『カリギュラ』

『カリギュラ』 in シアターコクーン(11/10)

作   アルベール・カミュ
翻訳 岩切正一郎
演出 蜷川幸雄

若きローマ皇帝・カリギュラ(小栗旬さん)は、愛する恋人でもある妹が急死したショックで
突然宮殿からいなくなってしまいます。

そして再び宮殿に現れたカリギュラは、まるで人が変わったよう・・
その権力をかざし次々に残虐な行為を企てます。
セゾニア(若村麻由美さん)は、そんなカリギュラをひたすら愛し
またエリコン(横田栄司さん)もカリギュラを補佐しますが、そんな二人でも
カリギュラを理解するには遠く及ばず・・・

もんのすごい熱気のシアターコクーンいやいやいやいや・・すごいっ。
見上げると立見席も人がいっぱい。
チラシはお一人一枚、パンフはお一人2冊までと制限まで、びっくりです。
そんなプラチナチケットを確保して下さいました**様
ありがとうございましたm(_ _)m
なんとお近くの席には、アイドルの松●潤さん、反対側には藤●竜也さん
松●さんの生声聞いちゃったしぃって
いやぁーすげーすげー、と、おのぼりさん(笑)
とは、いうものの前回『お気に召すまま』も観ているんですが
なんて感想を書いていいものやら・・あえて言うなら舞台美術が素晴らしかったぁぁ~と
なもんで感想もUPできませんでした。
あ、文学座の外山誠二さんのムチ持ってぱっしんぱっしんの怪演振り面白かったです。

さてさて、カリギュラ・・客席の若い女性の観客たち理解できたのでしょうか?
わたし?!はい、よくわかりませんでした。
だって難しいですもん。それに原作は絶版らしいし・・

カリギュラを演じる小栗旬さん。初めから最後までハイテンションで熱演されていました。
すごいです。けれど、一本調子というか・・ちょっと台詞が聞き取り難いかな・・
カリギュラとは、狂人なのか?狂人の真似をしているのか?
どうも小栗カリギュラは、真似のようにみえました。
でもそれが良いことなのか?違うのか?わたしには理解できていません。
とっても素晴らしい資質を持った方だと思います。
が、映像の方がより彼の魅力が出てるような気もしますが・・
けれども今後の彼にとって血となり肉となってくる素晴らしい経験だと思います。

文学座からは、カリギュラの理解者エリコンを演じた横田栄司さん
たまねぎを食べていましたね(笑)びっくりしました。
すごい存在感です。どちらかというと悪役ですが、ちょっとクールな感じから
後半は、カリギュラを守る為に懸命になる姿と絶望感が
交互に現れて複雑な人物像が見て取れました。
カリギュラにおでこにチュッ♪とされる財務長官パトリシュスの塾一久さん
国庫の問題で早々に矢面に立ってしまいます。が、残虐行為に対し
怒りで眉間にシワをよせなからも、カリギュラへの恐怖には
勝てない・・屈辱さが現れていました。
同じく、カリギュラに息子を殺される貴族に廣田高志さん、鍛治直人さん
「Choo Choo TRAIN」!(笑)ばりのダンスを魅せてくれたのは今村俊一さん

去年退座された長谷川博己さんの知的なケレア良かったですね。
立ち姿は本当にすらっとして美しいです。
興奮しまくりのカリギュラとの対比が面白かった。声がしっかりできてる長谷川さんと
問答をすると、小栗さんの声の弱さが気になります。
冷静なケレアに煽られてより興奮するカリギュラ?
わたしも読みが浅いですね。いかんいかん反省です。

11/7(水)~30(金)まで in Bunkamuraシアターコクーン
by berurinrin | 2007-11-12 20:49 | 観劇感想