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文学座アトリエ補修工事 ご寄付のお願い

文学座アトリエ補修工事 ご寄付のお願い

一口: 5,000円(この額に限らないそうです)

振込先:郵便振替 00150-5-774207文学座アトリエの会

文学座通信に記載される場合があるそうです。
匿名でのご寄付をご希望の場合は、払込用紙の通信欄に「匿名希望」とご記入ください。


お問合せ先:文学座03-3351-7265

思えば、2年ほど前にアトリエで子供のためのワークショップがありまして
甥っ子と参加してきました。
アトリエの床を転がって楽しむ甥っ子の指に棘が刺さりました。
その時は、アトリエの床の棘が刺さるなんて光栄!!なんて言ってました(笑)
でもよくよく床を見ると、ささくれのように木目が傷んでいるのがよくわかります。
以前、3mmのひずみが大けがを招くと聞いたことがあります。
彼らの流した汗と涙を吸い取った床の傷みはかなりのものだと思います。
アトリエは文学座の座員、関係者、そして私たちファンの宝物です。
加藤武さんの言葉に同意され、私たちが出来るささやかな協力にご賛同できる皆様
どうぞよろしくお願いいたします♪

改めて御一読下さいませ→文学座アトリエ補修工事 ご寄付のお願い

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by berurinrin | 2012-04-30 16:49 | イベント

文学座発表会・第2回リーディング/こんな作家はどうですか?『落下する鳥』

文学座発表会・第2回リーディング/こんな作家はどうですか?『落下する鳥』
                         in 文学座新モリヤビル2階(第3稽古場)(4/27)

作   長田育恵(演劇ユニットてがみ座主宰)
主催 文学座文芸研究委員会
協力 文学座企画事業部

ト書き(高橋礼恵さん)
筆記者(上川路啓志さん)の前で、漫画家の僕(大場泰正さん)は語ります。
同棲しているキミ(上田桃子さん)が、僕を支え生活費を稼いでいます。
文鳥を飼いたいと言ったキミとの会話の後、僕は、ふらりと電車に乗ってオクノサワに行ったこと。
そこで、もっきり屋で働く不思議な少女(鈴木亜希子さん)と、少女の客という徳次と寛治(共に吉野正弘さん)との出会い
そして僕の少年だった頃、母と交わしたエピソード・・・。
でも、それらの出来事は・・・・

ひさびさに文学座に行って参りました。
前回のアトリエの会は、ベルの介護やら父の入院やらで拝見することが出来なかったから
ホントに久しぶり~。
モリヤビルの入り口で、山崎美貴さんと横山祥二さんとばったり(*^_^*)
美貴さんは5/4(金)~下北沢シアター711『時の女』にご出演。お芝居でヒロインを演じられるそうです。
横山さんは5/11(金)スタート『長崎ぶらぶら節』後半戦ツアーが始まりますねっ!!
もちろん私も、またぶらぶら♪させて頂きまぁ~す
お二人から、亡きベルに温かい言葉をかけて頂いて・・ほんとベルも私も幸せもんです

さて、新モリヤビルの1階では、5月のアトリエの会『NASZA KLASA(ナシャクラサ)』のお稽古中。
なんか歌声?!が聞こえてました♪やはり今月からサニーサイドシアターで演出作品があるという
見た目以上にオモシロイ演出家の中野志朗さんとエレベーターに乗って2階のお稽古場へ(*^_^*)
入り口には、幹の会+リリック『王女メディア』で活躍中の斉藤祐一さんと、
なんかいつも企んでる(笑)あやしいイケメン演出家の上村聡史さん
受付では、いつも穏やかに微笑んでおられる南一恵さんがいらっしゃいました。
座内発表会だけに、客席は関係者の方がほとんでした。
通路はさんで、めっちゃ綺麗なお二人・・塩田朋子さんと富沢亜古さん♪
亜古さんのピンクのサンダルがとっても可愛~い★旅先で買われたそうです
いつもおしゃれなんですよねっ
と、イタリアに行って来たという元気印の吉野実紗さんがやってきて、わたしの隣へ
イタリア留学中の大演出家ノリ君こと高橋正徳さんにローマを案内してもらったそうです。
「高橋さんイタリア語話していたよ」「へぇ~すごーい」なんて(笑)ノリ君、元気そうで何よりですねっ!
今は、充電期間を満喫してるみしゃ★
本公演『エゲリア』に向かって、なんでも吸収していこうとしてる姿勢が、頼もしいみしゃなのでした・・

さて、まずは文芸研究委員会を代表して、得丸伸二さんからご挨拶がありました。
文学座と新たな劇作家との出会いをご紹介したいという主旨のもと
今回は、てがみ座主宰の長田育恵さんの作品を紹介して下さいます。
本来は、色んな作品を読んで発掘していくそうですが、
なんと今回は長田さんの方から、このリーディングの為に描き下ろしを書いて下さったそうです。

と、いうことで約1時間40分程の作品が始まりました。
内容は、もしかして今後、どこかで上演されるかもしれないので
あまり深く作品の事を語らない方が良いと思うので割愛しますが
つーか、観た人すべての意見が違いそうな不思議なストーリーなのでしたf(^_^;)
初めましての長田さんの世界に、冒頭からちょっと戸惑い、そして驚き、裏切られ、あ~やられたと
しなやかでタワミがあるのにゴツゴツとした異質な雰囲気があって
展開するシチュエーションと言葉の波に自分のイメージが、時に飲み込まれ
必死に追っ掛ける形になってしまうことが、しばしばあったのですが
なんか嫌じゃなかったというか、どちらかというと好きかも(笑)
自分のイメージに裏切られf(^_^;)観たことのない世界を魅せて頂けて、とっても嬉しかったです。

終演後は、出演者の方々と長田さんを交えてのアフタートークがありました。
司会進行は、てがみ座に3回ほど客演されているという僕を演じられた大場さんのお話。
本来は、旧作から抜粋してご紹介するのが、主旨なんだけれども
光栄にも書き下ろし★緊張と責任をもって出来たとおっしゃっていました。

