風のつめたき櫻かなー久保田万太郎作品集より』公演中のロビーは
そうそうたるメンバーが集う座組みだけに、お花が一杯です。
そんな中、当日チケット販売のコーナーには、優しい笑顔の目黒未奈さんがお手伝いです。
チケットもぎりには、『長崎ぶらぶら節』の肺病を病んでしまうお雪チさんこと松山愛佳さん。
普段はとってもお茶目な愛佳ちゃんなので、お雪チさんのか弱さのギャップにぷぷぷっですね。
そしてNHKドラマ『トップセールス』でもご活躍でした櫻井章喜さん。
なんか。。なんか・・ちょっとスリムになられて、よりかっこよくなりましたね。
おおっ『長崎ぶらぶら節』では美しい歌声まで披露された頑張り屋の頼経明子さん。
客席でのアナウンスも担当されてました。
『油単』では、結婚するの?しないのぉ?!とヤキモキさせられました浩紀さん役は
素顔もかっこいい神野崇さんもお手伝い♪
このアットホームさがいいんですよね~☆彡
ヨリちゃんと神野さん・・このお二人は、鵜山仁さん♪演出のオペラ
東京二期会6月公演『ナクソス島のアリアドネ』に客演されるそうです。
ご覧になれる方は、ぜひ舞台の上のお二人をお探し下さいね。

と、この日の舞台終了後は、バックステージの見学会がありました。
舞台美術は、とっても細やかで繊細で・・でもそこに存在するかのような人のぬくもり、
生活感溢れる美しい絵を描かれる石井強司さんが担当されておられます。
案内をしてくださったのは、『久保田万太郎の会』で演出も手がけられる
舞台監督の黒木仁さんです。
舞台上では、演出部のスタッフの方々が、終演後のお片付け中でした。
みなさんテキパキされていて・・その姿に見惚れてしまいます。
しばし客席で、舞台上の様子をうががっておりました。

黒木さんが手に持ってA4サイズ程の石井さんの描かれた舞台の原絵を見せて下さり
(また、この絵が・・細やかで・・細やかで・・とっても綺麗なのです)
この美しい絵を元に実際の舞台を作ってしまう・・
それ自体凄いんですけど・・・
「実際の舞台美術と違うところが7つあります。さて何処でしょう?」とクイズを出題されました。
なんだ?なんだ?と舞台を原画を交互に見ながら
「ライン」の生々しい亀裂の入った壁に原画にはない、ベニヤを足していたり
電柱に角度をつけたり・・と、よりリアルさを追求するために
壁の傷を増やしたり・・と、手が加わっているのがわかりました。
全体を見てもその細かさに驚いているのだから、いったい実際どうなっているのでしょう??
今度は舞台を見学させて頂きます。

設定は、東京都直下型大地震、震度6。
震源地は品川沖、震度7。
「宵町銀座商店街」の2/3の店家屋は倒壊したそうです。
ほとんどの方々は避難所である小学校で生活をしておられます。
不幸中の幸いは火災が起こらなかった・・そしてその数週間後の出来事です。

サザンシアターの上手側舞台袖は、すぐ壁になっていて釣りものの(幕とか)の
ワイヤーがたくさん壁側についています。
その壁と平行して舞台に向って椅子が何脚か置いてありました。
出番待ちの俳優達がしばしここで待たれるのでしょうね。

裏を廻って、「ライン」の入り口から舞台中央に向います。
喫茶店「ライン」は、作家の平田オリザさんのイメージする実在の2つの喫茶店を
組み合わされて作られているそうです。
「ライン」という名前も、実在の理髪店からお借りしたそうです。
舞台の商店街も、平田さん率いる「青年団」の本拠地
駒場東大前の商店街をイメージされて、ちょっと下町のシャッター商店街になるつつある
自分の土地で、営業しているお店を持った人たちの集う場所。
そして下町の風景・・・
演出部のスタッフの方々は参考に下見に行かれたそうです。
いたるところの壁には、震災の影響で亀裂が入った痛々しい傷口。
今にも落ちそうなエアコンをガムテープで留めています。
まだ寒い3月・・ストーブのオレンジの明かりが温かいぬくもりを感じさせてくれていました。

