札幌えんかん主催公演『モジョミキボー』 

札幌えんかん主催公演『モジョミキボー』 in かでるホール(3/1)

作  オーウェン・マカファーティー
演出 鵜山仁
出演 浅野雅博/石橋徹郎

1970年初頭の北アイルランド・ベルファスト。
橋を渡ってやってきた少年モジョ(浅野雅博さん)は、公園で一人、棒で穴を掘ってる少年ミキボー
(石橋徹郎さん)と出会います。
子供同士仲良くなるのに理由はいりません。
ギャングの誓いを立てた二人は、その時から無二の親友になります。
ある日、二人は映画館で『明日に向って撃て』のブッチとサンダンスに憧れます。
二人は、映画の中のブッチとサンダンスのようにオーストラリアへ思いを重ねます。
モジョミキボーPV

ぐったい♪ぐっだい♪
とうとうイカした奴らは海を渡っておーすとらりあ・・もとい北の大地、札幌上陸!
そもそも今回の再演の起爆剤となったのは、この札幌公演があったからこそ。
札幌えんかんの役員の方々が、下北沢の初演をご覧になって
「ぜひ、札幌で!(500席の会場で!)上演して下さい」
OFF・OFFシアターは約80席のスペースで演じていた彼らを500席のホールで!!
この話を初めて聞いたのは、かなり以前の話f(^_^;)
びっくりしたと同時に札幌えんかんの懐の広さに感動と共に嫉妬心も湧きました。
いいなぁ~札幌★
おかげで再演を観ることができて、皆様、ありがとうございますm(_ _)m
去年の12月に『モジョミキボー』のPRの一環で
鵜山さんが札幌えんかんに招かれて講演会をされた時
外部なのに参加させて頂き、飲み会にも声を掛けて下さり
事務局や役員の皆様のさりげないお気遣いや温かく迎えて下さる姿勢に
すっかり感動してしまって、また来ちゃった(笑)
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 羽田に向かう車窓の景色・・みなとみらい地区のランドマークタワーの後ろに富士山♪

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 札幌~ホテルの窓から
 
丁度、これから通しが始まる・・そう鵜山さんから教えて頂いたので、
(自分が)お腹も空いた事だし、何か(自分の)小腹に優しいものを(勝手に選んで)
差し入れしながら、会場の場所の下見をしましょうと
札幌駅からテクテク・・
人が、あんま歩いてないなぁ~
で、迷った(笑)もうお約束です・・・トホホ~札幌駅から徒歩30分(笑)
会場に到着したら、札幌えんかんの役員の皆様がロビーで打ち合わせ中。
お久しぶりのご挨拶をして、早々に退出。お邪魔をしてはいけませんからね。
かでるホールの近くには、旧札幌道庁がありました。
せっかくなので、観光してきました。

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赤レンガ作りの重厚な建物。色合いもそうですが、地元・横浜に似た建物が多いですね。
カラスがすごい。カーカーじゃなくてギャーギャーいる(苦笑)。
北海道庁の木に札幌市のカラスが集合ってな感じ。ちなみに夜も元気に鳴いてました。

それにしてもやっぱり人があんま歩いてないなぁ~と、
前の人が地下に降りて行ったので、くっついて降りてみたら
いやぁ~人がいっぱい歩いてる(*^_^*) そっかぁ寒いからねっ
てなわけで、横浜から履いてきたスノーブーツは
おのぼりさんの象徴みたい(笑)だって地元の人、普通にミニスカートだし
ぷらぷらとしばし地下街を散策して、ワゴンで出店していた
芯以外は全て木で出来てるボールペンを買っちゃった。
面白いですね~折れたドラムステックを再利用して作ったそうです。

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ホテルに戻って差し入れしたクリームパンをパクリ美味~♪クリームパン大好き
TVをつけたら札幌駅前でファイターズのイベントを中継していて
窓から下を覗くと、そのイベントやってました。

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そして改めて、かでるホールへ徒歩10分程(苦笑)
ロビーに鵜山さんイター!かっこいい~!きゃぁ~(すいません)
だってかっこいいんだもん
なんかにこにこしながら「まぁどうぞ」って、
ワタシをさっさと客席に追いやろうとしてますか?!って事は、またなんか企ててますか?
くくくっと客席に入ると、うわぁ広い会場~!広い舞台!
OFF・OFFシアターでは、きゅっきゅっとしていた壁面の舞台セットが
ずーんと伸びて、両側には、大きさの異なる脚立や倉庫とかで荷物を積んで動かす荷台(?!)を配置。
そこにあるもので、すでにあるものを魅せてくれた気がして、なんか胸がくすぐったくなりました。
こうきたかぁ~楽しいじゃないですか(*^_^*)
そうそう、ブランコの裏は、よくわからなくてf(^_^;)
後で聞いたら「火気厳禁」の絵を描いたそうです(作:乘峯雅寛さん)
今回ちょっと難しい(笑)客席広いからねっ
すぐ側に看板があったそうです。

