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長崎市民劇場第402例会・こまつ座『化粧』

長崎市民劇場第402例会・こまつ座『化粧』in 長崎市民会館(4/28)

作   井上ひさし
演出 鵜山仁

10日後には取り壊しになるという寂れた感じが漂うこの小屋。
この「五月座」の座長であり看板女優の五月洋子(平淑恵)さんが、
むくりと起き上がり、これから上演される出し物『いさみの伊三郎』の
伊三郎に変身する為のメイクに取りかかります

こまつ座『化粧』の大千秋楽を拝見しに長崎に行ってきました~
長崎ですよ!
もうねぇ、高校の修学旅行以来で~す!
明るいんですよ街の照明が・・・眩し過ぎるぞぉ~(笑)
ほら関東じゃ、震災以来の電力不足や省エネで薄明るい照明ですから
薄明るい世界も慣れれば、なかなか乙なもんです。
で、打って変わっての、この60HZのまぶしさ・・・、いいんです。
穏やかな・・な~んて事のない明るさに満ちた普通の日常が
伝わってくるじゃないですか、ねぇ~

会場は長崎市公会堂大ホール。
観光名所の一つ、めがね橋の近くです。
長崎に到着早々、ちょいと仕事のことで、一緒に仕事してるとっつあんに電話。
九州人のとっつあんは、仕事の話より
「ほら、中華街行って昼飯食え」とか「あそこの店のちゃんぽん旨いよ」とか
昨日会社で教えてくれればいいのにさぁ、電話口じゃわからんちゅーの。
昼間の公演だし、まずは会場の場所を確認してから、
とっつあんのお勧めのお店を探してみよう、時間はたっぷりあるんだし・・と
てくてくJR長崎駅から歩いてみたものの・・・完璧迷った。
坂を上がったり下ったりしながら、市役所の周りをくるくると・・約2時間。
やっとこさ会場を見つけ出し、あわわ時間が・・・
まっ、いつものパターンですが

さて『化粧』
紀伊國屋ホールで拝見したのは、今年の一月
年明け早々の思えばわたしの芝居初めでした。
思えば、淑恵さんの体当たりでぶつかる五月洋子さんに
圧倒されっぱなしでした。
あれから四ヶ月・・。
五月座の看板女優が旅から旅へと芝居小屋を渡り歩いたように。
旅を重ねた『化粧』です。
演じながら劇中劇「伊三郎別れ旅」の“いさみの伊三郎さん“のメイクを仕立てていく
淑恵さんのその一連のしぐさが、流れのようにごく自然にみえてきます。
それも観客のツボを心得ながら・・これが、またにくい(笑)
いかにも慣れ親しんだ生活の一部と化しているような流暢な動作です。
その見せ方が、すれっからしいつーか(*^_^*)
後ろの方の席でしたが、白粉の香りが漂ってきそうな
健康的な色気をかもし出されています。
羽織った浴衣から肩をするっと見せると、客席からは「おおっ!」と
足にお化粧を施す為に、素足を見せると、またまた客席のどよめき・・
客席から自然に出てくる歓声でした。

後半は、五月洋子さんの演じる“いさみの伊三郎“こと伊三郎さんが
長い間離れ離れになっていた母親と涙の対面するという・・
感動的な大衆芝居「伊三郎別れ旅」と平行して
芝居の為、生活の為に捨てたはずの実の息子が、有名な俳優になって
この楽屋に五月洋子さんを訪ねて対面する様子が描かれます。
五月洋子さんの元に現れた親子の対面は、残念ながら
お互いの首に掛けていたお守りの神社が違う・・ことで
願い叶わずに終わってしまいますが
劇中劇の「伊三郎別れ旅」では、お互い違うと知りつつも
求め合う母と息子の存在を、埋め合わせるかのように親子関係を作ってきます。
まるで彼女の願いのような夢のような憧れのような心情がぴったりと重なり、
今までの半生が芝居と溶け合い
「おっかさ~~ん!!」のラストの魂の叫びと共に昇天していく
五月洋子さんという、幻をみせて頂いた気がしました。

大千秋楽のこの日、カーテンコールではスタンディングも起こりの
すごい盛り上がり!
この瞬間に立ち会えたことに感動しました。
大拍手の後に現れた五月座座長・女剣劇士の五月洋子さんの姿はいったい?!
淑恵さんの小さな華奢な体のどこにあんなパワーがあるんだろう?と
何度もカーテンコールに現れる姿は、はかなげで可憐な美しい女性でした。