てがみ座というのは、主催は長田さんで、演出はつど違うそうです。
今の長田さんが興味を持っているものが反映されるそうで、毎回作風が全く違う・・。へぇ~

観ようにしてはエグイ世界・・作家の長田さんは、ほんわかした雰囲気を持たれた女性ですが
しっかり自分の言葉をもっている素敵な女性でした。
2月頃にこのお話があったそうです。
あこがれの文学座で、自分の作品を書ける機会に恵まれた・・
失敗してもいいから全力でやりたかったそうです。
今回、文学座に書くことに対して、言葉を遠慮しないで書けることが出来た。とおっしゃっていました。
しゃべる技量について、文学座の方に対しては、心配することが全くないそうで
詩的な言葉・・たとえば、ラストのモノローグ。詩を心に置き換えて言葉として発してもらえるので
言葉に対する遠慮なくできたそうです。
今回は、地面がなくて不安定な世界を描かれたという長田さん。
どこまでも不確かなものを求められたそうです。
本来、信頼できるはずのモノローグ自体を疑う仕立てで、虚構の世界の大前提の信頼を揺らぐ作り。
役者は一度裸になってみないといけない。

大場さんが、普通役作りとして、「これはどういうつもりで・・」と
役者は、さまざまな関係性を作っていくそうですが
この本は、それをさせてくれない。
でも、日常生活ではよくあること・・と、おっしゃいます。
「なんで、昨日あんなこと言っちゃったんだろう」って
とはいえ「5日間のお稽古で出来るもんじゃない」と大場さん(笑)
今回演出家がいなかったので、みんなで話し合いをしながら作り上げたそうです。
なかでも、ト書き役の高橋礼恵さんが、普段は自分の役目線でとらえがちな所を
一方で長田さんのつもり、額縁の役割で良く見えたので、おのずと発言も多かったそうです。

このお話のベースは、漫画家のつげ義春さんのオマージュでもあるそうで
つげさんファンなら解るシチュエーションや言葉がまぶしてあるそうです。
と、つげ作品を一度も読んだことがなかった私・・・。
もちろん帰りに本屋さん直行でした(笑)
新たな出会いの場を与えて頂けて、貴重な時間をありがとうございました。

約30分程のアフタートークの後は、交流会。
桃子さんに「なんとなくunksと同じ匂いがする(作品)」と言ったら、「そう!」と桃子さん★
次回作のunks公演『世界の果て』(8/28~9/2)も楽しみですねっ
ちょっとした本番トラブルの打ち明け話で爆笑しつつ
でがみ座のファンになったという鈴木亜希子さんことあっこちゃんが
この企画、絶対出たくて、光栄だったと、嬉しそうに言っていました。
あっこちゃんにも闘病中からベルを心配してもらって、きっと今頃は、うん
あっこちゃんとこの亡くなったにゃんこと一緒に天国で走り回ってるんだろうねっ!って

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初めて買った・・つげ作品。とりあえず「ねじ式」と名作というネーミングに惹かれて「紅い花」の二冊。
もう、ねぇ~うわぁ~って感じですf(^_^;)
by berurinrin | 2012-04-29 23:25 | 文学座観劇感想

こまつ座第97回公演『闇に咲く花』

こまつ座第97回公演・紀伊國屋書店提携
『闇に咲く花』 in 紀伊國屋サザンシアター(4/21)

作   井上ひさし
演出 栗山民也

終戦後昭和22年の夏・・・。
愛嬌稲荷神社の神主さん・牛木公麿さん(辻萬長さん)を中心に
生きていく為に、戦争未亡人達とお面作りと闇米を得ることに精を出す日々。
そんな時、息子・健太郎さん(石母田史郎さん)の幼馴染の稲垣善治さん(浅野雅博さん)
が戦地から何とか無事に戻ってきました。
健太郎さんの戦死の報を受けて、思い出を語るうちに
ひょっこり健太郎さんが現れました。
これで穏やかな日々が戻ってくると誰もが思った時
GHQ法務局に勤める諏訪三郎さん(石田圭祐さん)が現れます。

いやぁ~すごい作品です。
3年前、初めてこの作品を拝見した時、その強烈なメッセージに打ちのめされた思い出があります。

A級戦犯、B級戦犯そしてC級戦犯・・・
前回の感想で、祖父の兄弟がフィリピンでB級戦犯として処刑されて
その後、と、ある雑誌に英文で書かれた遺書が掲載された話を書きました。
母曰く、リベラルな叔父さんだったそうです。
そんな母から貰った本は、母の母、私の祖母の弟で昭和天皇(当時、皇太子)の海外外遊随行、
通訳を務めていたという山本信次郎さんの自伝です。
「父・山本信次郎伝」(山本正)中央出版社
中学生の時に、カトリック信者となり、昭和天皇のバチカン訪問にも随行したそうです。
主に外交面で活躍したという信次郎さん。
海軍小将だったその制服姿で、片手にサーベル、帽子そして制服の胸には沢山の勲章が飾られ、
穏やかな表情の写真が載っています。
信次郎さんは、昭和17年2月28日(66歳)の時に病の為、自宅で亡くなったそうです。

そして「いわゆるA級戦犯」「天皇論」「靖国論」・・この内容がすべてだとは思いませんが
無知なわたしとしては、何度となく本箱からひっぱり出しての情報源なのでした。
信次郎さんが、終戦まで生きていたらどんな人生が待っていたのだろうか?
海軍の末路・・・どう転んでも、悲しいかな最悪なものしか浮かばない・・・

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で、なんつーんだろ、栗山さんの演出の井上作品の感想を書く時ほど、頭を抱えるというか
すごく難しいのです。
なんつーんだろx2f(^_^;)
う~ん、多分、自分の心にヒットする瞬間が、ズレるというか・・・チト違うというか
もうひとつ私の頭をガツンとやって欲しい(マ○か(笑))
わたしの感性がブレているのか?!うん。そうだ!!

