『フォローミー』

原作 ピーター・シェファー『THE PUBLIC EYE』
翻訳 常田景子
演出 森さゆ里
美術 乗峯雅寛

出演 外山誠二醍醐貢介、佐藤里真

2007年1/11(木)19:00
      1/12(金)19:00
      1/13(土)14:00、19:00
      1/14(日)19:00  

料金 3,500円

前売開始 12/1(金)

於 中野ザ・ポケット

取り扱い ぷれいす<03-5468-8113>(平日11:00~18:00)

このブログをいつも影から暖かい眼差しで見守ってくださる醍醐さん企画の作品です。
去年の秋、醍醐さんご出演のこの『フォローミー』を拝見しました。
軽やかで、面白い、大人の為の素敵お芝居でした。
醍醐さんと外山さん・・・渋い大人の弾けた姿(笑)年明けに相応しい洒落た舞台になる事は
確かだと思います。
by berurinrin | 2006-10-31 22:02 | 外部出演

五大路子一人芝居『ある剣劇女優の物語』 in 横浜にぎわい座(10/27)

脚本 瀬戸口郁
演出 西川信廣

昭和初期。横浜の工場に勤める15歳の少女田中ミツさん(五大路子さん)は
たまたま観た、女剣戟を座長とする芝居「音羽美千代一座」を一目見て魂を奪われます。
彼女は親の反対を押し切り「音羽美千代一座」の門を叩きます。
ところが、座長が思いもかけず急死。
容姿が似ていると、座長の吹き替えなどを勤めていたミツさんが2代目の座長の座に・・。

アルバートを探せ』では駐日ドイツ外交官マルティン・ケルナー氏。
思いっきり顔にペインティングされちゃって(笑)二枚目の瀬戸口さんが誰だかわかんなく
なってしまたり。『オトコとおとこ』では、組合活動で会社の上司から組合員いじめの
対象となってしまった小林勝也さん演じる北川さんの同僚相川さん。
そんなこんなで、いじられキャラが定着してきた!(うそです。)
俳優でもある瀬戸口さんの本です。
でも、実は一人芝居って苦手なんです。
どうも舞台では役者同士のぶつかる火花が見たいので・・・
が、前回『エゲリア』で、瀬戸口さんの作家としての本の完成度の高さ驚いた私。
今回とっても楽しみにしていました。地元横浜だし~(笑)

女剣劇・・・って、ピンとくるのは浅香光代さん。
でも、どうなんだろ・・
実際のところ観た記憶がなのでわからないのですが、女剣劇って
女性が立ち回りを主体としたお芝居を演じることの総称なのでしょうかね?

一人の目の不自由なおばあちゃんの回想という形で物語りは始まります。
「女剣劇」に魅了され、その為にすべてを捧げた女性の半生を五大さんが
演じぬきました。せっかく身ごもった赤ちゃんを堕胎したり
妹の幸せを自分の不幸と置き換えて、嫉妬から潰そうとしたり
白内障になって、失明の危機にも舞台から降りようとしないその姿は
狂気の光さえ放って恐ろしい位の情念の塊のようです。
そんな華やかさ世界とは裏腹に、白内障を患ったミツさんを
ポイっと捨てるように、クビを通告する雇い主・・
戦前・戦後と変わる世の中を行く抜くには、女一人では過酷すぎます。
男性のように立ち回る姿の下には、もう一枚の衣装が・・・・
女の衣をまとった男に変化していったのかもしれません。

終演後のロビーには、瀬戸口郁さんがいらしていました。
そして瀬戸口さんのお隣には若松泰弘さん。うひゃ♪
お二人並んで立っておられる姿、めちゃめちゃかっこいいい~!!!
ご覧になったお客さま一人一人に、この作品のホンを書かれたのは
ここに居らっしゃる、かっこいい瀬戸口さんですよぉ~!!と、教えてあげたかったです(笑)

10/26(木)~28日(土) in 横浜にぎわい座
by berurinrin | 2006-10-29 22:52 | 観劇感想

H.H.G始動開始!