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by berurinrin | 2011-04-29 23:41 | 観劇感想

長崎市民劇場第402例会・こまつ座『化粧』

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遠征先はこちら(笑)

長崎市民劇場さんにお世話になりました
こまつ座公演『化粧』の千秋楽を拝見しました
いや〜あ♪素晴らしかったです
感想はまた帰ってから…

素敵な千秋楽に立ち合えて幸せでした★

演出の鵜山さんは来れなかったのですが
きっと喜んで頂けたラストだったと思います
皆さま♪お疲れさまでしたありがとうございました
by berurinrin | 2011-04-28 20:00 | 日常

行ってきま〜す

羽田なう(笑)
今年初の遠征です♪ 行ってきま〜す(^-^)ノ~~

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by berurinrin | 2011-04-28 06:50 | 日常

劇団影法師うわさシリーズ第2弾『うわさの水戸黄門』

劇団影法師うわさシリーズ第2弾『うわさの水戸黄門』 in 明石スタジオ(3/19)

作  永田陽二
演出 甲田徹
監修  鵜山仁

ここは京の都。
羅生門に一人の侍の死体が見つかりました。
その侍の名は、佐々木助三郎さん(金井真澄さん)。
そう、時代劇『水戸黄門』シリーズで、常に水戸のご老公黄門様(杉谷信さん)と
行動を共にする助さん、その人でした。
助さんは、ご老公からの命令を受けての任務の最中での死。
犯人探しのその先に現れてきたご老公の真実。
それは私たちの知っている姿とは、だいぶ違うようです・・・

震災の当日は、鵜山仁さん演出の無名塾『炎の人』の初日のはずでした。
私は翌日拝見する予定で、出掛ける用意をしていた最中に
当日公演が中止になった・・と、ご連絡を頂きました。
公演はその後、全日程中止となりました。
とても残念でしたが、本当に残念でしたが、仕方ない・・・。
そんな『炎の人』だけに限らず、さまざまな公演が延期や休演や中止となりました。
で、震災後の初観劇は『うわさの水戸黄門』。
念のために恐る恐る劇団に上演の確認の電話をすると
「大丈夫ですよ!」と元気な声。その声に後押しされ
一度は、キャンセルも考えましたが、結局拝見することにしました。

不思議なんですが、不謹慎かもしれませんが
あの不安な時間の中、芝居がたまらなく観たくて仕方なかったんです。
芝居は、ぴゅ~んと時空の空間に心を解放してくれる
演劇の力、芸術の力、目に見えない感情を揺さぶる大きな力に救いを求めていたのでした。

さて、交通手段が、まったく当てにならない上に、余震でしばし止まる電車、仕方ない・・・。
開場と同時に到着したスタジオは、時間の経過と共に
ぎゅうぎゅうの満員のお客様(*^_^*)

舞台は、ちゃぶ台があって、小さなブラウン管のTVがぽつんと置いてあるセットに
時代劇の主題歌のBGM~♪懐かしい・・・
わたしは小学生の頃、夕方のTVで再放送される時代劇が大好きだったのです。
あの頃は『遠山の金さん』『江戸を斬る』『水戸黄門』『暴れん坊将軍』『桃太郎侍』etc
劇中の台詞「ひとぉ~つ、人の世生き血をすすりぃ~。ふたぁ~つ、不埒な悪行三昧。
みぃ~つ、醜い浮世の鬼を~退治てくれよう桃太郎!Yeah~!(*^^)v」うん、覚えてる(笑)
なので、結構テンションUP!
前作『うわさの三国志』同様、胡散臭さとハチャメチャ度は相変わらず(笑)
辻褄合わせのむちゃぶりの大団円f(^_^;)
ストーリーも、たわいのないものですが、さすがに影絵の動きは素晴らしいです
ちなみに今回も鵜山さんが監修です♪うふっ

拝見しているうちに、それまで、ごちごちに固まっていた心のしこりが
目の前で、泣いて怒鳴って殴り合ったり歌ったり
触れれば届くほどの舞台と客席の狭い小さな空間の中で
汗を飛ばしながら喜怒哀楽を自由に表現してる俳優たちの姿をみているうちに
なんか涙が出てきてしまいました。
きっとこれが求めていたものだったのか!と、思いました。
この感覚は、ライブでないと味わえない・・・
涙と共に心の充足感で満たされたのでした。