と、ちょっと悪口を書いちゃったけどf(^_^;)
でも、すごい作品です。
地獄から天国へ、天国から地獄へそして絶望から平安へ
戦争によって激しい人生の振幅を味わいさせられてしまう人々の
それでも前に向かって生きて行こうとする健気さと潔さ
絶望という悲しみを背負った人たちだからこそ分かり合える何かが
きっと彼らの生に対する執着というか、明日へと突き動かしているのだと思います。
そしてどんな言葉で費やしても、この作品を脳裏に焼き付けるだけで
誰もが、二度と戦争を起こしちゃいけないと思うはずです。
だって戦争が起こす悲劇は人を選ばないんですから

文学座からは、前回が初こまつ座参戦だった浅野雅博さん。
健太郎さんの幼馴染で、野球部でそれもピッチャーの健太郎に対して
キャッチャー無二の親友・・神経科医の稲垣先生。
無邪気に過去を振り変えるには、楽しさと苦さと苦しさが入り混じったバランスのあいまいさを
時に狂気にも似た熱を発して語る姿に、エピソードの面白さに笑いつつも
同時に違和感と胸を突く痛みを感じさせます。
稲垣先生の語る野球部員の仲間たちの瑞々しい青春時代のすぐその先に潜む悲劇の結末は
尋常な人の生きた証としては、あまりにもむごすぎました。

戦争未亡人の田中藤子さんは、山本道子さん。
義両親との暮らしの中の辛さも、そのほんわかした明るさで健気に過ごす気遣いを
感じさせて下さいました。明るいムードメーカー役だからこその
他人にはなかなか見せることのない、ふとした時に垣間見える悲哀が伝わってくる気がしました。

実は三年前には、なかなか好きになれなかったんです(><)
健太郎さんを悲劇に、周り人たちを絶望に追い込む・・この人さえいなければって
憎まれ役のGHQ法務局に勤める諏訪三郎さんを演じられた石田圭祐さん。
好き好んで日本人を狩るような事をするわけじゃないですよね。
彼も理不尽の犠牲者の一人。その冷たい表情の向こうの姿を想像すると
やりきれない気持ちでいっぱいになってしまうのでした。

終演後、ロビーで偶然観に来られていた山谷典子さんと偶然再会(*^_^*)
いやんお会いしたかったぁ~で、山谷さんは、ご紹介したように
只今、韓国ツアーの目下お稽古中です♪応援してますよぉ→キャンプファイヤー
で、そのままご一緒に
浅野さんと石田さん、道子さんにお会いできました♪
魂が、ちょっと体から離れて浮遊してる状態でしたf(^_^;)いやいやお疲れ様です。
今回の舞台では、なかなかお目にかかれませんでしたが
笑顔がめっちゃ魅力的な石田さんなのです。
終わって直後でも元気な道子さん♪
これから夏まで長丁場のツアーで全国を回るそうです。
どうぞぐれぐれもお体に気をつけて下さいね

「実はね、この舞台装置は能舞台をイメージしてるんだよ」と教えて下さったのは
いつも気軽に話掛けて下さる・・こまつ座の制作のSさんでした。
と、いうのも演出をされた栗山民也さんは、能に魅せられてこの世界に入ってこられた方
そして前回上演された『雪やこんこん』の時代設定は、昭和二十年代の終わり28、9年って事は
『雪やこんこん』の演出は、鵜山仁さん♪るん・・いや♪るんじゃなくてf(^_^;)生まれた年?!
「井上さんは、俳優のアテガキだけじゃなくて、演出家にも当てて書いてるんだよ」
と、Sさんに教えて頂き、わわわっ思わず鳥肌が立ちました。
井上ひさしさん・・・・ああ本当にすごい作家いや作者。参りました。

4/19(木)~4/29(日) in 紀伊國屋サザンシアター
by berurinrin | 2012-04-27 23:04 | 観劇感想

おはなしDecoBee「あらしのよるに」出前ライブのお知らせ

おはなしDecoBee「あらしのよるに」出前ライブのお知らせ

千代田区読書振興センター主催
「こどもの読書週間」記念イベント

第4回<ことばと音のフェスティバル♪>
『あらしのよるに』朗読パフォーマンスライブ

日時 5/12(土)14:00~約一時間(開場13:30)

出演 おはなしDecoBee
   中川雅子金沢映子
   横田大司(パーカッション)

於  千代田区役所1F区民ホール

入場料無料・予約不要(定員100名:当日先着順)

対象 5歳以上~大人向け
(お子様お連れの方は、周りの方のご迷惑にならない様にご配慮願います)

問合せ 千代田区読書振興センター(千代田図書館内)
    03-5211-4289、90(平日10:00~18:00)

「あらしのよるに」きむらゆういち作(講談社より)
やぎのメイと、おおかみカブ、この2匹の物語を、言葉と音楽で紡ぐ朗読パフォーマンスライブです。
小さなお子様から、大人も楽しめる感動の物語。

ご家族と、お友達と、恋人と、ぜひ聴きにいらして下さい

中川さんからご連絡を頂きました♪ありがとうございます!!
かなり、かな~り楽しいライブだそうです!
だって、楽しむことに貪欲で、めっちゃ素敵なお二人の事、きっと最高に楽しいパフォーマンスを
魅せて頂けること間違いありませんからねっ(*^_^*)
でも、ワタクシ実は・・一度も拝見した事がないのです(><)
今回もこの日は遠征なう状態とほほ(泣)・・・

詳しい内容は、リンクさせて頂いてる中川雅子さんのH.Pへお願いします→文学座中川雅子のケータイHP
by berurinrin | 2012-04-26 23:22 | 文学座公演情報

文学座有志による『櫻の木の上 櫻の木の下』光州公演を前にしての公開稽古のお知らせ

文学座有志による『櫻の木の上 櫻の木の下』光州公演を前にしての公開稽古  

作  山谷典子  

演出 坂口芳貞

舞台監督/美術 乘峯雅寛  

照明 賀澤礼子    

    
日時 5/3(木)19:00~:5/4(金)19:00~:5/6(日)15:00 

出演 三木敏彦、加納朋之、高橋克明、駒井健介
   鬼頭典子、山谷典子、増岡裕子、福田絵里

於  文学座新モリヤビル1階

公演支援金 3,000円


           
なんと!あのRing-Bong第一回公演『櫻の木の上 櫻の木の下』が海外公演決定です!  
すごいですねぇ~
それも光州演劇祭に招かれての公演だそうです。
ご出演者である鬼頭典子さんが、昨年一年間、文化庁派遣在外研究生として韓国に留学されましたが
今回の公演実現も鬼頭さんの企画なのだそうです。
今、わたしの手元にその企画書がありますが、鬼頭さんの熱い気持ちが伝わる文面!!
いやぁ~すごい。まじすごい!
再演に当たって、台本も新たに見直し、演出家、キャスティングも文学座のみのメンバーとなっています。

ただいかんせん。有志の公演というのは、通常でさえ、交通費が出るか出ないか?!
ほとんどギャラのない世界。
今回のような大きなお話になってくると、とってもとっても内情が厳しいのです。
そんな彼らをぜひぜひ応援して頂きたくお願いいたします。

公開稽古希望の方、ご賛同いただける方は→キャンプファイヤー
(初期登録が必要になります)にてお手続きをお願いいたします。
寄付金額に応じて特典があります。(公開稽古見学は、3,000円以上となります)

詳しくはリンクさせて頂いてます山谷典子さんのブログIl est quatre heures.

