<   2005年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

静かな日常

梅雨はしんどいですね。。
ダイエット中にも関わらず、体が重たい今日この頃
皆様如何お過ごしでしょうか?
同僚のギョロが言いました。
「体が硬いと、ダイエットをしても痩せないんだって!」
「へぇ~」
と言いつつ、首を回す私。
「影響されやすいね」
う.る.さ.い。

朝の支度で忙しい私に
暑さで恨めしそうな目でこちらに向ける愛猫ベルに
扇風機を当ててタイマーをセットして、仕事に向かう
飼い主であります。
もう一匹のりんりんは、元気にベランダで
カミキリムシを咥えてご満悦状態。
お願いだから、家の中に持ち込むのは止めて下さい!勘弁してください!
頼んでも、りんりんはご満悦なので
聞き入れてはくれません。
そして、得意げに口からカミキリムシを家の中で解放すのです。
キャー!!

そんな我が家のニャンコ達もいかに快適に過ごすか
日々検討中らしく、玄関で寝ていたり、台所や洗面所、お風呂の浴槽と、
夜中ににゃんこ探しをするのが楽しみにのひとつになりました。
そろそろ、ひんやりシートの「クールだにゃん」を出してあげなくてはっ!

昨日、掲示板の方に書き込みさせて頂きましたが
アトリエ公演『ぬけがら』(佃典彦さん作)の戯曲が7/2発売の
「せりふの時代」に掲載されるそうです。
きっと読みながら思い出し笑いをしてしまいそうな私です
by berurinrin | 2005-06-30 20:24 | 日常

映画版『父と暮らせば』

爪がすでに、剥げかかってきたぁぁぁぁぁっ
すまぬ友よ!ず.ずぼらな私を許せ~m(_ _)m
言い訳として、一応トップコートは塗ったんだよん!
でもガテンな事務系OLの身、ついつい指先を酷使してしまうのです。
また、改造おねがいしまつ。。。

さて先日、こまつ座の『父と暮らせば』を拝見して
感動と気持ちの良い涙を流させていただいた私。
映画版の『父と暮らせば』のDVDを購入して観てしまいました。
はじめのシーンから、殆んど井上ひさしさんの台本に忠実に再現されていて
またもや、涙が。。。。。

映画版の美津江さんの宮沢りえさん。。美しいですね。
凛として、でも可憐な美津江さんでした。
きっと、木下(浅野忠信さん)も一目ぼれしちゃいます。納得。
おとったん(原田芳雄さん)は、ちょっとあっさりした感じで
気弱なおとったんって感じでしたが、やっぱりラスト近くの
庭先での父娘の会話は、おとったんの心情が切々と胸を打ちます。

舞台では美津江さん(西尾まりさん)の喜怒哀楽の激しさに
自分の心を耐える切実な痛みを感じ
辻萬長さん扮する、おとったんの溢れんばかりの包容力が
涙、涙で言葉になりませんでした。

映画は、とても映像がきれいで(リアルな部分もありますが)
舞台では登場しない木下さんが登場します。
けれども、飄々とした木下さんは、現実に存在しているのか?居ないのか?!
幻想的な雰囲気があって、逆に違和感無く感じられました。
最後のオチはちょっと??まあ作品には影響がありませんが・・

でも、やっぱり舞台の生のライブの良さには敵わないですね。
やっぱり、ぜひ舞台版でご覧頂きたい作品です。

さて、明日(6/30)~7/3(日)
サイスタジオコモネAスタジオにて
文学座有志による公演「八十八の会」
『忠臣蔵/珍客』始まります!
実はものすごく楽しみなんです。
だって、戌井市郎さんがのマキノノゾミさんの作品『忠臣蔵』を演出するって、
楽しくて、わくわくしちゃいます。
by berurinrin | 2005-06-28 21:40 | ドラマ/映画

爪を磨く一日

千葉で友人がネイルサロンを開いているので
久々にわたしの爪をプリティにしてもらおうと
友人の元に行って来ました。
7月からお店が移転するので、今月最後の営業日。
忙しない時期にすまんのう★

「去年の12/25以来のご来店だよ」って、軽いジョブをかまされ
看板犬のアメリカンダックスの風魔にも忘れられたみたい・・寂しい。

さて、爪は紫をベースにフレンチに仕上げ。
で、もってせっかくだから薬指にストーンを乗せてもらって
ご満悦♪

その後、友人に近くの美味しいお寿司をご馳走に
お礼といってはなんなんですが。お店の宣伝を~!

