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Ring-Bong第三回公演『あとにさきだつうたかたの』

Ring-Bong第三回公演『あとにさきだつうたかたの』 in サイスタジオ小茂根(3/7)

作  山谷典子
演出 小笠原響

歴史博物館に一人の初老の男性が現れます。
ここで上演される過去のニュース映像を見る為に通っているようです。
ある日、いつものように博物館に通ってきた藤崎静雄さん(林次樹さん)の目の前に
目が見えず、アコーディオンを弾き語る傷痍軍人の外村克彦さん(高野絹也さん)が現れます。
そこは敗戦直後、米国の占領下の時代。
母・森下ふみさん(山谷典子さん)を亡くし、父・藤崎隆さん(井上倫宏さん)の
姉・たかさん(藤堂陽子さん)に預けられた静雄少年の姿がありました。

Ring-Bong第三回公演おめでとうございます。
久しぶりのサイスタジオ♪久々ついでにサイマーケットでパン買っちゃった。
美味~(*^_^*) ここのゴマのパンにあんこが入ってるやつ。めちゃめちゃオイシイのです。
もちろんクリームパンもおすすめ!イチゴのデニッシュも!つーか全部おすすめ(笑)
そんな素敵なお店の地下のスペースで、公演されたのは『あとにさきだつうたかたの』です。
今回も山谷典子さんの手による描き下ろし作品です。

今回は戦後のお話。
占領下で虐げられ、圧政されながら生きる私たち日本人の姿を描いています。
戦争に負けるということ、混乱の最中に不安と怒りの矛先を何処に向けたらいいのか
その中でも、もっとも弱くて自由の利かない女性や子供たちが、苦しみをぐっと飲み込み
弱り果てた男たちを支え、したたかにしなやかに生きていたのかもしれません

山谷さんの作品の底辺には常に戦争が脈打ち、
その二文字が彼女の書く行為の原動力となり続けています。
初めの一歩はとても大事ですが、それ以上に継続する難しさ・・
いっぱい情報を集めて、あれもこれも伝えたいことがあるのではないでしょうか
いっぱいありすぎて、観ていて頭の整理がつかなくなる時がなくもないのですが・・
そこんところ毎回直面する問題だと思います。
が、彼女には、すばらしい仲間たちがいます。
きっとその仲間たちが、彼女の魂に寄添い同じ目的意識を共有するからこそ
ナイーブな問題をつまびらかにしていこうとする山谷さんの願いを
演劇という大きな力で、今後も発展させていくことだと思います。
期待しています。

前作『名も知らぬ遠き島より』DVD♪
体調不良で拝見できなかったので購入しちゃいました立派なケース入りです
@2.200円!(他にも上演台本とか販売されていました。)
大事に観させて頂きます

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3/7(木)~3/12(火) in サイスタジオコモネAスタジオ
by berurinrin | 2013-03-16 23:18 | 観劇感想

東京二期会オペレッタ『こうもり』全3幕

東京二期会オペレッタ『こうもり』全3幕 in 東京文化会館(2/24)

作曲     ヨハン・シュトラウス2世
訳詞     中川悌一
指揮      大植英次
演出     白井晃

19世紀のウィーン。
こうもり博士とあだ名されるファルケ博士(宮本益光さん)は、
その昔、友人のアイゼンシュタイン(小貫岩夫也さん)に、仮面舞踏会で「こうもり」の扮装
をしたまま酔いつぶれ、そのまま外に置き去りにされた過去を持ちます。
その時の屈辱を忘れられず、復讐の機会を狙っています。
その名も「こうもりの復讐」
と、ある日、アイゼンシュタインが役人を殴って刑務所に入ることになります。
そこでファルケ博士は、刑務所に行く前にお金持ちのオルロフスキー公爵(青木エマさん)
の夜会に誘います。実はそこで復讐をしようと企てているのです。
さて、その夜会にはそれぞれ名を変えた妻、夫、女中、刑務所長と入り乱れてっ・・・。

今年初オペラでっす(*^_^*)
またもや(笑)かのちゃんと一緒♪
めっちゃ楽しかったぁ~!!
取って頂いた席が、とってもオイシイ4階の正面最前列!(だちょんさん、ありがとうございます)

心地よい前奏曲を、指揮される大植さんの姿にびっくり!
野球のバットを振る選手かと思うと
応援団長のように両手をオイッチニー。
ううん、そうじゃないのここぎゅっとね~と体をくねらしてと、パフィーマンスがすごい
トドメは、あらよっと、ぴょ~ん♪と
ジャンプも(笑)
オーケストラは、東京都交響楽団。
遊び心がある素敵な音楽を奏でて下さいました。
しょっぱなからテンションあがっちゃいますよ(*^_^*)

そんな体いっぱいで音楽を表現される大植さんを、
客席から登場して「ジャンプ力すごいねぇ~」
なーんて、ツッコミを入れちゃうのは、
アイゼンシュタイン夫人ロザリンデ(塩田美奈子さん)に
恋してるオペラ歌手のアルフレード(高田正人さん)!
ところが、ロザリンドさんからは「テノール歌手はバカばっかり」と
陰で言われちゃう始末ですf(^_^;)
まっそれも仕方ない(笑)まったく空気を読む気配なしのノー天気なアルフレードさん。
ちょっと野放しにすると歌を歌ってご満悦なタイプ(笑)

あれっ?!実は、わたしの初オペラが『こうもり』でした。
その時もすごっく楽しかったのですが、今回はちょっと若手組な座組み
(オペラの世界で座組みっていいのかしら?)いやプロダクションか(笑)
皆さん若々しくて、軽やかで、もうわぁ~と最初から最後まで楽しさで溢れています。
お祭りのようにはつらつと楽しそうに演じられてる舞台から流れる
オモシロイ空気が客席を包みこんできます。
ファルケ博士の復讐って、言葉は怖いけど、その方法も結末も夜会の余興の一つのように
シャンパンの泡のようにはじけっぱなし♪
その華やかな第二幕は、公爵の夜会の場面。
一つの部屋がキューブのような作りになっていて、次の間に移る場面では
下手からもう一つのキューブが現れ押し出されたと当時に
夜会に参加されてる方々がぞろぞろとキューブからキューブへと
移動されて場面が変わっていく・・
大きなセットの動きに客席からはどよめきと拍手が起りました。
これは見事な見せ場の一つでした。

あっという間に第三幕。
今まで黒いジャケットで指揮をされていた大植さんが白いジャケットにお着替え(*^_^*)
で、アイゼンシュタイン氏の代わりに牢獄に入れられたアルフレードは、ここでも歌いまくり(笑)
そんな歌声が頭にキーンときちゃう酔っぱらいの看守フロッシュ(櫻井章喜さん)。
そーなんですよ!ここで登場の文学座のさくさんなのであります。
アルフレードの爆音量の歌声に吹き飛ばされ、おろろろっ~♪と転がるフロッシュ
ほとんどコント(*^_^*)
ほっぺが赤くてキュートで丸っこいフロッシュ!
足元ふらふらでごろんごろんYeah~!(*^^)v
フロッシュが気持ち悪い~(><)とオケピに向かうと、受け止めてくれちゃうオケの人たち(笑)
コミュニケーション最高!

