『劇作家・三好十郎』 三好十郎没後50年記念誌編集委員会 編
発行 書肆草茫々(しょしくさぼうぼう)1500円

今年は、地元の演鑑の35周年ということで、35周年実行委員の全く役に立たなかった
副委員長をやらせていただきまして・・。
全く役に立たなかった理由は、また機会がありましたらお話させて頂きますが(笑)
その関係で記念誌や創立以来の会員が選ぶベスト10とか、色々な過去の資料を
目にする機会が多かったのですが、中でも1977年に演鑑の例会で公演された
劇団民藝『炎の人』が、今も忘れないという会員さんたちの声が多く聞こえてきました。
ゴッホの生涯を描いたこの作品を書かれた三好十郎さん。
劇作家の方と思っていましたが、それは三好さんの側面であって
詩人でもあり、画家でもあったマルチな三好さんの姿がこの本には描かれています。
細やかで丁寧な作業で編集されたこの本。
大切に読み進めていきたいと思っています。
劇作家としての三好さんについては、鵜山仁さんも寄稿されておられます。
鵜山さんも『その人を知らず』『疵だらけのお秋』の2作品を演出されたそうです。
ただ、演劇に関わるもっと沢山の方の言葉を読みたかったかなぁ・・とちょっと残念です。

また早稲田大学構内にて「没後50年 三好十郎記念展」を開催中です。
会期<2008年11月1日(土)~12月14日(日)>
会場<演劇博物館中村歌右衛門記念特別展示室>
入場無料です。
ご興味がありましたらぜひ、ちなみにこの本の販売もされているそうです。

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本を乗せてる椅子は、家の近くのIKEAで買って組み立てましたYeah~!(*^^)v
背もたれの部分がメッシュになっていて写真だとよくわからないですねf(^_^;)
by berurinrin | 2008-11-24 22:30 | 日常

文学座付属研究所研修科発表会『三人姉妹』のお知らせ

作   A・チェーホフ   
英訳  マイケル・フレイン
訳   小田島雄志

演出  松本祐子

日時  11/28(金)18:00
     11/29(土)13:00/18:00
     11/30(日)13:00

於  サイスタジオコモネAスタジオ

全席無料・予約制  予約期間11/10(月)~25(火)
             文学座  TEL.03-3351-7265(11:00~18:00日祝除く)

次回は卒業公演。
残り少ない彼らの勇姿を客席からご一緒に目に焼き付けていきませんか?!
わたしにとって、最後のサイスタジオ通いになるのでしょうか?!
by berurinrin | 2008-11-07 22:15 | 文学座公演情報

11、12月主な外部出演

★内野聖陽『私生活』11/5~9シアターBRAVA!(東宝テレザーブ03-3201-7777)
★高瀬哲朗、今村俊一、高橋広司『から騒ぎ』11/7~9愛知厚生年金会館(キョード東海052-972-7444)11/14~19シアタードラマシティ(キョドーチケットセンター06-7732-8888)
★原康義『放浪記』11/9~12/5中日劇場(中日劇場052-290-1888)
★大原康裕『山の巨人たち』10/23~11/9新国立劇場(新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999)
★新橋耐子『三丁目の夕日』11/3~28明治座(明治座03-3360-3900)
★斉藤志郎『ザブザブ波止場』11/5~19シアターTOPS(ぷれいすチケットセンター03-5468-8113)
★牧野沙也子『因縁屋夢六玉の井徒花心中』11/7~16新宿スペース107(劇団未来劇場03-3360-1717)
★得丸伸二、大場泰正『マクベス』11/8~11俳優座劇場(俳優座劇場03-3862-5941)
★押切秀希、得丸伸二『ヴェニスの商人』11/14~17俳優座劇場(俳優座劇場03-3862-5941)
★星智也『表裏源内蛙合戦』11/9~12/4Bunkamuraシアターコクーン(Bunkamuraチケットセンター03-3477-9912)12/10~14シアターBRAVA(キョードーチケットセンター06-7732-8888)
★今井朋彦『友達』11/11~24シアタートラム(世田谷パブリックシアター03-5432-1515)11/27,28まつもと市民芸術館(まつもと市民芸術館0263-33-2200)
★城全能成、松山愛佳『向日葵の棺』11/28~12/6可児市文化創造センター12/12~16新国立劇場(可児市文化創造センター0574-60-3050)
★鵜山仁(演出).金内喜久夫.川辺邦弘.松角洋平『イリュージョンコミック舞台は夢』12/3~23(新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999)
★佐古真弓『戦争と市民』11/21~12/7ザ・スズナリ12/10.11エルパルク仙台スタジオホール12/14盛岡劇場12/18.19東文化小劇場.12/25~28アイホール(燐光群03-3426-6294)
★浅野雅博『空(ソラ)の定義』12/11~21俳優座劇場(俳優座劇場03-3470-2880)
★西川信廣(演出).椎原克知『アウトロー.WE望郷編~姜琪東句集より』11/21~16紀伊國屋サザンシアター11/18.19ももちパレス(京楽座03-3545-0931)
★林田一高(作・演出・出演)『La Fiesta』11/20~24高円寺明石スタジオ(090-7685-1470(制作 ツカハラ様) )
★片淵忍『軍艦島~負けないみんなの鎮魂歌~』11/21~24ザムザ阿佐ヶ谷(090-5217-6353制作)
★森さゆ里(総合演出).山像かおり.浅野雅博(映像)『FIRST KISS』11/29~12/7シアター&カンパニーコレド(KISS制作部070ー5586ー7991)
★高橋正徳(演出).上川路啓志.斉藤祐一.細貝光司『シャリトーベルサイユ』12/24~28ルテアトル銀座(ブルーミングエージェンシー03-5468-7755)
★征矢かおる『その人の名を知らず』12/26~1/5こまばアゴラ劇場(東京デスロックhttp://deathlock.specters.net/)