3/18(金)~20(日) in 明石スタジオ
by berurinrin | 2011-04-20 23:19 | 観劇感想

劇団1980公演『麻布怪談』のお知らせです

劇団1980公演『麻布怪談』のお知らせです

原作・脚本  小林恭二

演出     井上 思

日程      5/9(月)~5/15(日)
            5/9(月)~14(土)19:00
            5/14(土)、15(日)14:00 

於        俳優座劇場

料金       前売り4200円当日4500円
          学生・シニア(65歳以上の方)は2500円

江戸時代の麻布
親のスネをかじりながら、学生を続けている真原善四郎、学生と言っても不惑間近。
ある時女性が現れ善四郎は心を奪われ惹かれていきます。
と、そこへまた別の女性が現れ心惹かれます。
ところがその2人の女性…1人は狐で1人は幽霊。
2人の女性に翻弄される善四郎。

『宇田川心中』と同じ小林恭二さんが、書かれました。
その善四郎さんを亀田佳明さんが演じられるそうです。
前回『宇田川心中』では、妖艶な女装と見事な立ち回りを魅せてくださった亀田さん。
これがまたすごくスペクタクルで面白かったのですよ!
アトリエの会『カラムとセフィーの物語』では、愛と信念に生きたカラムを
爽やかに演じられ、また『くにこ』では、
イケメンのカメラマンとおとぼけ味の向田家の長男を
同一人物に全く思えない(笑)ほどに演じ分けた亀田さんのまた新たな一面が観れるはず・・
期待しています!(つーか、いったい・・彼は、いくつ顔があるんだ~)
亀田さんの他に文学座からは采澤靖起さん、南拓哉さんがご出演されます

劇団1980へ直接ご予約お願いします
「亀田さんの扱い」と一言おっしゃって下さいね←これ大事なんですねぇ~
by berurinrin | 2011-04-19 23:09 | 外部出演

文学座附属演劇研究所第50期本科生夜間部卒業公演『春のめざめ』

学座附属演劇研究所第50期本科生・
           夜間部卒業公演『春のめざめ』 in 文学座アトリエ(2/26)

作  フランク・ヴェデキント
訳  酒寄進一
演出 高橋正徳

19世紀、封建社会のドイツ。
教師たちの支配の下、子供たちは自由な思想を持つことを禁じられています。
15歳の誕生日を迎えた少女ベンドラは、体と心の変化に疑問を持ち始めます。
その上、姉に子供が生まれたと母親から知らされ、素直にママに尋ねます。
「赤ちゃんってどうやってできるの?」
母親はとまどいます。
男の子達も同様で、モーリッツもメルヒオールも頭の中は妄想でいっぱい。
ある日、森の中で幼馴染のメルヒオールとベンドラが出会います。
そして試験で落第したモーリッツは自殺をし、その死の原因は メルヒオールで
ないかと責める教師達。
そしてベンドラに体の変化が訪れます。

この作品は、思春期を迎えた少年少女たちが、
無知で傲慢な大人達の介入による悲劇の物語です。
某劇団でミュージカルバージョンが上演されていたのですが、未見でして
作品の比較ができないのですが、ストーリー的には同じのようです。

文学座演劇研究所の卒公でございます。
実は初めて研究所の公演を拝見しました。
ちょっと二の足を踏んじゃって・・・今まで拝見できずにいました。
彼らはこれから研究所を卒業して査定を受けて研修科に上がってこられます。
が、これまた大変な狭き門。
すでに研究所に入所した時点で、狭き門をくぐり抜けてきているのですが
これから門は、よりどんどん狭く、より高い壁が待ち受けているのです。
好きなことを生業にして生きることの厳しさ・・

子供達の自分達ではどうしようもなく溢れ出しそうな感情の高まりを
理不尽にも大人たちは、力任せに蓋をしめて静めようとする
その反動が、大きなうねりと共にいくつもの悲劇を起こしてしまいます。
少しだけ、子供の言葉に耳を澄ましてさえいれば・・
もうちょっと子供の眼差しを受け止めていれば、避けられた悲劇です。