Happy Hunting Ground vol.9 『 LOVE ~冬のひまわり/愛しのメディア 』

さぁ、皆さん!!!お待ちかねのH.H.Gが始動始めましたぉ~♪

H.H.Gの公式サイトが誕生です!

http://blogs.yahoo.co.jp/hhgsai

古川悦史さんのOfficial Web Siteはっぴ~グラウンド
同様チェック下さいませ♪

大演出家!ガンバレ!!!
by berurinrin | 2006-10-28 10:08 | 文学座公演情報

京楽座公演『破戒』

京楽座公演『破戒』 in 俳優座劇場(10/14)

原作 島崎藤村
脚本 中川小鐵
演出 西川信廣
美術 石井強二

長野飯山。小学校教師瀬川丑松さん(中西和久さん)は、故郷を離れるとき
父親より「部落出身者であることを隠し通せ」という、戒めを守って生活をしていました。
ところが、部落出身であることを隠さずに社会運動を展開する猪子連太郎さん(森山潤久さん)
に強く引かれていきます。そんな折、丑松さんの父親が急死され、帰省していた丑松さんが
飯山に戻ってきてから、少しずつ丑松さんの隠していた過去が、噂となって人の口から
口へと広がって・・・。

重い内容です。
同じ平民なのに、なんで??
「平民」「新平民」と区分けしたんでしょうか?ばかばかしい。
差別って一体なんでしょうか?同じ国に住んで、同じ肌の色を持って、同じ言葉をしゃべって
同じものを食べて・・見た目一緒なのに。そんな私たちが、ただ生まれ育った場所だけで
差別される事自体わたしにとって衝撃でした。

実は去年、拝見した舞台『激情』の底辺にも、この問題が含まれていたのですが
言葉「差別」=「いじめ」という方程式が、わからなかった。。。わからなかったんです。
その方程式の理論が解らず・・・わたしは、無知です。根が深すぎて・・・なので
『激情』のラストが、どうしても消化する事が出来なかったのですが
やっとこの差別ということが、おぼろげながら見えてきました。
でもこの出来事は、今現在も起きているという事に驚きを隠せません。
芝居を観る事によって、今まで知りえなかった現実の出来事を知らされます。
先日もニュースで「同和地区問題」について報道されてました。
わたしは、無知です。
もっと知らなくてはいけない事があります。

話を戻しますが、丑松さんは下宿先で「部落出身者」が追い出される姿を目撃して
逃げ出すかのように引越しをします。引越し先は、蓮華寺。
そこには志保さん(山本郁子さん)が、養女としてお寺に引き取られていました。
『ゆれる車の音』では、しっとりとした小料理屋の女将さんでしたが、志保さんは
可憐な女性・・あの美しい声ときりっと着物を着こなす姿も本当に美しかったです。
また、丑松さんの同僚の土屋銀之助先生(石田圭祐さん)♪
この方が、豪快な役を豪快に演じる姿・・たまらなく大好きです。お顔も豪快ですが(笑)
戯曲・赤い月』のお父さんの壮絶な生き方も愛し方も大好きでした。
この人が出ると芝居が引き締まるのは、校長先生の関輝雄さん。
いやぁ~素晴らしい役者さんです。
そして、カッコいい若松泰弘さんは・・う~ん、今回は丑松さんの出生を
校長先生にばらしちゃったり、志保さんにちょっかい出したりとちょっと嫌な役ですが
かっこいい姿だけに、本当に嫌な感じに演じてくださいました(笑)
外部の作品ですが、文学座の俳優達がしっかり脇を固めて重力級の芝居を
魅せて下さいました。やっぱ、すごいっすよ。文学座の役者って~☆彡

さて、ラストは丑松さんが、先生・生徒達を前にして、自分の出生を明らかにして
飯山を離れ、東京に旅立ちます。そして丑松さんの後ろには、「差別」を超えて
結ばれた志保さんの姿。

果たしてハッピーエンドなのでしょうか?
このお話はこのまま引き継いで、今の現実のストーリーとして存在しています。
いつかきっと近い将来「部落差別」という言葉が、死語になって初めて終わるドラマ
になるかもしれません。
わたしのようなものが軽々しく述べていい内容だとは思ってもいませんが
このような物語の中だけでなく、現実に起こっている出来事は
無知では済まされない問題だと思って、激しい言葉を使ってしまいました。
どうぞ目を背けずに他人事だと思わすに知ってください。そして過去を悔やむように
おろかな風習、出来事は未来に繋げてはいけません。
そして「***出身です」といわれたら、普通に「ああ、そうですか」と言える
ありふれた普通の会話ができるますように。