さくさんとだちょんさんの夢の競演を観れて幸せ♪
見事にさくさん、華やかなソリストデビューを飾りました。
終演後にお会いした、さくさんったら、立ち姿が妙に綺麗で(笑)
全てが、めちゃめちゃ楽しかったとおっしゃっていました。
「普通にみんなすごく歌上手いんだよ(笑)」・・・・。
この日は千秋楽、この後は打ち上げということで
だちょんさんは「朝までさくさんと一緒♪(笑)」
このお二人、めっちゃ波長が合ってます

綺麗な共演者の方々に声を掛けられて
満足そうに幸せそうなさくさんの姿を拝見しちゃうと
本当にさくさんを愛して下さって感謝感謝でした。
またぜひ近い将来、こんなに素敵なオペラと芝居の競演を魅せて欲しいです。
楽しいオペラありがとうございました!

2/20(水)~24(日)まで in 東京文化会館
by berurinrin | 2013-03-06 23:11 | 観劇感想

札幌えんかん主催公演『モジョミキボー』 

札幌えんかん主催公演『モジョミキボー』 in かでるホール(3/1)

作  オーウェン・マカファーティー
演出 鵜山仁
出演 浅野雅博/石橋徹郎

1970年初頭の北アイルランド・ベルファスト。
橋を渡ってやってきた少年モジョ(浅野雅博さん)は、公園で一人、棒で穴を掘ってる少年ミキボー
(石橋徹郎さん)と出会います。
子供同士仲良くなるのに理由はいりません。
ギャングの誓いを立てた二人は、その時から無二の親友になります。
ある日、二人は映画館で『明日に向って撃て』のブッチとサンダンスに憧れます。
二人は、映画の中のブッチとサンダンスのようにオーストラリアへ思いを重ねます。
モジョミキボーPV

ぐったい♪ぐっだい♪
とうとうイカした奴らは海を渡っておーすとらりあ・・もとい北の大地、札幌上陸!
そもそも今回の再演の起爆剤となったのは、この札幌公演があったからこそ。
札幌えんかんの役員の方々が、下北沢の初演をご覧になって
「ぜひ、札幌で!(500席の会場で!)上演して下さい」
OFF・OFFシアターは約80席のスペースで演じていた彼らを500席のホールで!!
この話を初めて聞いたのは、かなり以前の話f(^_^;)
びっくりしたと同時に札幌えんかんの懐の広さに感動と共に嫉妬心も湧きました。
いいなぁ~札幌★
おかげで再演を観ることができて、皆様、ありがとうございますm(_ _)m
去年の12月に『モジョミキボー』のPRの一環で
鵜山さんが札幌えんかんに招かれて講演会をされた時
外部なのに参加させて頂き、飲み会にも声を掛けて下さり
事務局や役員の皆様のさりげないお気遣いや温かく迎えて下さる姿勢に
すっかり感動してしまって、また来ちゃった(笑)
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 羽田に向かう車窓の景色・・みなとみらい地区のランドマークタワーの後ろに富士山♪

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 札幌~ホテルの窓から
 
丁度、これから通しが始まる・・そう鵜山さんから教えて頂いたので、
(自分が)お腹も空いた事だし、何か(自分の)小腹に優しいものを(勝手に選んで)
差し入れしながら、会場の場所の下見をしましょうと
札幌駅からテクテク・・
人が、あんま歩いてないなぁ~
で、迷った(笑)もうお約束です・・・トホホ~札幌駅から徒歩30分(笑)
会場に到着したら、札幌えんかんの役員の皆様がロビーで打ち合わせ中。
お久しぶりのご挨拶をして、早々に退出。お邪魔をしてはいけませんからね。
かでるホールの近くには、旧札幌道庁がありました。
せっかくなので、観光してきました。

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赤レンガ作りの重厚な建物。色合いもそうですが、地元・横浜に似た建物が多いですね。
カラスがすごい。カーカーじゃなくてギャーギャーいる(苦笑)。
北海道庁の木に札幌市のカラスが集合ってな感じ。ちなみに夜も元気に鳴いてました。

それにしてもやっぱり人があんま歩いてないなぁ~と、
前の人が地下に降りて行ったので、くっついて降りてみたら
いやぁ~人がいっぱい歩いてる(*^_^*) そっかぁ寒いからねっ
てなわけで、横浜から履いてきたスノーブーツは
おのぼりさんの象徴みたい(笑)だって地元の人、普通にミニスカートだし
ぷらぷらとしばし地下街を散策して、ワゴンで出店していた
芯以外は全て木で出来てるボールペンを買っちゃった。
面白いですね~折れたドラムステックを再利用して作ったそうです。

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ホテルに戻って差し入れしたクリームパンをパクリ美味~♪クリームパン大好き
TVをつけたら札幌駅前でファイターズのイベントを中継していて
窓から下を覗くと、そのイベントやってました。

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そして改めて、かでるホールへ徒歩10分程(苦笑)
ロビーに鵜山さんイター!かっこいい~!きゃぁ~(すいません)
だってかっこいいんだもん
なんかにこにこしながら「まぁどうぞ」って、
ワタシをさっさと客席に追いやろうとしてますか?!って事は、またなんか企ててますか?
くくくっと客席に入ると、うわぁ広い会場~!広い舞台!
OFF・OFFシアターでは、きゅっきゅっとしていた壁面の舞台セットが
ずーんと伸びて、両側には、大きさの異なる脚立や倉庫とかで荷物を積んで動かす荷台(?!)を配置。
そこにあるもので、すでにあるものを魅せてくれた気がして、なんか胸がくすぐったくなりました。
こうきたかぁ~楽しいじゃないですか(*^_^*)
そうそう、ブランコの裏は、よくわからなくてf(^_^;)
後で聞いたら「火気厳禁」の絵を描いたそうです(作:乘峯雅寛さん)
今回ちょっと難しい(笑)客席広いからねっ
すぐ側に看板があったそうです。

やっぱここでも、ぎこちない二人のかみ合わない口上(笑)
暗闇から浮かび上って並んだ二人の青年。モジョとミキボー
ここからはノンストップで彼らのひと夏の冒険譚。
小さなOFF・OFFシアター、同じ規模の大阪インディペンデンスシアターを駆け回った彼らが
今500人もの収容するホールを走り回って丘転げまわって・・
舞台に集中しようにも色んなシーンが浮かんで、半泣き笑いな感じで参った参った
楽しすぎて面白すぎて切なすぎて・・なんもいえない
イカした男たちは、ここの地でもイカしてました。
初演では、どちらかというと浅野さんがストリーテラー的な役割もあるので、
どうしても一歩前で演じてる気がしましたが、
今回の再演では、お互いの演じる人物のシーンを膨らませた結果、
自然に上手く配分し合えてる関係ができたのかもしれません。
まさにモジョミキボーであり、ミキボーモジョのお話ですね

映画の上演シーンは、上からスクリーンがおりてきて、正真正銘の映画!最高じゃん
鵜山さん演じる保安官のシーンでは、かっこよすぎて眩暈が(笑)
そーいえば、バットマンの後のツ●爆弾。
男女の声が入れ替わっているのわかりましたか?あれはきっとほかの観客に向かって
モジョとミキボーがいたずらしたのでしょうねぇ~
グミのくちゃくちゃシーンは、舞台から客席に座って語るスタイルでしたが
ブランコは、客席から近くに設置してあったので、リアル感が伝わったと思いました。
ちなみに私は、石橋さん演じる赤いスカーフのストリートガールたちが、
モジョに撃たれるシーンが大好きで、毎回ツボでした。
あり得ないお下品さっぷりですが、吹き出してました。