どうしようもない・・そんな子供達の熱い熱情を、
彼らは確かに舞台の上で魅せてくれました。
確かに未熟な部分も見え隠れしています。それさえもプラスにするエネルギー
ちょっと忘れていた感情を思い出させてくれた気がします。
研究所での一年間、走りまくった彼らの雄姿・・いい舞台でした。
前奏曲にA○B48の曲がかかった時は、ずっこけましたが(笑)
演出の親心のような導入部だと察すると感無量な気持ちもします。

今更ながらですが、文学座附属演劇研究所第50期の皆様
ご卒業おめでとうございます!!
皆様の元気なご活躍を、心よりお祈りしています

2/25(金)~27(日)まで in 文学座アトリエ
by berurinrin | 2011-04-18 23:36 | 文学座観劇感想

『思い出のブライトンビーチ』稽古場見学

桜満開のある日『思い出のブライトンビーチ』の
稽古場を見学にアトリエに行ってきました。
まずは、アトリエのお隣の新モリヤビルの3Fの会議室で、
お稽古の準備が整うまでのしばしのインターバル。
話題は、やはり東日本大震災時のお話が中心でした。
支持会員の方々の中にも被災に遭われた方々もおられ、
改めて震災の規模と影響の大きさに胸が痛みます。
アトリエや新モリヤビルの方は、特に大きな影響はなかったそうです。
木造のアトリエは、とても丈夫な秋田杉を使っているそうですが
今後も慎重に対応されるとの事です。

『噂のチャーリー』(1995年)『フレジャーブレッド・レディー』(1998年)
思い出のブライトンビーチ』(2001年)とニール.サイモンの戯曲は、
文学座では過去3本上演されているそうです。
ちなみに『思い出のブライトンビーチ』は、ニール・サイモンの
自伝的戯曲の三部作の第一部にあたります。
ニール・サイモンにとって人生の良き時代が描かれていますが
舞台は1930年代、ニューヨークのブライトンビーチ。
この場所は、ユダヤ人、ドイツ人、スコットランド人がひしめきあう移民の町。
大不況の中、ユジーン少年の目を通してユダヤ人一家の悲喜こもごもが描かれています。
この時代は、映画『ゴットファーザー』と丁度リンクするそうですョ
わたしも参考までに見直してみようかなぁ~(*^_^*)

モリヤからアトリエに移動する時に、中村彰男さんと木津誠之さんに遭遇(笑)
にこにこ顔のお二人のオフショット魅力的な方々です。
このお二人は、先日の久保田万太郎の会にご出演されていました。
その感想は、また改めて・・・と、自分にプレッシャーをかけてみる(笑)、
で、アトリエに行くと
丁度、二階から降りて来た添田園子」さんと中野志郎さんに、これまたびっくりの遭遇(笑)
添田さんといえば、もちろん素敵な女優さんですが、
もうひとつの一面は、特技を生かしての仕事
7月のアトリエの会『THE GOAT or Who is Sylvia-山羊もしくはシルヴィアって誰?-』
では、翻訳をされています
そして演出は、ひさびさのアトリエの鵜山仁さんです!
うきゃ~好きっ!(すみませんf(^_^;))
で、中野氏は先日モリヤ1Fで『AS・IS(アズ イズ)今のままの君』を演出したばかり・・
なんかねぇ面白いんですよ中野氏(笑)
そこんところは、『AS・IS』の感想をUPした時に(笑)と、
自分にプレッシャーをかけてみるf(^_^;)x2