*お問い合わせは( )までお願いします
by berurinrin | 2008-11-06 23:14 | 外部出演

劇団HOBO・旗揚げ公演『喧嘩農家』 in 新宿THEATER/TOPS(11/2)

脚本 平田侑也
演出 おかやまはじめ+劇団HOBO

とある寒村の農業を営む5男1女の真坂家。
家計を助ける為にガソリンスタンドでアルバイトをしている
末っ子長女・照美さん(高橋由美子さん)が結婚することになりました。
相手は今野隆さん(古川悦史さん)。隆さんは、真坂家に入り婿になって
農業をすると宣言します。
けれど今の日本の農家の低迷振り・・がんばってもがんばっても赤字経営。
次男の繁雄さん(林和義さん)は、亡き父の手帳をヒントにダチョウの飼育に手を出します。

えっと、えっとまさか古川さんが劇団を立ち上げるなんて驚きですね。
それもこの座組のメンバーのユニークな事(笑)
いったいどんな縁で結ばれた仲間達なのでしょうね。
今回の古川さんは、初めての農業で入り婿さん。
おっかなびっくり目を白黒させながら右往左往する古川さんの動きが
めちゃめちゃ新鮮。
わぁ、こんな表情するんだ古川さんって・・
ホントに古川さんて、カメレオンみたいに芝居によって
その姿を幾通りにも変化させてしまうので、どれが素なのか?!
皆目見分けがつきません(笑)

柴田理恵さんの声がアナウンスで流れたり
省吾さんのワハハ本舗のユニット“ポカスカジャン”がCMをしている
“がりがり君”のアイスを小道具で使ったりと
隠しネタがあって、最近はすっかりご無沙汰だったワハハのライブに行ったような
ベタで懐かしい優しい笑いの雰囲気を味わう事ができました。
実は、ポカスカジャンのテーマ曲を一時期、着メロにしていました私。あははっ。
いや別にポカスカのファンってわけじゃありませんが・・・
実は、ポカスカジャンのサインも持ってます私。あははっ
いや別にポカスカのファンってわけじゃありませんが・・・
でも、内緒ですが省吾さんのベアーズは好きでしたf(^_^;)

ま、冗談はおいて置いて
働けど働けど生活は楽にならない。
農業一筋に生きてきて、他の仕事に就くには若くはない。
にっちもさっちもいかないけど、それでも何とか手足をバタバタさせて
少しでも向上させようと試みても、結果は意外な程、あっけなく簡単に失敗してしまう。
それでも頑張れるのは、片方に諦めの重石を乗せた天秤に掛けながらも思いは同じ
家族の絆の深さと強さですか
そんな彼らが舞台の上で、転落していく人生。
バラバラになっていく真坂家の姿を目の当たりにしても
なぜか悲劇の色は無く、爽やかに感じるのは、彼らの瞳の中に「まだまだいける」と
明日への光が輝いているからなのかもしれません。

