより参照させて頂きました)

オスプレイの大きさって知っていますか?
このスペースゼロに、一機がすっぽり収まる大きな機体を持つ軍用機。
スペースゼロの客席数が、約600席としても
普通のヘリコプターより遥かに大きなものだということがわかります。
そして二つの大きな羽の直径が約11mだそうで、機体のトラブルが起こった際は、この羽が
機体から外れる作りになっているそうで、その羽が、もし頭上に落ちてきたとしたら・・
大惨事は免れないし、その責任は、誰も取ってくれないのです。
ネットで、オスプレイを検索するにつけ、なんて代物を日本に備えようとしているのか?!
やっぱり納得はいきません。
そして、今、一つの集落を潰そうとする大きな工事が国を挙げて行われつつあります。
その集落を無くすことは、自然破壊にもつながる大きな大きな恥ずべき行為です。
それに対して6年も前から道路で座り込みをしている住人達がいます。
美しい自然やんばるの森とそこに住む珍しい動物たちと共に生きて
共存関係を築いていた東村高江の住人達でした。
彼らは特別な志があるわけではありません。
今の私たちのように普通に暮らす。
ただそれだけを求めておられます。
どうしてそれが許されないのか?わたしには納得できません。

去年に続き2度目のピースリーディングに参加してきました。
恥ずかしい話、鵜山さんが演出をされなかったら
きっと拝見する機会がなかったと思いました。
でも、観ちゃったから、知っちゃったから・・今は、NOとしかいえない。
沖縄に米軍の基地があって、平和条約があって、
何か日本に危機が起こったら守ってくれるかもしれない
3.11の大震災の時は、トモダチ作戦でいち早く救助の手を差し伸べて頂きました。
ありがとうございます。
沖縄で訓練中に民間を巻き込んだ事故が起こった際は、日本の警察が関与できず
また米軍兵による事件に対してもさもありなんで
被害に遭われた方々の心情はいかばかりか・・
遡れば戦後、沖縄の人たちの住居や開墾した畑を没収し軍事基地に作り変え
その上、沖縄人を未開の原住民だと思って新たに本国からやってきた米軍兵士たちの
蛮行は、それはそれはひどいものだったそうです。
ベトナム戦争のときは、高江の人たちをベトナム人に見立てて訓練をしていたと
恐ろしい事です。

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↑新ゴーマニズム宣言『沖縄』編で復習なぞ・・f(^_^;)
(このシリーズほとんど持っていますが、『台湾編』もなかなか凄いです。)
かなり小林さんの本は過激なので、内容はすべてだとは思っていませんが
歴史を知る上で、私にとっては大事な情報源です。
でもほんとなんか・・私たちは、沖縄の人たちに、戦中、戦後とずっとずっと
負担をかけっぱなし・・・これ以上、いや、まだ負担を強いらせようとしています。
それも他人事のように・・・いいんでしょうか?!いや、よくない!

子供の頃、遊びに行くたびに祖父母が本を用意してくれていました。
ある時渡された『ひめゆりの少女たち』という本を読んで以来
遊びに沖縄には行っちゃいけないと子供心に思いまして、
実は一度も行ったことがありません。
きっと今後も観光で行くことはないと思いますが
もし行く機会があったら、高江に行きたいです
つーか高江を目的に行きたいと思います。

と、前置きが相変わらず長くてすみません(すでに書き始めて3時間は経過してますがf(^_^;))
スペースゼロのロビーはすでに活気に満ちていて、みなさん手弁当でノーギャラ
物品販売も寄付集めもみなさんの手によるものです。
そんな物品コーナーには、恒例のTシャツや手作り缶バッチ、そして高江の染物の手ぬぐい
缶バッチと手ぬぐいを購入させて頂きました。↓これかーいいでしょう♪
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缶バッチには、飛べないと鳥ヤンバルクイナと人魚姫のモデルのジュゴン!
知っていますか?ジュゴンって沖縄にもいるんですよ★
でもヘリパットが出来ちゃうとジュゴンの棲家の湾は消滅して絶滅してしまうそうです。
またヘリパット建設のために道路が出来て、車の往来が増え、
のんびり歩くヤンバルクイナが車に轢かれて死んでしまう事故が多発してるそうです
写真が展示してありました(涙)