普段は舞台の小道具やセットには手を触れないのが暗黙の了解ですが
黒木さんが「触ってもいいですよ。でも移動したら元に戻して下さいね」
と優しく声を掛けて下さいました。
きっと、それだけ丈夫に作られている証なのでしょう。
ちょっとどきどきしながら、中央にでーんと、しつられてる「ライン」の緑のソファーを
指でツツゥーっと触ってみました。しっとりした質感。う~ん。座り心地良さそうです。

ぱらぱらめくれる雑誌や新聞は、今年の春の季節のものを
この公演のために保管していた本物でした。
震災・・まさに近未来・・・今日の出来事になるかもしれません。

カウンターには、本物のガムシロやお砂糖が・・そう、
実は芝居中は本物のコーヒーやジュースを実際に召し上がっているそうなんです。
あ、でもミルクは、どうしても口の中で舌ともつれやすいので、違うんですって・・面白いですね。
カウンターの内側には、コーヒーの染みが付いた古びた台本はっけーん!!
どなたのホンかわかりませんが、ものすごく使い古した感じがします。
そんなに長い稽古期間があったわけじゃないのにぃ・・なんか、すごいです・・
その台本の変わり果てた姿に感動します。

「ちょっとトイレをお借りします」とばかりに「ライン」のトイレの先は、上手の舞台袖でした(笑)
すぐ側に、大きなタッパーウェアー&大きな鍋が2つ!!
これは花見のお弁当達では??うきゃ・・
覗いてみると・・サンドイッチに玉子焼きにスパゲッティ・・美味しそう
パスタの中のウインナーはたこさん(笑)になってるし
お鍋は、っつーと・・おおチゲ鍋。もう一つは湯豆腐の昆布が入ってるぅ・・
美術さんのこだわりに脱帽です。
お弁当の重さもすごいリアルな質感。
芝居の中の、お弁当を見る俳優達の笑顔のシーン・・その縁の下の力持ちさん。
地味だけど、実際に目にしてわかったその仕事振りに尊敬します。

うわー、うわーと、感動したバックステージ見学を終えて帰ろうとした時
楽屋の方向から聞き覚えの大きな声が?!
ちょっと、はしたなくも覗いてみると
ハナタレ小僧役・・・いや違った(笑)
「ライン」のアルバイトをしている真由美ちゃん役の佐藤麻衣子さんを発見!
舞台では、自前の赤いエルモのキャラクターのエプロンを付けてるそうです。
決して金太郎の赤い前掛けじゃあ、あーりません(爆)
ボランティアの学生さんの由紀さんを演じられた山谷典子さんも加わってしばし談笑。
山谷さんってば、舞台では作業着のような衣装を着ておられますが
干し立てのコットンのようなしゃきんとした清潔感を感じさせる美しい女性です。
実際の山谷さんは・・それ以上♪満面の笑顔がとっても素敵な可愛らしい方でした。

~6/1(日)まで in 紀伊國屋サザンシアター
by berurinrin | 2008-05-30 22:25 | 稽古場/舞台裏話

文学座・紀伊國屋書店提携公演
風のつめたき櫻かなー久保田万太郎作品集より
                     in 紀伊國屋サザンシター(4/25)

作   平田オリザ
演出 戌井市郎

今日かもしれない明日かもしれない・・そんな近未来の東京都下に
直下型地震が襲った数週間後のお話です。
「宵町銀座商店街」の一角に位置する全壊をまぬかれた喫茶店「ライン」は、
痛々しい傷をベニヤで補強しながらも今日も営業をしています。
そして「ライン」には、馴染みの商店街の仲間が一杯のコーヒーと
たわいのない話をするこの場所が癒しとなっているようです。

