脳裏から離れられない場面

文学座の「最果ての地よりさらに遠く」の場面の中で、レベッカ(鬼頭典子さん)が
出産直後で、血だらけのドレスを着て舞台に登場するシーンがありました。
結構、ショッキングなシーンでしたが・・

その場面を観て、昔観た「あわれ彼女は娼婦」という舞台を思い出しました。
「あわれ彼女は娼婦」というのは、エリザベス朝時代の戯曲で
ジョンフォードという人が書かれた物凄い作品でした。
私が観たのは、地人会公演で主演のアナベラ(毬谷友子さん)、
彼女の恋人であり実兄ジョバンニ(中村彰男さん)
その後、TPT公演でアナベラ(西牟田恵さん)、
ジョバンニ(豊川悦司さん)で再演されています。
初演は文学座アトリエ公演でアナベラ(大地喜和子さん)、ジョバンニ(小林勝也さん)。

物凄い作品。。というのは、血なまぐさい作品で毒殺あり、刺殺あり
あげくに近親相姦の兄が妹を刺し殺し、兄は妹の心臓を剣の先に捧げ持ちながら
兄も殺され。。。

兄に刺され血だらけになったアナベラが、神様に愛する兄を許して欲しいと
息絶える場面がとても美しかった。。(でも、その後心臓をえぐられちゃうのですが・・・)

舞台で血のついた衣装を見ると、ついこの場面を思い出しちゃうのです。

ここまでの悲劇って他の作品で観た事がなくて、ぜひ観たいですね。
もちろん文学座で!!アトリエ公演だったら最高です。
再々演するなら、ジョバンニは内野聖陽さんか浅野雅博さん。
アナベラは高橋礼恵さん、山谷典子さん・・。郡山冬果さんも良いなぁ、、

今日はちょっと妄想気味の日記でした。。
by berurinrin | 2005-03-02 22:18 | 観劇感想
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