7月アトリエの会『山羊・・・それって・・・もしかして・・・シルビア?』アフタートークその1

山羊・・・それって・・・もしかして・・・シルビア?』この日の終演後には、アフタートークが行われました。
司会は、この美しい美術を担当された乘峯雅寛さん。
ご出演者の皆様今村俊一さん、富沢亜古さん若松泰弘采澤靖起さんの自己紹介の後、
「演出をやったはずなんですけど・・」とちょっぴし心細そうにおっしゃる(笑)鵜山仁さん♪
以上の参加者で行われました。
「ラフな会にしたい」とサクサクっと流暢に司会をされる乘峯さんです。
ということで、久々のレポでございます
もちろん鵜山さん中心ゆえ、偏ってしまいますが
こんなことは言ってなかったぞとか、クレームは勘弁して下さい。
トーク以外の話もちりばめている為、かるーくニュアンスで受け止めて下さい。
そこんところご容赦くださいねっ

乘峯さんから、今回の意気込みと出来上がった印象について
最初に振られた鵜山さん★うふっ
まず、上演される作品決定については、座員の中で構成されるアトリエ委員会の決定によるもので、
その中でも賛否あった作品だそうです。
危険な内容だし・・と、おっしゃる鵜山さん。
企画は、今回の翻訳をされた添田園子さん。
なんとなく日頃みられないような登場人物の表情や声が聞こえる・・
ハードルが高いのでやりがいが、あったそうです。
またスペクタクルとしてもやりがいのある稽古をさせてもらったそうです。
そーいえば、添田さんがNY留学中にこの作品に出会ったそうですが
実際にはライブで観たわけではなくて、演劇やオペラなど芸術作品すべてを記録として保管してある場所・・
新国立劇場の5階にある情報センター(イメージで)のような所に通い詰めていた添田さんが
そこで何百本と観た中でヒットした作品だったそうです。

続いて作品の印象について聞かれたのは、
アトリエ委員のお一人で、スティービーを演じられた富沢亜古さん。
「はじめ台本を読んだ時は、山羊とする芝居は嫌だと大反対した!」あらっ~(苦笑)
と、反対派だったそうですが、意外と賛成意見が多かったそうです。
反対したご自身が、まさか演るとは思わなかったそうで
反対した自分が出演してよいのか?鵜山さんに、言われたその場でご連絡されたそうです。
で、鵜山さんからは、「それとこれとは違います」と言われたそうです。
ちなみに「アトリエにキャスティングされてますよ」と言われたときに
てっきり6月の別役さんの『にもかかわらず、ドン・キホーテ』だと思われた亜古さん。
「おかげでこんなに壊されました(笑)」
「演じるからには、いい芝居にしたい。」現場はとても楽しかったそうです。

スティービーのご主人で山羊を愛してしまうマーティンは今村俊一さん。
キャスティングの話は3月上旬頃。
初めてこの本を読んだとき“笑劇”とあって、どう笑えるのか?と考えてしまい、
読むだけで4.5時間かかってしまったそうです。
「大変だけど、大きな機会を与えられた」とおっしゃる今村さん。
稽古場も大変で、初日が開けられるか心配だったそうです。
今のなお現在進行形で、どう変われるか?
観客とのキャッチボールの日々のようで
意外なところで反応したり、現場での楽しさが伝わったり、客席と近いので
アトリエらしい臨場感が伝わってくると、楽しそうに語られました。

マーティンの親友のロス役で、今村さんの同期の若松泰弘さん。
「(今村さんの)同期です(笑)」
今村さんと同じ頃にキャスティングのお話があったそうですが
「どうやらオールビーが文句言ってるって」
今村さんと同級生に見えないと、作家からクレームが付いてしまったそうです。
以前、伺った時にオールビーさんってば、なかなか厳しい方で
ビリーは実年齢22歳以下じゃないといけないとか
他にも色々条件があって(そこんところは、オフレコで・・)
とはいえ、同期。
思いつきで演じても受け止めてくれる心強い相手と
今村さんとの共演を、とても楽しんでおられるようです。

マーティンとスティビーの息子ビリーを演じられたのは采澤靖起さん。
今年の4月にピカピカの新準座員!劇団の一員になりました
そんな采澤さんに抱負なんぞをとマイクを振る乘峯さん
そーだそーだ、このトークの前に、采澤さんは
「トーク―の時に、優等生的な感じでいるかもしれませんが笑わないで下さい」
なんぞとはなっから笑えと暗黙の指示を受けていましたが、心配御無用。
優等生の良い子でいられるわけでなく、彼の持ち前の面白キャラクターが前面に現れたトークとなりました。
ちょっとお伝えするのが難しいのですが・・雰囲気だけでも・・今後の抱負を聞かれ
「皆さんお優しい先輩で、頑張りたいけれど、自分だけの力じゃぁ・・でも今後も頑張っていきたい」と
で、あの茶髪の髪型!親に見せられないと以前言っておられましたが
「髪を切るのは、普通高いんだけれど劇団が出してくれた。
衣装も劇団に用意してもらってありがたいです」
研修科生の発表会だと、基本自前ですからね。

で、稽古について鵜山さん♪
「ライブでキャッチボールしてくれないと寝ちゃうんで(笑)
寝ちゃわない稽古をするには、第一に音を変える事が一番。
お願いだから、私を眠らせないで下さい(笑)」
音の変化・・という事は、ある意味、鵜山さんの期待値を超えてくれないと
鵜山さん寝ちゃうそうです(笑)
稽古について「ある意味出会いがしらの積み重ね」とおっしゃいます。
なので、昨日上手く行った音が、今日上手く行くとは限らないそうで
今回は、その音の掛け合わせが上手くいったのではないかとおっしゃいました。
それは、役者だけじゃなくてスタッフ、美術、照明・・チームワークの力ってことですね!
「いえるのは、僕の作ったものは何一つ見えない。不思議な商売・・」

久々のレポ如何でしょうか?楽しんで頂きながら作品を思い出して下さると嬉しいです。

次回に続きます(^_^)/~
by berurinrin | 2011-08-18 22:59 | イベント