映画『トーチソングトリロジー』

相変わらず、風邪気味です。
今日は会社をお休みさせて頂き、我が家の猫達と行動を共にし
おかげで一日ぐーたら過ごさせて頂いています。
今年の風邪は“咳”が長引くと、友人に心配された通り
“咳”が長引いてる今日この頃、皆様いががお過ごしですか?

久しぶりにお気に入りの映画でも観ちゃおうかなあ、と思い選んだ挙句
大好きな一本!
『トーチソングトリロジー』を引っ張り出しました。
この作品はオフオフブロードウェイで上演され
83年度トニー賞を受賞した作品の映画版です。

この戯曲の作家でもあり、主演のハーヴィ・ファイアスティーンの
チャーミングでキュートな演技(かなりのダミ声のおっさんですが・・)と
何より、アラン役のマシューブロデリィックのかっこよさ
実はマシュー君の大ファンです!(* ̄m ̄)プッ

題名の「トーチソング」といのは「かなえられない恋の歌」とか「失恋の歌」の
意味だそうです。「トリロジー」は「三部作」。

ナイトクラブで働くゲイのアーノルドの愛のお話三部作。
真面目な教師となぜか恋愛してしまったり(失恋してしまうが・・)
年下のモデルの恋人アランと幸せを掴んだ直後(・・・)
アーノルドの養子の少年との父子家庭(母子家庭?)に入り込んでくる(・・・)
と、不条理劇あり、音楽あり、笑いあり、そして涙ありの
『絆』がキーとなる愛情たっぷりのドラマです。

ラストにアーノルドが、愛するモノ達を抱きしめるシーンで締めくくられますが
決して彼は愛に恵まれていたわけじゃあないけれど、
彼の愛し方を涙を拭いながら、羨ましく思ってしまうわたし。

『トーチソングトリロジー』は日本では鹿賀丈史さん主演で2回上演されています。
いつか文学座のアトリエで観てみたい作品でもあります。。
by berurinrin | 2005-04-19 20:54 | ドラマ/映画