『オットーと呼ばれた日本人』シアタートークvol.1

この日の終演後には『オットーと呼ばれた日本人』シアタートークが開催されました。
シアタートークの司会というと、この人!文学座研究所に入所された過去を持つ
元N.H.Kのアナウンサー堀尾正明さんです。ぱちぱち
すぐに登場されたのは『オットーと呼ばれた日本人』を演出された鵜山仁さん♪きゃーきゃー
ジャケットの下に白いシャツにデニムという、ラフだけどおしゃれな姿!わーいわーい
新国立劇場の芸術監督でもある鵜山さんから、まずは一言
「・・だから何だと言われたらそれまでですが、長時間ありがとうございました」
その後、堀尾さんとお二人でしばしのフリートーク。
『オットー・・』をご覧になられた方はお分かりだと思いますが
ラストのスクリーン一杯に映る「澄み渡る青い空」
堀尾さんから、この絵は「妹尾河童さんの息子さん」が描かれた絵だと説明が・・へーほーなんて感心。
「けっこうお金が掛かっているんですよね」(堀尾さん)
そーいえば、青い空の絵の真ん中にある曇って・・
わたしにはふわりと浮かんだ鳥の羽にも見えました。
その後のオットーの未来を思って、ぐっときたものです。
「どうしてこの「青い空」をラストに持ってきたのですか?」(堀尾さん)
「劇中に“いつかは、青空の下で・・・”という台詞があったのですが、最後みんな一人ぼっちに
なってしまったけど、空を通じてまた一緒になれれば・・」(鵜山さん♪)
舞台装置もそんな緯度が描かれていました。
ゲネを拝見した時に頂いた資料の中に、実は舞台美術の絵のコピーが入っていました。
日本の国旗や折りたたんだお札やレース、パイプとか多種の民族性溢れた賑やかな美術だなあ・・
床には緯度経度(笑)と、思いましたが
ひとつのグローバルな大きな世界の中での数国の人種が混じるスパイのお話・・
なんか面白い発想ですね。

なぜ今、この作品なのか?という堀尾さんに対して
「こういう「(『オットー・・』)芝居で育ってきた。その会話を通じて交信していく
ある種代表的なもの。単純にどきどきするからやってみたい・・というか
この劇中の出会いと別れの繰り返し・・この年になると身に沁みてくる。
これらの体験が良い生き方に繋がるんではないかという、一つのエネルギーの根源でもある」

と、ここで着替えを終えた出演者達がご登場されてきました。
鈴木瑞穂さん、吉田栄作さん、紺野美沙子さん、グレッグ・デールさん、永島敏行さんです。
「(台本が)読んでも読んでも終わらない。やってもやっても終わらない(笑)
この人(オットー)の生きた証を表現したいと思った。(オットーのイメージは)ルパン三世みたい
色んな面がありながらも命をかけているという対面性に惹かれた」
吉田栄作さんのオットーは、ちょっとかっこよすぎるんじゃん・・と思いながらも
観ているうちにオットーと吉田さんがしっかり重なって見えてきたのは
私だけじゃなかったはずです。ね(*^_^*)

次回に続きます。
by berurinrin | 2008-06-17 20:29 | イベント