『麦の穂の揺れる穂先に』稽古場見学

ちょっと前になりますが『麦の穂の揺れる穂先に』のお稽古を見学にアトリエに行って来ました。

信濃町駅の交差点のところで、信号待ちの山本道子さんと偶然お会いして
文学座までご一緒させて頂きました。
着物姿が美しくって、スカート姿がりりしい・・・そんな姿が見慣れてる私にとって
デニムスタイルで風に髪をたなびかせて・・っと
「いつもこんな感じですよ」って、颯爽と歩かれる道子さん。めっちゃ素敵です♪
そんな道子さん
今回の本は「手ごわい(笑)みんな苦戦してます」と、平田オリザさんの本の難しさをお話して下さいました。
例えば、「そうなんです。」が「そうです。」で「そうなんですよ。」と、語尾が大変!と
へぇ~なんて、道子さんのような方でも苦戦を強いられるお芝居ってあるんだぁ~と不思議です。
客席で拝見してる側から観ると、その言葉の短いやりとりが日常的で普通で、
だからこそ、とても身近に感じて感情移入しやすいのですが
演じる側からしてみると、一歩間違えると、せっかくの平田さんの世界が台無しになってしまう・・
なかなかスリル感がたっぷり(?)な、お稽古風景の予感を感じさせて頂きました。

なんか、うにょうにょ(笑)した絵柄のTシャツ姿の制作のTさんのご案内で
アトリエの中へ、
お稽古場には、江守徹さん演じられる高柳先生のご自宅のセットが組まれていました。
見せて頂いたのは、終幕近い場面の一シーン。
戌井市郎さんが、中央の演出席に座って、そのままの姿勢で時折ダメだしをされますが
短い言葉で指示を出されるのですが、すごくクリーンなんですよ。
さて、ゆったりとした会話を楽しもうとする江守さんに坂口芳貞さんと奥様役の山本道子さん。
江守さんのお姉さん役の藤堂陽子さんにご主人役の金内喜久夫さんの会話から始まりました。
超ベテランの俳優さんの姿を間近で見れるだけでも興奮しちゃいます。
が、これが、道子さんがおっしゃっておられたように
台詞が短くて、流れるような会話で繋がっているので、皆さん大変そうです。
でもベテランの俳優方でも、こんな大変な作業を経てくるんだぁ~と思うと
なんか感動しちゃいます。
段取りとか、台詞が被ってしまったり、語尾がちょっと違うだけでも直しが入ります。
プロンプさんをしている増岡裕子さんも台本を細かくペンで追っています。
「あっ違った」と藤堂さんが、お茶のお盆を持って出たり戻ったり(笑)
江守さんが、何度も台詞を繰り返します。
金内さんにいたっては、もうぐちゃぐちゃ(爆笑)・・・最後は、増岡さんの言葉に合わせて
台詞をおっしゃって、へろへろ状態でした(*^_^*)
これが最高に可笑しくて、金内さんご自身が笑っちゃっておられるもんだから
周りの人たちも笑っちゃって・・
楽しそうな現場の風景を垣間見させて頂きました。

舞台では、こんなに静かな役は初めてとおっしゃる江守さん。
わが町』のエミリーに続いて嫁に行く娘を演じられるのは、栗田桃子さん。
エミリー可愛かったですよね☆お稽古シーンでは、桃子さんの場面は拝見できなかったんですが
何が楽しみって桃子さんの演じてる姿が楽しみです~☆彡
でもあんまりお嫁さんの役ばっかりしちゃうと、現実が遠のくって話も・・・ぷぷぷっf(^_^;)
桃子さんの旦那さまになりそうな雰囲気の方は、大場泰正さん。
ちょっとお髭姿がワイルドなお姿ですが、かっこいいですねぇ~
高橋耕次郎さんは、江守さんの部下を演じられるそうですが、静かに舞台をご覧になっておられました。
やはり静かな佇まいで舞台をご覧になっておられた美しい方は、倉野章子さんでした。
そんなすごい方々に囲まれて、永川友里さんと千田美智子さんも頑張ってましたよ(^_-)-☆
大学生という等身大の姿で同期の強みも最大限に生かして楽しみながら演じてる姿が
自然で素敵でした。

そんな楽しいお稽古場の風景を魅せて下さった『麦の穂の揺れる穂先に』は
今日が初日でした。
きっと素敵な初日だったんだろうな・・・(*^_^*)
あっ、そうだそうだ!今回色んなイベントやらプレゼント企画やら楽しい事があるようですよ~☆彡
ご覧になる日をチェックしてみて下さいね(*^_^*)

あっ、制作のTさんが着てらしたうにょうにょしたTシャツの柄は
なんと寄生虫さんの絵柄だったですねぇ~まさにキモ可愛かったです(笑)
by berurinrin | 2010-05-31 22:29 | イベント
<< 『モジョミキボー』アフタートー... 祝・千秋楽『モジョミキボー』 >>