突然ですが、みなさんにとって癒しの場所ってどこでしょうか?!
家に帰って、ごろ~んと寝ている愛猫ベルの温かくって、ふくよかなお腹に顔を押し当てて
心音を聴く数分間・・なぜ数分間っていうと
「いい加減にしなさい(怒)」とベルに唸られちゃうのでf(^_^;)時に頭をかじられたり(笑)
でも、でも・・う~ん、癒されるぅぅ

そんなことは、さて置き
文学座が誇る超豪華な演劇界の名優達が顔を揃えたこの舞台。
彼らは地震により、愛する人を失い、財産や家も店も失い、避難所で生活しています。
各々の辛い感情を押し殺し、前に前に向いて生きていこうとする逞しさ・・
「ライン」でのたわいのない会話から、明るい声の奥底の彼らの辛い生活が垣間見えます。
その動き、その黙った口元・・その一瞬の暗く光る眼差しから・・傷ついた心を察せられます。
さりげなく演じる中での、背負ってしまったたくさんのドラマ・・
個々の個性がぶつかり合っても不協和音が聞こえない・・。
これはやっぱりベテラン俳優達のさじ加減の妙なのでしょうね。

中国で大きな地震が起こりました。
地震による傷口は生々しく
テレビや新聞を初めメディアでは、毎日悲惨な映像が目に飛び込んできます。
時に彼らの語る言葉が、その映像とリンクして胸が苦しく目頭が熱くなります。
けれど年老いた彼らのパワーの源である喫茶店“ライン”のコーヒーは
芳醇な香りと共に、彼らの今を生きる姿を頼もしくも清々しく力強く奮い立たます。

タイムリーな芝居という一言では終わられせられない何かが
この芝居にはあります。
もし、言葉を付けたしできるなら
どんな時も、どんな状況に陥った時も自分自身をホッとさせる・・心を休ませる場所。
現実を忘れる事の出来る・・ひとときの場所がいかに大切か・・・

これは「絶対観ておいた方がいい!!」です。

~6/1(日)まで in 紀伊國屋サザンシアター

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画像については事前に劇団の許可を頂いています。無断転載はなさらないで下さいね★
by berurinrin | 2008-05-27 22:50 | 文学座観劇感想

5/27(火)に新国立劇場中劇場で初日を迎える『オットーと呼ばれる日本人』の
舞台稽古見学会に参加させて頂きました。
これは、新国立劇場の友の会<クラブ・ジ・アトレ>でのイベントです。
演出家は、鵜山仁さん♪うきゃうきゃ~☆彡

中劇場のロビーにしつらえた一角で、4,50名(?!)の参加者を前に
プロデューサーの方から、『オットー・・』お稽古の流れを窺った後に
さっそうと鵜山芸術監督が、ポロシャツの上にジャケットを羽織ったお姿で
壇上に上がりマイクを持って、30分ほど作品の解説をして下さいました。

その後、2階の下手と上手の客席から、第1幕を拝見させて頂きました。
座った席の後ろには、観客が居なかった事をイイ事に・・
普段は絶対に出来ない前のめり(笑)の姿勢で、下の客席にどーんと、しつらえている
鵜山さんの演出卓を、ちらちら(笑)覗きながら・・えへへっだって2階だし
ちょっと前屈みになったり、両腕に顎を乗せたり、腕を組んだり・・
髪ををかきかきしながらじっと舞台を見てる鵜山さん・・
仕事してる鵜山さんの姿・・かっこいい~きゃぁきゃぁ

舞台の話はネタバレになってしまうので内緒ですが
外国の方が、外国人の役で、英語でしゃべっている・・
日本人と外国人が英語でしゃべっている・・
映画では、当たり前なのに、芝居では、なかなか観ることの出来ない光景です。
実際目の当たりにすると、ものすごいリアルな場面に感じました。
字幕を読む手間がありますが、字幕を読む為に芝居に集中できないという
ことを避ける字幕の配置も工夫もされていますので、全然違和感を感じませんでした。