お隣の席の男性は、終わった後に長くて深いため息をついていました。
きっと集中してご覧になっていたのでしょう
後のご夫婦は「北アイルランドだものね・・」きっと紛争を
リアルタイムでご覧になっていたのでしょうね
客席の会員の皆様の集中度がとても高くて、笑いのツボはしっかり楽しみ
かつ静かに貪欲にぐっと舞台を食らいつく感じで客席の雰囲気も最高でした。
いやぁよかったよかった。
同じ会場では、以前追っかけで、さんざんお世話になった旭川演鑑のAさんが
いらしていて終演後、ご挨拶ができました。
北海道に遠征☆とわくわくしちゃうのは、Aさんとの出会いから始まりました。
札幌もそうですが、ウエルカムで迎えて下さる北海道の皆様の温かさ・・胸に沁みます。
またいつか行きたい旭川・・・この日は戻られるそうで、帰られる後ろ姿を見送りました。
鵜山さんも残念そうでした

終演後は、交流会が近くのイタリアンレストランで行われました。
鵜山さん、浅野さん、石橋さん始め、翻訳の平川大作さん、
美術&舞台監督の乘峯さん、演出助手&舞台監督の的早孝起さん、照明の中山奈美さん、阪口美和さん
制作の橋本さん、音響の杉山さんとすごいメンバーが揃いました。
えんかんの皆さんってば、人懐っこい人たちばかり
にぎやがで和気藹々として、本当に楽しい時間を過ごせました。
最後に、鵜山さんがスタッフの全員を面白おかしく紹介して下さったり
浅野さんが、札幌公演に対する感謝の言葉にきゅん♪
石橋さんのモジョミキに対する熱い思いとか、本当に札幌公演の実現が
どんなに彼らにとって素晴らしくて誇らしい出来事だったのかと思うと
それだけでお酒が呑めちゃって、ちょっと酔いました~
その上、鵜山さんの同期生さんもいらしていて、びっくり!
「あの方がx州さん?!」
「違うx州じゃなくて、遠州さん」「x州じゃないよぉ遠州さんだよぉ」と
うとえを間違えただけなのにぃ~。ちょっと酔っぱらっていたので、口が回らない私をいじめる
ご機嫌さんな鵜山さんでした。
素敵ですよね~遠くの地での再会なんて♪

そんなこんなで楽しかった『モジョミキボー』!
ベルファストからボリビアへ
東京から大阪、福島、札幌へ
鵜山さん「後30年やる」って言ってたし、ブランコも椅子もとっとくって(*^_^*)
また近い?!将来の再会を楽しみにぐだーい!ぐだーい!ぐだーい!

3/1(金)~2(土) in かでるホール
by berurinrin | 2013-03-02 23:37 | 観劇感想

『モジョミキボー』大阪公演

モジョミキボー』 in インディペンデントシアター1(2/16,17)

作  オーウェン・マカファーティー
演出 鵜山仁
出演 浅野雅博/石橋徹郎

1970年初頭の北アイルランド・ベルファスト。
橋を渡ってやってきた少年モジョ(浅野雅博さん)は、公園で一人、棒で穴を掘ってる少年ミキボー
(石橋徹郎さん)と出会います。

気になったら→リンクしてるモジョミキボーのブログ
2/23(土)福島テルサFTホールにてアフタートークが追加されました!!
&こちら→モジョミキボーPVすごいです!!!

子供同士仲良くなるのに理由はいりません。
ギャングの誓いを立てた二人は、その時から無二の親友になります。
ある日、二人は映画館で『明日に向って撃て』のブッチとサンダンスに憧れます。
二人は、映画の中のブッチとサンダンスのようにオーストラリアへ思いを重ねます。

ぐったい♪ぐっだい♪
イカした奴らの初の大阪上陸です!ぐだーい(*^_^*)
なんか当初、一週間くらいやりたい!と思ったそうですが
いやいや、大阪の観客の目は厳しいぞお~ということで、
3日間で4ステージの公演となったわけです。が・・ふたを開けてみたら
初日はなんと立ち見が出た程の大盛況ぶり、残りの公演もほぼ満席状態だったという
見事に成功を納めた彼らだったのでした。

てなわけで(笑)初めて見た通天閣・・
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そんな通天閣のお膝元にあったインディペンデントシアター1st!
もうね2stに行っちゃいましたよf(^_^;)あせったあせった
時間に余裕を持ったつもりが、全然地の利がわかんないから
もういいやと新大阪の近くにホテル取っちゃって、駅からホテルに辿り着けなくてf(^_^;)
あまりのあほさ加減に笑っちった・・
で、刻々と時間は過ぎてと、電車を乗り換え乗り換えで開演前に到着できたのは奇跡・・★よかったぁ~
受付には、なんとスーパーヒトシ君!ちょっと髪が乱れてるぞぉ~
ちとお疲れかしらん
ヒトシ君、一応『モジョミキボー』バージョンって事で、
北アイルランドの国旗のペンダントをしているんですが
おわかり頂けましたか?!
国旗の携帯ストラップを加工して作ってみたのですが、この携帯ストラップを購入することで
世界の子供たちの支援につながるらしいのです。
どこかの国のモジョとミキボーにと思いを馳せながら
ぶきっちょの出来ではありますが、ヒトシ君に付けてもらいました。

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さてこのインディペンデントシアターは、下北沢OFF・OFFシアターよりも
奥行きがあって幅がちと狭い・・そして同じ80席ほどのキャパというほぼ同じクラスのスペース。
そして、OFF・OFFでは吊っていたブランコが、ここの機構では難しいとの事で
特注で作ったというその姿!じゃーん、でーんと・・これまた見せないところが素敵★
一見、ブランコというよりは、鉄棒?!
話変わって、舞台の上手側に洗面所がありまして、
「おトイレ何処かしら?」と迷った時は
ふと舞台の上にある洗面所の案内板?!
実は、ブランコの椅子の裏側に「W.C」と案内書きが掛かれていたのでした
(ここんところの遊び心サイコ―♪)
ブランコの紐が見えないから、初めての人は、素直に案内板だと思ったのでは(*^_^*)
そんな・・なんか、不思議と鉄棒に見える、この仕掛けがあるだけで、
そこが公園に思えてきて
砂掛けや丘転がりをする子供たちの姿がこそこかしこに
浮かぶようなワクワク感が溢れてきそう・・うふふっ

そして、大阪でもぎこちない「はいはい」言ってる浅野さんとカミカミの石橋さんの
微笑ましい前口上(笑)の後に現れるモジョとミキボー・・・。
会場が奥行きがあるので、遠近が取れて彼らの動きが見易い感じがしました。

そだっ コーラグミをくちゃくちゃして、窓にもたれ掛けていたシーンは
上手にあるスライド式の扉を、がらがらがら~とワイルドに開けて
外から照明が当たって、これまた雰囲気が違うけど楽しいぞぉ~

