熱い思いを語って頂きました『モジョミキボー』

二日酔いですが・・・なにかぁって(笑)今日は、家の事情で会社は有休です。

昨日は、横浜演劇鑑賞協会の企画部会が行なわれました。
企画部というのは、運営委員達の部会の一つで
「こういう作品呼んだらどうでしょう」とか「これ面白そうだから観ませんか?」とか
「文学座の本公演作品いいですよぉ」とか、運営委員達が色々な情報交換しながら
毎月1本から2本の例会作品候補作を決めるのが主な大きな役目で
その候補作品を観て「面白いんだけど、例会には難しいかも・・」「ぜひ呼びましょう!」とか
「例会には難しいけど、特別例会なんかどうですか?」とか・・
(特別例会とは、例会とは違ってイベント的な意味合いで公演を主催したりします)
観た感想を話し合って、例会作品をセレクトして運営委員会に提出する叩き台を作る部会です。
まっ逆に、運営委員会から出された作品に対して、話し合ったりすることもあります。
(他の鑑賞会からの紹介が主です)
でも、まずは観てもらわないと話が先に進まないので、誰かが
「何か面白い事をやろうとしているぞぉ~だったら、お呼びして話を聞かせてもうらおうじゃん」
横浜弁でf(^_^;)
この企画部会にお呼びして、作品の紹介とか、もろもろ聞かせて頂くのです。
自由主義というか、事務局長がとても大らかな方で、こういう方を事務局にお呼びしてもいいですか?と
伺うと「面白そうだからいいじゃない」と、私たちの意見を尊重して下さるのです。ありがたい。

で、今回お呼びさせて頂いたのは『モジョミキボー』!日本初演です!
浅野雅博さん♪ひゅー石橋徹郎さん♪ひゅーひゅーそして演出の鵜山仁さん♪きゃぁー
豪華でしょう!すごいでしょう!事務局はゲストも含めて満杯状態です★
約一時間程お話を聞かせて頂きました。

何か面白い事をやりたい・・・そんな浅野さんと石橋さんのお二人から生まれたこの企画。
「やっぱ演出は、鵜山さん・・」と、鵜山さんが加わって、当初は5、6人位の役者でと
色んな作品で読み合わせしながら演目を探していたそうです。
そんな時に、出会ったのが『モジョミキボー』。
この作品は、去年の新国立劇場で上演された「シリーズ・同時代【海外編】」のレパートリーの一つ
『シュート・ザ・クロウ』の作者であるオーウェン・マカファーティ氏の作品です。
17人の役を二人で演じるこの本に出会って、彼らは「これっきゃない」と思われたそうです。
鵜山さんからも
「二人で始めた事だから、5.6人でと言っていたけれど、
二人芝居でも特徴がつかめていいんじゃないか
と、やりがいもあるんじゃないかと」彼らの背中を押してくれたそうです。

鵜山さんからは、『モジョミキボー』のお話の背景なんぞ語って下さいました。
シェイクスピアで言うなら『ロミオとジュリエット』のようなもの・・
『ロミオとジュリエット』は男の子と女の子の恋のお話ですが
この作品は、モジョとミキボーという二人の男の子の友情物語になっているそうです。
舞台は北アイルランド・ベルファストを舞台に、カトリックとプロテスタントという
宗教の基盤が違ったり、生活の環境が違ったり、目に見えない溝があってと政治的な背景があって
二人の男の子の友情のお話ではあるんですが、大人の確執が反映していているそうです。
モジョとミキボーが基本ですが、互いの両親や互いの仲間(敵)を演じ分けていかれるそうです。
また、作者であるオーウェン・マカファーティ氏の幼少時代の実体験などが盛り込まれたりも
しているそうです。

「もう二人の超絶技巧で、すべて二人の演技力に掛かってるんですけど」と鵜山さんに対して
「そんなにハードルあげてどうするですか」by浅野さんと「おいっ」みたいなツッコミの石橋さん(笑)
鵜山さんの言葉に、ツッこみまくりの二人が可笑しくて可笑しくて
「二人漫才みたいな・・落語家が二人重なっているような・・政治が背景にあるんですが、
最後の最後近くまで、くったくのない男の子、悪ガキのようなノリで面白可笑しい感じ」
背景といえばモジョとミキボーは映画『明日に向かって撃て』に憧れているそうで
予習として見ておくと楽しいかもしれませんね。

美術、照明、音響などスタッフの方々はみんな文学座!
文学座の公演とは一味違う面白い試みですよね。
今回は、浅野さん、石橋さんは制作も半分くらい携わっておられるそうで
例えば、上演する為の版権を自分達で取りにいったり、オーウェン・マカファーティ氏の
事務所がロンドンにあるそうですが、その連絡を浅野さんがメールでやりとりしたり・・
チラシのアイデアも出されたそうです。
例えば、当日に三名以上で当日券をお求め頂くと1名様タダ←ただぁ?!
この無料じゃなくてタダにこだわったとか
このチラシの三色にもこだわりがあって
オレンジがプロテスタント
グリーンがカトリック
白が平和の象徴・・・ホントにすごいです。
素敵で立派なチラシです!って、どこ行っても褒められるそうですが
それと共に「大丈夫?」と(笑)言われちゃったり
一つの場所で、長く一つの作品を演じ続けたいという、彼らのモチベーションの高さと
その熱い思いをたくさん語って頂きました。
そんな浅野さんと石橋さんが演じる芝居。温かくサポートする鵜山さん!ぜったい面白いはずです。
かっこいいじゃありませんか!?うふふっ
もう本当に応援したくなっちゃいます!!

5月は、下北沢駅前・・・熱くなりそうですよYeah~!(*^^)v

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by berurinrin | 2010-04-06 16:06 | イベント
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