『オットー・・』という作品は、初演は1962年に劇団民藝で公演されたそうです。
立場は違えど信念を持った男たちのぶつかり合うドラマ。
私は鵜山さんの演出される社会派ドラマが大好きなのです。
とは云うものの、無知な私f(^_^;)
先日、予習の為に『スパイ・ゾルゲ』という映画を拝見しました。
『オットー・・』は、有名なゾルゲ事件を元にされているそうです。
映画の中で「国を裏切っても、国民は裏切らない」という尾崎秀美(ほつみ)さんの
ぐっとくる台詞がありました。

どきどきする位、期待しています。

5/27(火)~6/8(日) in 新国立劇場中ホール
by berurinrin | 2008-05-25 22:51 | 稽古場/舞台裏話

うふふっ、なんだろう?!と思われるかもしれませんが
横浜演劇鑑賞協会では、今年7/1(火)~5(土)まで
横浜県立青少年ホールにて、文学座公演『アラビアンナイト』の例会が行なわれます。
祝・文学座公演!横浜へいらっしゃいませ~♪待ってました!ということで
公演終了まで、記録していきたいなぁと書き連ねていきたいと思っています。

私が、地元・横浜演劇鑑賞協会に入会したのは、アトリエの会『TRANOVA(テラノヴァ)
からなので、まだまだ新参者ではありますが
翌年には「運営委員になれば好きな作品を例会に呼べるかもよ・・」という
甘~い囁きに乗ってしまって、入会した翌年から運営委員の末席に座らせて頂いています。
が・・・文学座の公演が来ない!
もうやめちゃおっかな・・っと、すねている状況のなかで、やっとやっと
キター!!『アラビア~ン』でございます。

7月までは、まだまだ先・・と、思っていました
桜も見頃だった4月の半ば・・第1回の打ち合わせ会が事務局で2日間行われました。

第一回の打ち合わせは、運営担当委員、今回担当の会員さん顔合わせを中心に。
初日の打ち合わせには、いつも穏やかでどんなミーハーな事を言っても
笑顔で受けて下さる優しい文学座の制作のSさんと
2004年の初演からご出演の木津誠之さんが来局されまして
『アラビアンナイト』の概要&こぼれ話を語って下さいました。
木津さんは「顔上半分は今井朋彦。下は内野聖陽に似てると云われます」
おおっ本当だぁ、そおいえば今井さんに似てる気も・・
座員の方にも今井さんに間違えられたという笑い話をして下さいました。
突如顔を隠して「メルセデスぅ!!」(笑)

多分『モンテクリスト伯』の内野さん演じたエドモンさんの
のモノマネだと思いますが、似てるのかなあ・・似てないのかなあ・・・う~ん(笑)
ぜひ、木津さんにお会いする機会があったらモノマネのリクエストなんぞ(爆)
そーいえば、大河ドラマ『風林火山』にもご出演されていた木津さんでした。
実は初めてお話させて頂きました(相変わらず人見知りゆえ・・)
その素顔はとってもユニークでサービス精神旺盛で朗らかな素敵なお方でした。
その後の飲み会では、ユニークさはさらに盛り上がり
制作のSさんのお茶目っぷりも・・・
演鑑ならではの光景かもしれませんね~☆彡

そんな和気藹々としたムードの中
公演の成功に向けて、何か盛り上がる企画なんぞを出し合ったり
あーでもない、こーれは無理ですよねぇ・・とか思い思いのアイデアを出し合ったりと
劇団と一緒になって作り出していけるという、わくわくうきゃうきゃ♪
とした気持ちに浸りながら
『アラビアンナイト』への第一歩を踏み出したのでした。

公演は、08年7月1日(火)~5(土)までの5日間。横浜がラストになります。
場所は、神奈川県立青少年ホール大ホールです。
まだ間に合いますよん★もちろん県外市外からの入会もOKです。
入会されると他の鑑賞会の公演もご覧いただけます。
横浜にお勤めの方、お住まいの方・・ぜひぜひご一緒に楽しみませんか?
by berurinrin | 2008-05-22 19:52 | イベント