さて、再演の感想に書いたのですが、やっぱりモジョくんとミキボーくんを取り巻く大人たちに
どうも気持ちが入ってしまって
それぞれの両親を軸として彼らを観てしまうと、本当にやるせなくなってしまうのです。
今もイスラエルやシリアの紛争地帯があって、
世界の何処かにモジョとミキボーが居るかもしれないとか・・ね。
彼らの冒険がふと現実に戻ると聞こえてくる
サイレンや銃声の中で、厳しい彼らの環境が否が応でも伝わってきて
常に緊張感を抱いての暮らしぶり・・
そんな中で、彼らを育てる両親の心情ってもう計りしれないもんですね。

初演の時は、モジョ父を単に靴をピカピカにして
家庭を顧みない遊び人だと思っていたのですが
今回は、もしかしたら活動家で、ミキボー父の爆破事件に関与してるのかもしれない・・とか
んでもって、花束を持ってモジョ母を迎えに来たモジョ父・・・そして爆発が起こったのは
復讐の連鎖?!
(原作では、ミキボー父は、狙撃されたそうです)
また終盤の大人になったモジョとミキボーの姿が
時に、大人になったモジョからみた幻の幼いミキボーに思えたり・・
(それは、もうこの世にいないミキボーに感じたり)
見るたびに様々なシチュエーションを魅せてくれるのです。

それは、演じる彼らやスタッフの皆様のこの作品を愛する気持ちと
その場、その一瞬一瞬の感じる温度、その会場の機構を生かした
最高のエンターティーメントを魅せる姿勢のなせる技ではないかと思うのです。
モチベーションの高い志を持ったその姿を、同じ空気の中一緒に感じる事の出来ることの幸せ
感動と敬意感謝の気持ちでいっぱいになりました。
毎回泣きそうになるけど、ぐっと飲み込んじゃった(笑)
だって、まだまだあるんだもの・・

今度は、福島で約500席の会場。
どんな工夫と仕掛けで攻めてくるかわかりませんが
殻を破り、挑戦する彼ら・・
最後まで見届けてしまいたくなるのです。

と、実は大阪滞在中、まだまだ楽しい出来事があったのでした♪
それはまた次回で(^_^)/~

2/15(金)~16(土) in インディペンデントシアター1st
by berurinrin | 2013-02-22 01:00 | 観劇感想

遊戯空間・シアターX提携公演『詩x劇 未来からのことばーもし成就するならばー』

遊戯空間・シアターX提携公演
『詩x劇 未来からのことばーもし成就するならばー』
テキスト 和合亮一「廃炉詩編」より  in シアターX(2/8)

構成・演出 篠本賢一

詩人(三田直門さん)は、想いを言葉にして吐き出します。
その言葉を重ねるように、時に反問するようにもう一人の内なる詩人(藤田三三三さん)が語ります。
詩人は、被災地・福島を歩きます。
福島で出会った人々の言葉を聞きながら、叫びのような救いのような悲鳴のような
内なる魂を詩に乗せて語ります。

和合亮一さんという方をご存じですか?
高校の国語の教師であり、詩人であり、被災者でもあり
その思いを詩に乗せてtwitterで発表し続けておられる方だそうです。
そして詩人として、同じ被災者でもある福島の人々を訪ねインタビュアとして
証言集『ふるさとをあきらめない』を発表されています。

全く予備知識なく単に呑み友達f(^_^;)三田さんが出演する舞台だからと、
ほいほい来てみたら
ヤバかった・・。
三田さん演じられる詩人は、和合さんそのもののイメージで、
目の前の悲劇を心に刻み、吐き出すかのように詩を語り
時に口に出る言葉よりも先に手が動く、その感情の複雑な心境を
あきらめにも似た暗く冷めた静かな目線や、怒り激しく演じられました。
その心境の変化を11人のコロス達が、
詩人を励まし、煽り翻弄するかのように絡みつきます。

当初、冒頭に詩人の表情に笑顔が見えた気がして、どういう意味だろう?と思っていたら
どうやら原発をイメージしたこれら詩の内容のいくつかは、
震災前に発表されたものだそうで、
和合さんが、予言者の様だともチラシにも書いてありました
もしかしたら、この作品の冒頭では、
予言が、現実に移り変わる時間の経過を表現しているのかもしれないと思いました。

また詩と詩の間には、詩人が被災に遭われた福島の方にインタビューする場面が挟まれていて
酪農家、被災者を受け入れた旅館の女将さん、農家の方の話によって
新たな現実の苦しみを詩人と共に観客も共有して、
時に詩人の言葉さえも不思議と共有するような気分になりました。
そおいえば、民主党政権時に石破氏が、
福島の酪農家たちの想いを国会で訴えていました。
「もう一頭も牛を殺してはいけないと」どうなんでしょう?!石破さんって!
酪農家の悲惨な語りに涙。涙です。
そして、知らなかったもう一つの現実。
請戸地区の悲劇・・・
震災によって津波に襲われ、怪我をして動けなくなった方がたくさんいらしたそうです。
夜には「助けてくれ」と声も聞こえてきて、翌日、消防団とか救助に向かう予定が組まれていたのに
原発事故の影響で避難指示が出され、救助に向かえなくなってしまったと・・
救う人、救われるべきだった人の無念は想像を絶してしまいます。
こんな事、報道されましたか?!
まだまだ知らない真実があるんですね
苦く厳しい作品です。
現実の出来事なんですよね。そして今もなお・・

真実の体験された現場の声が、何よりも詩人の体を通し表現されるものを待つより先に
観客にダイレクトに伝わると感情の起伏が舞台の構成と若干誤差が生じて
詩人の体現をなすコロスの存在が、時間差と温度差で
違和感を感じてしまうシーンが何度もあって
逆に気持ちが冷めてしまったり・・
けれど、映像の使い方がとても工夫されていて、悲惨な情景はもう誰もが知ってる・・
その映像を交差するように映し出しているので、すこしぼかしたように見せる感じが
客席に私たち一人一人の印象に残っていた映像を
蘇られるような感覚を呼び起こしてくれました。

そしてラストの数分間
詩人が、怒りをぶつけるかのように梵字をひたすら書き殴り、
コロスが語る「詩」と「般若心経」の声と音のぶつかりが高まっていくクライマックスは圧巻で
結局、政府も国も何の役にも立たない
かれら被災者の心を解放してくれるものは、目に見えない存在なのかと
空しさと悲しさで圧倒されました。

この日は初日。
客席には、外国のお客様のお姿も・・丁度、目の前の席に和合さん!?
とても若くて、あんな何かに憑りつかれたかの詩を詠まれる方とは
想像つかない端正な雰囲気を持った方でした。
終演後は、ロビーで和合さんのサイン会が行われ、
証言集『ふるさとをあきらめない』を購入させて頂き、
力強い思いが詰まった貴重なサインを頂きました。

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ここは両国。
帰りに丁度ご覧になっていた三田さんの同期で
劇団昴の永井さんに偶然再会しまして、劇団銅鑼の制作のHさんと
土俵がある居酒屋さんへGO~♪
この永井さん、毎回「もう30分で帰るから」って言って飲まれるのですが・・
毎回、結局この言葉に騙され、「きゃぁ~終電?!」とバタバタじたばた(笑)
すごく広いお店で、ご出演者の方や和合さんも飲まれていたそうで
プロデューサの方や入れ替わりいらして下さって、
面白いお話をつまみに美味しいお酒を頂きました。

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2/8(金)~10日(日) in シアターX
by berurinrin | 2013-02-10 23:09 | 観劇感想

『モジョミキボー』

モジョミキボー』 in 下北沢OFF・OFFシアター(2/1)

作  オーウェン・マカファーティー
演出 鵜山仁
出演 浅野雅博/石橋徹郎

1970年初頭の北アイルランド・ベルファスト。
橋を渡ってやってきた少年モジョ(浅野雅博さん)は、公園で一人、棒で穴を掘ってる少年ミキボー
(石橋徹郎さん)と出会います。

で、気になったら→リンクしてるモジョミキボーのブログ
2/6(水)アフタートークが追加されました!!
&こちら→モジョミキボーPVすごいです!!!

