千羽鶴を頂きました

宅急便で届いたのは、千羽鶴。
父がよく利用していた伊豆の保養所の従業員の方々が
わざわざ入院中の父の為に折って下さった物です。びっくりしました。
明日、母が父の元に届けるそうです。
千羽鶴って、間近で見るととっても綺麗です。
なんか・・・。わたしは昔から父とコミュニケーションが上手く出来ず
常に威圧感たっぷりな父の顔色を見て育ってきました。
当初一週間程の予定が、思いのほか芳しくなく
入院生活が丸々二ヶ月経過しました。
体のいたるところに管が繋がれて弱った父の姿を目の当りにしても
それでも優しい言葉一つ掛ける事が出来ない自分。
毎日のように「腰が痛い」「肩が痛い」と家族にメールを送り続ける父にうんざりして・・・
母の愚痴を聞くのも正直しんどくなりました。

自分勝手の父に、千羽鶴を贈って下さる方々が居た事に
色んな問題が重なって・・・わたしは、打ちの目された気がします。
で、今日は祖母の一周忌の法要がありました。
思えば、わたしの誕生日の一日前に亡くなった祖母でした。
一番自分勝手なのは、まさに自分自身なのですから

気持ちは前向きにガンバロウ!・・と思っても頑張れない時があるもんです。
元気なフリをする気力も萎えてしまいそう・・
どんどん気持ちが、擦り減って・・なくなったら、どーなるんだろう?
最近、眠れないから余計おかしいのかもしれません。
また少しパワーを蓄えて復活するまで、しばしご容赦下さいませ
ちゃんと自分で解決していかなきゃいけない問題なんで・・大丈夫です
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いつも背中に視線を感じる長女ベルの眼差し

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いつも視線の先にいる末っ子長男茶リン君・・最近よく鳴きます。ぴったり側にいてくれます。
心配させちゃっているようです。ごめんね。人(猫?)相悪い画像ですが、二枚目くんです。

ちなみに次女りんりんは、マイペースなのでどこぞの部屋で寝ていると思います。
by berurinrin | 2009-08-30 22:41 | 日常

こまつ座第88回公演『兄おとうと』 in 紀伊國屋サザンシアター(7/31、8/16)

作   井上ひさし
演出 鵜山仁
美術 石井強司

生涯のうちで5回しか枕を並べて寝たことがない、兄の吉野作造さん(辻萬長さん)と
おとうとの吉野信次さん(大鷹明良さん)の生涯の物語。
父が、借金の返済にと貧しい人達から田畑を奪っていく姿を見て育ち、
贖罪の念から彼ら貧しい人達の立場に立って発言する作造さん。
その姿が時に時代を反して過激だと、右翼からは命を狙われ、
社会から反発の矢面になって身の安全も脅かされる兄とその家族。
その後の父の景気が傾いた姿を見て育ち、出世して社会を動かす側に立場に
身を置いて政治の世界に生きる弟・信次さん。
この兄弟を支える妻たちは、仲の良い実の姉妹。
時は大正。お互い気遣いながらも、会えばついつい喧嘩ばかりの二人、兄おとうと。

再々演のスタートは1月の八王子・いちょうホールでした。
あれから半年・・・東京公演の初日、千秋楽と拝見させて頂きました。
この作品を観るたびに、なんで自分の中の悩める事柄を思い出すんだろう?と
ずっと考えていました。
で、思い当たったのは「なぜ?」「なぁぜ?」という『兄おとうと』のなかの一つのキーワード。
作造さんと信次さんの財布と銀時計をうっかり盗んでしまった千代さん(土居裕子さん)の
勉強したくても出来ないのはなぜ?自分達が作った甘露煮を弟達が食べられないのはなぜ?と
千代さんの苦しい思いを二人に問いかけます。
その問いに答えられない弟に対して、「国家の官僚ならば答える義務がある」という兄の言葉。
ほかにも沢山の疑問というか問いかけが詰まったこの作品は
常に自分に疑問を持って生きていくことの大切さを改めて考えさせられます。
ホント人間って、悩みは尽きないモンですね・・はぁ(ため息)
でも、自分の悩みを掘り起こす気にさせられながら
シビアな辛い終幕のラストをしらされながらも
なぜか、観終わって心に残るのは、楽しさなんですよ。
やっぱまた観たくなっちゃう(*^_^*) 大好きなんだもん。

文学座からは、弟の信次さんの妻・君江さんを演じられた高橋礼恵さん。
1月に拝見した時以上に兄・作蔵さんの妻・勝江さん(剣幸さん)との姉妹の相性がばっちり★
凛としたお二人の姿の美しい佇まいもそうですが、二人の交差する眼差しとか、細やかな動作とか
まさに姉妹にしか見えませんでした。
礼恵さんの歌声、とっても可愛かったですよね(*^_^*)

初日に拝見した時、文学座のイケメン演出家(笑)上村聡史さんみっけ★
上村さんは、最近では新国立劇場『鵺』で演出助手をされていたのでした。
今年の冬には、一年間ロンドンに留学されてしまう上村さん・・寂しいですねぇ・・・
以前お会いした時「もし戻ってきて仕事がなかったら、自衛隊に入る!」と、
もの凄い意気込みを語っておられました(笑)
今は留学準備でTOEICを改めて勉強中だそうですが(やっぱもろもろの書類は英語なんで)
なかなか役者の方と違って、演出の方と触れる機会は少ないと思いますが
文学座の演出の方ってスタッフの方もそうですが、面白くてお茶目な方ばっかり(笑)
日々の中で楽しむ事を見つける才能がある方々が多いんだと思います。