文学座有志のユニット~初海外公演となる韓国での光州平和演劇祭を成功させたい!


下記は、山谷典子さんからのご挨拶を転記させて頂きました。
↓↓

拝啓。
あっという間に桜も終わり、鮮やかな緑が目に入るようになりました。
おかわりございませんか?

この度、私が台本を書きました「櫻の木の上 櫻の木の下」が、韓国の光州平和演劇祭に正式に招聘作品として招かれることとなりました。

主宰は、同期の鬼頭典子がつとめており、演出を坂口芳貞にお願いしています。

韓国の助成金だけでは、上演にかかる費用がどうしても不足してしまい、賛助をお願いしております。

以下のサイトに参加致しましたので、ご一読いただけますと、幸いです。

キャンプファイアー
http://camp-fire.jp/projects/view/223

(以上、転記)

もし賛同されて公開稽古をご覧になりたくて、キャンプファイヤーの操作がわからない時は
このブログに非公開コメントにてメッセージをお願いいたします。
その際には、①公開稽古希望見学日②寄付金額③メルアド、お名前及び連絡先お願いいたします。
責任をもって対応させて頂きます。
by berurinrin | 2012-04-22 11:21 | 文学座公演情報

文学座本公演『長崎ぶらぶら節』&交流会 in 可児創造センター 

文学座本公演『長崎ぶらぶら節』 in 可児市文化創造センター・小劇場(3/3)

作   なかにし礼
演出  鵜山仁

長崎には日本三大花街として数えられた丸山に、芸に秀でた愛八さん(平淑恵さん)
という売れっ子芸者がいらっしゃいました。
そして長崎を調べている著名な歴史学者・古賀十二郎先先(大滝寛さん)と
ひょんな事から出会い、古賀先先に惹かれていく愛八さん。
ある日、古賀先生から、長崎の古い唄を探す旅に誘われた愛八さん。
同じ頃、丸山に売られた少女・お雪さん(藤崎あかねさん)。そんなお雪さんに
自分の姿を重ねる愛八さん・・
そして、愛八さんは、古賀先生と唄を探す旅へと旅立ちます。

興奮冷めやらない終演後。
明るい光が差し込むロビーで、約30分ほどの交流会が行われました。
まずは、何をやっても粋でかっこいい愛すべき古賀しぇんしぇいの大滝寛さん。
「戦艦土佐」を沈める前夜でのシーンでは、お髭が見事な艦長さんや
愛八さんのパトロン幸兵衛さん他を演じられた石川武さん。
「長崎ぶらぶら節」をレコード吹き替えする話を提案して愛八さんのピンチを救った・・
ほんわかした西条八十先生こと大場泰正さんがご登場されました。
女優さん達は、和物のしつらいなので時間が掛かりますからねっ

『長崎ぶらぶら節』。。
この芝居の進行上、場面が変わるのは想像力で補わなければいけないので
初心者には難しい作品ではあるけれど
想像豊かに観て下さるお客様が多いと、
司会進行を兼ねる館長さんの感想から始まった交流会です。

「場面転換が多い芝居で、裏ではまさに運動会状態(笑)」と石川さん。
石川さんは、全7役を演じられているそうです。
「どうも人使いの荒い演出家で(笑)余っているやつは誰でも使う」
あららつ~と、人使いの荒い演出家さんは、もしや鵜山仁さんのことですか?!うきゃうきゃ
やはり、場面転換の多い演出について
「かなり暗転をなくしてスピーディに演出をするタイプの演出家でも
場面が変わると仕方ない。そこのところは作家ではないので難しいですね」
そうおっしゃりながら
「2回観てもらうと、よくわかります♪」と、ちゃっかり宣伝なんぞ・・お茶目な石川さんです。
可児公演は2回行われましたが、両日ともSOLD OUTだったんですよね~
そんな石川さんは、また9月『花咲くチェリー』で可児にいらっしゃいますョ

大滝さんは、文学座公演『風もつめたき櫻かな』、俳優座プロデュース『十二人の怒れる男たち』
そして今回で3回目の登場となる可児創造センターについて
「素晴らしい劇場」とおっしゃっていました。
設備が良くて、シャワー室がシンクになっているそうで
新国立劇場に似た空気を感じるそうです。
演じる方にとってストレスのない空間って大事ですよね
で、大滝さんが、びっくりしたのは、会員さんのお誕生日にバラを一輪お渡しするんだそうです。
そおいえば、私もバラを持った方を何人かお見受けしました。
可児市のお花はバラだそうで、ほっこりとする素敵なサービスですね。

さて大場さんは、可児版『わが町』にご出演されました。
3ヶ月間可児に通って、1ヶ月間滞在されたそうです。
毎日コースを変えてランニングをされていたそうで、「芝居に来たのか?!走りに来たのか?!判らない(笑)」
地図を照らし合わせて、くまなく走っておられた大場さん。
丁度、昨年の3.11の時も木曽川を走っていたそうで、
楽屋のモニターで震災をご覧になって愕然とされたそうです。
・・そうでしたか・・・。

この可児創造センターの佇まいは、高台にあって眺めも爽快で、ゆったりしているので
集う観客の雰囲気も、なんとなく穏やかに楽しむ姿勢が、劇中から客席から伝わってきました。
どこよりも近く感じる舞台と客席との空気感が、これまた良い感じに交じり合っての濃密な時間だったと思います。
とはいえ旅公演で、1,500~2,000名入る様々な大きな劇場で公演を重ねてこられた皆さん。
今回、可児のような300名位の会場で、芝居が大きくならないよう演技に気をつけられたそうです。
昨日、今日と可児公演で、昨日は、会場のキャパの違いに戸惑いがあったそうですが
凝縮した中で演じられるのは、幸せだとおっしゃっていました。