子供同士仲良くなるのに理由はいりません。
ギャングの誓いを立てた二人は、その時から無二の親友になります。
ある日、二人は映画館で『明日に向って撃て』のブッチとサンダンスに憧れます。
二人は、映画の中のブッチとサンダンスのようにオーストラリアへ思いを重ねます。

ぐったい♪ぐっだい♪
三年の熟成期間を経て再び私たちの前に現れました
お帰り~!!愛すべきモジョミキボー!!
ずっとずっと楽しみに待っていたのにインフルエンザに掛かっちゃった(><)
んがー!!(泣)ってなわけで・・
初日から三日目が、私のマイ初日となったわけです。

一緒に観劇させて頂いた♪かのちゃんと劇場受付に行ったら
うぁびっくり!ちっちゃい鵜山さん(笑)・・
もといスーパーヒトシ君が、ちょこんと座ってるぅ
今回は『くにこ』ツアーには同行しないで
『モジョミキボー』に付いていたんだねぇ~そっかそっか(*^_^*)
鵜山さん同様にヒトシ君も忙しそうです♪頑張れヒトシ君!
受付の方にも可愛がって頂けているようで安心しました★

相変わらず気まずそうな浅野さんと石橋さんの前説(笑)の後
雑踏の中、ふっと目の前に現れた大人のモジョ(浅野雅博さん)とミキボー(石橋徹郎さん)
そして瞬時に幼いモジョとミキボーに替わる二人。
舞台は紛争真っ只中のベルファスト。
プロテスタント系の家庭で育つモジョとカトリック系の家庭で育つミキボー。
それぞれ対立してる宗派は固まって住み、殆ど交流することなく暮す日常生活の中
ひょんなことで出会った二人の子供たち。
彼ら子供達の間では、宗教や政治は関係ありません・・
でも、彼らの遊びのベースは大人達の世界が元になっています。
子供は常に親の姿を追っています。
モジョの家庭は、遊び浮かれた父親と、精神的に不安定な母親。
ミキボーの家庭は、家に入れるお金を持ち出して酒浸りの父親・・・
子供社会の関係を考えると、大ない小なりそんな感じの家庭環境がみてとれます。
親が子供に与える影響を慮ると、最悪の環境下での子育て
何が正しいのかさえあやふやになってしまいそうな不安定感
それでも精一杯の愛情を受けているモジョとミキボー。
初演の時は、モジョとミキボー達子供目線での
展開を観ていた感が強かったのですが
今回は、そんな両親達の肩越しで、子供たちの冒険談を見守るような感じがしました。
ラストは、唐突に切り裂かれる二人の友情。
大人の勝手に無理やり組み入れさせられる子供の悲劇・・本当にたまらない

と、悲壮感漂う展開だと思われがちですが
とんでもないf(^_^;)
子供たちは元気です♪そして子供の思い描く世界には限りがない
彼らに便乗して大人の私たちも、ちょっとばっかりワルノリしちゃっても
罰が当たらない気分になってしまうのでした(^v^)

そして今回、初演版と大きく違うのは実写版『バットマン』『明日に向かって撃て』
椅子からズルッと滑り落ちそうになりましたぁ~
以前に二人で17役ではなくて、19役プラス1と書いたのが
この実写版を加えてだったのですが、プラス1ってわかりました?!
保安官役の鵜山さんのご出演シーン(それもアップ(笑)で)素敵でしたねぇ~
浅野さんが、「(鵜山さんご出演の)このシーンは、絶対編集しない様に」と、
お願いしたプロの編集の方に言って下さったそうで、もう浅野さん感謝のぐっじょぶです(*^_^*)
そのお衣裳は、浅野さんのパジャマらしいのですがYeah~!(*^^)v
他にも川に飛び込むシーンや自転車の二人乗りのラブラブシーン
リアルに素敵でしたぁ~あんなに忠実に再現されていたとは・・本当にびっくりしました。
撮影は鬼怒川だったそうで、川のシーンでは雨がふっちゃったり
鵜山さんが、ヒルに足の血を吸われて大変だったとか・・
聞かせて頂いていたエピソードを思い出したりしながら見ちゃうとおかしくて、
で、映画(実写?!)に夢中な夢見がちなモジョとミキボーの
恍惚とした姿をみちゃうとまたおかしくて(笑)x2

これねぇ、絶対一度じゃ観足りないかもしれませんよぉ~ぐったいぐったい

終演後、まるでお風呂上がりのような浅野さんと石橋さんの姿・・
まだ初日空いたばかりなのに、すでにお顔がシャープになっています。
ハードなのに気持ちよさそうなやった感満載の二つの笑顔
この笑顔見たさにまた劇場に通う羽目になってしまうのでした・・・
(もう一つの笑顔にも最高に会いたい♪くぅ~(笑))

1/30(木)~2/11(祝・月)まで in下北沢OFF・OFFシアター
by berurinrin | 2013-02-02 18:08 | 観劇感想

文化庁・公益社団法人日本劇団協議会主催 『ウェルズロード12番地』

文化庁・公益社団法人日本劇団協議会 主催
『ウェルズロード12番地』 in 青年座劇場(1/25)

作・演出 土田英生

舞台はイギリス・ウェルズロード地区にある日本料理店「有栖川」。
ここ最近の日英間の関係は悪化傾向にあり、日本人に対する嫌がらせ事件が
頻繁に起こっているようです。
そんな状況で、この「有栖川」に集うお客さん達はおのずと日本人ばかり・・・
現地の人にも親しんでもらおうと新しいメニューの件で
女将さん・真理さん(椿真由美さん)と板前の佐竹さん(木津誠之さん)が、もめている中で
近くのパブで絡まれた日本人・三崎さん(坂口修一さん)が
逃げ込んできたのでした

寒中お見舞い申し上げます。
今年初のお芝居でございます。
文化庁の海外研修制度で留学経験のある芸術家の皆様の
研修の成果の発表を中心とした公演だそうです。

日本からこの異国の地に仕事でやってきた人たち。
夢や希望を抱きながらやってきて明日に向かって頑張っている人
残念ながら夢半ばで挫折を味わってしまった人・・
どんな状況で、この地に留まっていても
きっと、がむしゃらな日々の中での苦い経験は日本にいる以上に
体験してしまうんだろうなぁ~と思い巡らすことは、たやすいと思います。
異国の地で、日本食を食べ、日本のビールを飲んで日本語で話す・・
集ってきた気の置けない小さな日本・・そんなサークルの世界で、
彼らはそれぞれ人に言えないものを抱えながら、察しながらっと
一見、ぶっちゃけて気を許せるだろうと思われる同国人たち・・のハズが
どーにもこうにも小さなバレバレの見栄を競って、互いに爪先立ちで接してしまう
その微妙な緊張感が、滑稽でおかしくて思いっきり笑っちゃうんだけど
そんな風に自分を守らざるおえない彼らの姿から、
そこはかとない切なさと異国に暮らすモヤモヤな悲しみが伝わってくる気がしました。

