劇団新感線『メタル☆マクベス』

劇団新感線『メタル☆マクベス』 in 青山劇場(6/10)

西暦2206年、
ランダムスター(内野聖陽さん)とエクスプローラー(橋本じゅんさん)は
戦の帰路の途中で魔女達に出会い、彼らの未来を予言されると共に
過去のメタルバンドグループ「メタルマクベス」のCDを渡されます。
CDの歌詞に操られるように彼らの運命は頂点から奈落へと
破滅まで続く一本道を一気に走り抜けていきます。

内野さんのストレートプレイだけに留まらない、型破りな演技と
劇団新感線の漫画チックっな世界観。舞台を最大限に生かした大きな立ち回りや
独特の美学、スピード感溢れる動き、おちゃめなお笑い
大音響のロック調の調べに効果音・・
松たか子さんという、輝いている女優さんを相手に
内野さんの魅力が余すところ無く生かされた舞台が作り上げられていました。

劇団新感線というと、オリジナル脚本がメインですが
前回『吉原御免状』で初の原作を主体にした台本に引き続き
今回は宮藤官九郎さん脚色ということで、
どんな「マクベス」を観せていただけるか?
どんな新感線?クドカンワールドって、わからなかったらどうしよう?うーーーん!?
と、正直おっかなびっくりな所もありましたが
しっかりシェークスピアのマクベスは底辺に根付いていました。

そして・・新感線といえば、橋本じゅんさん!!
最高でしたね。以前、橋本じゅんさんについて書かせて頂いた事がありましたが
常にやってくれちゃう人ですよね(笑)
この作品で初めて彼と出会って、面食らいつつも気が付いたら
ハマってしまった方も多いのでは(笑)
実は私は、橋本じゅんさんにとって、門番の皆川猿時さんという素晴らしいライバルが
ご出演なのでバトルも期待していましたが・・・
そうなっちゃうと間違い無く「マクベス」じゃなくなってしまいますね(爆)
それにしてもランディ 内野&ローラ橋本ペア・・・
本当に魅力的なお二人でした。って爆笑コンビでした。
そんな親友同士の二人がいつしか憎しみ合い・・悲しいドラマです。

「俺は生きてるだけで大変だ」
すべてを手に入れたランダムスターの手の平から砂のように
流れ落ちる数多のものたち。乱れた髪にかろうじて引っかかった様に載っている
その王冠が光り輝いた事が果たしてあったのでしょうか?

拝見したこの日、松たか子さんのお誕生日でした。
カーテンコールでは、大きな四角いケーキにローソクの火を
オトコっぽく吹き消した松さん♪
そしてケーキの白い薔薇の部分をつまんで、
客席の私たちの並びに座って居られた方の手のひらにちょこんと♪
微笑ましいシーンでした。

楽しかったといえば
以前、『レッツゴー忍法帖』の千秋楽に、忍者の絵が入ったおせんべいを
客席に撒いてましたっけ(笑)
当時、わたしは古田新太さんが投げたおせんべいをキャッチしました★
もったいなくって食べれずに家のテーブルに置いておいたら
翌日には無くなっていましたが、楽しいイベントだったなあ~(遠い目)

~6/18(日) in 青山劇場
by berurinrin | 2006-06-15 21:54 | 観劇感想
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