シルバーライニング・プロデュース公演vol.21『招かれた客』共済みらいホール

シルバーライニング・プロデュース公演vol.21『招かれた客』 in 県民共済みらいホール(2/13)

作   ダビット・ファラオ
翻訳  佐藤康
演出  鵜山仁

失業して3年ほど経過したジェラール(風間杜夫さん)は52歳。
なんとか職活が実を結び、内定の吉報を妻・コレット(久野綾希子さん)に報告します。
そして最終選考に進んだものは、ジェラールを含み2名。
その最終選考には、会社の上司ポンテニック(川端槇二さん)を自宅の夕食に招くこと。
そんな折、ジェラール家のボイラーの水漏れの修理を買って出た階下の住人・アレックス(綾田俊樹さん)
は、今までほとんど来客のないこの家のジェラールの就職の応援とばかりに、何かと世話を焼いてきます。
そして夕食会の当日。
緊張と混乱を極めたジェラール家では、アレックスの指示なしにはどうにもいかない様子です。
約束の時間よりも2時間も早く玄関のベルが来客を告げています。

みぞれ交じりのさむーい横浜です。
なんせ家を出たときは吹雪いてましたからっ!!
今回の会場は、地元横浜の桜木町は共済ホール
かなり早く到着したので、みなとみらい駅からクイーンズ、ランドマークを散策しながら
会場へと向いました。
折しもランドマークでは鉄道模型フェアというのが開催中で、それも無料ってあったので
なんの考えもなく、チラ見してきました。元々ちまっと(笑)したミニチュアとかドールハウスとか
好きなので、箱庭のような様々な模型の世界にしばし見入ってしまいましたが
一個一個のパーツが高いっ!ひとつの世界を作るとしたらびっくりのお値段f(^_^;)
どおりで、うっとりと夢中で見てるのは大人の男性ばかりなり・・

ジェラールもそんな鉄道好き。家中に線路を敷き鉄道模型を走らせています。
そして小さな水槽には、“にゃんこちゃん”と名付けた・・なまず(笑)
妻のコレットは、本棚にスリッパを飾り、本は床に・・・他にも、家具を眺めてみてもちょっとセンスが・・
きっと、こだわるにはお金が・・・チープな中途半端さが伝わってくるそんな不思議な夫婦に絡むのは、
やっぱどこか変?な隣人・アレックス。
三人のそれぞれ切羽詰った状態が、余計に空回りして、あっちゃこっちゃにいっちゃう(笑)過程が
大爆笑どっかーん!という笑いではなくって、くすっくすっ(笑)っと、笑いの粒がいたるところに
散りばめられた柔らかなコメディです。
最近の鵜山さんってば、映像をよく使われるんですが
今回も音と映像の組み合わせが、時にマンガの背景に使われる人の感情を表したりして
その絵にびっくりしちゃたり・・これまた新鮮で面白い作りでした。

確かにフランスのお話、フランス人のお話ですが
これが日本が舞台でも十分に通じる内容です。藁をもすがる職活で、やっとこさ内定をもらい
ほのかな未来への光が灯る一個人に対し、企業側は本当にひどいというか、横暴というか
以前は、「辞める」という一言が、最後の切り札のように会社に対する自己主張的な意味合いを
強く含んでいたような気がします。
それが今や「・・・そんなことなら、辞めます!」なんて言ったら
「はいどうぞ!」と、優しく迷わず背中を押してくれるのが会社ですからね。
それだけ厳しい状況なんですけど・・
意味は違えど、そんな企業側に翻弄される彼らを観ていると、身に詰まされる以上に開き直って
開き直っちゃうと、これがまた他人事になっちゃって、本当に可笑しくなっちゃって
くすっ、くすっ(笑)と笑いの粒を拾ってしまったのでした。

この日は、初日。
あいにくの天候でしたが、気分は最高!!鵜山さんにお会いできたんだも~んYeah~!(*^^)v
一日早いバレンタインチョコもお渡し出来たし・・去年は、チョコもどきだったので
よかったよかった~☆彡
お久しぶりの鵜山さん♪かっこいい~なんかいい香りがしてました(*^_^*) くんくんと
匂いフェチなもんで(笑)
終演後、横浜演鑑の企画部長(主に例会作品を決める部署です)を交えてある企画をご相談。
うふふっ実現するといいなぁ~ガンバロウ

2/13(土)  in  県民共済みなとホール
2/21(日)  in  かめありリリオホール
3/16(火)~3/21(日)  in 三越劇場
by berurinrin | 2010-02-13 23:35 | 観劇感想