オペラ工房版『フィガロの結婚』

オペラ工房版『フィガロの結婚』 in MUSICASA(2/10)

原作        P・A・C・ド・ボーマルシェ
台本        ロレンツォ・ダ・ポンテ
作曲        モーツアルト
訳詞        堀内敬三
編曲        堀大輔
音楽監修・制作 小城登
高生・演出    吉兼保

アルマヴェーヴァ伯爵(桝谷裕さん)、伯爵夫人ロジーナ(飯原道代さん)の
使用人フィガロ(宮田景介さん)とスザンナ(鈴木佳奈さん)は、婚約しています。
幸せ一杯の二人の前に、廃止したはずの初夜権を復活させようと目論む伯爵。
嫉妬深いくせに浮気ものの伯爵に頭を悩ます伯爵夫人。
思春期で女性の事で頭が一杯の小姓のケルビーノ(竹野智子さん)
フィガロに恨みを持つ医師ドン・バルトロ(上川路啓志さん)とフィガロとの結婚を望む
女中頭マルチェリーナ(沢海陽子さん)・・・
果たして、二人は無事に式を挙げられるのでしょうか?

人生2度目のオペラでございます(笑)
ところが、今回はちょっと趣向が変わって、出演者はほとんど俳優さん。
文学座本科を卒業された、懐かしいお顔を拝見する事ができます。

重ねてオペラ(笑)でございます。
みなさん歌っておられます。でも、声楽を勉強された方々ではないのです。
ところがどっこいちゃんと伝わってくるんです。
言葉を一言ずつ丁寧に音楽に乗せて伝えようとする気持ちが
しっかり受け止められます。
残念ながら舞台装置が、シンプルすぎて場面転換の際に
ちょっとわからないところもありましたが・・
でも出演者達の懸命で真摯な姿に圧倒されてしまいました。

文学座からは、上川路啓志さんがご出演でした。
どちらかと言うと敵役で、実はフィガロのパパだった・・というオチがあるのですが
「父じゃ♪」と歌う姿っていうか、表情が最高(笑)でした。
元々身体が大きくて、深い声を持つ上川路さんです。イケていました。
そして、上川路さんの同期で卒業生の金子加於理さんは
ケルビーノと仲良しのバルバリーナ役です。
しっかりソロで歌っています♪また、この歌声が超可愛い~~☆彡
加於理ちゃんを始め文学座を離れてても、自分の道を突き進みながら
頑張ってる姿を実際に目にすることは嬉しいことです。

すったもんだの末のフィガロの結婚の物語。
その後日談が、地人会『フィガロの離婚』・・成長したケルビーノ
城全能成さん)のあの姿を思い出し笑いをしながら、
代々木上原駅までの坂を歩いたのは私です。

2/10(土).11(日) in MUSICASA
by berurinrin | 2007-02-11 12:06 | 観劇感想
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