と、鵜山さんがロビーに現れるのを待っている間に、『東京原子核クラブ』でお世話になった
俳優座の小飯塚貴世江さんにばったり、実は以前の鑑賞会の公演『黄金色の夕暮』で
不肖ながら担当をさせて頂いてご縁があったのでした。
小飯塚さんの魅力は、なんていったって特徴ある声!とってもキュートで可愛い女優さんです。
そんなこんなで、ロビーで行なわれた初日乾杯まで参加させて頂きましてf(^_^;)
おかげで鵜山さんのスピーチを拝聴できたのが嬉しかったっす。
観客代表で、ユニークな小田島雄志さんのオシャレなご挨拶も素敵だったしぃ
面白かったのは、今回の東京公演の稽古期間が2週間だったそうで
制作の方が「日程3週間取りますか?」と聞いたところ、
鵜山さんが「2週間で大丈夫」との事だったんですが
実際には、新たな掘り下げや色々発見があったりして、大変な稽古期間だったそうです。
そんなお話の後に、井上ひさしさんがご挨拶
「今、執筆中なのですが・・」とおっしゃってから
「2週間の稽古期間で、これほどのものが出来上がるなら、多少、執筆が遅れても(笑)・・・」
その言葉に制作の方と鵜山さんが「いや、いや、いやぁ・・」と口と身振りでのリアクション(爆)
瞬時に反応されたお二人に大爆笑の会場でした(笑)
うきゃきゃ面白かったぁ~

7/31(金)~8/16(日) in 紀伊國屋サザンシアター
by berurinrin | 2009-08-26 22:38 | 観劇感想

文学座有志による自主企画公演・久保田万太郎の世界第7回公演のお知らせ

作   久保田万太郎
演出  黒木仁
主催 万太郎の世界
協力 文学座企画事業部 

『短夜』
『燈下』

出演 藤堂陽子、南一恵、山本郁子、佐藤麻衣子、吉野実紗
    鵜澤秀行、中村彰男、吉野正弘、鈴木弘秋、植田真介、西岡野人  


日時 9/17(木)14:00
    9/18(金)19:00
    9/19(土)14:00/19:00
    9/20(日)14:00

於  文学座アトリエ

料金 3,000円(税込・全席自由席)

前売予約日 受付中


予約・問い合わせ 文学座  TEL.03-3351-7265(10:00~17:30日祝除く)

予約に関しては、リンクさせて頂いてます植田真介さん、佐藤麻衣子さんのブログからでも
メッセージで受付して下さるそうですよぉ~★

夏の名残を感じながら、和の世界に自分の身を浸してみるのも素敵なことだと思います。
うつしい言葉と美しい所作・・そして懐かしいぬくもり・・
贅沢な時間を味わいたいものです。
今回からサイスタジオからアトリエに移しての上演になるそうです★
by berurinrin | 2009-08-25 21:40 | 文学座公演情報

劇団影法師『うわさの三国志ー市井三国より』 in  R’sアートコート(8/22)

作       唐宇
潤色・演出 甲田徹
監修    鵜山仁

今から約1800年前、中国・後漢時代の中国大陸はまさに戦乱の時代。
漢王朝は滅びようとしていた中、世の中をただし人民を救おうと立ち上がった三人の男たち!
漢王室の流れをくむ劉備玄徳(西岡野人さん)、武勇に優れ忠義無類の関羽(広島光さん)、
張飛(村上洋康さん)。三人は桃園において義兄弟の誓いを結んで立ち上がった!
そして・・・・。
と、始まるのが有名な史実『三国志』の世界です。

ところが、彼らは怪しい大道商人たち。
彼らが売ろうとしているのは、「雲南白菜大力丸」。
これを一粒口に含めばたちどころに頭痛歯痛が雲散霧消。万病に効くという秘伝の薬。
そして「黒鉄玄鉄刀」・・
大根、人参、肉魚はいうにおよばず、材木だってスパスパ切れるというごつい(笑)包丁。
この二つの商品をいかにおススメできるか?!彼らが起す奇跡のような三国志の名場面を
結果は同じでありながらも、いきつくプロセスのハチャメチャ度が、三国志ファンの方には
刺激が強いじゃないかと思われるほど激しく辛らつなものがありそうですが・・・
ありそう・・と、云うのは私も何年も前に漫画(笑)『三国志』を、さらっと一度読んだだけなので
ちゃんと予習してくればよかったと・・後悔しきり。映画『レッドクリフ』観とけば良かったぁぁ
昼間の公演を観た後に、観ながら自分の不勉強さでボケてしまった部分を確認したくて
そのまま夜公演も拝見させて頂いたのです。
そんな良い子には、サプライズな出来事もありまして(*^_^*)

主役は、なんちゃって劉備玄徳さんを演じた西岡野人さん。
本当はチンピラの三一サンピンさん。
肉屋の張飛さんの豚肉を騙し取ろうと、張飛さんの刀で本当の劉備玄徳さん(長澤晃さん)
を殺させちゃったして、ちゃっかり劉備玄徳さんになりきってしまいます。
研修科の頃からのび君の印象と言うと
もうちょっとアクが強かったというか、器用で何でも出来るんだけど
何かざらっとした後味が残るっつーか、のび君を観るたびに不思議な感覚を感じていて
以前は、そんなのびくんの悪役が観たいと思っておりましたが
最近では、どんな役にも自ら溶け込んでいくような透明感・・懐の大きさ?!
純粋さピュアな素朴さが魅力的にみえてきます。
そんなのび君とサンピンさんが上手く重なって、のびの~びと、舞台の上を走り回る姿は
とても素敵だしそんな姿を拝見できた事は、嬉しい発見であり楽しかった出来事でした。
そーだ、そーだ「十六茶」のCM(がっきーのです)にサラリーマン姿の
のび君がご出演されてます。最後にオタオタしながら左右を確認してる男性が、のび君です★

そして三一サンピンさんの弟分・関羽は、英雄とは似ても似つかない小ずるいお調子者(笑)
そんな彼らの周りには、やっぱりどこかネジが緩んでいる過去の英雄達が
次から次ぎへと現れては消えて行きます。