JR千葉駅近く
NAIL SALON GrandBeaute
TEL、043-244-7716
定休日 日曜日 
営業時間 12:00~21:00
移転の為7/1(金)~の営業になります。

TELにてご予約の際に
「ベルのブログを見て・・」と、言ってみてください。
「ああ、そうですか」と、言われるかもしれません!(* ̄m ̄)プッ
c0023954_23175097.jpg

看板犬『風魔』と、キラキラの爪で~す♪風魔の瞳もキラキラですね~!
by berurinrin | 2005-06-25 23:22 | 日常

地人会公演『喝(かっさい)采』

地人会第98回公演『喝(かっさい)采』  in 紀伊國屋ホール

作     クリフォード・オデッツ
訳・演出 木村光一
美術   石井強司

ボストンでの初日3週間前に主演役者が降板してしまって
演出家バーニー(若松泰弘さん)が推薦したのは、以前は名役者といわれた
フランク(篠田三郎さん)。現在はその面影も無くアルコール依存症で
神経過敏気味のフランク・・・
そんな彼をなんとか演じさせようとするバーニー。
そして献身的なフランクの妻ジョージィ(倉野章子さん)
二人の献身と努力によってフランクは再起を果たす事が出来るのでしょうか?

若松泰弘さん!超かっこいいです!!!!(失礼しました・・ミーハーなもので)

わたしはあまりアルコールが得意ではありません。
その上、いっぱい日本酒を飲むとなぜか人を巻き込んで(寂しがり屋さん?!)
走りたくなる衝動に駆られてしまいます(その場合大抵、記憶を失っています)
はた迷惑な行為だし、体力も落ちてきたので
最近はあまり飲まなくなりました・・

ドラマでアルコール依存症を題材にした作品を観る事が少ないので
はじめの挿入部分での流れに付いて行きづらく
フランクを間に挟んで舞台に復帰させようとするバーニーと不安がるジョージィの
攻防戦のような台詞のやり取りから
他人事のように入ってくるフランクとの温度差に違和感を覚えましたが
その温度差が、気が付くと後半の過去のフランクの姿が暴露された時の場面での伏線
だったのかしら?!と、思うくらいのめり込んで魅入ってしまいました。
また、隠し持っていたアルコール度22%の咳止めシロップを暗転になっても
飲み続けるフランクのアルコールに依存する狂気、気迫を感じました。

フランクの前では、ある意味敵であり、同志のようなバーニーとジョージィの
大人の二人の台詞の応酬にピリピリした痛みを感じつつ
フランクのアルコール依存症に至る真実を知ったバーニーが
興奮するジョージィを抱き合しめて、不意にジョージィに愛を感じる場面で
ふっ~っと、息を落ち着けてやっと肩の力が抜けた私でした。。
きっとわたしはジョージィと共にフランクを気遣い、バーニーがフランクを見捨てないように
と気が気じゃなかったのかもしれません。

激しい動きのあるドラマじゃありませんが、3人の心の振幅が葛藤が丁寧に描かれ
動き以上に激しいドラマです。

文学座五月アトリエの会公演『ぬけがら』では、お父さん達に翻弄された
若松泰弘さんが今回は、大人の苦悩する姿で新たな魅力が
たっぷり感じられるし(急遽代役なんて、ありえない位にハマっていました)
倉野章子さんの畳み掛けるような、柔らかな優しい(でも激しい)ジョージィも
とても魅力的でした。
劇作家のポール役の仲恭司さんは、柔らかな物腰で敵は作らないけど
自分を見せないクールな感じが、台詞にもありましたが作家の孤独感を感じました。
そして剥き卵のような綺麗なおでこの亀田佳明さん!(すみません。。)
前回のHHG公演『Koub』では異色の役柄でしたが
今回はフランクを慕う爽やかな付き人さん!とても器用な役者さんです。

