生誕150年正岡子規展 子規をつなぐ②『子規 最後の一年』

生誕150年正岡子規展 子規をつなぐ②『子規 最後の一年』
                           in 神奈川近代文学館(4/22)

子規作「仰臥漫録」「病牀六尺」漱石への手紙、絶筆三句 他

神奈川近代文学館で開催中の正岡子規展の一環で
この日は、瀬戸口郁さんの朗読会が開催されました。
たぶん、瀬戸口さんがセレクトされたであろう
正岡子規さんに関する様々なエピソードや自身の作品11篇を
都度、折々の子規さんの状況や時代の解釈を織り込んで下さって
約90分の朗読会でした。

情けない話…正岡子規さんについて、ほぼ無知な私…
食いしん坊万歳!』も拝見しておりませんでした(><)
なので、瀬戸口さんの体から発せられる姿、声が、私にとっての正岡子規さんとなって
ふわっと浮かび上がってくるのです。
正岡子規さん没後に、友人であった夏目漱石さんから語られる正岡子規像。
ずーずーしくて茶目っ気があって、愛すべき存在の子規さん
けれど実在の子規さんは、幼い頃より病弱で、結核にかかり
脊椎カリエスという恐ろしい病と付き合いながら、短い一生を生き走る…
自虐ネタのように、自分の現状をコミカルに言葉にしてしまう
その豪快さとしたたかなおおらかさに魅力されてしまいます。
けれど『病牀六尺』の中から、繰り返される
「誰かこの苦を救うてくれる人はあるまいか」
「誰かこの苦を救うてくれる人はあるまいか」
「誰かこの苦を救うてくれる人はあるまいか」
瀬戸口さんの絞り出す言葉に絶句してしまうのでした。
素晴らしいセレクトの朗読会でした。
今もまだ瀬戸口さんの言葉が、耳に胸に響いています。

朗読会が終わった後は、展示会を拝見させていただきました。
ちょうど、劇団の編集部のTさんとご一緒させていただき
贅沢にも解説をしていただけで(*^_^*)『食いしん坊万歳!!』の映像が流れる展示会で
想像と妄想が交差する中、目の前に正岡子規さんの生きた証の展示物の多さに
これまた大興奮、贅沢で素敵な時間を過ごすことができました。

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実は、この作品が1年5か月振りの観劇でした…
まだ落ち着いて語れませんが、愛猫りんりんを病とわたしの不手際で
亡くしペットロスに…
不思議と今まで大好きで大切にしていたものが、ぱぁ~と色あせて
手からこぼれていくような感覚でした。

15年前にりんりんと出会った、里親の会で
2匹の猫を引き取り、我が家の家族となりました。
先住猫の茶りん君を含めて3匹。とてもにぎやかです。
また猫たちの話は改めて…


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by berurinrin | 2017-04-24 23:08 | 観劇感想