そこへ、支度を整えられた平淑恵さんと赤司まり子さんがいらっしゃいました。
料亭の女将、登美江さんことおかしゃまを演じられた赤司さん。
情だけにならないように演じられたという赤司さん。愛八さんとは情だけで語れない深い関係があって
大きな料亭を仕切る女性として、信頼されなければならない・・今も迷いながら演じています。と、おっしゃいました。
きっとその迷いが、人を束ねる懐の広い女性としての姿となっているのだと思いました。
その赤司さん。
劇団文学座について、地方でも演じられる芝居。アトリエで前衛的に行われる芝居。
また勉強会という小さな芝居で、交通費が出る程度のギャラで、常に様々な演劇をやっている活気ある劇団。
皆、生き生きと芝居をしている集団です。とおっしゃっていました。
ほーんとまさにその通りですねっ

「どんどん老けていく(笑)」
「実際の愛八さんは、70歳前だから、そんなに老けなくても(笑)勝手に演じちゃって・・」
と、お茶目に笑う淑恵さんです。
感覚的に今までの老いと衰弱をお客さんに想像してもらう為に演じられているそうで、
終演後は腰が痛くなるそうです。
あの後半のしゃがれた声を出す愛八さんと目の前の華奢で美しい淑恵さんが同一人物なんて
女優さんって凄いですよねぇ~
「あのお百度はすごい見せ場ですね」という司会の方の声に
くるくる廻されるから、何をやらされるんだろうと思われたそうです(笑)
もうすぐ100ステージ。
「初演からキャストが変わって、作品が濃縮され、また違う芝居が生まれる」とおっしゃる淑恵さん
毎日違う新鮮な気持ちで向き合えるそうです。

大変、遅くなってしまいました・・。
残念ながら、鵜山さんは来られなかったのですう
鵜山さんの作品は大好きだし、それも文学座じゃぁ~尚更ね、ってことで来たわけです。
「みなさんに宜しく」という鵜山さんからの伝言を、皆様にお伝えしたところ
逆に大滝さんや淑恵さんに「鵜山さんによろしくお伝え下さい」と云われました。あははっ
今年の前半線ツアーの最終地が、ここ可児創造センターでした。
取って頂いた席が、下手側最前列でして、本当に舞台が近い
いや近いってモンじゃなくて、舞台の延長線に客席があるような(笑)かなりウレシハズカシテレクサイ・・(笑)
でもこの大きな作品を、まるでアトリエ並みな空間で拝見できる幸せと醍醐味は、そうそう味わえない
何度も拝見してるのに、あまりの臨場感に、うわぁ~と胸にぐっときて、感動しちゃって・・ヤバイヤバイ
キリシタンの場面は、ろうそくの温度さえ伝わってくる・・そんな感じです。
虐げられた人たちが、顔を上に向けて愛八さんとしぇんせいを見守るその姿にも感涙・・
どの場面もヤバイ・・・ホント来て良かったです。
激しい感情の流れがあるわけではないのですが、じんわりしっとり伝わってくる
悲しい別れが魂の再生に結びつく・・・美しい作品です。

この日、実は宿泊予定だったんですが
翌日、愛猫ベルの尿検査があり、急遽ホテルをキャンセルして、日帰りにしたのでした。
交流会が終わって、とっとこ最寄り駅に到着したら
すでにどこぞの一団が(笑)と思ったら、『長崎ぶらぶら節』ご一行さまでした。
あんなに激しい舞台を努めて、もう帰路につけるなんて、さすが旅慣れしてる皆様です。
そんな皆様と電車に揺られ名古屋駅まで、
あーでもない、こーでもないと、鵜山さんがくしゃみしまくるような(笑)お話から
舞台のこぼれ話、ペットの話まで、ぶらぶら~楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。
なぜか、私が混じっても全く違和感がないと云われ・・そんな自分も全く違和感なく
そう皆さん、オフは本当に等身大の魅力たっぷりな素敵な人たちなんですよ

後半戦ツアーは、5/11(金)から四国ブロックの皆様お楽しみに~!!
わたしも楽しみです!ってことは?!
モチロンまたどこぞの土地でぶ~らぶら(笑)でございます
by berurinrin | 2012-04-19 20:23 | 文学座観劇感想

イッツフォーリーズ公演『ミュージカルでないスペシャルな「天切り松 最終版」』

イッツフォーリーズ公演『ミュージカルでないスペシャルな「天切り松 最終版」~とん平一座 8年間の旅路』
    in アトリエフォンテーヌ(4/14)
ミュージカル『天切り松』人情闇がたり
 
原作 浅田次郎(「天切り松 闇がたり」集英社刊)
脚本 水谷龍二
演出 鵜山仁

スペシャル『天切り松 最終版』
構成・演出 井上一馬

現代のと・ある留置場。
老人・松蔵(左とん平さん)は、今日も語ります。
“闇がたり”といって、六尺四方から先には聞こえないという夜盗の声音を使って・
それは松蔵がまだ子供だった頃の大正時代。
義賊と呼ばれた目細の安吉親分に引き取られた
幼い松蔵さん(金村瞳さん)の目から見たいくつかのエピソード・・
それは、今や死語になりつつある義理と人情の溢れた世界です。

本編は、4つのエピソードからなる物語を休憩入れて3時間程の作品ですが
スペシャルということで、その中の3つのお話が展開されました。
清水の次郎長親分の手下・小政(井上文彦さん)の
古き良き時代の渡世人の流儀に生きたお話「残俠」。
湯屋に行くお金を無くした男の子イサオ(西垣陽子さん)と知り合った
説教強盗の寅弥さん(井上一馬さん)が、陸軍大臣の家に強盗に入る「初湯千両」。
そして左とん平さんを中心としたリーディング形式で展開された
網走刑務所に囚われた親分に会いに行く「銀次蔭杯」。
ミュージカル『天切り松』の総集編のような構成で、初見の人にも親しみやすい作りになっています。

初演は2004年ここアトリエフォンティーヌで幕を開けた『天切り松』
とうとうこの日の昼夜の公演。回数でいうと200そして201回をもってラストステージになったそうです。
思えば、初演を見逃しましたが、再演から拝見し続け
紀伊國屋サザンシアター、アトリエフォンテーヌ、亀有リリオホールと首都圏以外に
極寒の旭川、台風に見舞われた直後の四日市と追っかけさせて頂きました。
ホント楽しかったなぁ~

