関東地方はこれから雪?・・
H.H.G開催中のサイスタジオ周辺は夜にかけて気温は上昇のはず・・
ですが、どうぞくれぐれも万全の体制でお出かけ下さいね!!

前回はH.H.Gの作品の感想をupしてみましたが
今回はちょっと楽しいH.H.G横顔を・・・

H.H.Gはサイスタジオコモネの2階のBスタジオ
ちなみに1階は美味しいパンで有名なサイマーケット!
地下一階は、文学座専用スタジオのA スタジオがあります。

その日は、ちょっぴり急な階段を2階に、とんとんと上がって午後の公演
『セゾン・ド・メゾン~メゾン・ド・セゾン』の受付は受付嬢ならぬ沢田冬樹さん♪
その横では、古川悦史さんがうろうろ・・?!(笑)
スタジオの入り口手前にはダンディーな二枚目かっちょいい大滝寛さんが
にこやかに、笑顔で迎えて下さいました。
そしてスタジオの中には自然な柔らかい雰囲気の石橋徹朗さんと
大きな体育会青年のような星智也さんが
客席案内係りをされていました。
ちょっと緊張しながらも、せっかくの機会なのですから
皆さんに一言ご挨拶をしながら通って行きませんか?って声を掛けつつ
(通路は狭いので、他の方に迷惑を掛けないように・・)
「こんにちは♪」「いつも応援してます♪」
素直な気持ちで「楽しみに来ました♪」とか・・
興奮を抑えつつ、そんな幸せ気分で客席に着くのもH.H.Gならではのお楽しみ♪
(全席自由席なので、気持ち早めに来られる事をお勧めします!)
手に持っている沢田冬樹さんから手渡されたちっちゃくって可愛い素朴なチケットを
無くさないように(記念ですから・・♪)大切にお財布の中に。。

始まる前には前説ならぬ
星智也さんの爆笑トーク?ネタ?!で、これから始まるお芝居の
わくわく感を盛り上げて下さいました。

終演後は、テラスでカフェがオープン中でした。
出演者の方々も集うカフェなので、ここで休憩・・・と
思いつつお友達とちょっと違う場所へ・・・で、夜の公演まで時間を潰していました。

そして夜の回は『死んだ女』
受付には、何をやってもりりしくてカッコいい征矢かおるさん&笑顔が可愛い片淵忍さん。
スタジオの入り口手前には不思議な雰囲気をかもし出す美女山谷典子さん。
そしてスタジオの中にはこんなに綺麗なのに美人なのにさっぱり気質の姉御肌!
山崎美貴さんが客席ご案内のお手伝いされていました。
お芝居が終わった後のオフの女優さんたちの
柔らかな笑顔やご挨拶に癒されながら
それでもちょっと緊張しながらも、やっぱりせっかくの機会なのですから
皆さんに一言ご挨拶をしながら通って行きます・・行きましょうね。
(通路は狭いので、他の方に迷惑を掛けないように・・)

今回の前説は・・・いよっ!山崎美貴さん♪
とっても美しいこの美貴さんが、ネタなのか地なのか?笑いを誘いつつ
美貴さんのご挨拶で、さっぱりと場を和らげて
楽しい雰囲気を作りつつ
『死んだ女』が静かに始まりました。

終演後は、オープンカフェの所に今回残念ながらH.H.Gには不参加でしたが
助川嘉隆さんに遭遇!そんなサプライズが一杯の出来事盛り沢山の
H.H.G!お芝居だけでなく、せっかくの機会なので違う側面もぜひご堪能下さいね!