舞台は、まさに今、遠く沖縄、東村高江で24時間座り込みされている風景が
再現されていました。
ヘリパット建設を強行しようとする建設作業員も同じ沖縄の人たち。
彼らも好きでやってるわけじゃない苦悩する側面もみえてきます。
高江の人たちの説得に手を止める作業員。

いったいこのこの国を動かしている人たちは、何を思っているんでしょうか?
台詞にあった通りに●oogleで高江の写真を検索すると、雲のように白い影が映ります。
そこに米軍基地があるから作為的にそうしてるのが一目瞭然。
なんとかせにんといかん・・ですね。
わたしもちゃんと考えます。
高江の現状を知るには→やんばる東村、高江の現状

文学座からは、寺田路恵さん、山谷典子さん、沢田冬樹さん、采澤靖起さんが
ご参加されていました。
おばあを演じられた寺田さんの魂の叫び・・・やっぱりNOと答えます。

7/18(水)、7/19(木) in 全労済ホール/スペースゼロ
by berurinrin | 2012-08-14 21:39 | 観劇感想

朗読座プロデュース第一回公演『日本の面影』 in 俳優座劇場(7/12,7/20)

作  山田太一
演出 鵜山仁

日本に来日したラフカディオ・ハーン(草刈正雄さん)は、
松江で英語教師となります。
そんなハーンさんの身の回りの世話をするのはセツさん(紺野美沙子さん)
日本に魅せられ、セツさんの語る日本の昔話に魅せられ、
温かい松江の人たちと友情をはぐくみ、ハーンさんは、セツさんと結婚します。
冬の寒さが厳しい松江から、家族と共に熊本に移り住んだハーン一家。
ところが近代化の流れが押し寄せ、ハーンさんの思い描く日本の美しさは
失われつつあります。

小泉八雲さんといえば
誰もが知っている怪談話「耳なし芳一」「雪女」。
とても恐ろしいお話なのですが、一方的な怖さだけじゃなくて、
妖怪や幽霊にも私たち同様の感情があって、悲哀の上にあるお話・・
そして反対に人間のおろかしさや滑稽さが浮き出てきちゃう気がします。
でも、小泉八雲さんという人物について知っていることは以上・・終了(苦笑)
相変わらず勉強不足でf(^_^;)

朝の空気の中、ハーンさんが耳に入ってくる様々な音をセツさんに
聞きながら新鮮に嬉しそうに反応する姿を見て
なんか子供の頃を思い出しました。
幼少時代、江ノ島の神社につながる参道で
土産物を営んでいた祖父母の家によく泊まりに行ってました。
祖父の土産物屋の向かいの老舗旅館は、祖父の兄弟が経営し
江ノ島神社の総代を務めていた祖父の後ろをくっついて歩きまわっていただけに
毎回、参道の入り口から両脇に並ぶ土産物店を左右に挨拶をしながら、たどり着くという
なんせ初孫だったので、島の皆さんに可愛がってもらった記憶があります。
どのお店もほとんどが1階が店舗で、その上が住居スペース。ベランダの下は参道。
夜は泊り客の下駄の音がカランカランと響き、
夏の朝は、かき氷用の氷を運ぶリアカーと氷を切る鋸の音がシャッシャと響き
休みなく鳴く蝉の音や、夕方なぜか音楽が放送されていたっけかなぁ「エリーゼのために」♪
お店で、作っていた売っていた「夫婦饅頭」の蒸かしたばかりの甘い香り
そのあんを作る小豆と砂糖を混ぜ合わせる機械の緩やかな音・・
これが私の日本の面影なのかも・・
今の江ノ島は、小洒落た茶屋が出来て、スパや名物い○焼きなんて・・いつから?!
食堂がレストランに変わって、日用品のお店がサーフショップに変わっていたし