舞台も胡散臭い香りがいっぱいで(笑)
例えば、散らばっている雑誌の上に舞台が作られていて・・まるでごみの山のようで
舞台上のオブジェが、多分三国志の英雄の姿だと思うのですが・・
その隣には、一時TV報道された中国の某遊園地のキャラクターになっていた
ディズニーのキャラクターのオブジェが寄り添うように置いてあったりして・・
大丈夫ですか?誰かに怒られませんか?って本当に中国で上演できたんですか?と
ちょっとびっくりの構図です。
この感想だと緩みっぱなしの作品のように感じられるかもしれませんが
中国の馬頭琴の生演奏の美しい調べや京劇の俳優の妙技や舞うような動きに胸をときめかせ
細かい(笑)細かすぎる作りと演技に思わず吹き出したり感動したりと
にぎやかな舞台を堪能しました。

昼夜、拝見したお陰で(笑)客席では色々な方にお会いできました。
秋には、新宿梁山泊に初ご出演される爽やかな二枚目!亀田佳明さんと
『アラビアンナイト』の太鼓隊長だった一見体育会系のちょっと強面(笑)な風貌ですが、
笑顔がめちゃ可愛い藤側宏大さん。
藤側さんは、やはり秋にお芝居が控えておられるそうです。
のびくんの同期で、11月にプリエールプロデュース『七本の色鉛筆』にご出演される
佐藤麻衣子さん。ほんとハナタレとか弟とかさんざん言ってましたが(爆)
この日から先生と改名させて頂きたいほど、麻衣子さま(あえて“さま”で)には
個人的な悩みを相談させてもらっちゃって、ほんと感謝感謝っす。
そんで、やっぱサプライズは、うひゃうひゃ鵜山さんですよ。
「最後はぁ♪おか~あさ~ん♪」って、違うかぁ!
↑これはしまじろうの歯磨きトンネルしゅぽぽっの歌です。劇中でも、なぜか歌われてましたねf(^_^;)
(しまじろうっていうのは、こどもちゃれんじっていう通販雑誌のキャラクターなのです)
言葉はなくとも、鵜山さんのさりげない笑顔で、パワーアップ!!
明日からカンバルどーん(笑)恋する乙女!(* ̄m ̄)プッ なわたしは単純ですからっ

8/19(水)~23(日) in R’sアートコート(8/22)
by berurinrin | 2009-08-24 21:05 | 観劇感想

「わけがわからないまま演じていいんですか?」と、ちょっとお怒りモードのお客様から
「最初から最後までわからない!」うげっ、って感じですが・・

堀尾さんが「わからないもの(事も)芝居の一つの楽しみ方では・・」すると
お客様「未消化で不思議すぎます!」
「(村上さんに対して)わかりにくかったので、もっと練習して下さい」
なかなか手厳しいお客様で、堀尾さんが「怒られましたよ!(苦笑)」
堀尾さん「裕子さん!わからないまま芝居をしないでほしいと言われましたよ(苦笑)」
すると鵜山仁さんから
「多分ね、三つ目の役どころについては、さっきの話にも出てきましたが
男と女の因縁のバリエーションではあると思うんですが、それなりに納得して演る方はやってる
つもりなんですけど、そういう意味では、なかなか言葉にしにくいんですが
言葉で説明できれば、芝居をやらなくても良いわけですから・・
そういう意味じゃ、ニュアンスの違うわかり方をしてやってるわけです。
(納得して頂けないことに対して)それは残念でした。」
堀尾さんからも「わからない芝居って、山のようにあるわけじゃないですか
特に新国立は、わけわからない芝居ばっかりですよ(笑)
あんまりテーマ性がはっきりしていると押し付けがましく感じちゃうタイプ(堀尾さん自身が)
本音は・・役者さんもわからずに演ってんじゃないのかなぁ
フアフアした感じ、そこら辺はどうでしょう?」
アトリエの会の『結婚』のアフタートークの時にも同じような事がありましたが
芝居を自分の頭の中で固めないで、せっかく生のライブなんですから五感を通じて楽しむ
ゆったりとおおらかな気持ちを持っていた方が、意外な場面に心を動かされる・・
そんな芝居との素敵な出会いがあると思います。

ところで、と堀尾さん「わからないままで役を演じるジレンマってあるんですか?」

三津五郎さん
「理解できると言っても、書いた人とは違う。
完全に理解できる・・・って、それは自己満足」と、きっぱりおっしゃいます。
三津五郎さんにとって、全員が初めての中で、芝居もわかりにくく掴み処のない役どころですが
「わかりやすい芝居に出てればいいのかなと、それも違う」とおっしゃいます。
「昼夜9時間の芝居を5日であげる歌舞伎と違って
一ヶ月かけてやる面白さ、自分の意見だけじゃなくて
鵜山さんの意見があり、(作家の)坂手(洋二)さんの主張があり、こうじゃないと逆の解釈を
言う方がいて、それも日によって違う(笑)至福で大事な時間を過ごさせてもらえました」