~3/5まで サイスタジオコモネBスタジオ(小竹向原)
by berurinrin | 2006-02-24 15:31 | 文学座観劇感想

サイスタジオ公演 vol.16
HAPPY HUNTING GROUND vol.7 in サイスタジオコモネBスタジオ(2/18)

『セゾン・ド・メゾン~メゾン・ド・セゾン』

作  阿藤智恵
美術 乗峯雅博
照明 中山奈美
音響 高橋正徳
出演 山崎美貴.征矢かおる.片淵忍.山谷典子

何か作って壊して修復して編んでる女性たち。。。母を求め探している3姉妹。
なにかを求めているのか?逃れているのか?旅を続ける母。
なんでもない場所が、どこでもない場所が・・・・・。

阿藤智恵さんの作品に登場する女性たちは、本当に身近にいる自分です。
幼かった頃の自分。思春期だった頃の自分。今の自分。
それも淋しかったり、何かの不安を抱えていた頃の私。
・・・・・・それが今現在の自分を創ってきたのなら愛しくない理由はありません。
が、消したい思い出もあるのが人ってモンですよね。
そんな色んな思いに揺さぶられながら、4人の女性たちの演じる姿に思いを重ねて
ラストのシーンの美しいこと・・美しい照明、心に灯る静かな音楽・・
ぞわぞわっと鳥肌が立つ感動に泣きそうになってしまいました。

『死んだ女』

作  阿藤智恵
美術 乗峯雅博
照明 中山奈美
音響 高橋正徳
出演 大滝寛.加納朋之.古川悦史.沢田冬樹.石橋徹郎.星智也

一人の女性の棺。
棺の前にひとりひとりと男性が現れます。
どうやらこの今は亡き女性と何かの縁のあった人達のようです。

こちらは阿藤さんの新作書下ろしです。
ネタバレになってしまうので、ちょっと控えますが
笑って、笑って、心のふるいにかけてみると
粉が小さな白い玉になって、触れると玉が無くなる様に
心に違和感として一瞬残って、溶けていく・・・・・そんな気分が心地良いのです。

いやあ~H.H.Gには不条理ものが合いますね。
もうね、良いんです。この芝居の場所がどこでも、なんでも
人間関係なんかどうでもいい。
心に焼く付く、何かわからないこの溢れそうになる感情の思いを
この鳥肌が出る感動・・・・いいもんはいいんです。
まだ余韻が残っていて上手く表現が出来ませんが
阿藤さんの作品は演じる方々にとっても難解だと思います。
難解なだけに、でも快~感っ?!(笑)かもしれません。

またまた、次回のチケットを購入してしまった私です!

H.H.Gは~3/5(日)まで公演中です。
また素敵なカフェもテラスにて臨時営業中です。
でもって、お互いの作品の出演者が協力し合ってお手伝いされています。
アットホームで手作り感があってシンプルで心に突くシャープな芝居。
ぜひご堪能下さいませ♪

詳細は古川悦史さんのH.Pはっぴ~グラウンド
お稽古日記は阿藤智恵さんのH.P阿藤智恵の「気分は缶詰」日記

へどうぞ♪
by berurinrin | 2006-02-19 16:59 | 文学座観劇感想

サイスタジオ公演vol.17
サイスタジオに於ける清水邦夫作品公演1
2組の演出家・出演者による2作品2本立て連続上演

『行きずりの人たちよ』

演出 清水邦夫/松本典子

『著名人』

演出 高橋正徳

美術 乗峯雅博

照明 賀澤礼子

出演 中村彰男.鈴木弘秋.神野崇.斉藤祐一.細貝弘二

公演日程 3/24(金)~4/2(日)

入場料 予約/前売 3.300円   当日3.500円(学生2.000円/当日・前売)

於    サイスタジオコモネBスタジオ

高橋さん&乗峯さんコンビ♪・・わたしは大好きです!
わーいわーい!!とかなり浮かれています!!
そして
現在、サイスタジオでは熱いH.H.Gが公演中です!!
まだまだ寒い関東地方ですが、サイスタジオ周辺はかなり気温が上昇中です!
by berurinrin | 2006-02-18 23:53 | 外部出演

劇団青年座公演『評決』

劇団青年座公演『評決』  in  紀伊國屋ホール(2/17)