日本が大好きなのに、日本の食事も大好きなのにお肉の美味しさが忘れられない
それを残念がるハーンさんの人間らしさ
セツさんの記憶で語る昔話をわくわくしながら聞くハーンさんの無邪気な姿を見ていたら
こんなに無条件に日本を愛してくれたハーンさんに対して
私たちは、なんてことをしてしまったんだろう・・
そう思ったら、自然に涙が出てしまいました。
草刈さん演じられるハーンさんが、優しくて、異国で出来た家族に対して温かくて、
一つしか見開くことの出来ないまなざしが、きらきら煌めいていて
胸にぐっときました。
そんなハーンさんを傷つけてしまって、ごめんなさい
そして今、3.11の震災以来、加速した近代化に対して
より便利さを求めてしまった私たちが
大きなしっぺ返しを受けています。
まさにハーンさんの憂いていた事が現実になってしまったのでした。
日本を愛してくれたハーンさん以上に、私たちが日本を愛して
私たちの日本の面影をもう一度蘇らせらることができたら・・
「美シイ。ヨイ」と、どこからかハーンさんの声が聞こえてくるかもしれません
このタイミングでこの作品に出合えたことに感謝しています。

さて、文学座からは、堅物でかくしゃくとしてなんか愛らしい(笑)
セツさんの養祖父・稲垣万右衛門さんを演じられた
金内喜久夫さん。
人間関係もまたハーンさんにとって美しい日本の姿だったのかもしれませんね。
そんな事に思いを馳せるほど金内さんの姿は、とても素敵でした。

ハーンの父・チャールズと熊本時代の同僚・佐伯信孝さんは、石橋徹郎さん。
どちらもワンシーンではありますが、ハーンさんにとって厳しい人物でした。
佐伯さんというのは、実際の人物だったそうです。
ハーンさんに対して近代化の必要性を訴える佐伯さんの言葉は、
まるで自分に言い聞かせているような理不尽さを感じてしまいまして・・
実は、本当はもしかしたら時代が違えばハーンさんの良き理解者になっていたかも
しれない人物だったのかしら・・と思ったのでした。

松江時代、ハーン先生にお肉を食べてもらって
元気になってもらおうと画策する生徒さんら
小豆沢さんは、今年、研修科を卒業して新準座員に昇格された宮内克也さん。
研修科二年生の時に『思い出のブライトンビーチ』にご出演。
野球好きなユージーンを演じられました。
身近で屈託のないユージーン少年を演じられた時の宮内さんは
とても無邪気だったのに
ここ最近、彼の芝居の表情が同じに見えます。
研修科時代のリーディング『マクベス』を引き摺っちゃってるのかなぁ~
ユージーンと小豆沢さんは、国も教育も育ちも違えど年齢が近いはず。
あの頃の素直な笑顔をまた舞台で魅せて欲しいです。
もう一人は、研修科二年生の渡辺大海さん。
アトリエの会『 MEMORIESテネシー・ウイリアムズ[1幕劇一挙上演]』で
運送会社の社員を演じておられました。

正面のふすまを開けると、真っ黒の紗幕の先に
美しい松江の風景がまるで見えるかのようなセット。
両側の小さな町並み・・左右の渡り廊下の先を想像してしまう美しい舞台でした。
セツさんの側で息絶えるハーンさんのラストの先に、
さて、ハーンさんの気持ちをどうあなたは考えますか?と
思わず胸にぐっと刺さる言葉を投げかけて、がーんとやられた初日の私でした。
そんだけ、わたしの感情のど真ん中に入ってくる作品を作って下さる
そう・・演出は、鵜山仁さんなのでした(*^_^*)

二回目に拝見した時は、丁度、英語字幕のある日で、
外国の方がちらほらと客席でお見かけして
ちょっと不思議な感覚がありましたが、字幕も舞台の邪魔にはならなかったのですし、
何より客席から楽しまれてる感じが伝わってきました。
いいアイデアですよね。
通常の芝居にも、字幕を導入する事ができたら、日本にいる外国の人たちに
芝居を楽しんで頂けるかもしれないですよね