やっぱここでも、ぎこちない二人のかみ合わない口上(笑)
暗闇から浮かび上って並んだ二人の青年。モジョとミキボー
ここからはノンストップで彼らのひと夏の冒険譚。
小さなOFF・OFFシアター、同じ規模の大阪インディペンデンスシアターを駆け回った彼らが
今500人もの収容するホールを走り回って丘転げまわって・・
舞台に集中しようにも色んなシーンが浮かんで、半泣き笑いな感じで参った参った
楽しすぎて面白すぎて切なすぎて・・なんもいえない
イカした男たちは、ここの地でもイカしてました。
初演では、どちらかというと浅野さんがストリーテラー的な役割もあるので、
どうしても一歩前で演じてる気がしましたが、
今回の再演では、お互いの演じる人物のシーンを膨らませた結果、
自然に上手く配分し合えてる関係ができたのかもしれません。
まさにモジョミキボーであり、ミキボーモジョのお話ですね

映画の上演シーンは、上からスクリーンがおりてきて、正真正銘の映画!最高じゃん
鵜山さん演じる保安官のシーンでは、かっこよすぎて眩暈が(笑)
そーいえば、バットマンの後のツ●爆弾。
男女の声が入れ替わっているのわかりましたか?あれはきっとほかの観客に向かって
モジョとミキボーがいたずらしたのでしょうねぇ~
グミのくちゃくちゃシーンは、舞台から客席に座って語るスタイルでしたが
ブランコは、客席から近くに設置してあったので、リアル感が伝わったと思いました。
ちなみに私は、石橋さん演じる赤いスカーフのストリートガールたちが、
モジョに撃たれるシーンが大好きで、毎回ツボでした。
あり得ないお下品さっぷりですが、吹き出してました。

お隣の席の男性は、終わった後に長くて深いため息をついていました。
きっと集中してご覧になっていたのでしょう
後のご夫婦は「北アイルランドだものね・・」きっと紛争を
リアルタイムでご覧になっていたのでしょうね
客席の会員の皆様の集中度がとても高くて、笑いのツボはしっかり楽しみ
かつ静かに貪欲にぐっと舞台を食らいつく感じで客席の雰囲気も最高でした。
いやぁよかったよかった。
同じ会場では、以前追っかけで、さんざんお世話になった旭川演鑑のAさんが
いらしていて終演後、ご挨拶ができました。
北海道に遠征☆とわくわくしちゃうのは、Aさんとの出会いから始まりました。
札幌もそうですが、ウエルカムで迎えて下さる北海道の皆様の温かさ・・胸に沁みます。
またいつか行きたい旭川・・・この日は戻られるそうで、帰られる後ろ姿を見送りました。
鵜山さんも残念そうでした

終演後は、交流会が近くのイタリアンレストランで行われました。
鵜山さん、浅野さん、石橋さん始め、翻訳の平川大作さん、
美術&舞台監督の乘峯さん、演出助手&舞台監督の的早孝起さん、照明の中山奈美さん、阪口美和さん
制作の橋本さん、音響の杉山さんとすごいメンバーが揃いました。
えんかんの皆さんってば、人懐っこい人たちばかり
にぎやがで和気藹々として、本当に楽しい時間を過ごせました。
最後に、鵜山さんがスタッフの全員を面白おかしく紹介して下さったり
浅野さんが、札幌公演に対する感謝の言葉にきゅん♪
石橋さんのモジョミキに対する熱い思いとか、本当に札幌公演の実現が
どんなに彼らにとって素晴らしくて誇らしい出来事だったのかと思うと
それだけでお酒が呑めちゃって、ちょっと酔いました~
その上、鵜山さんの同期生さんもいらしていて、びっくり!
「あの方がx州さん?!」
「違うx州じゃなくて、遠州さん」「x州じゃないよぉ遠州さんだよぉ」と
うとえを間違えただけなのにぃ~。ちょっと酔っぱらっていたので、口が回らない私をいじめる
ご機嫌さんな鵜山さんでした。
素敵ですよね~遠くの地での再会なんて♪

そんなこんなで楽しかった『モジョミキボー』!
ベルファストからボリビアへ
東京から大阪、福島、札幌へ
鵜山さん「後30年やる」って言ってたし、ブランコも椅子もとっとくって(*^_^*)
また近い?!将来の再会を楽しみにぐだーい!ぐだーい!ぐだーい!

3/1(金)~2(土) in かでるホール
by berurinrin | 2013-03-02 23:37 | 観劇感想
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