『評決ー昭和三年の陪審裁判』
         (NTV水曜グランドロマン「帝都の夜明け」から)
作   国弘威雄/斉藤玉緒
演出 鈴木完一郎

被告人は吉田静子(那須佐代子さん)
彼女の罪は「放火殺人」。自宅に火を点け、就寝中の夫と姑を殺害した疑いを
かけられています。この事件の陪審員は一般から選ばれた12名・・
床屋・写真館・蕎麦屋・化粧品外交員・踊りの師匠・退役陸軍大佐・銀行支店長代理・古物商・呉服問屋・円タク運転手(タクシー運転手で昔はとこでも1円だったそうです)・
撮影所所長・百姓。
時は昭和の初め、警察の力がとても強かった時代。かれら陪審員達は
弁護士と検事、被告の間で公平な真実を見つけることが出来るのでしょうか?

日本でも、刑事裁判に関する法律が改定されて
「陪審員制度」という言葉が、身近になってきました。
でも実は昭和3年~18年間、日本でも陪審員制度があったなんて
この作品を拝見するまで知らなかった未熟者の私です。
客席もあまり劇場ではお見かけしない年代の男性が多く
ちょっとびっくりしながらも・・旬な題材なのかもしれませんね。

終始無罪を訴える静子さんを取り巻く時代は、まだまだ
男尊女卑が生きてる時代。もちろん陪審員の資格も男子のみ。
陪審員の方々も、静子さんの現状よりも自分の仕事や家庭の方が大事で
(陪審員に)選ばれちゃったことを困っていらっしゃる。
外部との接触を閉ざされた陪審員達の窮屈な休憩時間内の
雑談のような会話が、世相を知る上でドラマの重要な背景にあって、
事件の核心が深まるにつれて、彼らが静子さんという一人の女性ではなく
人間としての罪の有無を話し合う姿はとても誠実で純粋でした。
休憩無しの2時間弱のこの芝居。緊張感が維持できて見ごたえあります。

近い将来、自分も参加する機会があるかもしれないこの制度・・
人の罪を判断する事の怖さも改めて心に留めました。

・・でも当時のオチ話があって、いくら陪審員達が「無罪」を決めても
裁判長が納得しなければ、評決は翻ったそうです。。。う~ん

p.sビーバーのようなチャーミングな笑顔が魅力の製作のSさんにも
再びお目にかかれました♪ちょっとお痩せになった感じが・・うふふ。

~2/19(日) in 紀伊國屋ホール
by berurinrin | 2006-02-18 11:49 | 観劇感想

お友達で相互リンクしてるスペンサーさんから、
演劇関係のブログを対象としたイメージバトンなるものを
受け取りました。
こういうことには全く不慣れなモンで、かなり悩んでしまいました・・
かなり行き当たりばったの人間なので、、あははっ

質問は4項目あります。

Q1生まれ変われるなら?
 
実は過去に、前世を占ってもらったことがあります。

私は「江戸時代の蕎麦屋の娘」
愛猫ベルは「江戸時代の武士の生まれ変わり」・・・・
「そして(ベルを)大切に飼って、また人間に生まれ変われるようにしてあげなさい」
といわれました。
だから気位の高い猫なのね♪怒らせると刀のような爪で切られるし。。
すでに前世から上下関係があった私達です。

生まれ変われるなら・・・
男性ですね。。女性としてはかなり欠落した部分が多い私です。
何かモノを作る人になりたいです。形があるものでも、ないものでも・・
この世に何か生み出したい。。です。

Q2-1自分のブログにキャッチコピーを付けてください

「だって文学座大好き!なんだもん♪」
ちょっと首を傾げて可愛い感じで。。


Q2-2自分のブログのセールスポイントは?