さて、アトリエに入ると大きな装置がでーんと(笑)見上げる感じです。
にっこにーこで迎え入れて下さったのは、大滝寛さんと金沢映子さん。
おやっ(笑)このお二人はご夫婦の役柄ですが、そう・・ピンときましたかぁ?(笑)
年末の文学座の感謝祭では、なんちゃって黒柳○子さんと久○明さん!だぁ~(笑)
「普段は寡黙で・・」とおっしゃる金沢さんを前に、暴露する(笑)大滝さんです。
そしてはにかみ笑顔の細貝光司さんや渋谷はるかさんと美男美女のお二人の姿も♪
演出は『THE CRISIS-ザ・クライシス
ダウトDOUBT-疑いをめぐる寓話-』とアトリエに続いて
文学座で三作目。本公演デビューの望月純吉さんです。
傍らに座る演出補の五戸真理枝さんの合図の元に、第一幕から始まりました。
元気いっぱいで野球大好きなユジーン少年を演じる宮内克也さんと
従妹のロリーを演じる福田絵里さんは
座内オーデョンで選ばれたお二人。共に目下研修科生二年生。
宮内さんは、初めましてです。
観客に向かってしゃべるシーンが多いので、ちょっと緊張気味のようでしたが
若い(笑)!動きがとても軽やかです!
福田さんは、アトリエでの研修科勉強会『棲家』や『小さなエイヨルフ』に
ご出演されていました。
どちらも実年齢よりも遥かに高い癖のある役でしたが、
しっかりと安定感のある演技をされる方だなぁと、思っていました。
やっと普段の福田さんに近い姿を見ることができるのが楽しみです。

稽古場見学で楽しいのは、ご自分の出番の前の動きを拝見できることがあります。
それまで席で座って稽古を観ているかと思うと、そぉ~と移動して出待ちをしている姿。
さまざまな姿を拝見することが出来ます。
ローリーのお姉さん役のノーラを演じる渋谷さんは、壁に向かって何やらぶつぶつ言ってるなぁ
と思ったとたん、その場で足踏みをしたりしてモチベーションを上げていました。
と、出番が来て、登場したとたんに、興奮して台詞をまくしたてます。
その姿と過程になんかすごく納得。
落ち着いた雰囲気のブランチを演じられる八十川真由野さんと
ブランチのお姉さんで賑やかなお母さんのケートは、金沢映子さん。
そしてユジーンのお兄さんと、スタンリーの細貝光司さんの場面まで見せて頂きました。
場面が終わると、演出席から望月さんが舞台に移動し出演者が取り囲みます。
そこであーだこーだと、しばしダメ出しというよりもミーティングのような雰囲気。
どんな話をされているのか?ちょっと聞こえなかったのですが
あえてこちらに気を遣われずにそのまんまの稽古風景(*^_^*)
一つ一つの場面を丁寧に作り上げている過程をみせて頂いたのが
とても興味深い体験でした。
望月さんの話口調は、とっても優しそうでした。

唯一、演技をされているシーンを観れなかったのは大滝さんの場面(笑)
う~ん、残念ですが、
お一人お一人自己紹介されるときに、プチネタ披露担当で(笑)
すごく気遣って頂いている気持ちが伝わってきました。
ありがとうございます~!
家族をテーマにした作品ということで、少しずつ形になってる状況だそうです。
初日の幕があいた時に、どんな家族の姿が現れるか?!とても楽しみです。
すでにユジーンとケートの間は、すっかり母と子の形が出来ている気が(笑)

震災の影響が、いろんな形に姿を変え、気持ちも行動も昨日までと変わってきました。
わたしも当分の間、三回に一度は、そのチケット代を寄付に廻そうと微力ながら思い
なので劇場に来る回数も減ってきました。
けれど、生の芝居はTVや映画では埋めることのできない心の一部を
癒す効果があると思うのです。
それはすべての人には当てはまらないかもしれないけれど
同じ空間の中で、同じ時間を共有して、同じ空気を吸って
そこで怒ったり笑ったり泣いたりする彼らは、
座って観ている私たちの魂の一部であると同時に
私たちの心の代弁をして下さっている・・・。そんな気がします。
そして舞台は、作り手と観る側のわたしたちとの関係があってこそ確立する世界です。
よかったら、まずは劇場へ
疲れた心を開放しに行きましょう
『思い出のブライトンビーチ』は、きっと心の処方薬になりそうです。

最後に2001年バージョンの配役をご紹介しますね
ジャック(たかお鷹)
ケート(藤堂陽子)
スタンレー(粟野史浩)
ユジーン(沢田冬樹)
ブランチ(寺田路恵)
ノーラ(松本芽育)
ロリー(村松えり)
by berurinrin | 2011-04-17 23:18 | 稽古場/舞台裏話