ちなみに脚本の中川小鐵さんという名前は、西川信廣さんと中西和久さんの
共同ペンネームだそうです。

10/11~15迄  in 俳優座劇場

参考として、ゴーマニズム宣言「差別論スペシャル」(小林よしのり氏)お勧めです。
by berurinrin | 2006-10-22 17:34 | 観劇感想

劇団、本谷有希子第11回公演『遭難』 in 青山円形劇場(10/13)

作・演出 本谷有希子

中学校の職員室。
自殺未遂した少年。。命は救えたものの重症で意識不明・・
少年の母、仁科さん(佐藤真弓さん)さんが、自殺未遂は担任の江國先生(つぐみ)の
責任だと、連日のよう学校に乗り込んでくるのです。担任を激しくののしる母。
少年は自殺を企てる数日前に手紙を書いたそうです。手紙は江國先生だと言い張る母。
でも仁科先生は受け取っていないそうです。
そんな仁科先生を庇うように二人の間に入ったのは、里見先生(松永玲子さん)でした。

すごーく気になる劇団だけど、きっと観る機会はないんだろうな・・・って思ってました。
ところがどっこい、反田孝幸さんが客演されると聞いて
やっと念願かなって・・初・劇団、本谷有希子でございます。
それに、松永玲子さんは、以前古川悦史さんがご出演された『ハルちゃん』で
共演されてました。古川さんの冷徹な弁護士と戦ったカッコいい判事さんでした。

実は自殺未遂をした生徒の手紙の送り主は里見先生でした。
手紙を見て破って捨てた姿を同僚の石原先生(吉本菜穂子さん)が目撃していました。
石原先生が里見先生にこの事を告げた途端に、里見先生が変貌をみせてきます。
自分を守る為だけに、口封じに相手の弱みを握ろうと画策するのですが
その手段が・・・手紙の捏造や盗撮、まさに犯罪行為なんです。
自分を正当化するために、めちゃくちゃな理論で石原先生を協力者にしようとしたり・・
なぜか先生達の引き出しの鍵をすべて持ってる里見先生(><)こわーーー。
何かに取り憑かれてます(笑)
あの・・里見先生は、中学の先生です(><)
そんな里見先生の自己正当化の言い訳に翻弄される先生達・・・

反田孝幸さんは、まんまと里見先生に翻弄されまくりの情けな~い先生を演じていました。
仁科さんと、ひょんな事から男女の関係になっちゃったりと
人の良さがたっぷり表れすぎて、いっそう情けなさに拍車がかかっていました。
きっと、子役時代の反田さんをご存知の方はいらっしゃる方も多いと思いますが
今の反田さんも、本当に素敵な役者さんに育っていますよぉ~。
実は研修科時代『靴屋の祭日』で、ハモンというずっこけたお金持ちの求婚者を
演じられていたときに、この人はコミカルな一面もアリ♪なのねって思っていましたので
今後もどんな役柄を魅せて下さるのか?すごく楽しみです。

それにしても見事な作品でした。
出演者は皆さん魅力的で素晴らしかったです。
かなりのブラックユーモア満載のこの作品ですが
テンポの良さと動きの軽さで、深刻な問題を気持ちがイイほど軽く料理してしまう手腕。
本谷有希子さん・・ただもんじゃないですね。
文学座の方がご出演されなくても、また観たいです。

10/12~19 in 青山円形劇場
by berurinrin | 2006-10-14 21:55 | 観劇感想

文学座有志による自主企画公演アビコカルピズ『裸足』
                         in サイスタジオコモネAスタジオ(10/8)

作  田村孝裕
演出 上村聡史

書き切れず・・③になってしまいました。
それだけこの俳優達魅力的な方々ばかりなんですぅ
朝からPCに向っているのに、なかなかUPできない凡才のわたしが非凡の才能に
溢れた俳優たちをご紹介するのは、どうなんだろうと悩みつつも
やっぱり彼らの素敵さを少しでも共感できたら・・また今回観ることが出来なくても
次回の観劇の参考にして頂けたらと・・思う次第でありまして・・頑張ります。