「文学座」って固いイメージがあると思うのですが
純粋に演劇が好きな人が集まった演劇集団です。
そんな人たちが作り出す、演じる芝居が面白くないはずはない!
じゃあ。。誰が作っているの?誰が演じているの?
ということで、素晴らしいアーティスト達や素敵な作品を
かなりミーハーな一ファンの視点でご紹介させて頂いています(笑)

Q3バトンをくれた人のイメージ

C・Mスペンサーさんは、根っからの演劇好き。それもジャンルに拘らす
歌舞伎、オペラ、小劇場からミュージカルまで。それも国内外問わず
ワールドワイドで元気一杯の女性です。
素顔の彼女はマイペースでちょっぴり天然さん(笑)~ごめんなさい~

Q4次にバトンを回す人

目黒加奈子の見聞録」のトパーズさん
彼女の痛快な辛口ブログご覧になってみて下さい。超面白すぎます。
あまりの辛口さにコメントしづらいんじゃないかと、ご本人はおっしゃっておりますが
そんなことはありません。
「今年こそ、文学座アトリエデビューを果たしたい」
と言って下さるトパーズさん。また遊んでくださいね♪
by berurinrin | 2006-02-17 15:40 | 日常

『湖のまるい星』のバックステージツアー・・
かなり遅いUPですみません!!

今回のセット。。なんか不思議な感じしませんでしたか?
とても幻想的な雰囲気を漂わせたこの美術は
H.H.G作品では有名な土田英生さん率いる劇団MONOの俳優でもある
奥村泰彦さんの手によるものです。MONOのH.Pにお写真が載ってますが
なかなお顔も素敵なお方です♪

舞台の床は斜めに入った木目調の
八百屋舞台(床がフラットではなく傾斜)になっています。
この八百屋舞台って、客席からは本当に舞台が観やすくて嬉しいでのですが
実際歩くと、ものすごーく違和感があります。
その上、斜めに木目の線が入っていて
客席に向かって真っ直ぐ歩くつもりが、
気がつくと斜めに歩いてしまいそうな目に錯覚に戸惑います。
そしてかなり傾斜があるので、冒頭の剣道のシーンはかなり
演じていて怖かったのでは・・って想像するだけで、びくびくします。

舞台の背景、後ろ側には林のように沢山の木がありました。
そう・・まさに木が立ってました(笑)
木には、所々に薄い緑色の染料が塗られていて
これが照明に当たると、明暗がぼんやりとかかって
とてもエキゾチックで美しい背景に彩を加えていましたね。

そしてその林を抜けると、吸い込まれそうな湖!
これがすごいんです!
薄い板を半円にしたものを土台にして、上に細い長い木の棒が均等に張り付いていて
横から見ると数センチ間隔の凹凸になっています。
それが舞台の上手から下手までずーーと続いているんです。
何本も繋いで真っ直ぐに、それも均等に・・お疲れ様です!
これは間近で見ると、ほんとに細かい素朴な日曜大工のような装置の姿に驚きました。
そして、仕上げには半円の上からまるでクリスマスの電球のコードが。。張っています。

で、上を見上げると天井からも何本も糸のように細いコードが・・
これが星空と湖に浮かんだ星空でした。
この星達・・びーんと冷たい輝きを持ったものや暖かみのある星・・
いろんな色やさまざまな輝きを持って、あの美しい星空を演出してくれました。

この凝った湖の奥には、またまた美しい山々があります。
これは木枠で作った山を4層にも重ねて、
またまた奥行きがあって陰影の美しい山を作り出していました。

ドラマのクライマックスで登場した
大文字焼き・・・これがじわじあめらめら・・っていい感じでしたよね。
大文字焼きの絵は、紗幕(主に舞台で使われるカーテンのような生地で
内側から照明を当てると、光を通す優れものです)
にプロジェクターが映し出したが画像だそうです。

ビルの中の狭い舞台機構を、奥行き深く、立体的に見せて下さった今回のセット。
前回の『毒の香り』では、舞台の背景に絵を描いてちょっと漫画チックな
場面やリアルな酒場のシーンとか、虚像と現実の世界の狭間のような
ごちゃ混ぜにした面白さがありましたが
今回は美しい絵、美しい色に、にこだわった演出家のイメージが
小劇団できたえられた奥村さんのちょっと素朴でアイデア満載の新しい力が
加わって、目にも新しい驚きと楽しさ一杯の舞台見学となりました。