7/12(木)~7/25(水) in 俳優座劇場
by berurinrin | 2012-08-13 23:11 | 観劇感想

西瓜糖第一回公演『いんげん』のお知らせ

作  秋乃桜子 

演出 松本祐子

美術 石井強司

照明 賀澤礼子

日時 9/3(月)~9/9(日)

出演 奥山美代子、山像かおり 以上文学座
    猪野学、瓜生和成、駒塚由井、実近順次、
    中嶋祥子、森田順平、若松武史

於 SHINJYUKU SPACE雑遊

料金 前売一般 3,800円 (当日4,000円)
   学生 3.200円 注)観劇日要・学生証
   

前売開始予約  受付中

詳細は→西瓜糖H.P

また新たなユニットが今年産声を上げました
その名は西瓜糖(すいかとう)
文学座の誇る才能あふれる3人の女性たちのユニットです。

女性演出家として、劇団及び外部での活躍も忙しい松本祐子さん。
女優としてだけでなく秋乃桜子さんとして作家としても活動中の
山像かおりさん。
幅広く女優としてご活躍中の奥山美代子さん
この個性的で魅力たっぷりな三人のユニット
今後の姿目が離せません!!

ちなみに今回、わたしのウン十年の付き合いの親友が、
ご出演者の猪野学さんのファンでありまして
実は水面下で作戦を色々練っておりました(笑)
こういう形で、巡り合ったのもなんか不思議な縁を感じます

がんばれニッポン!(笑)いや西瓜糖!
まずは第一回公演の成功を応援しています!
by berurinrin | 2012-08-12 21:32 | 外部出演

文学座創立75周年記念
紀伊國屋書店提携
文学座本公演『タネも仕掛けも』のお知らせ  

作   佃典彦

演出  松本祐子

日時 11/2(金)~11(日)

出演  金内喜久夫、坂部文昭、粟野史浩、木津誠之
    玉井碧、吉野由志子、神保共子、藤堂陽子、奥山美代子 
     

於   紀伊國屋サザンシアター

前売開始予定  文学座:9/29(土)
           

入場料  入場料  一般6,000円
     夜割4,000円(11/2及び5のみ)
     以下、文学座のみ取扱い
     ユースチケット(25歳以下)3,800円 注)観劇日要・年齢を証明するもの
     中高生2,500円 注)観劇日要・学生証 
     夫婦割10,000円
         

チケット取り扱い   文学座チケット専用0120-481034(10:00~17:30日祝除く)
              電子チケットぴあ0570-02-9999(Pコード416-587)
             e+(イープラス) http://eplus.jp/ bungakuza(PC.携帯共通)
             キノチケットカウンター紀伊國屋書店 新宿本店5F
                (店頭販売のみ10:00~18:30まで)
              文学座H.P http://www.bungakuza.com(Gettiiより)


問い合わせ:文学座  TEL.03-3351-7265((10:00~18:00日祝を除く)

佃さんといえば、やっぱ『ぬけがら』!アトリエの会で初めて拝見した時の
あの衝撃は忘れる事はできません!
友達にも観せたくて・・でも当日券でもチケットは完売になっちゃうしと
で本公演での新たな『ぬけがら』もこれまた面白かった・・
前回同様、どんなびっくりの仕掛けが飛び出すことやら
すでにマジシャンのお話・・というだけで、もうヤバい(笑)見逃せませんねっ!!
by berurinrin | 2012-08-12 20:51 | 文学座公演情報

サイスタジオ公演 vol.28
Happy Hunting Ground vol.12
『リビング・ウィル尊厳死の宣言書』

作  加納朋之

美術 乘峯雅寛

音響 栗原亜衣

日時 8/23(木)~8/30(木)

出演 中村彰男、加納朋之、高橋克明、
   山崎美貴、山谷典子、佐古真弓、鈴木亜希子 以上文学座
   井上倫宏(演劇集団 円)

