文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾『職さがし』 

文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾『職さがし』 in こまばアゴラ劇場(5/31)

作   ミシェル・ヴィナヴェール
翻訳 藤井慎太郎
演出 アルノー・ムニエ

ファージュ(高橋広司さん)は、就職の面接の真っ只中です。
以前の職場では辛い出来事があって辞めたようです。

ファージュの隣には面接官ワラス(永井秀樹さん)
そして傍らには妻ルイーズ(山田ゆかりさん)が
そしてその傍らには娘ナタリー(石橋亜希子さん)が
彼らは同時に言葉を発してきます。

文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾も最後の作品となりました。
最後の最後。。。の作品。。いやぁこりゃ難解でした・・。
言葉を発す役者のほうへ、目線をあっちやこっちや・・・。
と、最初はストーリーを追うのに必死でしたが、途中であきらめました。
だって難しいですもん。理解力に欠けるまだまだな自分に反省しつつも
無理なものは無理というもので~(泣)

4人の俳優は対象とする相手を見ながら、時には観客に向けて話します。
会話としての台詞の内容が混在しながらも、単一の言葉としての役者が
語る台詞がリズミカルで、4人がそれを勝手に話し出すと音楽のセッションのような
心地よい錯覚に陥ります。

今回文学座からは高橋広司さんがご出演でしたが
開口一番、その声の深さにくらっ~っときそうな、深い声・・。
そんな高橋さんが、面接官からキツイ質問をされたり。奥さんからは責められ
娘は16歳なのに妊娠してって、目も当てられない状況に追い立てられます。
一時も言葉が止まることは無くジェットコースターのように流れる言葉の洪水に
溺れそうになりながらも、高橋広司さんの体を張ったリズミカルな動きに
しっかりと掴まって最後までなんとか行き着くことができました。

終幕・・・やっぱり難解でしたが(さっぱりわかりませんでしたが・・・)
が、とても感動しました。なんで?こんなにドキドキと興奮したのか
自分でもよくわからないのですが、観て良かった・・すごかったです。
日程上観れないかも・・・と、思いつつ何とか、頑張って観に行って本当によかったです。

もしご覧になった方で、ご説明できる方がいらしたら
ぜひご指南してくださったら嬉しいのですが・・・

さて文学座+青年団自主企画交流シリーズ第1弾が無事に幕を下ろしました。
一ヶ月に6本、3箇所連続上演・・・スタッフの皆様、キャストの皆様お疲れ様でした。
本当に大変なご苦労があったのではないかと思います。
『チェンジェングルーム』を観に、こまばアゴラ劇場に行けば、
『お月さまへようこそ』の稽古中にも関らず
愛佳さん&佐藤麻衣子さんの面白同期コンビ♪が受付のお手伝いをされているし
今回スタッフに徹した太田志津香さんのお姿も色んな劇場で拝見しました。
毎回、客席にも沢山の劇団の方がご覧になっているお姿もお見受けし
皆で手を差し出しながら、助け合っているこの試みを微笑ましく頼もしく見守っていました。
作品も普段観ることが出来ないものから、再度観たかった作品など
レパートリーに富んでいてとても楽しかったです。

次回第二弾~♪今から楽しみですが・・・出来る事なら、2ヶ月で6本とか(笑)
なんせ観る側も体力勝負でございました(爆)

5/26(金)~31(水) in こまばアゴラ劇場
by berurinrin | 2006-06-06 22:47 | 観劇感想
<< 6.7月の主な外部出演 文学座+青年団自主企画交流シリ... >>