今回、公演中に作者である鈴江敏郎さん率いる劇団八時半の冊子
「LEAF」のバックナンバーが販売されていたんのをご存知でしたか?
以前、研修科生の発表会で取り上げられた鈴江敏郎さんの『家を出た』を
ご紹介させて頂いたときに、研修科生の所奏さんよりご紹介頂いた
『髪をかきあげる』(アトリエでも上演されました)を見つけて、嬉しくって
早速手にとって、あっという間に読んでしまいました。
ちなみに、通販もされてるようです。興味がありましたら劇団八時半のH.Pを
覗いてみてくださいね。

奏さん!本当に面白かったです!また何かいいものがあったら
ご紹介して下さいね♪

さて、明日はH.H.G初日です!!
小劇場は好きだけど、文学座はちょっと堅くって・・
芝居は好きだけど、文学座の敷居が高そうで・・・
なんて躊躇されている方がいらしたら、どうぞ一度だまされたと思って観て下さい。
熱い役者達の温度を感じられる、素晴らしいユニットH.H.G!
手作り感と自由な空気を思う存分味わってしまったら、病み付きになったちゃうかも♪
詳細ははっぴ~グラウンドへ~♪
by berurinrin | 2006-02-15 22:04 | 稽古場/舞台裏話

文学座本公演『湖のまるい星』 in 紀伊國屋サザンシアター(2/5)

山と緑に囲まれた湖のほとり、のとある田舎のペンションが舞台です。
過疎化が進み、これといった観光名所があるわけでない
この土地を何とかしようと思い立ったのが村ぐるみでいまだ起きた事がないのに
「自殺の人気スポット」としてPRしようとする試み?
ペンションの宿泊客は大学の剣道部の四人組み。兄妹。
作家と出版社の担当の女性。もうすぐ嫁に行く娘とその母。
それぞれに内面に問題を抱えているようです。
そんな中、著名な作家の藤塚周一先生(早坂直家さん)が行方不明?自殺?
大騒ぎの中初めて皆が「死」の恐怖を感じたようです。

冒頭のアクションシーン。。剣道のシーンですが、すごい迫力でした。
なかでも愛佳さんが男子3名を相手に猛烈な勢いで攻める姿に
焼けた花園』のけなげなローザ姿は微塵もありませんでした。あははっ
一生に一度は誰でもモテる時期があるとの事ですが(振り返って確かに・・遠い目)
そんな時期の多感で悩める等身大の女性を真っ直ぐに演じた愛佳さん素敵でした。
さて愛佳さんをめぐる3人の男子部員。佐々倉さん(愛佳さん)にしてみたら、
ちょっと3人のうち誰かが彼女に触れただけ、二人で話しただけで大騒ぎして
ほんとにいい迷惑な話です。でもこの3人、キャラクターがユニークでしたね。
浅井さん(植田真介さん)は見た目からして楽しい存在、ちょっと悪っぽい目つきをすると
それだけで吹き出しそうになります。
繊細で一途な不器用な甘いマスクの二枚目系は八木さん(細貝弘二さん)。
そしてリーダー格だけどなんか抜けてる朴訥な人柄が好感度up?
爽やかに演じられた那須さん(清水圭吾さん)。
彼ら大学生剣道チームはお稽古開始直後から、自主的に朝錬を始められたそうですが
その成果は、剣道だけでなくしっかりチームワークにも表れていたと
感じたのは私だけでは無いはずです♪