「この作品の全般に、芝居の殺されたメスのトラツグミの怨念が
縦糸になって繋がっているように感じた」
そうおっしゃったお客様から、田中裕子さんに質問でした。

「(この作品が)怨念を一つのテーマで貫いているんじゃないか?!」
怨念・・という言葉に、嬉しそうに裕子さんにバトンを渡す堀尾さん
「こういう人に出会っちゃったら、どうしよう?!って思うような女性を演じたら
天下一品ですからっ」
裕子さんが、ぽつりぽつりと語る言葉が、水滴のように優しく響く感じで・・
ちょっと、とりとめの無い言葉、つーか上手くまとめられなくて(><)
ただ・・わたしが感じたのは
色んなもの・・例えば怨念も、暗いイメージになりがちだけれど、
目に見えないものの存在を自然に受け止めてナチュラルに生きていく・・
そんな答えだった気がします。
裕子さん「・・自分に期待しないのが良いんじゃないかと」
堀尾さん「田中さんって、上昇志向とかないですよね(笑)」
鵜山さん「(ぼそっと)向上心が無い(笑)」
堀尾さん「(裕子さんは)すぐ笑いますよね(笑)」
そんな堀尾さんが、裕子さんに鵜山さんの演出について質問されると
「今回、鵜山さん・・くんとは、文学座時代に同級生のような感じで
木村光一さんの(演出)助手をしてらしたりして、やっとご一緒にお仕事できたんですけど
『人の台詞は聞いていない』『自分の台詞は覚えていない』と、素晴らしい言葉を頂き(爆)・・」
「どうでした?30年前の演出助手の鵜山さんは?」BY堀尾さん
演出家として、初めて鵜山さんとお仕事をされたとおっしゃる裕子さん。
裕子さん「鵜山さんの“鵜”って、弟の鳥って書くんですけど、“鵺”の弟か!?って」(爆)
堀尾さん「なるほど~“鵺”みたいなトコありますよね~摩訶不思議な気が・・う~気が付かなかった」
妙に納得する堀尾さんに、鵜山さんがそろそろ反撃?!
「みなさんあるんじゃないですか?!大人になったら一つや二つ後ろめたい事が
おありでしょうから、それをあえて“鵺”と呼びたい」BY鵜山さん
今度は逆に、30年前の裕子さんを鵜山さんに質問する堀尾さんです。
「30年前のあの頃の裕子さんと今回仕事したわけでしょう?文学座からスタートして・・」
「何ていうのかな・・全然わかっていないようで、全部わかっているようで・・不思議な感じで
懐かしいというか、恥ずかしかった、照れくさかった・・大体会っていなかったし、仕事も何も
30年振り“あーそうだった、そうだった(笑)こういう芝居してた。こういう奴だった(笑)”と
だんだん思い出してきた。同級生ってそういうもんじゃないですか?!
同窓会をやったら“あーそうだった、そうだった全然かわってないなぁ”って
かつては癖だったと思っていたら、病気になってるよ(爆)」
すると今度は堀尾さんは、たかお鷹さんに
「如何でしたか?鵜山さんの演出助手時代は?」
おおっと嬉しそうな顔でおっしゃったのは、たかおさん
「(鵜山さんの)若い頃は、頭の悪い奴だなぁと(爆)
“そこは、たかおさん。ぐっぐっぐっと”って、感嘆詞でものをしゃべるから(笑)
やっと最近はボキャブラリィが増えた(笑)」
そして、またまた嬉しそうな顔で裕子さんに「仇をとってあげたぞ♪」
鵜山さんの過去がちらっと浮かぶ嬉しいお話でした。
ちなみに鵜山さんと裕子さんが、文学座でご一緒された作品は
1980年『結婚披露宴』(アーノルド・ウェスカー作)と翌年の『三人姉妹』(アントン・チェーホフ作)です。
豆知識でした(笑)
文学座から出版された『文学座五十年史』・・ぺらぺらめくってもじっくり読んでも楽しいですよ♪
必需品でございます(笑)

「とても楽しかった」とおっしゃるお客様から鵜山さんへの質問でした。
「小劇場がこんなに華麗に動くなんて、(新国立劇場が)10年目にして生きて動き出したなぁと
できればもうちょっと(芸術監督を)続けて欲しかった・・・3年間の監督として関わってきた事で
楽しかった感想を聞かせて欲しい」
会場からは、同意の拍手も起こり・・鵜山さんへのお客様からの温かいエールと感謝が
伝わってきます。
そんな中、堀尾さんがたかおさんに、感慨深そうに「鵜山さん、成長されましたね」
と、ここぞとばかりにかたおさん(笑)
「いやぁ、そういう質問にちゃんと答えられるかどうか?(笑)」最高です!かたおさん
ひとしきり笑った後、鵜山さんが答えられました。
「(監督問題について)これは、辞めたくなかったのに首を切られたっていうニュアンスを持たれている
かもしれないんですが、必ずしもそうではなくて・・今、色んな意味で仕事がしやすい状況であって
それはすっかり何も問題がなかったというわけではないんですが、
それはそれとして僕らの仕事って、もっとさらしものして頂けて良いと思って・・
こうやって評価をもオープンにして頂いて、キャッチボールできればいいと、
遅まきながらわかってきて・・
今一番楽しいのは、新国立劇場の特徴は、臆面もなく“みんなの劇場”と言えること。
もっともっと利用して欲しいし、サービスしたいと。。
恥ずかしいのですが、ここに来るまでの自分の考えにはなかった事で
今までは、蛸壺の中で好きな芝居を作っていれば良いって
確かに難しいレパートリーで簡単にストーリーだけを追っているものじゃなくて、へそまがりで
揃えたんじゃないんですが、新しいものをちらっとでも発信できればなぁと
その事が大変楽しいし、これは(監督を)続けて頂ければ・・・と、おっしゃって頂けるのは嬉しいのですが
むしろ、外に出ても大いに、この劇場に対して言いたいし、利用したいし、そういうことで
皆さんとお芝居を楽しめると良いなぁと」
・・・・ちょっと、じーんとする発言ですが、鵜山さんの眼差しは、先に先に進んでいるような
そんな穏やかで優しい口調で語られました。う~ん、かっこいいですぅ

「前監督の栗山(民也)さんも冒険的で、それ以上に冒険的で、新国立じゃないと観れないという
芝居を沢山観せて頂きました。」BY堀尾さん
「鵜山さんの内面が情熱的でいらっしゃる」と、おっしゃいます。
うん、うん私もそう思いますよぉ

やはり鵜山さんへの質問は続きまして
「期待以上に楽しかった」と、おっしゃるお客様から、「今シーズンの幕開きが
三島由紀夫さんの近代能楽集『弱法師』『』から始まって
今回は坂手洋二さんの作品で、近代能楽集にした意図は何でしょう?」

