チェーホフ勉強会『結婚申しこみ』『リーディング かわいいひと』

チェーホフ勉強会
『結婚申しこみ』『リーディング かわいいひと』 in かふぇ&ほーる with遊(9/11)

作   A.チェーホフ
翻訳  松下裕
演出 中野志朗

『結婚申しこみ』

結婚を決意した地主ロモーフ(竹中孝明さん)は、隣の地主の娘ナタリア(滝沢花野さん)の
ところへ結婚の申し込みに行ました。
娘を気遣う父親(飯塚弘貴さん)は、釣合のとれた二人に異論はなく、もちろん大賛成。
ところが当人同士の結婚話はそうそう上手く行かないようで
思いもよらぬ方向へ・・

お互いにいい感じなのに
一歩たりとも自分を譲らない二人。ああいえばこういう状態で
気が付いたら心臓の悪いロモーフ氏は、発作を起こして亡くなってしまう。。
これは普通のお芝居形式で演じられました。

『リーディング かわいいひと』

オーレンカ(滝沢花野さん)は気立てのいい娘で「かわいいひと」と呼ばれていました。
彼女は、遊園地の経営者のクーキン(竹中孝明さん)と結婚しました。
遊園地の経営は苦しかったけれど幸せな結婚生活でした。
ところが、クーキンはモスクワ出張中に突然死んでしまいます。
悲しみにくれるオーレンカを慰めてくれた材木置場の管理人をしているプストワーロフ
(飯塚弘貴さん)と結婚します。幸せな結婚生活でしたが
彼がオーレンカを残して数年後に死んでしまい終わりを告げます・・・。

『結婚申しこみ』からインターバルを挟んで『リーディング かわいいひと』。
俳優と客席の間に棚を作り、そこに様々な人形を並べ、人形に登場人物の名前を
貼って、一見人形劇風のリーディング形式です。
登場人物が多いので、丁寧で解りやすい構成でした。

この日は、午前中に座・高円寺で舞台美術家・島次郎さんの展示会を拝見した後に、
荻窪にあるここ“かふぇ&ほーる with遊”にやってきました。
相変わらず道に迷い・・・やっと着いたら「喫茶店?!」
あらあら不思議、喫茶店の奥に秘密の扉があって、なんと小さなホールがありました。
素敵ですねぇ~
短パン&Tシャツのこゆる~い姿で緊張の気配が全くないのは、
演出をされた中野氏(笑)まるでご自宅に招待して下さる様な気安さも演出でしょうか
きっとそうだ!うん(爆)
受付は、今回ご連絡を下さった滝沢花野さん。
今年、文学座研修科を卒業されました。卒公以来の花野さんの姿です♪
と、思えば、竹中孝明さんもそうだ!
で花野さんから、巣林舎の飯塚弘貴さんをご紹介して下さいました。
巣林舎といえば近松作品を上演し続けていて、わたしもよく拝見させて頂いたユニットです。
このご縁で、次回作には花野さんもご出演されるそうです。
勉強会だけに受付も全て彼らだけで行っているようですが、なんか楽しそうに
作業されています♪

2作品ともポップな感じで、チェーホフの中でも楽しい作品だけども
全体にそこはかとない寂さに包まれた感じがします。
演出は、中野氏!意外や意外!失礼っ(笑)かなり素直に演出されています。
もっと驚きな構成をちと期待したりもしちゃって・・・
けれど原作に中野氏が気持ちを素直に演出をされただけに、
俳優陣の方が、作品に対して逆に力が入りすぎちゃったかなぁ
う~ん、もう一歩もう二歩・・・頑張れっ!!
そんなエールを込めてカンパさせて頂きました。
でもいい企画ですね
チェーホフ面白い!わたしも勉強させて頂きました
また機会があれば・・ぜひ拝見させて頂きたいと思います

9/10,11  in かふぇ&ほーる with遊
by berurinrin | 2011-10-12 22:05 | 観劇感想
<< 10月~の主な外部出演 東京タンバリン・東京日仏学院共... >>