この作品の、独自のとん平さんのスタイルで、私のミュージカルの概念を変えてくれた気がします。
なんで、この作品が好きなんだろう私・・・
なんか温かいんですよね~一つ一つのエピソードが、沁みてくるんですよ。
でもって、気持ちが良い場面がいっぱい詰まってるんですよ。
音楽も歌詞も、直球(笑)なので、すんなり五感に入ってくるし
とん平さんの世界の中に、ふわっと包まれて、こぼれるように出てくるさまざまな昔語り
小政さんの仁義を切るシーンや寅弥さんの説教やら・・。
喜怒哀楽がちりばめられた大好きな作品でした。マジなんか寂しい・・・

カーテンコールでは、とん平さんの独自のユニークなMCでご出演者全員を紹介されて
夜の部では、脚本家の水谷龍二さんと鵜山さんが登場されました。
そーいえばチラシの出演者にしっかり鵜山さんの名前がありましたっけ(笑)
舞台に登場された鵜山さんは、最後「はっか飴」という曲を皆さんと歌われました。
マイクがなくても、しっかり鵜山さんの声は、しっかり私の耳に届きました(*^_^*) 超満足♪
歌う鵜山さんもめっちゃ素敵なのでした

終演後、客席にいらした中川雅子さんに声を掛けて頂きました。
中川さんから今は亡き愛猫ベルの事、気にかけて下さって本当に嬉しかったです。
家に帰って、ちゃんとベルに伝えました。ありがとうございます♪
そんな中川さんは、ご一緒にいらしていたパーカッショニスト横田大司さんと金沢映子さんと
「おはなしDecoBee(デコビー)」というユニットを組まれて活動もされています。
来月公演も行うそうです♪
なかなか拝見する機会がないのですが、とても気になるユニットです
きっと楽しいんだろうなぁ~(*^_^*)

で、もって鵜山さん(笑)
色々大変な日々をお過ごしだったと思いますが、そのさっぱりしたお顔を拝見して
もうこっちまですっきり(笑)大丈夫、大丈夫です♪

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4/14(土) in アトリエフォンテーヌ
by berurinrin | 2012-04-15 19:09 | 観劇感想

地人会新社第一回公演『シズウェは死んだ?!』によせてのお話会

地人会新社第一回公演『シズウェは死んだ?!』によせての
鵜山仁さんのお話し会  in 横浜演劇鑑賞協会事務局(4/6 19:00~)

そもそも地人会は、長年に渡って鑑賞会の例会にも度々取り上げられ、良質で見応えのある上品な演目で
男女年齢を問わずとても人気がありました。
2007年10月に地人会が解散された時は、本当に残念で残念で寂しかったです。

あれから月日は流れ、装いも新たに「地人会新社」として活動されることになりました。
その第一回公演は、なんと1ヶ月のロングラン公演!しかも二人芝居!!で、もって鵜山さんが演出!!!
ならば、ぜひ会員の皆様にご紹介せねば!
ということで、皆様の温かいご好意のおかげで、こんな素敵な企画を立てる事ができました。

この作品は、南アフリカ共和国を舞台に当時のアパルトヘイトを題材にしたお話で
『こんな話』というタイトルで、地人会公演として過去2回上演されています。
キャストは、塩島昭彦さんと平田満さん。
翻訳・演出は木村光一さんでした。
過去にいくつも翻訳されている鵜山さんですが
なんと、この業界に入って初めて翻訳した作品が、この本だったそうです。
上演を企画された先輩に頼まれて翻訳されたですが、実現化には至らず・・残念
「本当に翻訳したって証拠を持ってくればよかった(笑)」と鵜山さん
「でも実現化してたら地人会で出来なかったから、結果良かった(笑)」と製作のEさん。

わたしは残念ながら、『シズウェ・・』は、初見なのですが
ずいぶん前に、同じ作家の手による俳優座プロデュース公演『サムとハロルド』を拝見してました。
これが面白かったんですよぉ~。やはり、アパルトヘイトを題材にしていました。
ということで、鵜山さんからアパルトヘイトについて少しお話して下さいました。
要は、徹底的な白人至上主義で、白人と白人以外の人種差別化による政策だったそうです。
例えば、人種の違う男女が結婚をすることはおろか、恋愛さえ法律で禁止されたそうです。
そして黒人には身分証明書の携帯を義務付けられたそうで、その身分証明書=パスポートが
このお話の発端になるようです。
とはいえ、お話はとっても面白くて、滑稽なまでの喜劇だそうです。
二人のボケとツッこみの会話の中から滲み出てく間口の広い芝居となっているようです。

と、鵜山さん
人間は常に差別がつきまとう・・・人より優位立ちたいとか、女性にモテたいとか・・
でも、それらは制度化されていない差別というか人との違いであって、競争であって
互いに足りない部分をリスペクトし合って
互いに高め合えればいいのだけれど、制度化されてしまう差別の恐ろしさ。
そして日本にも行われていた差別についてご自身の子供の頃の体験を話して下さいました。
いうのも地人会の代表だった木村光一さんが
「差別がないと生きていけないよね」と鵜山さんにお話されたというエピソードから始まったわけです。

地人会の代表であった、木村さんは、もともと文学座出身の演出家で
文学座時代、3本ほど木村さんの演出助手を鵜山さんがされています。
鵜山さんが、文学座に入ろうと思ったったきっかけは、木村さんの演出作品だったそうです。
第102回地人会公演『フィガロの離婚』(2006年7月)では、演出として参加された鵜山さん。
おのずと木村さんのお話に流れていきます。

木村さんから、演出について3つの事を教えてもらった気がするとおっしゃる鵜山さん。
一つは、自分の失敗を人のせいにしない。
二つは、語学がわからなくても翻訳をした方が良い
三つ目は、役者がAと言って、自分がBと思ったら、Cの答えを探したほうがいい。
それらは、演出はこうあるものだ。と言われたわけではないけれど
身をもって教えて頂いた気がするとおっしゃる鵜山さんです。
思えば、これらは、いつも鵜山さんがおっしゃる不動の言葉。
笑いをまぶしながら語って下さる鵜山さんですが、なんだかじんわり心に響きました。