ちなみに舞台美術『ぬけがら』と同じ文学座の石井強司さんです♪

~7/2(土) 紀伊國屋ホールにて
by berurinrin | 2005-06-25 12:12 | 観劇感想

ある一日

毎週水曜日はノー残業デーなので
会社の帰りに、横浜でお買い物をしてしてきました。

まずは東急ハンズで、ニャンコ達のお気に入りのおやつを購入。
リンクさせて頂いている立石まゆみさんのブログでのお奨めのコットン探し。
横浜のジョイナスのハックには無かったので
マツキヨでコットンを購入しました。
(まゆみさ~ん!わたしも200円で購入しまつた♪)

コットンを購入して、(安上がりに)女を磨いた気分になって颯爽と歩いていたら
同僚のギョロとmatsuとばったり遭遇。
早々にダイエット大作戦から足をあらったギョロは最近リバウンド気味♪
やっぱり、私の敵ではありませんでした★ふっふっふっ
二人はこれからラーメンを食べに行くとの事。
「ラーメン!★(食べたい♪)」と、思いつつも
ダイエット大作戦中の私、泣く泣く(心の中で)二人と別れ
そんな自分にご褒美に布袋の新しいアルバム『MONSTER DRIVE』をGETし
て帰路に着きました。

帰宅後、コットンを顔に貼り付けたまま、布袋の音楽に酔いつつ
夕食を食べる私なのでした。。。

c0023954_21144550.jpg

意地悪なりんりん・・・・。
by berurinrin | 2005-06-23 21:16 | 日常

「アンジェリク」

お芝居では、狭い空間での人間の密接した関係性を求めるのに対して
なぜか本に求めるのは壮大な世界を求める傾向があるようです。
そしてフランスを舞台にしたお話がとても好きなのです。
アレキサンドル・デュマしかり、
そしてこの「アンジェリク」の作者ゴロン夫妻もフランスの作家です。

さて蔵書シリーズ第3弾は「アンジェリク」をご紹介します。
執筆中にゴロン氏が亡くなってしまい、途中数年お休み期間がありましたが
アンジェリクという、緑の瞳を持つ女性の波乱に跳んだ半生を描いた
全28巻という、すんごい作品です

舞台はフランス、太陽王ルイ14世が治めている時代。
貧乏貴族の娘のアンジェリクの冒険と愛と成長のドラマです。

と、一言で終わらせてしまいましたが
冒険も愛も成長も半端じゃないのが、アンジェリクのすんごいところです。
フランス宮廷一の貴族にのし上がると思えば、食堂のおかみさんになったり
地中海に出かけて海賊に襲われ奴隷になってオスマントルコの後宮に幽閉されたり
(でも逃げ出す)挙句の果てには、フランス国王に反逆してアメリカ大陸へ・・

男性は誰でも緑の瞳のアンジェリクに恋をします。国王だろうが、泥棒、奴隷、新教徒。
生きる為に色んな男性と恋愛しますが、みーんな彼女に屈してしまいます。
が、残念ながら彼女が愛する男性はただ一人。
そして彼女は少女から女性へ、妻になり母になりますが
彼女から発する言動は常に母性です。

残念ながらこの「アンジェリク」も現在絶版中です。
でも、ぜひどこかで巡り会えたらお手にとって見て下さいませ

この「アンジェリク」は、木原敏江さんで漫画化(秋田書房)されています。
また宝塚歌劇団で舞台化もされています。

では次回は、舞台化された「アンジェリク」を♪
c0023954_2123988.jpg

by berurinrin | 2005-06-21 21:25 | 日常

野良のニャンコ家族との共存の為に

我が家の庭には、毎日4匹のにゃんこ家族がやってきます。
気の強いスレンダー美人な“おかあさん”ニャンコ。
娘で元気で愛嬌のある足がびっこの“びっこ”。
同じく娘で、いつもびくびくしている“こわがり”。
娘達にネコパンチをされちゃうかわいそうな“おとうさん”ニャンコ。
この家族は避妊、去勢手術は済んでいるのでこれ以上増える事はありません。