幼稚園は入園式の準備で忙しく、また教室の壁紙を張り替える為に業者さんが
出入りしています。

達朗先生(斉藤祐一さん)の中学時代の後輩の章夫さんを演じるのは栁橋明典さん。
しほ先生(上田桃子さん)に好意を抱きますが、玉砕されちゃう・・残念!
去る時に首をかしげる姿・・なんか「やっちゃった・・」みたいな・・で、笑えました。
オトコとおとこ』でアトリエデビューされました準座員一年目の彼ですが
なんかユニークな演技スタイルで研修科時代から気になっていた一人でもあります。
ちょっとアンバランスな体型からかもしだす野性味ある姿の割には
二枚目な役どころもしっかり自分のものに出来るし、今回のようなちょいワルもOK。
カメレオン的などんな役柄でもこなせる栁橋さん・・かなり注目株ですよ。

そして・・・・超かっこいい!!!ハズが・・・・
ずるいですよぉ~中村彰男さん(笑)
わたしはいつも彰男さんがご出演の舞台を友人に誘うときに
「中村彰男さんってめちゃめちゃ、かっこいいよ!」って言ってしまうのですが
いやいや実際カッコいいんですよ(断言)
が、が、カッコいい以上に最高に上手い俳優さんでもあるのです。
今回は入社して間もない、ぶきっちょな藤代さん。
先輩格であるけれど、若い章夫さんにけちょんけちょんに怒られながら仕事は
失敗だらけ・・でもね、やるせない笑顔は優しくて優しくて・・・。
達朗先生の意地悪な言葉に返すべく、子供の頃の嫌いだった牛乳克服のエピソードは
胸にじーんときました。
やっぱり、彰男さんはカッコいいです(断言)

もう一人の幼稚園に出入りしている業者さんというか、問屋さんっていうのか、
外商の方なのかな?三木くんいやミッキー(笑)は木津誠之さん。
木津さんの姿を見るだけもほっこり癒されてしまいます。
アラビアンナイト』や『アルバートを探せ』でも木津さんの役柄はとてもコミカルで
ついつい目がいってしまいますよね♪

ラストは、幼稚園バスの運転手さんの小石川さんこと岡本正巳さん。
『オトコとおとこ』の岡本さんの演技で目を見張った方も多かったと思います。
ラストのシーン・・あれは私、絶対に忘れられない名場面です。
毎回思うのですがベテラン俳優さんなのに、なんてピュアな演技をされる方なんでしょうね。
そしてあの優しい笑顔。でも居るんですよね、自分の話ばっかりする人。
同じ話ばかりで、それも話しにオチがない・・・良い人なんだけど、つい邪険にしたくなっちゃう
ごめんなさい小石川さん。

最後に演出をされた上村聡史さん。
開演前に客席前に立っていた背の高いカッコいい青年が上村さんでした。
爽やかな好青年です!そしてとても勉強家さんでもあります。偉いっ!
12月アトリエの会では、上村さん演出の『Awake and Sing!』が上演されます。
ぜひぜひお楽しみに!!!わたしも楽しみです♪

そして『裸足』も~10日(火)まで上演しています。
書きながら又観たくなってきましたが・・・ちょっと叶えられそうもありません(><)
ぜひ、わたしの分も楽しんで下さいませ~!!!
by berurinrin | 2006-10-09 16:53 | 文学座観劇感想

文学座有志による自主企画公演アビコカルピズ『裸足』
                         in サイスタジオコモネAスタジオ(10/8)

作  田村孝裕
演出 上村聡史

このユニット名<アビコカルピズ>といのは
どうやらアビコ=我孫子からきているようですがカルピズってなんでしょう?
カルピスなら、あの白くて甘くて・・美味しくて懐かしい味♪ってでも末尾が“ズ”だし(笑)

昨日の続きでございます。
ネタバレだらけだと思いますので、ご注意の程を・・・

幼稚園が舞台だけに、女性中心の職場です。
いつもかっこ素敵な征矢かおるさんは主婦でもある、人のよさそうなマイペースなみやこ先先。
前回のH・H・G『蝶のやうな私の郷愁』では、普通の主婦であって普通じゃない。。
危うい感情をメリハリ良く演じられて、観る側をドキドキさせて演じられた征矢さんですが、
みやこ先生もしっかりしてそうで、そうでもない(笑)そんな両極端で愛すべき先生っぷりでした。
今まで征矢さんといえば、気が強くて自立した女性のイメージが強かったのですが
セゾン・ド・メゾン~メゾン・ド・セゾン』弾けたおちゃめ振りも可愛かったですよね♪