次回公演はいつかわかりませんが・・近い将来、若者よりも元気なおじさん達の姿を
ぜひ見せつけて欲しいもんです(*^_^*)

10/28(火)~11/2(日) in 新宿THEATER/TOPS
by berurinrin | 2008-11-05 22:57 | 観劇感想

文学座有志による自主企画公演
久保田万太郎の世界・第6回公演『はくじゃうもの』『四月盡』
                         in サイスタジオ(10/26)

作   久保田万太郎
演出  黒木仁

『四月盡』

父が病に臥してお伊勢さん(山崎美貴さん)は、実家に戻ってきました。
妹のおえいさん(くさの万葉さん)と正太郎さん(反田孝幸さん)は以前より
お伊勢さんの今の立場と生活を心配しているようです。
それは、前妻が亡くなって後妻に入ることを父が許さなかった為に
結婚できずにそのままあやふやな立場での相手の家での暮らし・・。
病状が悪化し医者(鈴木弘秋さん)が呼ばれ、お伊勢さんは、相手の家を
出ることをおえいさんに伝えます。
ところが、お伊勢さんを慕う前妻の子・新一さん(小宮明日翔さん・劇団ひまわり)
を背負った小間使(佐藤麻衣子さん)さんが現れます。
その夜、車夫(西岡野人さん)を呼びお伊勢さんは相手の家に帰っていきます。
お伊勢さんの腕には、安心して抱かれている新一さんの眠った姿がありました。

『はくじゃうもの』

和吉さん(鈴木弘秋さん)が怪我をして、おしんさん(清水馨さん)の介護を受けています。
心配した和吉さんの友人でおしんさんの兄・平太郎さん(中村彰男さん)が
見舞いに来た国蔵さん(関輝雄さん)と怪我の経緯の食い違いを説明しています。
甲斐甲斐しく看病をするおしんさんの和吉さんへの想い知る平太郎さんは、
和吉さんに伝えようとおしんさんに話しますが、おしんさんは首を振ります。

温かい思いに溢れた庶民の日常の生活の中の、ほんの短い一時のお話です。
けれどその芝居として垣間見れる彼らの過してきたバックボーンが、
相手や家族や友人・・・その眼差し、ため息・・堪えきれずに毀れる涙から
あふれ出てくるのです。
さりげなく気遣う細やかな動きから優しさが伝わってきます。
静かな芝居です。観客と役者の息遣いの音が感じられる程の静かな中で
沢山の思いを受け止めながらも、観終わった後に来る清涼感。
素敵な時間を過しました。

受付にいたのは最近綺麗になったなぁとしみじみ思うのですよヨリちゃん(*^_^*) の
頼経明子さん&いつも素敵な南一恵さん。
客席には地方巡演中の『ゆれる車の音』のご出演者の方のお顔も拝見できました。
開演前には、おおっとびっくり中村彰男さんが入り口の前で案内されてました。
こんな光景も自主公演ならではですね★

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のびくんこと西岡野人さん&佐藤麻衣子ちゃんからブラジルのお土産を頂きました。
ありがとう♪チーズと元気になるシロップ?!(笑)
一ヶ月間もの長期間の外国での旅公演お疲れさまでした♪
日本では公演がなかったので拝見できませんでしたが、絶対二人にとって
素敵な経験になった事だと思います。

10/22(水)~10/26(日) in サイスタジオ
by berurinrin | 2008-11-03 20:49 | 文学座観劇感想

寒くなりましたね。
うちの末っ子長男の茶りん君も夜中寒いらしく、布団の中に潜り込んできます。
夏の終わりから家の中はドタバタと色々な出来事が起こり
猫達にも多大なストレスを与えていましたが、何とか収拾の運びとなり
(まっ、結果は望んだ方向とは異なりましたが・・・)
いままで好き勝手に遊んでいた私も考えを改めなきゃいかんと
という事で、観劇も自粛の方向に・・・・。
そんな11月の観劇予定は2本(><)


・劇団道学先生『ザブザブ波止場』
文学座からは斎藤志郎さんがご出演です。ホンは『ゆれる車の音』を書かれた中島淳彦さん

・劇団青年座『MOTHER』
『殿様と私』の作家でもあるマキノ・ノゾミさんの書かれた作品です。
攻めの姿勢をみせる青年座のマキノ・ノゾミ三部作連続上演のうちの一本です。

・・・2本って・・・さ、それでも気持ちは前に元気で頑張ります。
by berurinrin | 2008-11-02 10:29 | 日常