ミズキ事務所プロデュース公演VOL.2『止むに止まれず。』

ミズキ事務所プロデュース公演VOL.2『止むに止まれず。』 in 俳優座劇場(4/19)

作  佐藤秀一(劇団ユニット3LDK)
演出 森さゆ里

蕎麦屋を営む鈴原家の長男・正隆さん(さとう広義さん)は、姉・はるかさん(木村理恵さん)
妹・瞳さん(松垣陽子さん)と住み込みの従業員・藤田芳郎さん(末宗慎吾さん)と
暮らしています。
正隆さんは、亡くなった両親の代わりに長男として、彼女達を守って生きていました。
実は鈴原家には、もう一人次男・あきらさん(藤島琴弥さん)います。
10年前に家を飛び出したあきらさんから、帰ってくるという連絡が入ります。
それも婚約者を連れて・・・。
と、一人の見知らぬ女性が現れました。
そして、鈴原家のながーい大変な大騒動の一日の始まりがやってきます。

相談もなく・・ある日突然に、お兄ちゃんがお姉ちゃんになっちゃったら?!もとい
弟が妹になっちゃったら?!あなたはその現実を受け入れる事が出来ますか?
そんな・・今の世ならありえなくもない?!お話です。
ところが、お姉ちゃんになったお兄ちゃんが・・もとい
妹になった弟が、婚約者(もちろん男性です)を連れてきちゃったもんだから
大混乱。その上に10年前にあきらさんと交際していた何も知らない
近所の八百屋さんの大竹有紀さん(浜田えり子さん)や
瞳さんの彼氏・中田竜次さん(岸部哲郎さん)が登場してややこしさは倍増(笑)
しかし最後は、大団円~☆彡
すべてが丸く収まる温かいお話です。

ほんわかした・・はるかさんを筆頭にユニークな鈴原家のキャラクターが
本当に面白くて、また彼らの周りに集まる人たちも一癖も二癖もありすぎの
猛者たち・・・ぐちゃくちゃになりそうな複雑な人間関係も森さゆ里さんの
すっきりした演出、采配は上手いなあ~さすがだなぁ~と、すげーすげーと
気がついたら声を出して笑ってました。

次女・瞳さんを演じた第44期文学座研修科卒業された松垣陽子さん。
何度か彼女の芝居を拝見していますが、思えば年相応の役を演じているのを
拝見したのは今回が初めて?
研修科時代からさかのぼっても高校生とか、主婦とか、若侍とか(笑)
それだけ彼女の演技力に幅があるという実績なのです。
でも彼女もまだまだ年頃の女の子~☆彡弾けた瞳ちゃんを演じる姿は
明るくて元気でとっても可愛いです。そしてほのかな女性らしい色気も感じさせてくれました♪
うふふっすごく新鮮でした・・これからも色んな役を演じながら大きな器を持った女優として
がんばって欲しいなあ~と思いました。

また第43期文学座研修科卒業生の小林優太さんもご出演でした。
彼は、長女・はるかさんを恋する八百屋・大竹健太郎さん役。
ちょっとヤバイ?!程、その想いは真っ直ぐにはるかさんに注いでいます。
冒頭から美味しいインパクト効果大で、その恋の行方を微笑ましく見守ってしまいました。

4/11(金)~13(日) in 俳優座劇場
by berurinrin | 2008-04-19 23:46 | 観劇感想