2NKプロジェクト『じゃじゃ馬馴らし』

2NKプロジェクト『じゃじゃ馬馴らし』 in シアターX(両国)10/22

作      ウィリアム・シェークスピア
翻訳・演出 佐藤理恵

お金持ちのバプティスタ(中山研さん)には二人の娘がいました。
次女のビアンカ(前田真理さん)は美しくしとやかで求婚者達が彼女の手を取ろうと躍起に
なっていますが、長女のカタリーナ(岡村美雪さん)は一人は手の付けられないじゃじゃ馬
娘。そんなカタリーナに求婚者ベルトーチオ(水口てつさん)が現れて・・・・

じゃじゃ馬娘が、夫の思うままの妻に飼いならされてハッピーエンドのこのお話。
へそで茶を沸かしちゃう位滑稽に思ってしまいますが、当時の時代では
女性の自立なんてあり得なかったので、それが当たり前の女性像だったのでしょうね。

しとやかで美しくて、もてもてのビアンカ役を演じた某女優(すでに名前は出してますが)
宝塚時代娘役だったこともあって、やっぱり可愛く演じちゃうとこの人が一番です。
ウン十年経っても変わらず演じられるのは奇跡というか・・尊敬の眼差しです。
でもわたしは彼女に求めているのは、歳相応な役も演じられる女優でいて欲しいので
そつなく演じてる姿をみると残念な気持ちで一杯です。
また他の出演者の方々はとても優等生的な演技で、面白味が欠けるというか
地味というか・・う~ん微妙。

終演後、ロビーで某女優に紹介された一人の女性に
「覚えてない?大阪でお世話してくれていた●●さん」
「え?え?!えーーーーーーっ!!!」
彼女ははるばる大阪から某女優に会いに来られたそうです。
ウン十年振り位に彼女の舞台を観たそうです。
それしにても、三ヶ月前にチラシが出来ているのに、一週間前に公演の連絡するのは
非常に困るんですけど・・・と、久々の再会よりも文句たらたらのわたしです。
「・・・だって送り忘れたんだもん」
「・・・・・・。」

まあ、でも某女優と別れてから●●さんと、お茶を飲みつつ昔話で盛り上がった事は
いうまでもありません。
そういえば●●さんに、女優曰くわたしの事を
「皆、褒めてくれるのに、なかなか褒めない人って言ってました」
「え?そうでした?」
「うん、(扮装の)スチール写真もみんな綺麗ねって言ってくれるのに
貴女だけはなかなか綺麗って言わなかったって。でも、退団公演時のスチール写真は
綺麗って言ってもらえてすごくうれしかったって」
そおいえば・・・昔から文句ばっか言っていたような気がします(汗)
でもそれは某女優の人望です。
わたしの様な素人の言葉をいつも気にかけてくれた、彼女の人柄が
思ったままの素直な意見や感想を嫌がらずに耳を傾けてくれたおおらかさを
思い出し、わたしは胸が一杯になっていました。

今回このプロジェクトでは「じゃじゃ馬馴らし」と、続編「じゃじゃ馬馴らしに馴らされて」
(ジョン・フレッシャー)の日本初二作品同時上演されています。

~10/23(日)までシアターX(両国)
by berurinrin | 2005-10-22 23:58 | 観劇感想
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