俳優座プロデュースNO.68『家族の写真』

俳優座プロデュースNO.68『家族の写真』 in 俳優座劇場

月一回は鵜山仁さんの演出作品を拝見してる私、6本目の作品です。
ロシアの作品っていったら、チェーホフのイメージでお堅い古典。
これは現代劇???って感じですが、この作品はロシアの現代劇なのです。

“ひょうたんからこま”“うそから出たまこと”

タチアーナ(高田聖子さん)は、死期の近づいた母ソフィア(中村たつさん)
と二人暮らし、母は自分が死んだ後に独りぼっちになってしまうタチアーナの事が
心配で心配で心を痛めています。「せめて、フィアンセがいてくれたら・・」
そこへ、部屋を間違えたイーゴリ(石田圭祐さん)が突然現れ
タチアーナは思わすイーゴリを母にフィアンセと言って紹介してしまいます。
次に母は「孫娘がいたら幸せなのに・・」
タチアーナは角の野菜売りの娘ジーナ(川口桂さん)に頼んで、
孫娘の振りをしてもらいます。
滑稽な位に一生懸命なタチアーナの姿が気になって仕方がないイーゴリ。
気が付くと一緒にソフィアの前でタチアーナに話を合わせている二人・・

劇団★新感線の高田聖子さんのストプレは初めてでしたが
意地っ張りで不器用で母親思いのしっかり娘のタチアーナがぴったりで
素敵な女性でした。そんな、彼女にだんだん引かれるイーゴリの石田圭祐さん
石田さんってちょっと強面のお顔ですが、コメディのイメージが強いんです私。
すごく昔、シアターコクーンで「真夏の夜の夢」でロバの役を演じられた印象が
とても強くて、石田さんがコメディーをやられるとすごくわくわくします。
そして、周りを振り回すソフィアお母さんが愛嬌たっぷりで
幸せな出来事が起こるたびに寿命が延びちゃうのが最高です。

前日に『死の棘』を拝見した後に、『家族の写真』。
心身ともに癒されて幸せな時間を過ごす事が出来ました。
とても素直な気持ちで観れる作品です。

~6/19まで 俳優座劇場

リンクを追加しました。
文学座所属女優の立石まゆみさんのHPと相互リンクを貼らせて頂きました。
このブログにも遊びに来て下さる
まゆみさんは次回、文学座本公演「戯曲赤い月」ご出演です♪
今から楽しみでわくわくしています★
by berurinrin | 2005-06-19 13:15 | 観劇感想