演劇ユニットハイブレット第3回公演『トモダチ』

演劇ユニットハイブレット第3回公演『トモダチ』 in 阿佐ヶ谷TABASA(4/27)

作  勝嶋啓太
演出 中野志朗

と、ある孤独な男性(坂井宏充さん)がトモダチ(竹内勇人さん)を購入しました。
なかなか歩み寄れない二人。トモダチを返品しようとしますが
すでに何度となく返品されてきたトモダチは、今回返品されると処分されるそうです。
また同じように、検査員による審査に合格しなければ、トモダチを強制的に引き取るそうです。
急遽、翌日行われる事になった審査に合格するため二人は、協力し知恵を絞り合います。

この日は、文学座6月アトリエの会『十字軍』を拝見して、アフタートークの途中で
後ろ髪を引かれつつ退席しての阿佐ヶ谷。
チラシを入手していなかったもので中野氏からの案内をチェックしつつ
バー●ーキングとて●やの間を通って、お好み焼き屋さんの美味しそうな匂いを
目標に商店街を突っ切って見上げた2階のBARが目的地(*^_^*)
客席が15席MAXな感じのこじんまりした公演でした。

ゲームのたぐいは一切やらないので、どう表現したらいいのかよくわからないのですが
開演前にシューティングゲームの映像が延々と流れ、そのゲームをやってる俳優の後姿・・
今のゲームって残酷なんですねぇ~対象物が恐竜?!血がどぴゅーんみたいな・・
始まる前からちょっと引き気味な感じで・・って、なんか嫌な予感したんです。

ゲームが好きな主人公は、楽しみにしている翌日に控えたサバイバルゲームの大会に出たい!
でも、参加規定が二人。孤独な彼は、その大会に参加したいが為に、ネットでトモダチを購入。
早速、彼はゲームの手ほどきを教えると難なくこなしちゃうトモダチが面白くなくて
「返品したい」と言い出します。
すでに何度となく返品されたトモダチは、今度返品されたら処分される事を告白してしまいます。
また同じように二人の友人関係を審査し、不合格になるとやはり処分・・
いわゆるこれもサバイバルゲーム
何とか審査をクリアするため、審査基準項目を一つ一つ二人で
協力しながら必死で明日の審査に立ち向おうとします。

で、その審査の基準は5つあって、それぞれ彼らなりの答えを出していきます。
1、コミュニケーションが取れていますか?→漫才をする
2、自然なスキンシップが出来ますか?→抱き合う
3、本音で向き合っていますか?→「ほんおと」と解釈し、互いに本を叩いて音を合わせる
4、きちんとぶつかりあってるか?→ぶつかり稽古→相撲をとる
5、表情で相手の心がわかりますか?→互いにわからないので、
何にも考えていない表情を作って「何も考えていない」ことにする。
その間、時の精(中田由布さん)が二人が考えいる時間の経過を知らせます。

通販で購入したトモダチは、人間で、ちょっと近未来的なストーリーになるのかなぁ~と
思いつつ、その後の展開はあまりにもベタな感じで、ちょっとこれはヤバいと思いましたが
最後までヤバかった・・
細かく書くと怒りが・・・審査基準に対しての彼らの解釈のひどさ・・
これは無いでしょう
はっきり言って中野氏、これは面白くないです。
わたしは中野氏のちょっと変わった目線の演出がとても好きなのです。
たまに理解に苦しむ遊びもありますが、そこんとこも嫌いじゃない。
でもこれは、本がひどい・・で、中野氏の遊び心が加わると逆効果(><)。
これ以上書くと自分もヤバくなりそうなので、ここで終了させて頂きます。

4/25(木)~4/28(日) in阿佐ヶ谷TABASA
by berurinrin | 2013-05-03 23:34 | 観劇感想
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