「今シーズン“劇場の中の劇場”というフィクションの隠しテーマで
坂手君に書いてもらう時に、彼のライフワークの一つであり、
世田谷パブリックシアターではシリーズで近代能楽集を坂手さん以外でもやっていて
色々絡みはあるのですが、図らずも劇中劇というか、ある種のテーマに出てきてくれて、
それも近代シリーズで、それに飛びついたという・・
実際やってみて、パンフレットにも書いたけど役者は“鵺”だねという
演出もスタッフも皆“鵺”だねって(笑)
夢を紡ぐ=鵺・・というか、大嘘をつくというか(笑)それらを行ったり来たりしながら
ハードな仕事だったけど、それなりに手ごたえがありました」

ここで堀尾さんが「あんまり好きじゃない作家とか、こういうタイプはNGとかってありますか?」
「それは難しい・・あるんだろうとは思うけど、意識したことはない・・」
うふふっ鵜山さんっば、大人な発言です(笑)

「全体にワケがわからない面があるけれど、不気味さを感じる」そうおっしゃった
お客様からコッポラ監督の映画『地獄の黙示録』を連想され主人公の大佐とたかお鷹さんが
結びついてしまって、より不気味さをましたそうで・・・
第三部の東南アジアが舞台ですが、その辺りに設定された意図とは?と
やはり鵜山さん♪に、ご質問です。

「設定したのは、どっちかというと(作家の)坂手洋二さんだけれども
おそらく水で繋がっているとか、トンネルで繋がっているとか、60、70年代には
唐十郎さんが、九州と朝鮮半島が坑道で繋がっている・・とかいうイメージを持ったれたりと
人間の心に中や(その奥)下にあるものが繋がっているんじゃないかって事があって
たまたま坂手君が、ベトナムに行ってある種の感銘を受けたという
水上パペットショーと町の喧騒と解放軍の作ったトンネルとそのアンバランスに
大変な衝撃を受けて帰ってきたって事があったんみたいなんですけど、
そいういう設定の時空を遡っても通じてるって・・・世阿弥が書いたとされる『鵺』の世界にも
ひたひたと流れていて、それを表現する芸能者にも坂手君が興味をもったらしく、
演劇人というか自由を時空に、あっちにいったりこっちにいったり、とっても自由に行き来できるんだけれども
実は何者でもない・・我々というか、象徴的に役者といってしまいますが
我々表現者の心意気というか怪しさっていうか、どっかイメージが繋がって、というような音で
自分の頭の中で括ってみたんですけど・・」
「人間、皆“鵺”みたいなもんですもんね」と、堀尾さん
「ことさら不気味に表現しようとしたわけじゃないんですけど、探っていくと一筋縄でいかない部分も
あって目に見えないものを、目に見えるようにするっていう作業を
僕らはやっていきたいと思っているので、もっと不気味なものを探して、ある意味いい気分にお耳に
お目に入るように努めたいと思います」

と、最後に一言づつ
村上淳さんは
「ありがとうにつきます」と言いつつ「まぁ発声の練習は、僕はしないっすよ(笑)」面白~い
たかお鷹さんは
「ワケわからい、ワケわからないと言っていますが、僕の中では解決しております。
解決しないままに舞台に立った事はありません。伝わるかどうかは知りませんが」
たかおさんの言葉・・わたしは、すっきり潔くてとても素敵です。
田中裕子さん
「暑い中、来てくださってありがとうございました」その笑顔で、思わずつられて笑顔になりそうです★
坂東三津五郎さん
「新国立劇場小劇場が大好きで、一度出たかったので出られて
鵜山さんを始め他のキャストの皆さんといい巡り合いをさせて頂き、いい時間を過させて頂いて
感謝しております」
歌舞伎の方らしく、綺麗な日本語を簡潔に語る・・・始終穏やかな雰囲気をお持ちの三津五郎さんでした。

「えーと、まだまだ新国立劇場は続きます。
秋には、なが~~~い(伸ばす伸ばす)芝居(笑)をやる事になってまして
宣伝よろしくお願いします」
お茶目な鵜山さんの言葉でシアタートークは終了となりました。

1時間を越えた今回のシアタートーク。
最後までお付き合いありがとうございました。
やっぱ、鵜山さん中心ですが・・いいんです。だって、いつだってかっこいいんだも~ん!
色んな意味で刺激をうけました。もっと、もっといっぱいわがままに贅沢に
舞台から発散されるエネルギーを感じられるような観客になりたいなぁ・・と
その為には、もっと色んなものを見聞きして日々ガンバロウ・・と、思うのでした。
by berurinrin | 2009-08-23 12:35 | イベント

8.9月主な外部出演

★粟野史浩『風を継ぐ者』8/14~16名古屋ホール、8/20~25シアターBRAVA!(キャラメルボックス03-5342-0220)
★内野聖陽『ブラックバード』8/12.13オーパードホール(アスネットカウンター076-445-5511)8/15、16中京大学文化市民会館プルニエホース(サンデーフォークプロモーション052-320-9100)8/29、30北九州芸術劇場中劇場(北九州芸術文化振興財団093-562-2655)9/2~6シアタードラマシティ(キョードーチケットセンター06-7732-8888)
★松本祐子(演出)、松角洋平『ピーターパン』8/29,30梅田芸術劇場(梅田芸術劇場06-6377-3800)
★小林勝也『オペラ・ド・マランドロ』8/18シアタードラマシティー(キョードーチケットセンター06-7732-8888)8/21仙台電力ホール(仙台放送022-268-2174)
★鵜山仁(演出)、高橋礼恵『兄おとうと』7/31~8/16紀伊國屋サザンシター(こまつ座03-3862-5941)
★原康義『眉山』8/1~18明治座(明治座03-3660-3900)8/22~27中日劇場(中日劇場052-290-1888)9/11~13徳島市民文化センター(徳島新聞社企画事業部088-655-7331)
★西岡野人『うわさの三国志』8/19~23R'sアールコート(劇団影法師0422-54-7770)
★かたお鷹『エルスール』8/25~31本多劇場(トムプロジェクト03-5371-1153)9/福岡
エルガーラホール(092-739-2318)9/8イイヅカコスモスコモン 中ホール(0948-21-0505)9/14亀戸・カメリアホール(03-5626-2125)9/26湘南台文化センター 市民シアター(0466-28-1135)
★大原康裕、山田里奈『サマーハウスの夢』8/27~9/6俳優座劇場(俳優座劇場03-3470-2880)
★森さゆ里(演出)、山谷典子『夏の夜の夢』8/29~9/6調布せんがわ劇場(せんがわアクティ事務局03-3326-1377)
★岡本正巳、若松泰弘、沢田冬樹、櫻井章喜、細貝光司、金沢映子、藤崎あかね『平家女護島』9/9~13紀伊國屋ホール(巣林舎03-3755-7966)
★片淵忍『JIRUⅢ』8/11~16アイピット目白(In&Out Office080-3508-8354)
★頼経明子『カラフルヒップ』8/14~16アサヒ・アートスクエア(TABACCHI問い合わせkoteri@shore.ocn.ne.jp)
★金内喜久夫(18日のみ)、石川武、鈴木弘秋、植田真介、富沢亜古『遠くの戦争』8/17~18全労災ホール・スペースゼロ(青年劇場03-3352-6922(平日 10:00~17:00))