留学生活・・甘くないんだなぁ~
生活自体が、仮の棲家というのも心得ていて、そこんところの自由さも持ち合わせて
一部の人は、え~いとあいまいにしちゃう・・人は流されやすいものだから
しっかりと自分を持っていないと怖いなぁ~
なんかホントすごくおかしくって・・でも、色々考えさせられる秀作だと思います。
舞台は実際に土田さんが留学していた頃に出会った
実在した日本食レストランがモデルだそうです。
へーへーですよね
この舞台のセットがユニークで
私達は、カウンターの内側から店内を覗くような作りになっていて
ちょっと店員さん気分で店内の様子に気を配れるような雰囲気になりました。

さて、文学座からは、ダンサー(笑)タップダンサーで学校に通いつつオーデョンを受けまくりの
留学生・小竹正芳さんを演じられた椎原克知さん。
ちょっと謎めいた人物でしたね
体にフィットしたシャツの下にしなやかな筋肉質の体型が見事!
土田さんのアテガキとのことですが、いやぁ~
なんとなくのダンサーのような立ち姿がめっちゃ綺麗!
その謎が暴かれた時の落ち込み方とほっとした姿・・ねぇって感じです。
椎原さんはアメリカNYに留学されていました。
実はちゃんとお話ししたのは初めてで、木津さんにご紹介して頂きました。
「もう、あるあるよぉ~」と、この登場人物たちに状況や会話についつい
納得してしまうそうです。

京都で5年修行して、この「有栖川」の板前さんをしてるのは、佐竹大輔さん。
演じられたのは、木津誠之さん。
料理人の衣装がこんなに似合うなんて(*^_^*)
日本料理に対するプライドは人一倍・・何かにつけて「京都で5年修行した」がうたい文句。
でも5年って・・(笑)
なんかバックボーンとしては、京都で修業してはいたけど
どうやら日本料理じゃないとか(笑)
海外に行ってより日本人になった人なのかもしれませんねぇ~
それにしても「おちょこ豆腐」食べてみたいかもぉ~
ちと作る勇気はありませんが(笑)
でも、この方も、オーナーのイギリス人に翻弄されちゃう・・なんか切ないです。

おっ、会場で上村聡史氏はけーん(笑)
来年は新国立劇場で初演出されるんですよぉ~なんかいいメンバーが揃ったぞぉ~と
わくわくでイケイケな感じでおっしゃってました。
前回、文学座研修科発表会『セチュアンの善人』を演出されたのですが
これが斬新で面白かったのです。
上村氏もイギリス留学経験者。
去年の文化庁の主催で『ポルノグラフィ』を演出されました。
いまもすでに脂が乗ってきてる上村氏ですが、今後も本当に楽しみな演出家です。
どうぞご期待しちゃって下さい~!

この日は初日★
劇場隣のお稽古場での初日乾杯に誘って頂きました。
もちろん、ビーバーのような笑顔満載のお茶目な製作のSさんや
いつも笑顔で温かいまなざしを持ったプロデューサMさんにもご挨拶できてよかった。
で、毎回思うのですが、Mさんがこの作品に関わったスタッフ、
出演者すべての名前を読み上げられて、その労をねぎらって
明日からの公演に向けてのエールを語るのですが、これが素敵なのです。
あ~この方が、あ~この方も・・と、お顔と名前を確認させて頂いて
皆さん、すごいなぁ~すごいなぁ~と、感動しきりなのです。

その中でも作・演出をされた土田さん。
「なんとか10日前に台本が完成して・・」
会場「え~!?」
「そんな、え~ってみんな(笑)」と土田さん。面白い方なんですねぇ~

色んな場所からこの青年座劇場に集った俳優たちと
色んな職種、出身地からこのウェルズロードにある『有栖川』に集った日本人たち
その異文化の交流の妙技がこの舞台から匂い立つ面白さ
ぜひ劇場で感じて下さいね。きっとプチ留学気分に浸れるかもしれませんよぉ~

1/25(金)~2/3(日)まで in 青年座劇場

さて、来週初日!!待ちに待った『モジョミキボー』あの二人が帰ってきます!
詳しくは→リンクしてるモジョミキボーのブログ
by berurinrin | 2013-01-27 13:06 | 観劇感想

加藤健一事務所Vol.84『バカのカベ~フランス風~』

加藤健一事務所Vol.84『バカのカベ~フランス風~』 in 本多劇場(11/16,23)

作 フランシス・ヴェベール
訳・演出 鵜山仁

仕事は充実し、美しい妻・クリスティーヌ(日下由美さん)と
パリのおしゃれなマンションに住むピエール(風間杜夫さん)
恵まれた生活の中で、彼の一番の楽しみは、ある厳選された人物をゲストに招いて
週一度友人たちとパーティーすること。
ところがクリスティーヌは、このパーティが大嫌い。
折しもぎっくり腰になってしまうピエールですが、パーティーに行くと言って聞きません。
あきれた妻は家を出て行ってしまいます。
医者のアルシャンボー先生(西川浩幸さん)から外出を禁止され、パーティをあきらめた時に、
この日のパーティのゲストでもある友人から紹介されたフランソワ(加藤健一さん)が訪ねてきます。

鵜山さん翻訳、演出で初演は1999年『おばかさんの夕食会』というタイトルで、
陣内孝則さん(ピエール)&辻番長さん(フランソワ)のコンビで上演されました。
実はこの作品を拝見した記憶がなかったのですが、なんとなく過去の手帳をぱらぱらしてみたら
2001年世田谷パブリックシアターで、初演メンバーで再演されていまして、再演を拝見していました。
「圧倒的にウザったい辻さんの怪演振りに笑いっぱなしだった。」と偉そうに感想が書いてありましたf(^_^;)
ならばとパンフがあるはずなのに見当たらなかった(><)

今回は、カトケンさんと風間さんということで、鵜山さんが、過去の翻訳された台本を
お二人のキャラクターに合わせて手直しをされたということですが
久々の鵜山さんの翻訳された作品を拝見できたことが嬉しい★
やっぱりダジャレが、ぱらぱらまぶしてあってぷぷぷっ(笑)
タイトルも一新されて、カトケンさんが命名されたそうです。
直球なタイトルではありますが、作品を観てから改めてタイトルを見直すと
なかなか考えさせられる感があります。
壁というか境目って果たしてあるのだろうか?と
ドタバタのコメディではありますが、何か考えさせられる力を持った作品だし
突き詰めて考えてしまうと、大なり大なり(とても小とは言えない)
自分の中に持ってるおバカ度を人と比べつつ生きているのかなぁと思うと
人間ってちっちゃいなぁ~とも思えるし
はたまたそんなおバカ度を持っていないと、この世の中生きていけないのかも
しれないと、世の中の殺伐さを嘆きたくなる今日この頃でもあるのですが
そんなことさえ吹き飛ばしたくなるハッピーな気分にもなるのです。
やっぱ上質なコメディーを魅せて頂いたからですねっ