添田園子さんの演じる、サカイ先生は男勝りの様でいて実はとってもナイーブ。
友達にも居る居るこういう人って云う位、自然な姿でとっても好感が持てます。
それにしてもH・H・G『赦せない行為』の姉を演じられた人と同一人物なんですよね(笑)
素敵です添田さん♪

意地悪っていうのかなぁ・・ひねくれものっていうのかなあ・・そんなりつこ先生は
片淵忍さん!片淵さんのあの顔面くしゃくしゃにする表情、わたし大好きなんです。
片淵さんといえば、中野志朗さん演出の『女中たち』のソランジュ役が見事でした。
また再度観たい作品の一つです。
あの狂気じみた姿にぶっとんだり・・と思うと、久保田万太郎の世界『あぶらでり』では
しゃきっとした凛とした江戸の芸者さんを演じられたり・・とても魅力的な女優さんです。
Vsしほ先生(上田桃子さん)とのシーン。思いっきり叩き合う頬のバッシーーンって音。
凄かったですね。終演後、くしゃくしゃの可愛い笑顔の片淵さんに思わず
「頬、大丈夫ですか?」と聞いてしまいました(笑)

そのりつこ先生と対戦するのは、孤立気味のしほ先生を演じられた上田桃子さん。
鬱積した感情を押し殺した演技にかけてこの人ほど上手い女優さんは
今のところ見当たりません。とっても可愛らしい華奢な姿からは想像もできない
何かを抱えてる彼女の熱いモノ・・・受け止めるには、かなりの力が必要です・・
でもラストのそっけない会話のやりとりの中にも、しほ先生の今の状況を改善しようとする
けなげな姿・・愛おしかったですね。

鬼頭典子さん演じるひでみ先生は、先生達のお姉さん的存在(?)とてもしっかりものです。
でも怒らせると怖~いです。達朗先生(斉藤祐一さん)となにやらありそうな関係のようですが
どうなんでしょうねぇ???園長先生はご存知なんでしょうか?(笑)
鬼頭さんも『ヴォイツェック』とか、淡々と狂気を押し殺した不幸な女性を演じさせたら
素晴らしい女優さんですが今回のような等身大の女性も演じ分けられる
鬼頭さんの姿もまた素敵です。

そして・・お待たせしました。彼女のデビュー待っていましたよぉ♪
マイペースでぶきっちょでも動じない新人先生のむつこ先生を演じられたのは
藤崎あかねさん。役柄と同じで今年準座一年生ぴかぴかの新人さんです。
研修生時代、実はそれ程印象がなかったんですが(ごめんなさい)
二十世紀少年少女唱歌集』のタブルキャストでミドリ役を演じたことを知って
彼女のミドリを観ておきたかったと、とても後悔した思い出があります。
むつこ先生は、女優としてデビューした藤崎さんに相応しくて、これからを期待させる姿と
重ねてしまいましたが、次回もはちゃめちゃに頑張ってほしいと思いました。

女性だらけの中の黒一点(笑)へそまがり気味なのは達郎先生こと斉藤祐一さんです。
場を読めない、自分より弱い立場の人に八つ当たる・・・とんでもない身体の大きな子供です。
でもなんか憎めないんですよね(笑)それは達朗先生の可愛い笑顔とあの眉毛(笑)
アンパンマンの姿・・これはずるいです(爆)斉藤さんは、観る度に色んな姿を魅せてくれる
不思議な俳優さんですが、また『僕と幽霊とサルビアの女』のように作家・演出家としての
顔もまた魅せて欲しいです。

こんな様々な先生たちを束ねるのは園長先生の赤司まり子さん
達朗先生のお母さんでもあります。
園長先生が登場しただけで、がらりと場の雰囲気が変わるのは流石です。
全部をいわなくても説得力のある園長先生のあの笑顔ときりっとした姿。
例えトイレットペーパーを手に持った買い物帰りの姿であろうと付いていきたくなります☆

う、書き切れない・・③へ続きます(笑)

