次世代を担う演劇人育成公演『激情』

平成17年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
主催=(社)日本劇団協議会・次世代を担う演劇人育成公演
『激情』 in 青年座スタジオ

原作・脚本 三浦大輔(ポツドール)
演出     磯村純
制作     劇団青年座

東北地方の田舎町。
菅原祐一さん(高義治さん)の両親は自宅で首を吊りました。
残されたものは古い家と多額の借金。働く気力も生きる気力も無くなった彼は
仕事を辞め、両親の葬式にきた人妻岩田紀子さん(山崎美貴さん)と不倫の関係。
そんな彼を心配して友人の遠藤政夫さん(川上英四郎さん)と久保先輩(松井伴憲さん)は
毎月、菅原さんの借金を少しずつ返済してくれていました。
ある日、この二人はかつて昔の嫌われ者であった杉山さん(石井揮之さん)
を連れて来ました。借金の半分を肩代わりしてくれると云うのです。

と、ストーリのさわりを毎回書いているのですが
この作品はこれからがもんのすごい事になります。
悪口、中傷、暴力、下ネタ禁止(もちろん私が決めてますが)のこのブログ
には書けない事が全て、いやそれ以上の展開がこの後に起こってきます。

う~ん・・・・精神的にかなり凹みました。
これはとても受け入れる事が難しい内容のお話です。
テーマは「差別」です。
次代を担うであろう若手の俳優達、それも青年座だけでなく他の劇団の俳優達と共に
作り上げる作品にあえて、このホンを選んだことにとても前向きな挑戦姿勢や
それ以上に計り知れない俳優達の覚悟や決意もあった事だと思います。
そんな事を感じながら、本当にすごい・・演じる彼らに感動しました。
俳優という仕事な、なんて過酷なんでしょう!
わたしのまだまだ知らない世界があるんだと、目から鱗の作品でした。
観終わった後、後味の苦さに心がキュンと鳴きました。
本当に心に辛い戯曲です。

終演後、青年座の制作のSさんに久々にお会いできました。
「パートタイマー秋子」の横浜の公演で本当にお世話になったお方です。
笑顔がビーバーのように超可愛い~(笑)Sさんに
「青年座(も)大好き」になってもらいたいからと、事務所を案内して頂いた上に
お茶まで自ら出して頂いて恐縮してしまいました。
その後、Sさんと『激情』に出演された石井揮之さんと青年座をこよなく愛する私の友人と
4人で青年座の事、『激情』の話・・etc
そして青年座Vs文学座“フットサル大会”で文学座に負けて悔しかった話とか・・
青年座の暖かなそして静かな空間の中、とても素敵な時間を過ごせました。
ありがとうございました!!!
青年座・・・もちろん!好きになりましたよぉ~♪

翌日、アトリエ終演後、文学座の制作のYさんにフットサル優勝記念ボール&記念写真を
拝見させて頂きました。写真をとってもOKと云ってくださいましたが。。う~ん残念!
デジカメ持参してなくて(私の携帯にはデジカメ機能が無いのです・・古いモンで)
それは、また近いうちに。。。
by berurinrin | 2005-12-19 22:48 | 観劇感想
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