さて、文学座からは清水明彦さんがご出演されていました。
国税局員のフランソワの同僚で腕利効きの査察担当官シュバル。
「ポ.ポナパールト♪」と、オウムがナポレオンだったら的なモノマネを得意とするシュバル。
サッカー大好きで、この人の人格もかなり奇人のたぐいだと思われます。
家を出て行方が分からなくなったクリスティーヌを探して、いるうちに
まさかの自分の奥さんが浮気が発覚し、がぴょ~んぐわわわわぁ~んと落ちる姿は、もう滑稽で最高でした。
でも仕事になると、眼鏡の奥の目がきらーんと光るのが素敵な清水さんでした(笑)

そーいえば、拝見する前に予習をと思って、丁度WOWOWで放送された『奇人達の晩餐会』の
アメリカのリメイク版が放送されていたので観たのですが、これがとてつもなくひどかった・・・
まーねまーねアメリカ版のリメイクを信用した事は未だかつてなかったのですが、これはちょっとなぁ・・
全く参考になりませんでした。
もう舞台の方が100万倍イイですからっ

11/15(木)~12/2(日)まで in 本多劇場


さて、待ちに待った『モジョミキボー』あの二人が帰ってきます!
詳しくは→リンクしてるモジョミキボーのブログ
by berurinrin | 2013-01-03 22:57 | 観劇感想

Happy Hunting Ground vol.12『リビング・ウィル尊厳死の宣言書』

サイスタジオ公演 vol.28
Happy Hunting Ground vol.12
『リビング・ウィル尊厳死の宣言書』 in サイスタジオ(8/23)

作  加納朋之
美術 乘峯雅寛
音響 栗原亜衣
主催 サイスタジオ/ Happy Hunting Ground


重度の心臓疾患で入院中のカトリさん(中村彰男さん)は、すでに余命宣告を受けている身。
助かる為には、心臓移植のみ・・・ところが、未だ日本ではドナーが圧倒的に少なく、
絶望的な状態です。
そんな生きる気力をなくしかけていた時に、
担当医タナベ先生(高橋克明さん)の親友・脳外科医ミヤタ先生(加納朋之さん)の
励ましに希望を見出し始めた時に、カトリさんの体調が急変し
自宅から駆けつけたミヤタ先生が、見舞うべく車で病院に向かう途中に事故にあってしまいます。
そんな中、ミヤタ先生は妻・ヨウコさん(山崎美貴さん)に宛てて
「リビング・ウィル」と呼ばれる宣言書を託していたのでした。

「リビング・ウィル」というのは
自分で意志を決定・表明できない状態になったときに受ける医療について、
あらかじめ要望を明記しておく文書。
たとえば、持続的植物状態になった場合に延命医療を希望しない、などの意思を伝えることができる。
生前遺書。LW。→事前指示書
(大辞泉より引用させて頂きました)

一年ぶりのH.H.Gです。

今回は、脳死を人間の死として括ってしまっていいものか?と臓器移植に対して疑問を投げかける医師・オオキ先生を
演じられた演劇集団円の井上倫宏さんを迎えてのユニットです。

死の定義ってなんなんでしょうね
心臓は波打っていて、体は温かいぬくもりが残っているのに脳死と判定される違和感。
ここんところのボーラ―ラインが、残されたものに委ねられることの判断の大きさ
脳死の体から臓器を移植して、一人の苦しんでいる患者さんを救うことができる・・
それも医療現場に携わっている家族だから、より苦悩と葛藤に悩まされることになります。
このお話は、一つの一例として
とても真剣に受け止めて考えさせられました。
そんな自分も臓器提供意思表示カードを携帯している身ではあります。
まだ健康でいるうちに家族と、何かあった場合の意思確認をしておきたいと思いました。

今回、初書き下ろしされたのは、ミヤタ先生を演じられた加納朋之さん。
作家デビューですよ!過去に書かれたものを手直しされたそうですが
構成が素晴らしい!上から目線でなく、命の尊厳を観客の私たちと共有して一緒に考えさせてくれる・・
問題を問題として提示してくれた気がしました。
ちょっとミヤタ先生が、イイ人過ぎた気が・・(笑)それは作家の独断もありですよね~
ミヤタ先生の誠実で穏やかな励ましの声が、最後まで印象的でした。

ミヤタ先生の友人で、カトリさんの担当医であり、患者と友人と医師の立場で苦悩するタナベ先生は
高橋克明さん。いやぁ~カッコ良かったですねぇ
白衣の袖をまくって、サンダルをずっこずっこ擦りながら歩く、ちょっと不良な感じもナイスです。
喧嘩っ早くて乱暴だけれど、波打つ感情の豊かさに、思わず泣いてしまいました。
克明さんったら、なんて優しい笑顔をみせてくれるんでしょうね★

心臓疾患で生きる気力を失いがちなカトリさんは、中村彰男さん。
嘘だと見破りつつもミヤタ先生の誠実な人柄に心を打たれ
心臓移植に望みをかけます。提供者および提供される側の個人情報は互いに伝えられないので
カトリさんの心臓提供者がミヤタ先生であることは知らないままに、手術が行われます。
彰男さんの死を目前とした姿と、快活に歩く終幕の表情を見て
何が正しいがわからないながらも、確かに救いが見えた気がしました。

ミヤタ先生の妻ヨウコさんは、山崎美貴さん。
夫の意思と自分の感情の中で苦悩する難しい役どころでした。
どう判断を下しても後悔してしまいそう・・自分だったらどうなるか?!
でもやはり夫の意思を尊重することを選ぶことを決めたからには
毅然として運命を受け入れる・・そんな姿に清々しさを感じました。

山谷典子さんは、ミヤタ先生の妹さん。
実の兄の事故、脳死、そして移植・・混乱の極みの真っ只中
どうにもやるせない姿が、そのまま直球にわたしの中に入ってきました。

美貴さんの妹は、佐古真弓さん。
冷静で姉を支えようとする妹。
山谷さんと佐古さんの二人の妹の姿を通して
私たちの立ち位置というか、冷静な第三者的な考え方が生まれた気がしました。
色んな立場で、答えの出せない大きな問題をどう答えを導きだしていったら
いいのか・・本当に大事な事なのですね。

医師と患者の間をつなぐ看護師の存在も大きいですね。
看護師を演じられたのは、鈴木亜希子さん。
その患者が、共に仕事をしていたミヤタ先生だったら・・
仕事の枠にはめられない彼女の苦悩もあるのです。
控えめに淡々と演じる亜希子さんの姿もまた知的で素敵でした。

さて、この日は初日!
終演後の初日乾杯で、いつもにもまして快活な彰男さんの手をみたら
あららぁ~手の平に、小さな字で台詞が書き込まれています(笑)
「見ないけどね」な~んていらずらっぽく笑う彰男さん(笑)面白い方ですね☆

もう色んな話を伺いたくなっちゃったのは、やっぱし加納さん。
初書下ろしってマジですか?!どうしてこのお話?とかね★
きっと色んな情報を入手しての執筆だけに、きっとあれもこれもと
押し付けがましく書きたくなっちゃうはずなのに、最低限の言葉で伝えようとする
謙虚さとラストの優しさ・・
H.H.Gの皆様に、「ザ・ミヤタはいい奴物語」と揶揄されながらも
共同作業で人間の尊厳を重々しく、軽々しく扱わない。温かい目線で描かれた
統一した姿勢にとても共感を持ちました。
すげーなH.H.G!