この方がご出演の時は絶対何か起こるという、シリアスから笑いの神様まで呼び寄せる
とても楽しいお方です!今回も最高のキャラクター賞を!!
そのお方はペンションのオーナー。脱サラした田桜敏春さん(外山誠二さん!!)
田桜社長を中心に、ストレスが溜まり気味の怒ると怖い・・・そして怒るとかなり力持ちを
発揮されました(笑)専務である奥様の田桜雪さん(松下砂稚子さん)と
そんな母に何かにつけて反発する娘佳奈子さん(尾崎愛さん)。
そして課長補佐であった田桜さんと運命共同体の元部下。
それもかなり優秀だったと自ら言い切れる明神丈一郎さん
粟野史浩さん)のグループです。
尾崎愛さんは、研修科1年生ながら『戯曲・赤い月』に続いての本公演。
さすがにしっかりしていました。親に反発する役が続いていますが、
丁寧に演じる姿と、はにかんだ笑顔がとても可愛い魅力的な女性です。
これからが楽しみな女優さんでもあります。
「だいみゅうじん♪」の明神さんを演じた粟野さん・・・前回も書いたように、
人のよさそうな笑顔と髪型に冒頭から笑ってしまいましたが、明神さん自体は
表面上は穏やかだけど、内面はかなり複雑な人物で、自分を他人事のように語る姿は
このユニークで癖のある登場人物たちのなかで一番難解な方だったのでは?
そんな中にいつも爆弾を落とす近所のおばちゃんこと、七澤たみさん(赤司まり子さん)
影の主演は七澤さんです!痛快でしたね。しゃもじが武器になるなんて・・・(笑)

難解なカップルといえば、両親を早くに亡くし寄り添って生きてきた兄妹です。
妹が自殺するんじゃないかと気が気じゃない兄の遠井範義さん(石川武さん)と
兄の家族を心配する妹の節子さん(名越志保さん)。
ふたりは大人になっても、いつまでも子供のままの状態です。
手を繋いだり、派手なけんかしたり・・見た目はかなりの大人なので
難解な雰囲気を保ちはするものの二人のキャラクターが健康的で初々しいので
彼らを通じて子供の姿を写す鏡のように微笑ましく拝見しました。

兄妹の次は、母と子のペア。
結婚を目前に控えて母と旅行にきたのは、自由奔放で恋に生きる母の
倉橋光枝さん(塩田朋子さん)剣道部員たちにセクシーな目線を送る色っぽい姿。
スタイル良いですよね~!超かっこいい★でも嫌味にならないのは
塩田さんの独自の清潔な魅力があるからなんだと思います。
同じ女性として憧れの眼差しでみてしまいました♪
その娘は光穂さん(築野絵美さん)!同僚のmatsuくんは『毒の香り』を拝見してから
築野さんのファンになったと言ってました。確かにすごく可愛い女性ですね。
そしてとても優しい娘さんです!お父さんも大好きで、お母さんを恨まない(恨めない)
それ以上に、おかあさん大好きの気持ちが一杯溢れていて、
すねかじりのパラサイトシングル。座敷童子でアダルトチルドレン(笑)の私には、
とっても気持ちが伝わりました。愛情はいくら求めても満足できないものなんですね。

最後のカップルは
スランプに陥ってしまって書くことが出来ない作家の藤塚周一さん(早坂直家さん)
と、出版社に勤める彼の担当者、南瞳さん(目黒未奈さん)。
藤塚先生が、自暴自棄になると言葉を繰り返すのですが、これが可笑しい
「アウトプット、アウトプット、アウトプット・・・・アウトプットはインプット♪・・・・」
この二人にはどうやら恋愛感情も成立していて、南さんが叱咤激励するする姿が
とてもりりしいのです。

この15人による、言葉のハーモニー♪本当に楽しかったです。
皆さんのキャラクターが、ちょっと変わっていて・・いや、かなりヘン?!
台詞の言葉の楽しさにわくわくして、一杯笑って、
ふと考えさせられる今の時代のヘンな事。
流行ってなんだろう?誰が決めるんでしょうね?
でも実際に流行ってしまったら、決めた人は「ラッキー♪」って思うんでしょうか?
逆に驚愕して、怖くなったりしないのかしら?
・・・・
近くに噂話が大好きな太ったおばちゃんはいませんか?