~10/10(火)まで in サイスタジオコモネAスタジオ
by berurinrin | 2006-10-09 15:22 | 文学座観劇感想

文学座有志による自主企画公演アビコカルピズ『裸足』
                         in サイスタジオコモネAスタジオ(10/8)

作  田村孝裕
演出 上村聡史

入園式の準備に忙しい幼稚園。
壁紙を張り替えるために業者の人が出入りしています。
ここの園児達は裸足で過ごすらしいです。その事による波紋もあるみたいです。
幼稚園の存続に不安がったり・・先生同士の確執もあったり
園児たちは出てきませんが、舞台は幼稚園です。

スタジオに足を踏み入れた瞬間、通路に可愛いピンク“足”の絵が・・か・可愛い♪
舞台も幼稚園の職員室らしくパステルチックな折り紙やらダンボールで作られた
手作りの案内板や小物達・・超・可愛い♪

先日、甥っ子の幼稚園では“秋の大運動会”がありました。
応援団長の役を引き受けたらしく、鉢巻をして、大きな声を出して頑張ったそうです。
去年の我が家では「幼稚園の運動会」のビデオ鑑賞会をしました。
徒競走では、先生の「よぉ~い、ドン!」の掛け声で、2列目の子が走ったり・・・
わらわらと子ども達が好き勝手に動き回る姿を見て・・凄かった
なんて幼稚園の先生ってすごいんだろう!なんて偉いんだろう!と、感嘆の眼差し&
こりゃあストレス溜まるわ・・と、思っていました。

さて、この幼稚園を舞台にした『裸足』も、そんなビデオでの園児達の光景を思い出しながら
大変だなぁ先生・・と、わたしの中では偉大な存在に思えた幼稚園の先生も
普通の会社員、同じ仲間に思えてホッとしたのは
「バツが悪い」光景とか、「ちょっと浮かれちゃった」とか、「つい余計な事を・・」とか
「八つ当たりしちゃって自己嫌悪」「ウマが合わない」・・なんて
まるでビデオ鑑賞で見た光景と同じで、まるで「わらわらと好き勝手に動き回る先生」でした。
話し合いやちょっとの思いやりとか、言葉ニュアンスの問題で大人だったら回避できたかも・・
でもこれは集団生活の一コマの光景です。結局は大人も子供も一緒なんですね。
って、大人と言えども、なんか頭がちょっと回路が通じて、身体が大きくなっただけのようですが。

そういえば壁紙を換える職人さん役の章夫さん(栁橋明典さん)のお弁当。
白米にレトルトカレーでした。
その姿を見て、達朗先生(斉藤祐一さん)が「(レトルトカレーのお弁当を見て)珍しいな」って
がーーーん。わたしも会社でやってます!レンジでチンです♪
確かに同僚の男性にその姿を見られて、ため息をつかれた事はありますが・・(><)
ちなみに「金のどんぶりシリーズ」の親子丼はお勧めですよん(笑)

なんかとっても、今日の様な晴天の秋空に相応しいお話です。
そんなこんな身に詰まされる光景もアリですが、観終わって爽やかな気分になりますよぉ~☆
パート②は、出演者さんについて書かせていただきますね。
明日絶対UPします(笑)
公演期間が短いのですが、魅力的な俳優達が繰り広げる素敵な作品に仕上がっています。
見逃すと後悔するかも・・・・まじです!

~10/10(火)まで in サイスタジオコモネAスタジオ
by berurinrin | 2006-10-08 23:56 | 文学座観劇感想

12月アトリエの会『Awake and Sing!

作  クリフォード・オデッツ 

訳  黒田絵美子

演出 上村聡史 

出演 寺田路恵、松岡依都美
    林秀樹、鵜澤秀行、田村勝彦、塾一久、中村彰男、高橋克明、田中宏樹

日程 12月2日(土)~12月17日(日)

前売開始 11月1日(水) 

文学座のH.PでもUPされています!
またまた素敵な幅の広いキャスティングですね!!

今回は『お月さまへようこそ』でデビューを果たした田中宏樹さんがアトリエデビューです♪
とても繊細な演技をされる田中さん!とても甘いマスクをしてるし、かっこいいですよ!
でも、それだけじゃない彼にぜひご注目を!

