『アルバートを探せ』パックステージ見学

『アルバートを探せ』。。。アトリエらしい素敵な作品でしたね。
作品も素晴らしかったのですが、俳優達の魅力も盛りだくさん♪
楽しかった~!これで、いい年を迎えられそうです。

さて先日バックステージを舞台監督の黒木仁さんが案内をしてくださいました。
職人さんみたいにかっこよくて、声がとてもやさしいおじ様です。

いつものアトリエの入り口が分断されていてびっくりしながら
中に入ると客先を挟んだアトリエの中央にでーーんと、
真っ黒い巨大な細長い汽車の形の舞台が。。。
そう、この汽車のなかでアルバート探しの旅がはじまります。

この汽車は、アトリエのロビーの入り口を分断された所にある
左右の入り口の真ん中の黒い扉を開けたところが乗車口になります。

入ってすぐの左側に棚があって、なぜか黒いスプレーがおいてありました。
そして階段を上るとスライド式の引き戸が目につきます。
引き戸を開けると、アルバートの世界です。
舞台にあがってみると、とても高く幅も狭い感じがします。
それは舞台の板が透けて下の照明器具が見えるからかもしれません。
舞台の下は空洞になっているそうです。
今回の『アルバートを探せ』の照明が幻想的で本当に美しかったですよね。
それしてもこんな狭くて高い舞台のうえで、喧嘩したり、ころがったり
よく舞台から落ちなかったものだと俳優達の緻密な動きに驚きました。

Aブロックから見て、下手から上がって舞台を通って
上手側のスライド式の扉を開けて
下手と同じように階段を降りて、客席と同じ床に降り立つと
今度は汽車の屋根に行ける急な梯子がありました。
怖がり屋のわたしは上ることが出来ませんでしたが、見上げても高い!
そんなところで落っこちそうになったり、滑ったりの演技をされた
古川悦史さん佐川和正さん尊敬します!わたしには決して出来ません(><)

さて、見学を終えた後
黒木さんがアトリエについて色々お話をしてくださいました。
以前は、三越劇場と同じサイズの舞台があったこと。
そのなごりの壁の跡や舞台の高さや幅の基本サイズとか
客席の椅子もちゃんと計算された配置になっているそうです。

以前美術の石井強司さんから、アトリエの床に穴を開けた事があって、
それを知った杉村春子さんを泣かせてしまった・・と、
その泣かせた奈落の場所を教えていただきました。
アトリエの奈落・・・ご存知でしたか?
記憶をだどってみたら、最近では去年の春の研修科生の発表会
『靴屋の祭日』で使用されていましたね!
たくさんの歴史を詰め込んでいるアトリエ。
もし何か感じるものを見つけたら、たずねてみるのも楽しいかもしれません。
びっくりするような逸話があるかもしれませんね(笑)
by berurinrin | 2005-12-21 15:09 | 稽古場/舞台裏話