於 サイスタジオコモネA 

料金 当日・前売共に一般3,500円/学生2,500円

   
前売開始予約  受付中

詳細は→『リビング・ウィル尊厳死の宣言書』ブログ

いつもの演出家を置かずに自分たちで作品を創造していくスタイルに
戻った今回のH.H.G!
やりたいことを形にする先駆者たち・・それがH.H.G!
今年の夏もやってくれます!
劇団にとっても劇団ファンにとってもH.H.Gの存在は
とてもとても大きなものだと思います。
今回は、加納さんの書き下ろし。
いつも思うのですが、H.H.Gを観た後
心に何か波紋を残してくれる・・ざわざわしたもの
今を生きる私たち同様に、演じる彼らのその姿が、
取り巻く環境や社会・・色んな疑問を囁きかける気がします。
楽しんで、悩んで、今年の夏もH.H.Gは、明日の勇気を与えてくれます。

unksの前にH.H.G?!H.H.Gの後にunks?!
もしくは昼夜で観れる日もありますョ(笑)
どちらも見逃せない!スケジュール帳とにらめっこ(笑)
嬉しい悲鳴が聞こえてきそうですね(*^_^*)
by berurinrin | 2012-08-12 19:58 | 外部出演

unks第四回公演『世界の果て』のお知らせ

原作 中村文則(「世界の果て」文藝春秋 刊)  

構成・演出 上村聡史

美術  乘峯雅寛(unks)

出演  上田桃子、亀田佳明、斉藤祐一、細貝光司(以上、unks)

   
日時 8/28(火)~9/2(日)

於  渋谷GALLERY LE DECO5(ギャラリー・ルデコ5F)

前売開始予約  受付中

          
入場料  全席自由席/前売当日共に2,500円
★初日割引 2,500円→2,000円  

企画・制作 unks
       

チケット取り扱い及びお問い合わせ unks公式ページ   

unks(アンクス)とは、文学座所属の
上田桃子さん、亀田佳明さん、斉藤祐一さん、乗峯雅寛さん細貝光司さんら
才気溢れる彼ら同期のメンバーが企画構成するユニットです。
今回は、彼らunks同様41期生の上村聡史さんが演出として参戦です。
また新たな試みで、どんな驚きの舞台を魅せて下さるのか?
どうぞくれぐれも見逃して後悔しませんように~
by berurinrin | 2012-08-12 19:21 | 外部出演

8月~主な外部出演

★小林勝也、松山愛佳『十三人の刺客』8/3~18赤坂ACTシアター(チケットスペース03-3234-9999)8/21~29新歌舞伎座(新歌舞伎座06-7730-2121)
★高瀬哲朗、上川路啓志、藤側宏大、牧野紗也子、千田美智子『親鸞わが心のアジャセ』8/30~9/1浅草公会堂(オフィスのいり042-369-9570)9/4神戸市民文化ホール(本願寺神戸別院078-341-5949)9/5アルファあなぶきホール(塩谷別院0877-22-3016)9/6リーデンローズ(備後教区教務所0849-24-5759)9/8出雲市民会館(本願寺山陰会館0852-21-4747)9/10.11山口市民会館(本願寺山口別院083-973-4111)9/12ALSOKホール、9/13呉市文化ホール、9/14さくらピア(本願寺広島別院082-231-0302)9/17宝山ホール(西本願寺鹿児島別院099-222-0051)
上記作品浅草公演のみ公演文学座支持会・パートナーズ倶楽部会員特別割引があります。詳細→オフィスいのり TEL042-369-9570へお願いいたします