元々はお隣のおばさんがご飯をあげていた野良のニャンコ達なのですが、
以前どこかで、毒入りご飯を食べてしまった“おかあさん”ニャンコ。
何とか元気になりましたが、二度と同じ事が起きないように
お隣と我が家でご飯をあげる様にして
あまり遠出をしないように気を配るようにしていました。

ところが、ある日お隣のおばさんが引っ越してしまった為に、
我が家だけでご飯をあげる事になったわけです。
元来、野良のニャンコ一家なのであまり人に懐かず
(しかし「ご飯くれ~い」x4匹と、ものすごく催促します(泣))
触らせてもくれませんでしたが、ここ最近は
さすがに「ダダ飯はまずい」と思ったのでしょうか?
すりすりしてくれるようになりました。

母は鉢植えを“びっこ”にベットとして提供して以来、ニャンコを追い出すより
数箇所にニャンコが入れない場所を作って、花を植えています。
父も池の水を飲むニャンコが、まちがって(?)金魚を飲み込まないように
池に網をはって、隙間を作って飲む場所を確保しています。
はたしてニャンコ達と上手く付き合っていけるように
人間達も努力が必要なのです。

スレンダー美人の“おかあさん”ニャンコ、毒の後遺症でお鼻が弱いのが、ちと辛い
c0023954_2148456.jpg

気の弱い“おとうさん”ニャンコ、、なぜかいつも「おちょぼ口」♪
c0023954_21483153.jpg
by berurinrin | 2005-06-20 21:54 | 猫ばなし

俳優座プロデュースNO.68『家族の写真』

俳優座プロデュースNO.68『家族の写真』 in 俳優座劇場

月一回は鵜山仁さんの演出作品を拝見してる私、6本目の作品です。
ロシアの作品っていったら、チェーホフのイメージでお堅い古典。
これは現代劇???って感じですが、この作品はロシアの現代劇なのです。

“ひょうたんからこま”“うそから出たまこと”

タチアーナ(高田聖子さん)は、死期の近づいた母ソフィア(中村たつさん)
と二人暮らし、母は自分が死んだ後に独りぼっちになってしまうタチアーナの事が
心配で心配で心を痛めています。「せめて、フィアンセがいてくれたら・・」
そこへ、部屋を間違えたイーゴリ(石田圭祐さん)が突然現れ
タチアーナは思わすイーゴリを母にフィアンセと言って紹介してしまいます。
次に母は「孫娘がいたら幸せなのに・・」
タチアーナは角の野菜売りの娘ジーナ(川口桂さん)に頼んで、
孫娘の振りをしてもらいます。
滑稽な位に一生懸命なタチアーナの姿が気になって仕方がないイーゴリ。
気が付くと一緒にソフィアの前でタチアーナに話を合わせている二人・・

劇団★新感線の高田聖子さんのストプレは初めてでしたが
意地っ張りで不器用で母親思いのしっかり娘のタチアーナがぴったりで
素敵な女性でした。そんな、彼女にだんだん引かれるイーゴリの石田圭祐さん
石田さんってちょっと強面のお顔ですが、コメディのイメージが強いんです私。
すごく昔、シアターコクーンで「真夏の夜の夢」でロバの役を演じられた印象が
とても強くて、石田さんがコメディーをやられるとすごくわくわくします。
そして、周りを振り回すソフィアお母さんが愛嬌たっぷりで
幸せな出来事が起こるたびに寿命が延びちゃうのが最高です。

前日に『死の棘』を拝見した後に、『家族の写真』。
心身ともに癒されて幸せな時間を過ごす事が出来ました。
とても素直な気持ちで観れる作品です。

~6/19まで 俳優座劇場

リンクを追加しました。
文学座所属女優の立石まゆみさんのHPと相互リンクを貼らせて頂きました。
このブログにも遊びに来て下さる
まゆみさんは次回、文学座本公演「戯曲赤い月」ご出演です♪
今から楽しみでわくわくしています★
by berurinrin | 2005-06-19 13:15 | 観劇感想

THE・ガジラ『死の棘』

演劇企画集団THE・ガジラ『死の棘』 in シアタートラム

「一度は、鐘下さんの芝居観るべきですよ」
「えー、だって鐘下さんの芝居ってクセがあるし
“救いようの無い悲劇”しか書かない人でしょう」
「観ればわかるって、絶対気に入るから!」