2011年度新準座員おめでとうございます

卒業公演『キル』経て附属演劇研究所を無事卒業され、
文学座に準座員として5名の方が入座されました。

<演技部>
釆澤靖起(うねざわ やすゆき)さん
南 拓哉(みなみ たくや)さん
梅村綾子(うめむら あやこ)さん

<演出部>、
的早孝起(まとはや たかおき)さん
稲葉賀恵(いなば かえ)さん

采澤さんは、とても端正な顔立ちをした超イケメンさん。
すでに3月のアトリエでの久保田万太郎の会『暮れがた』にご出演されていました。
卒公の『キル』では結髪さんを華やかに軽やかに演じられていて、
おおおっ~と、それまでは、実は失礼ながら印象に残ってはいなかったのですが
というのもこの期は、れらくイケメンさんが多かったf(^_^;)
この方は、目がめっちゃ綺麗、なんか母性本能をくすぐられちゃいます(笑)

南さんも『キル』のWキャストで結髪さんを演じられていましたが
残念ながら、南さんの結髪さんを見ていないのです(><)
この方は、ワイルド系イケメンさん
研修科生の時から南さんのファンという方もいらしたほど、
かなり噂になっていました。
髪を脱色して臨んだ『萩家の三姉妹』でのお祭り男・池内徳次さんを演じらたのが印象的でした。
華やかな雰囲気を持つ南さんです。

梅村さんは、不思議な雰囲気を持つ女優さん。
『キル』ではシルクをコケテッシュに可憐で魅力的に演じられました。
実は、梅村さんもそれ以前は意識はしていなかったのですが
シルクは、変な表現ですけど
なんかねぇ、ちょっと憎たらしい可愛さ(笑)・・・うまく表現できないんですけど
とても気になる女優さんです。

的早さんは、モリヤにて『灰から灰へ』(ハロルド・ピンター作)。
稲葉さんも、アトリエで『棲家』(太田省吾・作)をそれぞれ演出されています。
それぞれ当時の感想をUPしているので、よかったら読んでみて下さいね。

以上、5名の新しい方々の今後のご活躍が楽しみですね!
まだまだ未知数ですが、未来の逸材たち!
よっ!がんばれっ期待してますよぉ~(*^_^*)
そんな彼らにエールを
ぜひご一緒に見守っていきましょう♪
by berurinrin | 2011-04-16 01:55 | 日常

文学座6月アトリエの会『にもかかわらずドン・キホーテ』のお知らせ  

文学座6月アトリエの会『にもかかわらずドン・キホーテ』のお知らせ  

作  別役実

演出 藤原新平 

日時 6/7(火)~21(火)

出演 金内喜久夫、飯沼慧、三木敏彦、田村勝彦、櫻井章喜、清水圭吾、西岡野人
   赤司まり子、塩田朋子、大野容子

於   文学座アトリエ

前売開始予定  文学座:4/25(月)
          
入場料  4,000円(当日4,300円) 
      ユースチケット2,500円(文学座のみ取り扱い)   

チケット取り扱い   文学座チケット専用0120-481034(10:00~17:30日祝除く)
              電子チケットぴあ0570-02-9999(Pコード411-489)
              e+(イープラス)http//eplus.jp/ bungakuza./(PC・携帯共通)
              文学座H.P http://www.bungakuza.com(Gettiiより)
              ★当日券は、公演の3時間前より
                  03-3353-3566(文学座当日券申込専用)★

問い合わせ:文学座  TEL.03-3351-7265(10:00~17:30日祝を除く)

2007年のアトリエの会『犬が西むきゃ尾は東』以来の別役実さんの新作描き下ろし!
もちろん演出は、藤原センセです(*^_^*)
ドン・キホーテらしき人物、サンチョ・パンサらしき人物が出会って
摩訶不思議な別役ワールドを駆け巡る。
笑いのエッセンスのその先に何が起こるのか?!くっくっくっ楽しみですねぇ~

まだ日程は発表されていませんが、関連のイベントもあるそうですョ
by berurinrin | 2011-04-15 23:30 | 文学座公演情報

劇団銅鑼公演NO.40『カタクリの花の咲く頃』

劇団銅鑼公演NO.40『カタクリの花の咲く頃』 in 俳優座劇場(2/24)

作   栗木英章
演出  山田昭一 

昔、沢内村では開業医がおらずに栄養失調や衛生環境の悪さから老人や
乳児の命が奪われることが多く、特に乳児の死亡率も大変高かったそうです。
そんな中に着任された深沢晟雄(ふかさわ まさお)村長の尽力と村人達の協力の元
彼らの生活が改善され、全国で注目されるようになったそうです。
現在は、沢内村は近隣の町と統合され西和賀町となった旧・沢内村。
猛吹雪の中、命の危険を冒して、出産を迎える若い夫婦の元に向かう
保健婦達の当時の活躍を描いた芝居を皆の手で上演しようと
町役場職員の永井次郎さん(三田直門さん)を中心に動き始めます。