5.6月主な外部出演

★原康義『放浪記』4/24~27オーバートホール(アスネットカウンター076-445-5511)5/2~28博多座(博多座チケット予約カウンター092-263-5555)
★小林勝也『トゥーランドット』5/2~9梅田芸術劇場(梅田芸術劇場06-6377-3800)5/13~22御園座(御園座052-222-1481)
★鍛治直人『黒蜥蜴』6/4長野県民文化会館(zen-A03-3583-6766)6/6~8愛知厚生年金会館(キョードー東海052-972-7466)6/11~12東京エレクトホルン宮城(ウェルパフォーミングアーツマネジメント022-217-3955)6/14新潟県民会館(zen-A03-3583-6766)6/17~22梅田芸術劇場(キョードーチケットセンター06-7732-8888)
6/25~26広島アステールプラザ(TSSテレビ新広島事業局082-253-1010)6/28~29福岡サンパレス(ピクニック092-715-0374)
★神保共子、廣田高志、高橋広司『わが魂は輝く水なり』5/4~27Bunkamuraシアターコクーン(Bunkamuraチケットセンター03-3477-9912)
★菅生隆之『女王メディア』5/10、11兵庫県立芸術文化センター(芸術文化センターチケットオフィス0798-68-0255)5/13~18シアター1010(シアター1010 03-5244-1011)5/24名鉄ホール(名鉄ホール052-561-7755)
★粟野史浩『第17捕虜収容所』5/19~6/8東京グローブ座(テレドーム0180-993-888)
★鵜山仁(演出)、石田圭祐、清水朋彦、石橋徹郎、大森大輔『オットーと呼ばれる日本人』5/27~6/8新国立劇場(新国立劇場チケットボックス03-5352-9999)
★加納朋之『誰ガ為ニ陽ハ昇ル~~Wonderful World‘08~』5/14~18中野ザ・スポット(03-3382-1560)
★今井明彦、上村聡史『日本語を読む』リーディング形式による上演5/7~25シアタートラム問い合わせ(03-5432-1526)
★早坂直家(演出・出演)林秀樹、藤堂陽子、金沢映子、山崎美貴『で・え・く』5/29~30浅草・木馬亭(語り芝居の会「で・え・く」
★西川信廣(演出)、稲野和子、関輝雄、瀬戸口郁『真実のゆくえ』6/5~15俳優座劇場(俳優座劇場03-3470-2880)
★松本祐子(演出)、浅野雅博『鳥瞰図』6/11~22新国立劇場(新国立劇場チケットボックス03-5352-9999)
★鵜山仁(演出)、栗田桃子『父と暮せば』6/13~22紀伊國屋サザンシアター(こまつ座03-3862-5941)
★塩田朋子『レンドミーアテナー』6/18~29本多劇場(加藤健一事務所03-3557-0789)
★山本郁子『アプサンス』6/19~29俳優座劇場(ジェイ.クリップ03-3352-1616)
★江守徹『サンシャインボーイズ』6/20~29パルコ劇場(PARCO劇場03-3477-5858)
★たかお鷹『かもめ』6/20~7/12赤阪ACTシアター(ホリプロチケットセンター03-3490-4949)
★今井朋彦『華燭』6/27~7/6三鷹芸術センター星のホール(三鷹芸術文化センター0422-47-5122)
★岡本正巳『長崎の鐘』6/26~30紀伊國屋ホール(岡部企画044-933-9754)
★川辺邦弘、征矢かおる『新宿八犬伝~第一巻犬の誕生』5/14~20アトリエ春風舎(青年団
03-3469-9107)
★鵜山仁(演出)『ナクソス島のアリアドネ』6/26~28東京文化会館大ホール(財団法人東京二期会03-3796-1831)