さて、次回は舞台の裏側のバックステージの感想を・・
by berurinrin | 2006-02-10 23:05 | 文学座観劇感想

2.3月の主な外部出演

★坂部文昭.廣田高志.横田栄司.鍛治直人.佐藤麻衣子『信長』2/1~26大阪・松竹座(チケットホン松竹0570-000-489)
★小林勝也.亀田佳明『クラウディアからの手紙』2/14~15シアタードラマシティ(シアター・ドラマシティ06-6377-3888)
★菅生隆之『マクベス』2/4~12、20~22梅若能楽学院会館(キョードー東京03-3498-9999)2/14~15名古屋能楽堂(キョードー東海052-972-7466)2/16~18
大槻能楽堂(キョードーチケットセンター06-6233-8888)
★川辺久造.かたお鷲.原康義『間違いの喜劇』2/3~19彩の国さいたま芸術劇場大ホール(彩の国さいたま芸術劇場048-858-5511)
★江守徹『フクロウの賭け』2/9~19シアタートラム(T FACTORY03-3344-3005)
★大滝寛.加納朋之.古川悦史.沢田冬樹.石橋徹郎.星智也.山崎美貴.征矢かおる.片淵忍.山谷典子『死んだ女』『セゾン・ド・メゾン~メゾン・ド・セゾン』2/16~3/5サイスタジオコモネBスタジオ(サイスタジオ事業部03-5375-1011)
★浅野雅博『エキスポ』3/2~15下北沢本多劇場(加藤健一事務所03-3557-0789)
★平淑江.清水馨.草野万葉『弁慶』3/2~27名古屋・御園座(テレシートみその052-222-1481)
★早坂直家.高瀬哲朗.醍醐貢介.赤司まり子.佐藤麻衣子『で.え.く』3/9(D-9事務局047-334-1381)
★石井圭祐.櫻井章喜『ハゲレット』3/9~21紀伊國屋ホール(Me&Herコーポレーション03-3478-1803)
★佐川和正.太刀川亞希『流星に捧げる』3/10~26紀伊國屋サザンシアター(地人会03-33354-1279)
★高瀬久男(演出).山本道子.富沢亜古.鬼頭典子.研修科生(田口愛.松垣陽子)『ベルナルダ・アルバの家』2/17~26THEATRE1010(シアター1010 03-5244-1011)
       *お問い合わせは( )までお願いします。

わたしは『エキスポ』『で.え.く』そしてもちろんH.H.G!!!
まだまだ寒いですが!盛り上がっていきましょうね♪サイスタジオでおあいしましょう(笑)
by berurinrin | 2006-02-06 23:07 | 外部出演

文学座付属演劇研究所第43期研修科卒業公演
『アイスクリームマン―中産階級の劇的休息』        in 文学座アトリエ(2/4)

作   岩松了
演出 坂口芳貞

地方にある短期集中で運転免許を取るための教習所の宿舎のロビーが舞台です。
そんなロビーに集う若者達のとりとめのない日常会話から言葉のパズルが
パラパラと零れ落ちた時、その場に居た人たちは繋ぎ合わせることが
出来るのでしょうか?

わたしにとって難しい岩松了さんの作品です。
今回も難しかった・・・何気なく普通に会話する人々が突如、不気味な人物に
変化したり、不可解な行動をしたり・・人間関係が交差したり
・・・・それでも日常の枠から切りはなさい岩松了さんの凄さなんですが
情報が少ない分自分の想像力をフル回転させて未知の部分を補って
・・・終演後にはぐったりしますが、それも魅力なんです。
以前にも研修科生の発表会で拝見した岩松作品『傘とサンダル』も
帰りの信濃町の駅までは放心状態で口を開けて歩いていたかも??です