★渋谷はるか『THE TUNNEL』8/10~14座・高円寺1(座・高円寺チケットボックス03-3223-7300)
★鵜山仁(演出)櫻井章喜、林田一高『芭蕉通夜舟』8/17~9/2紀伊國屋サザンシアター(こまつ座03-3862-5941)9/19西東京市保谷こもれびホール(西東京市保谷こもれびホール042-421-1919)
上記作品東京公演のみ公演文学座支持会・パートナーズ倶楽部会員特別割引があります。詳細→こまつ座 TEL03-3862-5941へお願いいたします
★高橋礼恵『この子たちの夏』8/17~19世田谷パブリックシアター(世田谷パブリックシアター03-5432-1515)
★塾一久、たかお鷹、原康義、廣田高志、横田栄司、星智也、田中宏樹『トロイラスとクレシダ』8/17~9/2彩の国さいたま芸術劇場(彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939)
★鵜山仁(演出)『或るクリスマスの出来事』8/24、25渋谷区総合文化センター大和田 伝承ホール(グループN  margarit-n.m@ezweb.ne.jp)
★加納朋之(作)、中村彰男、加納朋之、高橋克明、山崎美貴、山谷典子、佐古真弓、鈴木亜希子「H.H.G vol.12『リビング・ウィル尊厳死の宣言書』」8/23~30サイスタジオコモネAスタジオ(双葉&沘㈱スタジオ事業部03-5375-1118)
★塩田朋子『シュペリオール・ドーナツ』8/25~9/10ザ・スズナリ(加藤健一事務所03-3557-0789)
★上村聡史(構成・演出)、上田桃子、亀田佳明、斉藤祐一、細貝光司「unks第4回公演『世界の果て』」8/28~9/2渋谷ギャラリールデコ5F(unks
★山本郁子『友情~秋桜のバラード~』8/29前進座9/4~13草月ホール(劇団絵生03-5715-6933)
★采澤靖起『ボクセン』8/29~9/3シアターX(劇団1980 03-3321-7898)
★秋乃桜子(作)、松本祐子(演出)、奥山美代子、山像かおり『いんげん』9/3~9/9SPACE雑遊(西瓜糖070-6463-0980)
★得丸伸二『人形の家』9/7~9シアターグリーン(演劇集団JOKO03-6907-9213)
★西岡野人『Gift』9/7~9日暮里d-倉庫(d-倉庫03-5811-5399公演中)
★高瀬久男『ロミオとジュリエット』9/28~10/27能登演劇堂(能登演劇堂プロジェクト0767-66-2323)
★若松泰弘『ふるあめりかに袖はぬらさじ』9/28~10/21赤坂ACTシアター(チケットスペース03-3234-9999)
★鵜山仁(演出)今井朋彦、城全能成、川辺邦弘、松角洋平、倉野章子10/3~21『リチャード三世』新国立劇場小劇場(ボックスオフィス03-5352-9999)
★石田圭祐『ルーマーズ』10/18~」11/4ル・テアトル銀座(パルコ03-3477-5858)
★坂口芳貞、中村彰男、太刀川亞希『季節のない町』10/4~8あうるすぽっと(あうるすぽっとプロデュース03-5391-0751)
★浅野雅博、佐川和正、亀田佳明、栗田桃子『るつぼ』10/29~11/18新国立劇場小劇場(ボックスオフィス03-5352-9999)
★高橋正徳(演出)『エキスポ』11/1~11日暮里d-倉庫(ハイリンドinfo@hylind.net)
★渡辺徹、石橋徹郎『ハーベスト』12/?世田谷パブリックシアター(世田谷パブリックシアター03-5432-1515)

*お問い合わせは( )までお願いします
by berurinrin | 2012-08-11 23:36 | 外部出演

『千に砕け散る空の星』

『千に砕け散る空の星』 in シアタートラム(7/21)

作 デヴィッド・エルドリッジ/ロバート・ホルマン/サイモン・スティーヴンズ
翻訳 広田敦郎
演出 上村聡史
美術 乘峯雅寛

ブラックホールが真珠のように繋がっているコズミック・ストリングという現象が
宇宙規模で発生し、それにより宇宙は千の欠片に砕け、世界の終幕は一週間後に迫っています。
ベントン家の母・マーガレット(倉野章子さん)には5人の息子たちがいて
末期の大腸ガンに侵された長男・ウィリアム(中嶋しゅうさん)は、
実家のあるミルファームで母の介護を受けていました。
死期を前にしてウィリアムは、ロンドンから戻ってきた三男のジェイムズ(中村彰男さん)に
家族全員で最期の時を迎えたい・・そう願いを託すのでした。

もうまもなく地球が滅びてしまう。
その事実は避けられようもなく、命の終わりに向かって、こくこくと時が刻まれているとしたら
あなたは、誰と
もしくはその時をどう過ごしますか?