*お問い合わせは( )までお願いします
by berurinrin | 2008-05-03 18:28 | 外部出演

文学座付属演劇研究所研修科発表会『友達』のお知らせ

作   安部公房

演出  高橋正徳

日時 5/16(金)18:30
      17(土)14:00/18:30
      18(日)14:00

於  サイスタジオコモネAスタジオ

全席無料・予約制 文学座  TEL.03-3351-7265(11:00~18:00日祝除く)


今回は、サイスタジオになりますのでご注意くださいね。
一度も安部公房さんの作品を拝見した事がないので、何も言うことができませんが
新たな作品との出会いも嬉しい出来事です。
by berurinrin | 2008-05-02 16:38 | 文学座公演情報

卒業公演『谷間の女たち』を最後に研修科第45期生達はそれぞれの道へ
と旅立っていきました。
全体的に彼らは、とても努力家でその演技力のレベルは非常に高いと思いました。
誰が準座に上がっても、納得です。
毎回思うのですが、査定をされる方々の大変さ・・頭が下がります。
そして・・やっぱり演劇の世界は狭き門・・厳しい世界です。

今年は7名の方が入座されました。
藤側宏大さん、山森大輔さん、荘田由紀さん、鈴木亜希子さん、牧野紗也子さん
吉野実紗さん、五戸真理枝さんです。
本公演『若草物語』で藤側さん、山森さん、鈴木さん、牧野さんがすでに
デビューされてご活躍済みなので、ご存知なのではと思います。

藤側宏大さんを初めて意識したのはは『天保17年のシェイクスピア』で演じていたのは
尾瀬の幕兵衛さん(いわゆるマクベス)。研修科1年生?!チラシを確認しちゃいました(笑)
落ち着いた年配者のように、どっしり演じている姿にびっくりしました。
その後も、大きな体から発する落ち着きと醸し出すコミカルな部分がお茶目さを誘う
面白い逸材だなあと思っていました。

山森大輔さんは『愚者には見えないラマンチャの裸の王様』で、旅芸人を演じておられました。
どちらかというと大人しい風貌とは違った身軽な動きで、びっくりしました。
的確な演技をされる方で安心感と意外さが面白い役者です。

荘田由紀さんは、その天性の舞台栄えする美しい容貌の割には、演技が地味だなあ・・
残念だなあ、もったいないなあ・・と、思っていましたが『山脈』での体を張った
老婆ミツさんの姿に圧倒でした。なにか吹っ切れた演技に今後も期待しちゃいます。

鈴木亜希子さんは、『愚者には見えないラマンチャの裸の王様』の道化が面白かったです。
その華奢な体が柔らかくて動きがユニーク(笑)でした。

牧野紗也子さんは、音大出というだけあって歌がダントツに上手い方ですね。
ちょっと大柄な彼女だけあって『若草物語』のコスチュームがとてもお似合いで美しかったです。
不思議な雰囲気を持った美しい女優さんです。

吉野実紗さんは、『雨空』のおきくさんが印象的でした。久保田万太郎さんの世界は
難しいので、所作など難儀されてるようでしたが、落ち着いた和の雰囲気を持った方だなあ
と、思っていたら『家を出た』では、超ミニスカート、ピンヒールでかつんかつん歩く
尾辻ノブさん(笑)これまたお似合いで♪・・まだまだその変化が楽しみな方です。

演出部の五戸真理枝さんは、去年の夏に勉強会があり作・演出作品『零下62度』を
拝見しました。とても女性らしい繊細さと解りやすいストーリー運びとシンプルな演出に
とても好感が持てました。

準座員に昇格された以上の7名の今後の活躍を期待すると共に
文学座を卒業された方々の今後の人生が、より花開くことを祈るばかりです。

また、17名の方が研修科1年に進級されたそうです。
研修科2年間、切磋琢磨しながら自分を磨いていって欲しいなあと、思います。
by berurinrin | 2008-05-01 12:25 | 日常