さて、製作のEさんからは立ち上げについてお話して下さいました。
その熱い気持ちは『シズウェは死んだ!?』のチラシの裏に詳しく書き込まれていますが
地人会解散後、やはり芝居をしたいという気持ちが沸き起こり
そんな中、鵜山さんに相談したところ、協力をして下さるということで
「演出家の協力といったら演出しかない(笑)」
で、名前については、新たな名前をとも思われたそうですが、
木村さんから「新社とつけたらどうか?!」と勧められたそうです。
その上で、あのかの『モジョミキボー』のお二人(笑)浅野雅博さん、石橋徹郎さんが
「どーせやるなら1か月位やならきゃダメだよぉ~」
「年下のくせにタメ口で背中を押してくれた」とEさん(笑)
鵜山さんも1か月狭い劇場で上演するなら、集中度の高い作品をしたいと
この作品が決まった理由をお話して下さいました。

今回のお話会は、恐れ多くも進行役をさせて頂きまして
その為、メモを取れなくて記憶を綴っております。
で、鵜山さんのお隣で緊張しつつも、かっこいい横顔に見惚れちゃったり(笑)
かなり話が前後していると思いますが、お許しください。
鵜山さんは「人前でしゃべるのが苦手」と、おっしゃりながらも
エンジンが掛かると、わくわくするような色んなお話がおもちゃ箱のように飛び出してきて
本当に面白いんですョ♪ここではUPできないような爆笑エピソードもたんまり
笑いの絶えない時間を過ごすことが出来ました。
ホントは、鵜山さんのお話に食らいついてツッコミを入れたかったのですが
まだまだ未熟ものでf(^_^;)
いつか丁々発止のスリルとサスペンスと爆笑ありきの進行ができたら・・夢のまた夢ですが(笑)

制作のEさんとは、初めましての間柄でしたが
わたしは一目で大好きになりました(*^_^*)
きりっとりりしくて快活でとても素敵な女性です。
絶対この企画、どんなことがあっても成功すると信じています。


この公演について、詳しくは→地人会新社ブログへお願いいたします。
by berurinrin | 2012-04-14 23:22 | イベント

『キャサリーン・ヘップバーン~五時のお茶~』

『キャサリーン・ヘップバーン~五時のお茶~』 in 博品館劇場(3/28、4/1)

作  マシュー・ロウンバート
翻訳 まごいずみ
演出 鵜山仁

超大作映画『風と共に去りぬ』のキャスト発表を前にコネチカットにある自宅に身を寄せて
気を揉みながらも強気盛りの女優30代のキャサリーン・ヘップバーン(十朱幸代さん)。
「自分以外のスカーレット・オハラは想像できない」
子供の頃から大切にしていたヘップバーン家のお茶の時間を今もなお大切にしながら
過去のエピソードを語り始めます。
そんな中、ヒロインが無名の女優に決まったと告げる電話が・・・
そして月日が経ち、映画界から引退した70代のキャサリーンが現れます。

当日まで拝見できるかどうか・・そんな慌ただしさの中での日々を送っておりました。
久しぶりの観劇、久しぶりの博品館劇場、久しぶりの鵜山さんです(笑)
思えば、鵜山さんの博品館劇場は『ローゼンクランツとギルディンスターンは死んだ』以来!
(実は、某ミュージカル作品以来だと思ってましたf(^_^;))
あ~またいつか観たい作品です。『ロズ・ギル』っ!!
久々なのでテンションが上がってます(苦笑)

舞台は、キャサリーンの故郷コネチカットにあるご自宅。
当時のゴシップのネタに不自由されなかったのかどうか・・
新聞記事が貼られた窓枠のセットが面白いです。
正面の水平線のように見える正面のスクリーンからは、海をイメージさせる水の映像から
この家が、海辺に近いところの屋敷を思わせます。
それら外側の豪華さをイメージさせつつ、室内の新聞記事が貼られた部屋のセットが
キャサリーン自身の外面の華やかさとその反面
彼女の抱えこんだ人生の明暗の片鱗が見え隠れする気がしました。

複雑な事情を抱えた家族を支えつつ、トップ女優として生きるキャサリーンに対して
業界や世間の目は、決して温かいものではなく、抵抗するかのように体に鎧をまとって
何事にも強気でいる姿勢は、痛々しく切なくも感じます。
別に自分と比較するつもりもないのですが、でも長女気質は一緒かも(笑)
先程、愛猫ベルを亡くし火葬やらで葬儀社予約しなきゃで、
会社を休む為に、職場のとっつあんに電話をしつつも・・
気持ちと行動がぐちゃぐちゃ号泣状態の私でありまして
後日「あの電話を録音しとけばよかった」と、とっつあんに言われ
「そんなことをしたら、(弱みを握られているだけに動揺して)
絶対に仕事で間違いを起こすからねっ!」と逆ギレしておりました。

いい歳を重ね独身で、そこんところは自由と引き換えに、やっぱり一人で今後
背負ってしまうものもそれなりに多いし、覚悟はしているつもりですが
どっか、角というかぴんとしたところがあって、そこに触れたらやばいぞという
まぁ自分の弱い部分なんですが、そんな他人に見せたくない部分が、
月日を経過するに従って、なんとなく角のとんがった部分が、
平たくなって大きくなって台形になって、いつかぺったんこになって
何にも動じなくなるといいなぁ~と思いますが
それも経験を積ねていくからだと・・とんがりまくりの私は、まだまだ未熟者です。
って何を伝えたいのか、とっちらかってしまいましたが・・

とはいえ、大女優キャサリーン・ヘップバーンと彼女に絡む業界の人たちに対して
まったく無知でして・・名前が飛び出すたびに、正面スクリーンに映る写真で
「おっ、なんか見たことあるぞ」程度で、お恥ずかしい・・・
さすがにクラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リーは、わかりましたが(笑)
彼女の映画は一度も観たことがなかった・・・・残念。
大女優というよりも、仕事に生きた一人の女性としての見方かもしれませんが
どんな女性の心の中にも大なり小なりのキャサリーン像が生きていて
もしかしたら、強さと弱さのはざまで、日々生きているのかなぁ~と思ったりしたのでした。
そんな感じで、初めから終わりまで、目を離せなくて目の前の分身のように
気が強くて時に華奢で可愛らしい姿を魅せるキャサリーン=十朱さんに
釘付けになってしまったのでした。めっちゃ愛しい作品でした。

終幕、椅子に腰かけて、今は亡くなってしまった愛しい人たちに向かって
「おいで」と手で呼ぶしぐさをされる時に、ふわっと周りを包みこむような
陽だまりの暖かさのような優しさに、ふと泣きたくなってしまいました。