わたしは猫達と過ごしてるかなぁ~ぷぷぷっ
いつものようにりんりんと茶リン君の世話をして、四方には亡きベルの写真が飾っていて・・
そう・・やっぱ自分の部屋で、静かにその時を待っているかもしれない
もしかして、今みたいにパソコンの前でカチカチしたりして(苦笑)

あっ地球の滅亡と関係があるのかないのか?
五男のフィリップ(牧田哲也さん)と次男ジェイク(大滝寛さん)の孫・ロイ(碓井将大さん)の
死者と交信をしたり、出会う前から二人が繋がっている感じ?が伝わる不思議な能力・・

誰もが逃れられない数日間の運命であるなら
多分、数日前からTVやラジオでは、最後の瞬間をどう過ごすか?とかの特番が流れ、
新聞、雑誌も特集記事が出て
ちょっとお祭り気分になって、ハイな人たちがいるかと思いきや
最後だから何をしていいやって、無法な輩も出来てきたりで、ちょとしたパニックも
飲食店は、もしかしら内輪のパーティがあったりして・・
けれども最後の最期は、騒ぎも収まって、TV、ラジオも放送を終了して、お店は閉じられ
皆んなそれぞれの場所に帰って、過去を振り返ったりしてその時を待つのでしょうか?!

もし帰る場所がなかったら・・・。

母の母(祖母)は、結婚初夜に夫(祖父)の暴力によって身ごもり、
その後、祖父とは夫婦の関係はなかったそうです。
そして母は結婚し、5人の息子に恵まれます。
幼い頃から祖母の愛情を与えられずに育った母は、子供たちへの接し方を知りません。
愛はあるのに、伝えるすべを知らない・・愛情の存在さえも定かでない母。
哀しいかな息子たちも同様に、一人一人心の壁に囲まれて、成長し、おのずと家から離れていきます。
夫は大腸がんで亡くなり、長男は、今や大腸がんの末期・・母親の世話を受けての生活ですが
世話される側、する側と、互いに淡々と義務的な役割を果たしているようで、
そこにはわずかばかりの病気の遺伝という形で辛うじて血縁の絆が残っています。

ぎくしゃくしながらも少しずつ寄添って、残りわすかな時間を過ごす彼らの姿は
様々な傷を心に負いながらも、確実に静かにそこ深くつながる愛情が沁み透っていくようで
砕け散った欠片は、元には戻らなくても、そこにあればそれでいい。
そんな単純な答えをみせてくれた気がしました。

演出は『連結の子』も記憶に新しい文学座のイケメン(笑)上村氏
上村氏が、ロンドン留学中に出会った作品だったそうです。
数人の作家による共同執筆との事・・ちょっとシーンにノイズがあったり
素直じゃないけど、意外とまとまり感のあるSFというよりもリアルなお話でした。
なんかね。みんな死んじゃう最期の時に、すでにばらばらに状態だった家族が
一つにまとまってウンネンって、なったらあまりにも嘘っぽい。
水鳥の飛び立つ羽音が何かを予感させつつ
微妙な距離感を持ちながら、同じ場所に居る・・それが精一杯の彼らなりの表現で
その姿が、言葉以上に伝わってこみ上がってくるものがあるのです。
素敵なラストシーンでした

さて文学座からのご出演者は
冷ややか固い表情の内側には、瑞々しい感情が溢れた母・マーガレットを演じられたのは倉野章子さん。
ジェイムズ演じる中村彰男さんの妻・ハリエット(西尾まりさん)にハグされて
とまどいながら、おずおずと背中に手を回すしぐさ・・
ぽろぽろと硬い表情が、剥がれて内側の姿が見え隠れしていく過程の
細やかな繊細さ・・それが、ラストの表情に出ていたと思います。
そんな倉野さんは、『連結の子』では高原直哉さん(金内喜久夫さん)の家の隣に住み
何くれと世話好きなお茶目な寿子さん。寿子さんのハワイ旅行の日焼け顔(*^_^*) ・・
いまでもしっかり目に焼き付いています(笑)

