シラノ・ド・ベルジュラックのあらすじ第二部

第二部
第四幕<ガスコーニュ青年隊の場>
アラスの城を取り囲むフランス軍の最前線は、そのまた周囲をスペイン軍に取り囲まれ
食料が途絶え、飢えに苦しんでいます。
そんな激戦の中でもシラノは、クリスチャンの名前で
毎日ロクサアヌに手紙を送り続けていました。
その手紙に感激したロクサアヌが、敵中を突破しラグノオを伴い食料を積んで
陣中にやってきます。
久々の再会に喜ぶ二人ですが、クリスチャンはロクサアヌから真実の言葉を聞いて
愕然としてしまいます。
「外見が醜くなっても、愛しています」
ロクサアヌは自分よりも内面のシラノを愛していることを悟り、
シラノもまた真剣にロクサアヌを愛している事を知ると、
シラノに「ロクサアヌに想いを打ち明けろ」と言い残して、砲弾の中に駆け出して行きます。
そして、ロクサアヌを前にシラノが告白しようとしたその時に
一斉射撃が始まり、流れ弾に当たってクリスチャンは戦死してしまいます。
嘆き悲しむロクサアヌ・・。シラノの想いは永遠に胸の中にしまわれてしまいます。

第五幕<シラノ週報の場>
15年の月日が経ちました。
ここはパリのある修道院の庭です。
ロクサアヌはクリスチャンの喪に服して尼僧院に引籠もってしまいました。
そんな彼女の為、シラノは毎週土曜日に必ず訪れ、世間の出来事を伝えていました。
そして今日は土曜日。シラノが訪れる日です。
今やド・グラモン公爵に出世されたド・ギーシュ伯爵がロクサアヌに会いに来ていました。
そこへル・ブレがやってきて、シラノの悲惨な境遇を嘆きます。
ロクサアヌがド・グラモン公爵を見送る為に立ち去った入れ違いに、ラグノオがやってきて
ル・ブレにシラノが事故にあったことを知らせてきます。
急いでシラノの家に向かう二人。
そんなことを知らずにシラノを待ちわびるロクサアヌの元に、
弱々しい足取りでやってくるシラノ。
窓から落ちてきた材木を頭に受け、重傷を負ったシラノは傷を帽子で隠し
ロクサアヌの為に、世間の週報を語り始めますが、声が次第に弱くなってきます。
夕暮れが迫り、ロクサアヌはシラノに以前から約束をしていた
クリスチャンの最後の手紙を見せます。
迷うことなく、シラノは大声で読みあげます。
・・・・!!そして、ロクサアヌは悟ります。
夕闇で読めないはずの手紙を読み上げるシラノと
以前バルコニーで愛を囁いた声の主であったことを・・・クリスチャンではなかったのです。
そこへ、ラグノオとル・ブレが駆けつけて来ます。
しかしシラノの死は迫っていました。
迫り来る死霊に向って剣を振り、最後の決闘を挑みますが
やがて倒れ。愛する者達に見守られながら息を引き取ります。
最後に彼は最愛の人の愛を勝ち得たのでした。


一気にUPしてみましたが、最後は涙で画面がぼけてます・・・。
by berurinrin | 2006-11-11 17:31 | 日常