イッツフォーリーズ公演『ミュージカル天切り松ー人情闇がたり』

イッツフォーリーズ公演『ミュージカル天切り松ー人情闇がたり』 in 亀有リリオホール(5/26)

原作 浅田次郎「天切り松 闇がたり」(集英社刊)
脚本 水谷龍二
演出 鵜山仁

現代のと・ある留置場。
老人・松蔵(左とん平さん)は、今日も語ります。
“闇がたり”といって、六尺四方から先には聞こえないという夜盗の声音を使って・・
それは松蔵がまだ子供だった頃の大正時代。
義賊と呼ばれた目細の安吉親分(津田英佑さん)に引き取られた
幼い松蔵さん(金村瞳さん)の目から見たいくつかのエピソード・・
それは、今や死語になりつつある義理と人情の溢れた世界です。

極寒の・・でもとっても温かい人のぬくもりを感じた旭川以来、4度目の『天切り松』です。
好きなんですよわたし。いいじゃないですか義賊って
ものすごいアナログな世界で、自分達の美学を追求して真っ直ぐ生きていく・・
その為に命まで掛けても惜しくない。

前回よりも前半は、ポップ度が増した気がして、明るい裏家業(笑)に勤しむ
目細の安吉一家の子分たちの人情話に心を癒され、微笑ましいエピソードにくすくす笑って
その分、後半の仕立て屋銀次さんの網走のエピソードはほろ苦く辛い・・。
でも、辛いと一言で言えない・・底辺には熱い男のロマンが息づいているんです。
もう、やっぱ好きだなぁ~この作品(*^_^*)
ほんと楽しい・・・

網走のエピソードのにくらしぃ~(笑)典獄さんを演じられるのは、水野龍二さん。
あの新国立劇場版(鵜山さん☆演出)『ヘンリー六世・三部作』では、サマセット公を
感じわるーく(笑)演じておられましたが、前半のエピソードは詐欺で騙されちゃう銀行員さんや
えらぶっちゃう鉄造さんとか、ダンスも歌もすごくお茶目で、ついつい気になってしまいました。
とん平さん初め、皆さん愛すべきキャラクターを愛おしく演じられてる・・そんな感じが伝わってきました。

これから神奈川の鑑賞会を巡る『天切り松』!
楽屋での初日乾杯に参加させて頂きました。
今日も、いや・・いっつも素敵な鵜山さんのご挨拶も聞けて幸せ♪
旭川の夜を楽しく過させて頂いたプロデューサー(とても素敵な女性の方ですよん)からの
「神奈川公演も頑張りましょう!」のご挨拶・・・・。
実は、神奈川公演でも、横浜は来ないんですよ・・・私は、呼びたかったんですが・・残念。
まぁでも、うちの鑑賞会は、民主主義というか、こればっかりは仕方ないんです。
でも本当に素敵な作品なので、ご覧になれる会員さんは楽しみにしていて下さいね!!!
そんなこんなで鵜山さんも次のオペラ『鹿鳴館』のお稽古が翌日から始まるそうで、
お忙しくなっちゃうらしく、もう他の会場でも観れないかも・・と、、、
そっかぁ~ならば時間を作って、いずれかの会場で見届けたいなぁと思うのでありました。
だって好きなんだもん!

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CD買っちゃった(笑)だって『天を仰いで』を聞くと、きゅんとなるんだもん

5/26(水)、27(木) in 亀有リリオホール

明日は、とうとう千秋楽を迎えるモジョミキ・・
昨日の夜は立見席も出て、熱い・熱い舞台でした。
いつ観ても、何回観てもすごく新鮮!どうぞお見逃しのないように・・・
情報ブログはこちら→モジョ/ミキボーのブログ
by berurinrin | 2010-05-29 22:05 | 観劇感想