実在する町を舞台にしたお話だそうです。
この町は、芝居同様に最近になって近隣の町と合併したそうですが
それ以前は、人口の少ない過疎の村なりに、独自の姿勢を貫いた
一つのモデルケースとして成功したそうです。
深沢晟雄村長の尽力と周りの村民の協力と信頼関係の成せる技・・
本当に頭の下がることです。
けれども恥ずかしながら・・わたしも詳しいお話はしらないのですが・・

誰もがこの先の人生にとって切り離すことの出来ない老人福祉問題と
未来の日本を背負って生きる子ども達への福祉問題について
連日のようにメディアが取り沙汰しています。
いったいこれから私達は、どう生きていくんだろう
子ども達は、私達の溢れんばかりのツケをどうやって解消するんだろう
先のことを考えると不安だらけです。
とはいえ、わたしにとっての目下の不安の種は、愛猫ベルのこと・・・
2階にある私の部屋で、ほぼ一日を過ごしているベルではありますが
一日のうち数回は、居間のある1階と2階を往復します。
が、2.3日前から、居間に降りてきたものの
階段を登って2階の部屋に戻ることが出来ない・・
階段の下で、前足を階段に乗せてぎゃーぎゃー鳴いています。
確実に彼女に忍び寄ってきている老いの姿。
と、思ったら今日の朝は、元気に私の前でよいしょよいしょと、階段を登ってました。
ドアの前で、ひと声「にゃーお」(とっとと、ドアを開けなはれ)
昔は、ドアのノブに向かってジャンピングアタックをして力技で開けていた
強気な猫でしたが・・
がんばれ、がんばれ
でも近い将来、愛猫介護がわたしにとっての最優先課題になります。
実際は、優先しなきゃいけない事項はあるんですけどね。
それにしても、年と共に食っちゃ寝てーのベルなもんで、かなりな肥満ねこ・・。
介護はもちろんさせて頂くけど、その前に少しダイエットに協力して欲しいもんです。

話が、だいぶずれてしまいましたが・・・
豪雪地帯にある一つの集落のお話です。
過去にこの村でホームステイをしていた青年が、都会に馴染めずリストラされ
行き着いた先は、温かい人たちに囲まれた思い出のこの町。
過去の過ちから村から逃げるように都会に出て、癒しを求めて戻ってきた娘。
都会育ちでこの村に嫁いだ娘の不安や
一人残した母の怪我で急遽戻っきた都会に住んでいる息子とその娘。
出稼ぎでリストラにあって音信不通だった夫が戻ってきたりや
都会の大学に憧れる息子・・
それぞれ抱える不安や問題点を、周りの人々と話し合い解決しながら
一歩一歩、信頼感を確立していきます。
冒頭のシーン、背景の山脈に四季を映し出す照明がとても美しくて
この芝居の登場人物たちの清らかな精神を表現しているようでした。

ただ・・・どうしても問題定義のある作品というのは、
そんじゃなくても社会問題を扱う作品というのは
やっぱ固くなりがちになりますが
ここに登場するキャラクター達が、軽いというか、ゆる系で、前向きで
悩める問題はお話の中で殆ど解決しちゃうし、なので
そう難しいシーンはないのですが、どうも同じシチュエーションを繰り返しを
見せられてる気がするんですよねぇ~
それは、彼らが常に集い語り合うことによって現状を打破し一歩ずつ前進して
いく事なのですが、それがちょっと安易になりすぎている気がします。
でも、とても面白い試みの作品だと思いました。

終演後は、呑み友の落ち着きの無い(笑)子沢山の町役場職員役の三田さんと
制作のHさんと三人で、いい感じの呑み屋さんで
散々、飲んで語って笑って酔って終電を乗り過ごすという
全くもって学ばない毎回のパターンで(笑)
楽しい時間を過ごさせて頂きました。

2/23(水) ~ 2/27(日) in 俳優座劇場
by berurinrin | 2011-04-14 23:51 | 観劇感想