母に愛された記憶のないジェイクを演じられたのは、大滝寛さん。
やはり愛情を上手く娘に伝えられず
娘もまた自分の息子との関係が構築できずに、結果、娘ニコラ(安藤サクラさん)は家を出て
孫のロイの世話をしつつも、その関係はぎこちないもの・・
子供の頃の記憶というのは、根深いものなんだなぁ~と思います。
確か、忙しい食事の時間に、買ったお惣菜・・
でも、お皿に移しただけでも、その手間を子供は愛情だと受け取ると本に書いてありました。
意外と愛情って気づかないうちに伝わるもんなんだなぁ~と思いましたが
そんな簡単な事が欠如してしまう悲しさ・・
ジェイクと孫ロイ、そして娘ニコラ、ロイと母・ニコラとの関係の互いに溝を埋める術を知らない
そこに繋がるニコラの悲劇・・たまらない結末でした。
その事実を知ったらジェイクは、どうなっちゃうんだろう?!
そんな大滝さんは『長崎ぶらぶら節2012』では、
豪快で朗らかな青年のような古賀十二郎先生を演じられておられました。

知的な雰囲気を持ちながら、屈折した感情を持ったジェイムズ。演じられたのは中村彰男さん。
妻に対して屈折した感情があって、それは普通の事を普通に行う妻の行動を理解できない・・
そうとは思わず母親の愛情を求めてしまっている事の戸惑いなのか・・
一見、知的な雰囲気を漂わせているだけに根深さを感じます。
そんな彰男さんは、『NASZA KLASA(ナシャクラサ)私たちは共に学んだ』
では、のちに司祭となるポーランド人ヘニェクを演じられていました。

そして、この客席の頭上も他人事でなく、今にも落ちてきそうな隕石の欠片に包まれた、シンプルでかつ美しくて悲壮感が漂うこの美術は
文学座の誇る天才美術家★乘峯さんの手によるものです。

拝見したこの日の休憩時間
目の前に可憐な女性の後姿が・・と、思ったらおもむろに声を掛けて下さったその女性(笑)
なんと『長崎ぶらぶら節2012』で、鵜山仁さん♪の演出助手を務められていた稲葉賀恵さん!
髪を切って、シャープでかっこいい感じ・・って事で(笑)
今回は、上村氏の演助だったそうです。
なかなか大胆で、オモシロイ稲葉っち(笑)
『長崎ぶらぶら節2012』可児公演で、帰りの無人駅の切符販売機を壊すいう
すぎちゃん並みのワイルドさに脱帽したものです(笑)
まぁ、そこんとこは置いておいて、この稲葉賀恵さん
きっと近い将来、お仕事でもワイルド振りを発揮されます。
このお名前、ぜひ記憶に留めていて下さいね。

で、上村氏と稲葉っちのご厚意で、ちょこっと皆さんにご挨拶に楽屋を訪問させて頂くと
お~走り回ってるのは、『ボーイング=ボーイング』で舞台監督をされていた神田成美さん!
今回も裏方で走り回っていたのでした。
また近いうちに神田さんのやりたいもの魅せて欲しいです!頑張れっ
元気印の神田っちも、あれ髪切った!!

さて今回の作品・・かなりの挑戦があったと思います。
伝え合えない愛情の断片と落ちてきた隕石の欠片、そして砕け散っていく世界
私たちの体も心も、住む世界もジグソーパズルで出来ているみたい
そんな余韻に浸りながら帰路に着いたのでした。

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今回のパンフとチラシです
なんとパンフにはDVDがついていました!すごい!かっこいい~!!
(実は、まだ見てないのですが・・・f(^_^;))

7/19(木)~7/30(月) in シアタートラム
by berurinrin | 2012-08-10 23:54 | 観劇感想