東京二期会オペレッタ『こうもり』全3幕

東京二期会オペレッタ『こうもり』全3幕 in 東京文化会館(2/24)

作曲     ヨハン・シュトラウス2世
訳詞     中川悌一
指揮      大植英次
演出     白井晃

19世紀のウィーン。
こうもり博士とあだ名されるファルケ博士(宮本益光さん)は、
その昔、友人のアイゼンシュタイン(小貫岩夫也さん)に、仮面舞踏会で「こうもり」の扮装
をしたまま酔いつぶれ、そのまま外に置き去りにされた過去を持ちます。
その時の屈辱を忘れられず、復讐の機会を狙っています。
その名も「こうもりの復讐」
と、ある日、アイゼンシュタインが役人を殴って刑務所に入ることになります。
そこでファルケ博士は、刑務所に行く前にお金持ちのオルロフスキー公爵(青木エマさん)
の夜会に誘います。実はそこで復讐をしようと企てているのです。
さて、その夜会にはそれぞれ名を変えた妻、夫、女中、刑務所長と入り乱れてっ・・・。

今年初オペラでっす(*^_^*)
またもや(笑)かのちゃんと一緒♪
めっちゃ楽しかったぁ~!!
取って頂いた席が、とってもオイシイ4階の正面最前列!(だちょんさん、ありがとうございます)

心地よい前奏曲を、指揮される大植さんの姿にびっくり!
野球のバットを振る選手かと思うと
応援団長のように両手をオイッチニー。
ううん、そうじゃないのここぎゅっとね~と体をくねらしてと、パフィーマンスがすごい
トドメは、あらよっと、ぴょ~ん♪と
ジャンプも(笑)
オーケストラは、東京都交響楽団。
遊び心がある素敵な音楽を奏でて下さいました。
しょっぱなからテンションあがっちゃいますよ(*^_^*)

そんな体いっぱいで音楽を表現される大植さんを、
客席から登場して「ジャンプ力すごいねぇ~」
なーんて、ツッコミを入れちゃうのは、
アイゼンシュタイン夫人ロザリンデ(塩田美奈子さん)に
恋してるオペラ歌手のアルフレード(高田正人さん)!
ところが、ロザリンドさんからは「テノール歌手はバカばっかり」と
陰で言われちゃう始末ですf(^_^;)
まっそれも仕方ない(笑)まったく空気を読む気配なしのノー天気なアルフレードさん。
ちょっと野放しにすると歌を歌ってご満悦なタイプ(笑)

あれっ?!実は、わたしの初オペラが『こうもり』でした。
その時もすごっく楽しかったのですが、今回はちょっと若手組な座組み
(オペラの世界で座組みっていいのかしら?)いやプロダクションか(笑)
皆さん若々しくて、軽やかで、もうわぁ~と最初から最後まで楽しさで溢れています。
お祭りのようにはつらつと楽しそうに演じられてる舞台から流れる
オモシロイ空気が客席を包みこんできます。
ファルケ博士の復讐って、言葉は怖いけど、その方法も結末も夜会の余興の一つのように
シャンパンの泡のようにはじけっぱなし♪
その華やかな第二幕は、公爵の夜会の場面。
一つの部屋がキューブのような作りになっていて、次の間に移る場面では
下手からもう一つのキューブが現れ押し出されたと当時に
夜会に参加されてる方々がぞろぞろとキューブからキューブへと
移動されて場面が変わっていく・・
大きなセットの動きに客席からはどよめきと拍手が起りました。
これは見事な見せ場の一つでした。

あっという間に第三幕。
今まで黒いジャケットで指揮をされていた大植さんが白いジャケットにお着替え(*^_^*)
で、アイゼンシュタイン氏の代わりに牢獄に入れられたアルフレードは、ここでも歌いまくり(笑)
そんな歌声が頭にキーンときちゃう酔っぱらいの看守フロッシュ(櫻井章喜さん)。
そーなんですよ!ここで登場の文学座のさくさんなのであります。
アルフレードの爆音量の歌声に吹き飛ばされ、おろろろっ~♪と転がるフロッシュ
ほとんどコント(*^_^*)
ほっぺが赤くてキュートで丸っこいフロッシュ!
足元ふらふらでごろんごろんYeah~!(*^^)v
フロッシュが気持ち悪い~(><)とオケピに向かうと、受け止めてくれちゃうオケの人たち(笑)
コミュニケーション最高!

さくさんとだちょんさんの夢の競演を観れて幸せ♪
見事にさくさん、華やかなソリストデビューを飾りました。
終演後にお会いした、さくさんったら、立ち姿が妙に綺麗で(笑)
全てが、めちゃめちゃ楽しかったとおっしゃっていました。
「普通にみんなすごく歌上手いんだよ(笑)」・・・・。
この日は千秋楽、この後は打ち上げということで
だちょんさんは「朝までさくさんと一緒♪(笑)」
このお二人、めっちゃ波長が合ってます

綺麗な共演者の方々に声を掛けられて
満足そうに幸せそうなさくさんの姿を拝見しちゃうと
本当にさくさんを愛して下さって感謝感謝でした。
またぜひ近い将来、こんなに素敵なオペラと芝居の競演を魅せて欲しいです。
楽しいオペラありがとうございました!

2/20(水)~24(日)まで in 東京文化会館
by berurinrin | 2013-03-06 23:11 | 観劇感想
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