寝ても覚めても研修科生の卒業公演です。

あえて、卒業公演にこの作品を選んだことはきっと
彼らのチームワークとレベルの高さを意図して選んだに違いないと思いました。
この3年間の集大成の彼らのふつふつと沸き起こるパワーの勢いと
正反対な静かな日常の芝居の違和感が、この芝居の不可解な不気味さにマッチして
彼らの独自の作品として生み出してくれました。

彼らが研修科生になってから、見逃すことなく見守ってくることができました。
彼らの怒りや笑いや涙・・そして稽古中にあざになった足やシップを張った腕・・・
私は何度もパワーをもらいました。
そんな彼らの今日は千秋楽です。
愛しい彼らの全力でぶつかる卒業公演をご覧になる方。
ぜひ彼らのメッセージをしっかり受け止めてあげて下さいませ。

あと一回!かおりちゃん♪れいこちゃん♪
ファイトォ~!!!!!
by berurinrin | 2006-02-05 11:06 | 文学座観劇感想

東宝ミュージカル『ベガーズオペラ』千秋楽  in 日生劇場(1/31)

三幕で、約3時間40分の長丁場のこの作品。
どの幕がお好きでしたか?

一緒に観た会社の同僚の男性のmatsuは第2幕が好きだと言ってました。
(わたしは何気に一幕がお気に入りです。)

ちなみに第2幕は、女性達に囲まれてご満悦なマクヒース(内野聖陽さん)が
その女性達に裏切られて監獄へ、そして看守の娘でマクヒースの子供を
身ごもってるルーシー(島田歌穂さん)と妻のポリー(笹本玲奈さん)との
三角関係で大揉めに揉めたりしながら、ルーシーの助けで脱獄するまでの
お話です。

様式美にとらわれずに、型破りで
個々の役柄の個性がはっきり現れていて
泥くさくて、埃ぽっくって・・・日々変化して、楽しくって
気を抜けなくって・・・笑いと汗と涙が飛び散って・・
なんでもありのこのお話は、まさに人生は喜劇と悲劇は紙一重。

何度が観客を巻き込んだ芝居は拝見していますが
悲しいことに役者と観客との溝を感じて
一方通行的な印象を受けた場面を何度も目撃しています。
それにしても今回は何で、でしょうか?
劇場の雰囲気からしてなんか違うんです。
さすがに初日間もない頃は、ギクシャクした感じも見受けられましたが
日が経つにつれて、客席からも役者達を包み込むパワーを感じられたし
大劇場でこんなに一体感を感じることは今までありません。
演出家も役者達も冒険だったとは思いますが
やっぱり演じている俳優達のレベルの高さと徹底した稽古の結晶の上に成り立つ
チームワークの勝利なのでしょうか?

舞台は、観客が居なくては成立しないとは云うものの
やはり観客は座って大人しくて観るもの・・という、控えめな意識を改めさせてくれた
このミュージカルは目に眩しいほどの斬新で画期的な作品でした。
フィナーレで俳優達に手を取られ舞台に上がった観客達の
はにかんだような笑顔も微笑ましく、客席から見守ったことでしょう。

こんなに楽しくて通ってしまったミュージカルは久々です。
文学座の内野聖陽さんがご出演じゃないとまずは拝見しないし
。。。って、ほとんどミュージカル観ないので(><)

日生劇場なんて、思えば少年隊の東さんと毬谷友子さんの芝居「なよたけ」以来・・あはっ
十何年振りでしょうか??
隣の喫茶店がきれいでびっくりしました。
生ハムのバケットサンド美味しいですね♪

千秋楽を観終えて、心がぽっかり寂しい穴を埋めてくれるのは
もちろん文学座の芝居しかない!(きっぱり!)
週末は文学座本公演『湖のまるい星』再度拝見してきます♪

文学座H.Pに3月アトリエ公演『エスペラントー教師たちの修学旅行の夜ー
UPされています。
青木豪さん書き下ろしのこの作品。どんなストーリー展開になるのやら
とても楽しみです。
by berurinrin | 2006-02-03 23:43 | 観劇感想