加藤健一事務所Vol.64『詩人の恋』(横浜演劇鑑賞協会第222回) 

加藤健一事務所Vol.64『詩人の恋』(横浜演劇鑑賞協会第222回) 
                           in 神奈川県立青少年センターホール(12/15)

作 ジョン・マンカス
訳 小田島恒志
訳詞 岩谷時子
演出 久世龍之介

第二次世界大戦後のウィーン。
アメリカ人のかつては神童といわれたピアニストのスティーブン(畠中洋さん)は、
音楽の壁に阻まれ自分のピアノが弾けなくなっています。
悩んだ末、ある教授に救いを求めたところ、ピアノが下手な声楽家マシュカン教授
(加藤健一さん)のレッスンを受けるように勧められます。
ピアニストのスティーブンなのに歌唱指導から入るマシュカン教授に、
反発しながらも互いの才能を認め合い、国籍や年齢を超えて共鳴していく二人・・・。
そして、ある事から二人のつらい過去の出来事が・・・。

「のだめカンタービレ」終わっちゃいましたね(涙)楽しかったのぃ
おまけの将軍様こと今井朋彦さんのコマーシャルも楽しかったのにぃ(涙)
お正月休みは、大人買いした漫画を一気に読んで、のだめワールドを満喫しておりました。
千秋先輩・・いいっすね♪
あっ、すみません(><)話がどうも軽くなって・・ピアノ繋がりってことで・・・

えっと(笑)話を戻してって、と
とっても見ごたえのある二人芝居です。
『詩人の恋』は、音楽劇となっているようにショパンの「詩人の恋」を
ベースに、詩人の悲しみ、怒りをマシュカン教授の歌唱指導により、
スティーブンさんが自分自身に置き換え導き出して吐き出していきます。
彼らの苦しんだ時代はすでに終わっていますが、その体験は今でも彼らの心に暗い影を
残し、時折顔を覗かせ彼らを飲み込みます。
実際は、察するに余りあるほどの苦しみや絶望を体験してきてしまったこの二人の
痛みを理解することは到底出来ませんが、深刻になりがちなこのドラマ・・
加藤健一さん自身のキャラクターが、元来笑いのセンスを持ち合わせているだけに
ふとした瞬間にこぼれるのコミカルな側面が、とても素敵です。
そして畠中洋さんとの息もぴったり・・・
音楽劇・・・そう、二人ともとても美しい声で聴かせてくださいます。

加藤さんのコメディ作品はどうもドタバタになりやすいので、
今後も心に訴えかける作品に笑いのスパイスを与えてくれる
こういう素晴らしい作品を提供してくれたら嬉しいなぁ・・と、思っていましたら
次回はコメディ・・・・。
でも、文学座の浅野雅博さんがご出演ならばっ!もちろん観ますデス。
詳細は、リンクさせて頂いてる浅野さんのブログ産直あさの通信へGOでございます。
他にも、加藤健一事務所・・今年は注目しています♪

毎公演終演後に、舞台化粧そのままに加藤健一さんと畠中洋さんが劇場ロビーに現れて
パンフレットを購入された会員さんたちに、その場でサインをして下さいました。
受付をお手伝いした私。最後に私もサインを頂いちゃいました♪

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by berurinrin | 2007-01-11 23:10 | 観劇感想
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