*お問い合わせは( )までお願いします

もう8月も半ばになりまして、Upが遅くてすみません。
私の今月の予定は『兄おとうと』『うわさの三国志』を拝見予定です。
もちろ~ん鵜山仁さん♪繋がりですが(*^_^*) 『うわさの三国志』の劇団影法師は、
いつか機会があったら拝見したいと常々思っていたので、とても楽しみです。
ご出演は、拝見する度に、驚きの変化を魅せてくれる西岡野人さんがご出演です。
実はその前には、モダンスイマーズの『血縁』を拝見しました。
拝見した分の感想はまた後日UPします。

新しく立ち上がった劇団ということで、山谷典子さんからご連絡頂いたのは
せんかわアクティー第一回公演『夏の夜の夢』です。
↑稽古場ブログもありますので、ぜひご覧になって下さいね。
ヘレナを演じる山谷さんは、今回衣装のプランもされてるそうで、
元来とっても繊細な感性の持ち主の山谷さんらしい
素敵な衣装も拝見できる事と思います。
文学座の研修科を卒業された松垣陽子ちゃんもご出演です。
演出は、森さゆ里さん・・歌も踊りのあるそうですよ♪うふっ
うっ、観たいなぁ・・・観れるかなぁ
興味ある方はぜひぜひご覧下さいね!!
by berurinrin | 2009-08-14 23:20 | 外部出演

質疑応答のコーナーになりました。

演出の鵜山仁さんへの質問
「田中裕子さんの衣装で、赤が強烈に印象に残りましたが、赤についてのこだわりはありますか?」

うふふっ鵜山さん♪が答えられます
「白拍子は、普通は赤い袴。。本当に白拍子かは怪しいんですが(笑)
ちょっと定番でそのまんまやるのもなんだし「ぬえっ~」としたワケで(笑)そっから始まって
裕子さんと話しをしながら、どっか死装束とかイメージはあったんですけど、やっぱり女性は
“赤”って、ちらちらと・・まさに「紅一点」言葉もありますが、最後は赤にしようかと・・
白拍子の袴から始まって、ここに行き着いたってワケです」
堀尾さんから、赤の衣装について着られた御本人はどうですか?ということで
田中裕子さんが
「日頃、赤って着ないので楽しませてもらおっかなぁ」
普段はカジュアルなスタイルを好まれる裕子さんだそうですが
その前にご出演した舞台も赤と白の衣装だったそうで
「なんか、めでたいかもしれません(笑)」

田中裕子さんへの質問です
「第二部<川辺の女>で裕子さんが、川で一人戯れるシーンがありましたが
犬のマネをされていたのは演出なのか独創的なものなんでしょうか?」

まずは裕子さんから
「演出家が何も言ってないのに勝手にやったんです(笑)
ただ、これ以上やるとクレームがつきそうなので・・
毎回少しづつ長くなってるんです(笑)
鵜山くん・・さん(笑)からは、このダメ出しについては、きていませんでしたが
この機会にくるかも・・」
「鵜山さん気が付いてないんじゃないの(笑)」BY堀尾さん
鵜山さんが楽しそうに返事をされます
「だんだんエスカレートしてくるんですよねぇ(笑)
田中(裕子)さんがやってる分には、面白いからいいんですけど・・
時々、村上さんの出てくる時に(こういう)リアクションしないだろうって格好してる
時があって、ここ2回ばかりは上手く行ってるんですけど・・
でも、いいじゃないですか♪すごい印象的だし
確かに“犬”をやってくれ・・とは、言ってないです(笑)けど、気持ちは通じているんです」
うん、うん、役者と演出家の素敵な関係が伝わってきますね。
裕子さんは
「犬とか猫を飼っているんで、せっかく日頃見ていることを仕事に投影しようかな」
そんな裕子さんの相手をされる村上淳さんにマイクが向けられると
「(裕子さんを)かわいいなぁ・・と思って」
・・ですよね。裕子さんの表情や言葉が魅力的ですもん。
鵜山さんが
「逆に探されてる犬が、(裕子さん演じる女の)お腹に入ってるんじゃないかと・・」
裕子さん「食べちゃって」
堀尾さん「ホント?!」
裕子さん「ええ」
堀尾さん「食べちゃったって意味合いもあるの?」
鵜山さん「それを三部になって、村上さんが「犬の肉・・」って勝手な解釈で繋がってる」
「食べちゃったそうです」堀尾さんが、綺麗に(?)まとめました(笑)