パンフに役名が載っていなかったので、ごめんなさい実名で書いちゃいました。
てか、すごい時間が経てっのUPですみません。
部署の異動があって、なんだかもう~って感じの忙しさで
まともに家のPCの前に座っていませんでした。
まだちょっと忙しくて、どこまでできるかわかりませんが・・お許し下さい。

8/23~8/30 in サイスタジオ
by berurinrin | 2012-11-04 15:09 | 観劇感想

Pカンパニー第8回公演『月の岬』

Pカンパニー第8回公演『月の岬』 in
池袋シアターグリーン5F BOX in BOX THEATER(7/27)
 
作  松田正隆
演出 高瀬久男

長崎のとある島。
この日は平岡信夫さん(西岡野人さん)と直子さん(白玉麻規子さん)との結婚式。
信夫さんは、長年姉の佐和子さん(木村万里さん)と二人暮らしていました。
新しい三人での暮らしに慣れた頃、佐和子さんの昔の恋人・清川悟さん(内田龍麿さん)が
妻子を捨てて、彼女の前に復縁を迫って現れます。
清川さんと激しく争う夫・信夫さんの間に分け入りった直子さんは、
その拍子に流産してしまいます。
数日後、佐和子さんは家族の前から姿を消してしまいます。

一見、平和で静かで穏やかな離島での暮らしに見えつつも
人と人とを繋ぐ糸に小さな綻びが見え隠れしています。
離島に暮らしているからこそ、凝縮された人間関係の中での軋轢は
根が深く、私たちの想像以上に根深いものかもしれません。
登場人物一人ひとり抱えてるバックボーンが、深い闇に包まれていて
仄かに漂う雰囲気や日常の会話の言葉の合間に、時より刃物のような鋭い光を
相手に向かって放ちます。
ミステリアスチックな雰囲気も感じさせるのは、舞台のセット・・
海面にぽっかり浮かんでいるような丸い盆をイメージさせつつも
その盆をよく見ると歪んだ曲線で、黒い背景にうねる一筋の曲線が、私たちの心の中にある
薄暗い静かで深いもの・・そんな、普段眠っている心を揺さぶられたようなお芝居でした。

文学座からは、高校教師の平岡信夫さんを演じられた西岡野人さん。
お姉さんとずっと二人で暮らしていて、この日は平岡さんの結婚式。
いつものように朝の食事を取る普通の雰囲気から始まります。
ちょっと眉を緩める表情から、姉との日々の暮らしに穏やかな満足感が窺えます。
今回、終始受け身の演技に徹した感じがありますが、姉と元カレの小競り合いの中で
唯一、怒りを発したシーンがあります。
だからこそより印象的に平岡さんの人物が浮き上がってきた気がします。
個性を消して雰囲気を感じさせる・・ノビ君の真骨頂を魅せてくれた気がします。
本当に惚れ惚れとするノビ君の芝居を魅せて頂きました♪
そんなノビ君、終演後には「朝ごはんのシーンで喉にご飯が詰まっちゃって(笑)」がはっみたいな(*^_^*)
お茶目さんなノビ君でした(笑)

佐和子さんの元彼・清川悟さんである父親を追って平岡家にやってきた
母親・祐子さん(千葉綾乃さん)と共に現れた娘・有里さんを
金松彩夏さんが演じられました。
父親を追ってきた割には、冷めた感じがしたのは
母親の連れ子であって、母親とはまた違う父親に対する気持ちの温度差があったようです。
悪ぶってみせる姿にも寂しげな雰囲気を漂わせて、見た目よりも幼い多感な少女らしさがうかがえました。
彼女の魅力は、可憐さ!もうねぇ、一言で「可愛い女性」なのです(笑)
そんな彩夏ちゃんは『長崎ぶらぶら節2012』では
「わたしは蛍!」と体いっぱいに蛍を抱きしめていた幼い愛八さんを
印象的に演じられていました。
短い場面ながら、この少女期の愛八さんの印象が強くないとラストに結びつかない!という重要な役どころ
そこを見事に演じられたのでした。

平岡さんが新婚旅行から帰宅すると
教え子たちが意気揚々とお待ちかね(笑)
高校生の沢柳次朗さんを駒井健介さん。そして彼女でもある同級生は
七瀬真由美さんを伊藤安那さん。
駒井さんは、まんま高校生(笑)素朴さが素敵でした。
彼女のびっくり発言で戸惑う姿や先生に怒られた時の反応(笑)
ちょっと前の高校生らしさが伝わってくる・・楽しいシーンでした
で、超イケメンさん★
今年、研修科から準座員に昇格された駒井さんですが
すでにいくつかのお芝居で活躍をされていまして
文学座有志の会 nori-mading『櫻の木の上 櫻の木の下』では、
卒業を控えた女子生徒への対処に苦悩する高校教師を演じ
『ボーイング=ボーイング』では、
3人の婚約者との駆け引きを楽しむ西岡野人さん演じられたベルナールの
親友ロベールをしたたかに演じられました
エゲリア』で、文学座本公演デビューをされる駒井さん
彼の持ち味は、どんな役にも溶け込んでしまうピュアさだと思います。
今後も楽しみな俳優さんです。
『ボーイング=ボーイング』に次いでの
ノビ君との息もぴったりな先生と生徒のボケとツッコミのような関係
とても面白かったですね。
ノビ君から紹介して頂いて、初めてお話したのですが、目が綺麗!!まじ超イケメンx2(笑)
ぜひご注目を!

駒井さんと同期の伊藤安那さん。
無邪気さと小悪魔さを併せ持った不思議で大胆な女子高校生を演じられました。
平岡先生との関係を匂わす発言にドキドキ・・
結局最後まで、そこんとこは不明ですが(あ~どーだったんだろう)
わたしは、きっと彼女の発言は真実だったのではないかと思いました。
きりっとした声や可憐な表情・・今後活躍が楽しみです。
そんな安那さんは、研修科自主企画公演で
同じ松田正隆さんの『蝶のやうな私の郷愁』で妻を演じられていました。
あの時は、夫を演じられた佐川和正さんの胸をがっぷり借りて・・と感じましたが
今回は、しっかり自分の足で立って演じられていた姿に感動しました。
これまた成長ぶりが、めっちゃ楽しみな女優さんです♪
安那さんも『エゲリア』にて文学座本公演デビュー♪楽しみですねっ!!

水面に小さな水滴が幾滴か落ちて、波紋が広がっていくような
心がざわざわするするお芝居・・日常が、非日常に転換する時が気が付かないくらい
日常の不思議さに自分が取り込まれてしまう怖さと美しい情景の世界感に酔えた幸せな時間でした。
あ~もう一回観たかったぁぁ~


7/25(水)~7/31(火) in 池袋シアターグリーン5F BOX THEATER
by berurinrin | 2012-09-15 23:56 | 観劇感想