周りの人が、ガジラの作家兼演出家の鐘下辰男さんのファンが多くて
誘われるたびに避けて通っていたのですが、
「死の棘」のチラシの高橋恵子さんの空虚な表情に誘われて初観劇でした。

で、私、好きかも。。

妻であるミホさん(高橋恵子さん)は夫、敏雄さん(松本きょうじさん)を
ひたすら愛し尊敬して、妻として子供達の母として懸命に支えてきたと思います。
が、ある日夫の不貞を知ってしまったミホさんは、
あまりのショックで人格が変わってしまいます。
夫をひたすら責めまくるミホさんVSなさけない夫敏雄さん。勝負はすでについていますが
そこは夫婦にしかわからない“何か”があるのです。

プールの中に浮かぶ円形の舞台。
舞台には、水道管と、四角に切る取られた穴(便器)のみ。
水道管の先には蛇口がついていて、水滴がポチャーン、ポチャーンと落ちています。
決して広くない、まるい舞台の中で水に囲まれ
逃げ場の無い夫婦の戦いのリングであるかのように、
時には口で、暴力でミホさんはぎらぎらした目で敏雄さんを追い詰めます。
水を掛け合い、ぐちゃぐちゃになる二人。
ナイフの刃のように突き刺さる台詞。ぴちゃーん、と音を立てる水滴。
水面に反射されるゆらゆらの照明・・・・。
寒々しい舞台から、ミホさんの行き場の無いエネルギーが
どーんと塊のように、覆いかぶさってくるような衝撃を受けました。

で、この『死の棘』が実話であることが、それ以上に衝撃でもありました。

~7/3(日)まで、シアタートラム
by berurinrin | 2005-06-18 10:14 | 観劇感想

『父と暮らせば』

『父と暮らせば』 in 紀伊國屋ホール

作   井上ひさし
演出 鵜山仁
美術 石井強司

JR西日本の脱線事故。
目を覆うばかりの悲惨な光景がTVの画面を通じて写し出されていました。
事故に遭遇されて、不幸にして亡くなった方々に胸を痛めつつ
無事に脱出できた方々の姿をほっとして見守った事でした。
けれども、無事に生還された方々の中には
「自分は生き残ってしまって申し訳ない」という、気持ちで苦しんでおられる
方もいらっしゃると聞いています。

舞台は広島。広島に原爆が落ちて3年後が舞台です。
図書館で働く美津江さん(西尾まりさん)の元に、
原爆瓦の収集家の木下さんという男性が現れます。
木下さんは美津江さんに気がある様子。美津江さんも意識しているようです。
けれども、美津江さんは原爆で自分ひとり生き残ってしまった罪の意識から
幸せになることに対して、罪悪感を背負ってしまっているのです。
幸せに背を向ける美津江さんの前に、突然おとったん(辻萬長さん)が
恋の応援団長としてあわられます。
娘の幸せを願う、おとったんの切なる思いが美津江さんに伝わるのでしょうか?

先日『國語元年』を観た時に、この『父と暮らせば』の台本を見つけて
本の後ろのあらすじをさらーっと読んでしまったのが謝りの元でした。
おとったんが麦湯を、喉を鳴らさんばかりに飲みたいのに
「わしゃよう飲めんのじゃけえ」
ここから最後まで舞台は涙のフィルターを通して拝見しました。
今も書きながら切ない気分です。
客席中至る所からすすり泣きが聞こえて、二人の台詞の言葉の深さと重さに
体が溶けてしまう程の熱い父娘の気持ちの切実さが伝わってきました。

この作品に対しての感想は、
これ以上言葉にする事ができません。。

ぜひ、一度ご覧下さい。

観終わった後、あったかいホカホカのご飯が食べたくなりました。
それなのに、紀伊國屋の地下のファーストキッチンで、海老バーガーを
パクつく自分って・・悲しい戦後の現代っ子だからなのでしょうかねぇ
。。それも、ダイエット中なのに・・
by berurinrin | 2005-06-17 07:43 | 観劇感想