なんかねえ~久しぶりの観劇で
客席に座っただけでテンションが上がるもんですね
観終わったら肩の力は抜けて脱力で、外は春だし~気持ちのいい時間を過ごさせて頂きました
やっぱ鵜山さんの演出は、わたしにとって万能薬かもしれません♪

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映画好きな母のライブラリーから『旅情』パンフの表紙発見しました。
なんかキャサリーン・ヘップバーンかっこいいですねぇ~

3/28(水)~4/1(日) in 博品館劇場
by berurinrin | 2012-04-08 19:25 | 観劇感想

4月からの主な外部出演

★松岡依都美『菊次郎とさき』3/24,25シアター1010(シアター1010 03-5244-1011)3/28~4/1新歌舞伎座(コマ・スタジアム03-3202-5400)4/6~28博多座(博多座092-263-5555)5/3クロスランドおやべ(クロスランドおやべ0766-68-0932)5/5富山県民会館(北日本新聞社076-445-3355)5/8~16中日劇場(中日劇場052-263-7171)5/19~27ル・テアトル銀座(コマ・スタジアム03-3202-5400)
★栗田桃子『トノに降る雨』4/13~22シアタートラム(劇団東京ヴォードヴィルショー03-3227-8731)
★高瀬久男(演出)廣田高志、城全能成、斉藤祐一、南拓哉『王女メディア』4/11~15世田谷パブリックシアター(東京音響03-5774-3030)
★たかお鷹『エンロン』4/13~29天王洲銀河劇場(ホリプロ03-3490-4949)5/12,13シアターBRAVA!(シアターBRAVA!06-6946-2260)5/16名鉄ホール(メ~テレ・イベント事業部052-331-9966)
★山本道子、石田圭祐、浅野雅博『闇に咲く花』4/19~29紀伊國屋サザンシアター(こまつ座03-3862-5941)
上記作品公演には文学座支持会・パートナーズ倶楽部会員特別割引があります。
詳細→こまつ座 TEL 03-3862-5941へお願いいたします

★粟野史浩『負傷者16人』4/23~5/20新国立劇場小劇場(ボックスオフィス03-5352-9999)
★原康義『ロミオとジュリエット』4/29~5/27赤坂ACTシアター(サンライズプロモーション東京0570-00-3337)5/26,27兵庫県立芸術文化センター(芸術文化センター0798-68-0255)
★横田栄司『耳なし芳一』4/7、8神奈川芸術劇場中スタジオ(チケットかながわ045-662-8866)
★若松泰弘『ふるあめりかに袖はぬらさじ』5/3~6御園座(御園座052-222-1481)5/12~27南座(南座営業課075-561-1155)
★鵜山仁(演出)『シズウェは死んだ!?』5/10~31赤坂RED/THATER(地人会新社03-3354-8361)
★粟野史浩『ドン!』5/12,13新国立劇場(新国立劇場チケットオフィス03-5352-9999)
★荘田由紀(Wキャスト)『ローマの休日』5/12、13梅田芸術劇場シアタードラマシティ(梅田芸術劇場06-6377-3888)5/15氷見市民会館(氷見市民会館0766-74-8271)5/16長良川国際会議場メインホール(長良川国際会議場058-296-1200)5/17,18北國新聞赤羽ホール(北國新聞赤羽ホール076-260-8000)5/23~27天王洲銀河劇場(銀河劇場チケットセンター03-5769-0011)
上記作品公演(注)天王洲銀河劇場、荘田由紀さんご出演の回のみには文学座支持会・パートナーズ倶楽部会員特別割引があります。
詳細→銀河劇場チケットセンター TEL03-5769-0011へお願いいたします

★鵜山仁(演出)、金内喜久夫、神保共子『月にぬれた手』5/17~6/3座・高円寺(座・高円寺03-3223-7300)
★石橋徹郎『無伴奏ソナタ』5/25~30グローブ座(キャラメルボックス03-5342-0220)6/2~4新神戸オリエンタル劇場(新神戸オリエンタル劇場078-291-9999)
★戸井田稔、櫻井章喜、星智也『サロメ』5/31~6/17新国立劇場小劇場(ボックスオフィス03-5352-9999)
★金沢映子『高き彼物』6/22~30可児文化創造センター(可児文化創造センター0574-60-3311)7/4~10吉祥寺シアター(中村ステージプロダクション03-5355-1332)
★たかお鷹『藪原検校』6/12~7/1世田谷パブリックシアター(こまつ座03-3862-5941)
★鵜山仁(演出)、金内喜久夫、石橋徹郎『日本の面影』7/12~25俳優座劇場(oh!can03-35607623)
★高瀬哲朗、上川路啓志、藤側宏大、牧野紗也子、千田美智子『親鸞わが心のアジャセ』8/30~9/1浅草公会堂(オフィスのいり042-369-9570)
★鵜山仁(演出)『芭蕉通夜舟』8/17~9/2紀伊國屋サザンシアター(こまつ座03-3862-5941)

春ですね・・・
愛猫ベルを失ったことが、たんだん体になじんできました。
とはいえ、ふとぽっかり心が落ちる事があって
そんな時は、ベルに会いにお墓へ行きます。
って今日も行ってきました(苦笑)
分骨にして頂いたので、手元にあるんですけど・・
初七日に供養して頂いた卒塔婆を可愛く飾り立てしかったし・・
ペットの特権というのでしょうか?!みなさん、リボンやシールでご自分のペットの名前が書かれた
卒塔婆を可愛くしているんですよ♪
なので、やっぱりね。ベルのお墓やら卒塔婆やら周りを綺麗にしておきたいので・・
ピンクと黄色のリボンとゴムで派手にやっつけました(笑)

二匹の愛猫次女りんりんと長男末っ子茶りん君もどうやら姉猫ベルの死を理解しているみたいで
一時期元気がなかったのですが、最近はすっかり元に戻りました。
そんなこんなで、3月は文学座公演『長崎ぶらぶら節』と
 鵜山仁さん演出の『キャサリーン・ヘップバーン~五時のお茶』の2作品のみ・・
結果、アトリエの会『父帰る/おふくろ』は拝見できませんでした(><)
・・・ファン失格ですね

まぁ、ちょっと今もバタバタしてはいるんですが
何とかいつもの日常に戻るように少しずつ前進していきたいと思います。
by berurinrin | 2012-04-07 22:08 | 外部出演