で、でっ~とHappy Hunting Ground vol.9の情報がUPされています!
また近くなりましたらUPしますが・・
それにしても新らためてH.H.Gというユニットの画期的で自由な雰囲気が伝わる
今回のキャスト・・びっくりです。
H.H.Gって本当にかっこいい不特定多数のユニットですね★まずは
リンクしてます古川悦史さんのOfficial Web Siteのはっぴ~グラウンドへ!!!
by berurinrin | 2006-10-04 22:05 | 文学座公演情報

10,11月の主な外部出演

★北村和夫『ドラマテイック・リーディング長屋の花見/らくだ』9/29~10/4ドラマスティックダンス“O”スタジオ(ドラマスティックダンス“O”03-5819-2515)
★八木昌子.細貝弘二『書く女』10/2~15世田谷パブリックシアター(二兎社03-5638-4587)
★粟野史浩『黒革の手帳』10/3~26明治座(明治座チケットセンター03-3660-3900)
★佐藤麻衣子『奇跡の人』10/4~22青山劇場(ホリプロチケットセンター03-3490-4949)
★石田圭祐.関輝雄.若松泰弘.山本郁子『破戒』10/11~15俳優座(京楽座03-3545-0931)
★反田孝幸『遭難』10/12~19青山円形劇場(劇団PHONE090-4178-9439)
★倉野章子.佐古真弓『あのやさしい夜のなかへThat Good Night』10/13~22紀伊國屋サザンシアター(アール・ユー・ピー03-3372-6848)
★川辺久造『タンゴにのせて』10/18~22下北沢「劇」小劇場(K企画03-3419-6318)
★小林勝也.亀田佳明『わが闘争』10/19~29BIG TREE THEATER(有)オフィェスコットーネ03-3411-4081)
★大滝寛.廣田高志.高橋広司『オセロー』11/2~8東京グローブ座(リリックチケットセンター03-3360-0353)
★森さゆ里(演出).醍醐貢介『劇場支配人』11/3~5浜離宮朝日大ホール(モーツァアルト劇場03-3470-2888)
★松角洋平.松岡衣都美『じゃじゃ馬馴らし』11/3~5俳優座劇場(俳優座劇場03-3470-2888)
★神保共子.高橋耕次郎『最愛の人』11/3~26明治座(明治座03-3660-3941)
★新橋耐子『タンゴ・冬の終わりに』11/4~29Bunkamuraシアターコクーン(Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999)
★角野卓造『エキストラ』11/10~29紀伊國屋サザンシアター(劇団ヴォードヴィルショー03-3227-8371)
★たかお鷹『錦鯉』11/14~23天王洲銀河劇場(ホリプロチケットセンター03-3490-4949)
★金内喜久夫.仲恭司.押切英希.岸槌隆至.助川嘉隆.金沢映子『飢餓海峡』(地人会03-3354-1279)
★長谷川博己『トーチソングチリロジー』11/20~12/7PARCO劇場(パルコ劇場03-3477-5858)
★浅地直樹『天守物語』10/6~7湯島聖堂(西崎緑舞踊団03-3447-2491)
★岩村久雄(演出).南一恵『オホーツクの女』10/11~15東京芸術劇場小ホール2(オフィス樹03-5337-8368)
★麻志那恂子『赤毛のアン』10/15前進座劇場(オフィス樹 03-5337-8368)
★瀬戸口郁(脚本).西川信廣(演出)『ある剣劇女優の物語』10/26~28横浜にぎわい座芸能ホール(横浜にぎわい座045-231-2515)
★林秀樹『カンカンキネマ』10/31~11/5BOX in BOX THEATER(ダイアックス03-5220-1090)
★塩田朋子『ゆうれい』シアターX11/22~26(名取事務所044-854-5366)
★助川嘉隆『ハムレット』シアターX10/30~31(オフィス樹 03-5337-8368)

*お問い合わせは( )までお願いします。

すごいですね~♪
で、わたしの予定は・・『わが闘争』『破戒』『書く女』『遭難』『トーチソングトリロジー』
『ある剣劇女優の物語』『あのやさしい夜のなかへ』『飢餓海峡』『ハムレット』を予定しています。
では劇場で素敵な時間を共有しませんか(*^_^*)
by berurinrin | 2006-10-03 21:26 | 外部出演