劇団銅鑼公演vol.47『父との旅』

劇団銅鑼公演vol.47『父との旅』in 俳優座劇場

作  青木豪
演出 磯村純

桜の名所といわれてる・観光スポット桜山を有する温泉地。
この小さな旅館を馴染にしていた父・田渕鶴吉さん(山田昭一さん)が
ある決意を秘めて、すでに独立してる子供たちを呼び寄せての温泉旅行。
ところが、次から次へと騒動を持ち込む子供たちに父の思いとは程遠い旅行と…

蕎麦屋を営むお父さんは癌宣告を受け、手術の前に家族旅行を思い立ち
そこで自分亡き後のお店やら遺産相続についての話をしたいと計画が…
ところが娘婿・野堀賢介さん(三田直門さん)が入浴中に過呼吸で倒れたことを発端に
旅行に来ていたカップル(鈴木啓司さん、福井真紀さん)を巻き込んで
長女・西川和子さん(永井沙織さん)の夫・康平さん(館野元彦さん)の浮気疑惑に
跡継ぎの末っ子長男・田渕礼王さん(木下昌孝さん)が、勝手に蕎麦修行を止めていたとか
なんかわらわらして、お父さんおちおち病気で落ち込んでいられない状況に
いい大人が、どんどん子供になっていく姿は、とても微笑ましいもので
とはいえお父さんも意外とマイペース(^^)/

私たちの家庭でも大なり小なり問題抱えていると思います。
うちなんて大問題だらけですからっ
でもね。問題を抱えながらも明日も明後日も昨日と同じ日常を生きていくわけで
自然に解決していくことと、いかない事と天秤に掛けながら
常に頭の片隅に残しつつ、また新たな問題を抱え込む感じがします。
誰が悪いとか、答えを出せばいいって事でもないし、結局、仕方ないもんは仕方ない。
で、このお芝居
そんな昨日から続いている光景が、また明日に続く日常を感じることができる。
右往左往している日々の生活してる匂いが伝わってくる気がするのです。
一つの家族を温かく見守る観客がそこにいる
問題は解決していないけど、それぞれに光が差していて
それが救いとなって、もしかしてだけど
私たちの生活の中にもその光のきらめきが伝わってきた気がします。
なんか、自宅にお土産買って帰っちゃったし
久しぶりに穏やかな優しい時間でした。
心に寄り添える素敵なお芝居でした。

初めて劇団銅鑼を拝見したのは、今回と同じ青木さんと磯村さんのタッグで
上演された『流星ワゴン』。これが鑑賞会の例会作品となり担当させて頂くことになりました。
久しぶりの青木さんは、相変わらずキラキラな瞳を持つ面白い作家さん。
今は人気の大作家になってしまったけれど、あの頃と同じにほのぼのした空気感は変わらないですね。
「当時、猫のエコバックを持ち歩いていましたね」ってお話ししたら
「今でも持ってますよ」ってほら(笑)ホントだ~(#^.^#)
そんな『流星ワゴン』から劇団銅鑼とは深く濃いお付き合いをさせて頂いております。
なんか、とても元気で前向きでみんなで楽しみましょう!みたいなワクワクな集団。
その後に、まぁ、とりあえずのんどこ!って
本当にフレンドリー
おかげで今回も素敵な出会いと青木さんとの再会がありました。
呑みながら芝居の感想を語れるのは、本当に楽しいです。
なかなかそういうお誘い機会を作ってくれるところってないので
私的には、いつでもウエルカムなのですがね。
楽しくてついつい本音で話しちゃう。
で、良いお芝居を観て、美味しいお酒を飲んで、至福の一日を過ごしたのでした
実は、この日は、お芝居の前にもう一つイベントがありました。
それはまたのお話で(*^_^*)

2015/3/18(火)~3/22(日)まで  in 俳優座劇場
















by berurinrin | 2015-03-22 10:54 | 観劇感想
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