兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターvol.18『ビューティフルサンデー』

兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターvol.18『ビューティフルサンデー』
in シアターグリーンBOX in BOX THEATER(3/22)

作   中谷まゆみ
演出  吉村祐樹

と、ある日曜の朝。
秋彦さん(山田裕さん)が目覚めるとそこには、見知らぬ女性ちひろさん(平井久美子さん)が
下着姿でベットの中に・・。以前、この部屋の住人だったちひろさんが、酔って間違って
しまったらしいのです。あわてる秋彦さん。
そこへ同居している裕樹さん(橘義さん)が帰ってきます。
そして秋彦さんの母から上京すると電話が入り・・

穏やかな日曜の朝の光景が、闖入者・・ちひろさんの存在を認めてからは
ジェットコースターのようにめまぐるしく回転していきます。
全く面識のない男女が、心の底に抱える問題を通してほのかでゆるぎない
友情をはぐくんでいくヒューマンドラマです。
秋彦さんは、女性に触れられると蕁麻疹が出て、お見合い話を持って上京する母に
裕樹さんとの同居(関係)している事を伝えられません。
ちひろさんは、不倫を精算したばかり・・けれど相手を今だ引きずっています。
裕樹さんは、HIVを感染。今は薬で発症を抑えています。

本屋さんで『おひとりさまの老後』という本を手にとって買ちゃおっかなぁ・・なんて
しばし悩んだわたしが云うのもヘン(笑)ですが
彼らの出会いや行動は、どれもこれも嫉妬するくらいに羨ましい・・す。
一人では抱えられない問題でも、誰かが側に居てくれるだけで
なんとかなりそうな気がする・・
それが3人じゃ・・どうにでもなれぃ~状態。
人は強くなれるもんです。自分を認めてくれる人が居る限り・・ねっ!って
彼らが放つ星屑の紙たちのように、キラキラ輝いていたのは彼ら自身でした。

声を掛けて下さったのは文学座研修科卒業生の中川義文さん♪
今回は、役者としてではなくてスタッフさんとして関わっておられました。
今だ卒業以来彼の芝居を拝見できないのは、本当に残念ですが
やんちゃな笑顔は変わらずです。
役者としての中川さんの次回作は『あの大鴉、さえも』にご出演です。
演出は、松本祐子さんです。
中川さんと松本さんといえば、研修科時代『二十世紀少年少女唱歌集』
中川さんってば、秋刀魚焼いてましたね~(笑)あのアトリエに充満した香りと煙・・
懐かしい・残念ながら、本拠地・兵庫での公演なので伺うことは叶いませんが
舞台の成功祈ってます!!

そしてこの日、偶然お会いできたのは藤原新平さん。
わたしにとって、初めて文学座を拝見した初めての作品が藤原せんせいの手による
ものでした。こんな私にいつも優しく笑顔で接して下さる藤原せんせい♪
近いうちに藤原せんせいの事・・書きたいです。

3/21(金)~3/23(日)まで in 池袋シアターグリーンBOX in BOX THEATER
by berurinrin | 2008-03-23 23:18 | 観劇感想