「坂東三津五郎さんの声が聞きたいという」お客様から
「第一部で、裕子さんと夫婦で、第二部でも夫婦だったんでしょうか?」

「(役の)設定については、作家に聞いてもらわないと・・」と、苦笑されながらも
第二部では「何でもいいんです、男と悲しみ、女の悲しみの集合体が“鵺”なのか?!」と
おっしゃいます。歌舞伎を観たことがないので、私にはよくわからないのですが
三津五郎さんのファンで、歌舞伎に通じている方で参加されているお客様は
芝居の形を、どうも型にはめて自身で決まりをつけて理解したい方が多い気がしました。
「蛍光灯の下で稽古していると、照明とか(舞台の)仕掛けは、鵜山さんの頭にはあるけれど
全然わからなくて・・」舞台に立って「あ~こうなっているんだ」と、三津五郎さん。
堀尾さんが「第三部の気持ちがわからない」と裕子さんに
「夫をさがしているのに、三津五郎さんの事を好きになっちゃう。女の気持ちをぜひ」
裕子さん「赤い服を着ちゃったから(笑)」
三津五郎さん「(裕子さんを)見てるとキュートですから(笑)」
と、ここで三津五郎さんが裕子さんの今日の台詞の間違いをご披露(笑)されました。
三津五郎さん
「(裕子さんは)自分で間違って、自分で笑うんですよ(笑)
今日ね「どうして?(三津五郎さん)」「自制心を保つためよ。・・私と、あなたが(裕子さん)」
という台詞を「どうして?(三津五郎さん)」「じっとしてる為」って
え~!!“じ”しか合ってない(爆)・・・・全然違うことをチャーミングな表情で言うんですよ(笑)」
裕子さん
「“自制心”って言葉が出てこなかった(笑)照明が消えていく中で、
この後トークショーあるのになぁって(笑)」
このシーン・・実際「あれっ、台詞違う気が・・・」って思いながら拝見していたのですが
裕子さんのすっごい笑顔の中で照明が落ちたんですよ。
きっと男性だったらメロメロですよ。ほんとヤバイあの笑顔、可愛すぎです(笑)
「どうします?(裕子さんが台詞間違えちゃったら)」と、堀尾さんが村上さんにフリます
「僕、やっても気づきませんから(爆笑)大丈夫です!」
堀尾さん「それも能力です!」面白ぃ~!

坂東三津五郎さんへの質問です。
「“鵺”の音の感じが、芝居の最後まで予感させるような不思議な感じがした」とおっしゃるお客様から
「毎日同じ音が出るのでしょうか?」

三津五郎さんから
「“ヒィィ、ヒョオ・・・”って、日によって音がちょっと違う」とおっしゃいます。
たかお鷹さんからは「あまり高い音にしないでくれ」と言われるそうです。
今日は、ちょっと悲しい音にしよっかな?!とか・・イメージは
黒板をひっかいた感じ?!だそうですが、何しろ台本には「ヒィィ、ヒョオ・・・、ヒィィ、ヒョオ・・・」としか
書かれてなくて、いったいどう表現するのかって(笑)
日によって変わっちゃう、悲しい時とか?その時のモチベーションで変化するものなのでしょうね。

鵜山さんへの質問です。
「芝居の冒頭に流れていたピアノの曲ドビュッシーの『水の反映』に“ヒィィ、ヒョオ・・・”は関連しますか?」

質問されたお客様が、ドビュッシーの『水の反映』と“ヒィィ、ヒョオ・・・”についての音の共通項を
細かくお話をされました。それについてお茶目~な♪鵜山さんから
「色々解説ありがとうございます(笑)」うふふっ
「・・でも、どういう音にしようかと、最初の頃から言っていて
三津五郎さんが裏声で(“ヒィィ、ヒョオ・・・”)出して下さって、
ドビッシーとは、とりあえず関係はないんだけど(笑)
なんか謙虚深い言い方になっちゃうんだけど、稽古場であの音楽が流れたりしているんで
それで出会って科学反応が起こっているのかもしれない。
なんでドビュッシーは、関係ないんだけど、どっかに“鵺”が住んでいるのかも・・・」
と、堀尾さんが
シアタートークで“これとこれは関係あるんですか?”って聞かれる事がよくあるそうですが
関連性を聞かれて、本当は作っている側は何も考えてなかったりして、逆に改めて感じさせられたり
するそうです。感性が豊かなお客様なんでしょうね。と、おっしゃっていました。

今回は質問コーナーがまだまだ続きます(笑)また次回へ!!(^^)/~~~

p.sなかなかPCの前に座る時間が取れず、ご無沙汰ばかりですみません。
こんな状態がいつまで続くか?ちょっとわからないのですが
元気で頑張っていますのでご安心ください。
ともあれこんな日々なので、メールの返事やら何やら・・それでなくてもいつも遅いのに
本当にすみませんm(_ _)m
by berurinrin | 2009-08-13 22:23 | イベント

文学座付属研究所研修科発表会『衣装』『かくて新年は』のお知らせ

作   森本薫 

演出  戌井市郎 

日時 8月21日(金)18時30分A
     8月22日(土)13時30分A/18時30分B
     8月23日(日)13時30分B

   ※開場は開演の30分前

於 文学座アトリエ  

全席無料・予約制 予約開始8/10(月)~満席になり次第終了。

文学座  TEL.03-3351-7265(10:00~17:30日祝除く)

前回は、井上ひさしさんのびっくり作品でしたが(笑)
今回は、またがらりと変わって『女の一生』の作者・森本薫さんの世界です。
このレパートリーの豊富さが研修科生の勉強の場でありながらも観客としても色んな作品に出会える
素敵で貴重な体験です。
『衣装』は、静かで想像力を掻き立てられる美しい作品です。
『かくて新年は』は、八十八の会で拝見した記憶もまだ鮮明です。
休憩を挟んで2時間半の予定だそうです。
ぜひ、美しい言葉の世界に浸ってみませんか?
by berurinrin | 2009-08-07 22:48 | 文学座公演情報

『レッツエンジョイかぐや姫』に参加してきました★小学校三年生のわたしの甥っ子が(笑)
わたしは保護者です♪ルン
って事で、文学座へ
ファミリーステージ『かぐや姫』の出演者の山本郁子さんや中村彰男さんが
お稽古されてるアトリエの前で談笑中。
甥っ子を連れた私は「うちの息子です★なーんちゃって」
「こんなに大きなお子さんがいらっしゃるのぉ?!」と郁子さん(笑)えへへっ
彰男さんは、いつでもニコニコです★

新モリヤビルの2階の会場の隣の控え室で、Tシャツとハーフパンツに着替えた甥っ子は、
約20名位のお友達と一緒に、これからみっちり2時間ワークショップに参戦です。

先生は、イケメンリーダー・ヨッシー(城全能成さん)、プーさんTシャツで大きな声で元気なしーちゃん
植田真介さん)、そして可愛~い♪みしゃ(吉野実紗さん)の3人
まずは、リーダーヨッシーを中心に怪我をしないようにしっかりウォーミングup!
ホッペを両手でマッサージ・・顔を左に寄せたり右に寄せたり、そしてその場でジャンプ★
左右に飛び跳ねたり・・子供達のきゃっきゃきゃっきゃ♪の笑い声
好き勝手に歩いてヨッシーの「手!」という声に、近くのお友達と両手をタッチ!その名もタッチゲーム
他に「肩」とか、体の部位を合わせていきます。
始めはもじもじ君の子供達が、だんだん打ち溶け合っていく姿が微笑ましいです。

歩きながら目が合ったお友達と全員、ご挨拶&握手をするゲームや
頭の中でイメージした縄で縄跳びをしたり、大縄にも挑戦・・
なんか不思議なんですが、縄が見えてくるんですよ。これがすごい
子供達同士呼吸を合わせて跳んでる姿に感動しちゃいます。

グループを組んで、子供達で相談しあって体で飛行機や馬車、日本を表現したり
手裏剣をイメージして飛ばしあったり、びっくり箱をイメージしてその表情を楽しんだり・・・
次から次に面白いゲームが展開されました。

みんな名前書いたガムテープを胸に貼っていたんですが
「ちゃん」とか「くん」とか付けずに、そのまま書かれている名前で呼び合います。
これがフレンドシップというか、仲間意識が生まれてくるようで、互いに飾らなくてイイ感じ★
でも女子より男子の方がシャイな感じ(*^_^*)
ちなみにうちの甥っ子は「しんちゃん」と書いていました。
「なんで名前にしないで“しんちゃん”にしたの?」
「“しーちゃん”を真似したかった」ほぉ~。
丁度、文学座に行く途中のコンビニで、植田さんに偶然お会いして、挨拶を交した時に
植田さんが、はにかみ屋の甥っ子に笑顔を見せて下さったそうで、
そんなささやかな優しさが、嬉しかったようです。うふふっ

約10分間の休憩をいれて2時間みっちりワークショップに興じた甥っ子は、
当初もじもじ君だったはずが、打って変わってうひゃうひゃとはしゃぎまくりの汗だく汁だく状態(笑)
他のお友達も同じ状態。
最後は、ヨッシーが一人一人名前を呼んで団扇と名前入りの『かぐや姫』の
チケットを手渡しして下さいました。

すっごく楽しんだ時間だったようです。
観てるこっちも本当に面白かったです。あ~こんな表情するんだなぁ~と驚いたり、笑ったり
意外な子供の一面を垣間見れて、とっても満足・・それに、ヨッシーやしーちゃん、みしゃの
素敵な表情もいっぱい・・子供達のイメージを尊重して、個性を大事にしてくれる指導方は
温かくて、笑顔満載・・感動しました。

さあ、これでおしまいっ!!と、思ったら
アトリエでお稽古中の『かぐや姫』の稽古場訪問というびっくりサプライズ!
子供達に続いて、保護者たちもアトリエに招かれました。
お稽古を中断して下さって、出演者の方々が温かく子供達を囲んでくださいます。
今回の演出をされる高橋正徳大演出もとい高橋おじちゃま(笑)が、子供達を前に
作品のお話や舞台セットのミニチュアを見せて下さいました。
私は、後ろの方にいたので、本番の舞台がどうなっているのか拝見できませんでしたが
後から甥っ子に聞いてみたら「すごい!**が、あった!」と言っていました。
浴衣姿の郁子さんに「お母さん」と呼ばれて、いや私、お母さんじゃないからみたいなぁ・・あははっ
松岡依都美ちゃんや鈴木亜希子さんら元気で可愛い女優さんに声を掛けられて
固まる甥っ子(笑)・・・「親子みたい~似てるぅ」と言われまくりで、照れながらアトリエを後にしました。
ちなみに孫じゃないですからねっ、甥っ子ですからノリ君!

いったんモリヤビルに戻って、甥っ子を着替えさせて「さぁ、帰ろう!」と外に出ると
ヨッシーやしーちゃん、みしゃ達が子供たちの見送りに待っていてくれました。
「またおいで」と言われて、うなずく甥っ子・・
最後まで子供達を気遣ってくれる思いやりに感動した一日でした。
本当に素敵な企画でした★ありがとうございました。

さて、明日から日生劇場で幕が上がる『かぐや姫』!
どんな舞台を魅せて下さるのか?めちゃめちゃ楽しみです。
『かぐや姫』の公式ブログで、座組の雰囲気の良さがとてもよく伝わってきますね~!
きっと素敵な初日が待っていることでしょうね!!
皆さん頑張って下さいね~♪

やっぱ夏は、乙女の気分でガンバロー!って、何を言ってるんだか?!
ブログの更新が遅くてすみません。
ちょっと疲れてますが・・元気です。
なかなかパソコンの前に座る時間がなくて・・・お許しください。
でも頑張って更新していくように努力します(*^_^*)
by berurinrin | 2009-08-06 21:53 | イベント