だるまちっくシアター『煙が目にしみる』

だるまちっくシアター『煙が目にしみる』 in  アトリエだるま座(12/12)

原案 鈴置洋孝
作   堤泰之(プラチナペーパーズ)
演出 和田貫平

桜満開の春。と、ある小さな町の斎場。
これから、野々村家と北見家の火葬が執り行われるところです。
誰もいない待合室に、現れたのは二人の白装束の男性。
互いに身に着けているものを確認し合う二人は、これからあの世に旅立とうとしている
野々村浩介さん(金井節さん)と北見栄治さん(塚本一郎さん)。二人の姿は、他の人には見えませんが
なぜか野々村さんの認知症母親・桂さん(剣持直明さん)には、彼らの姿が見えるようです。

初、だるま座です(*^_^*)
今年の3月の例会公演『桜散る、散るもつもるも三春乃一座』で、横浜に来て頂いたのですが
残念ながら拝見できず・・・。今回は、もうホントになんていったら良いか
腐れ縁というか、昔から・・そう当時、学校の帰りに日比谷のトイレで制服から私服に着替え
不良少女のような私が応援していた宝塚出身の女優が出演するという事で、これも巡り合わせ・・
知り合った頃は、初舞台を踏んだばかりの娘役。
当時、抜擢されて出演していた宝塚のTVシリーズ『三銃士』のケティという小間使いの役を演じていました。
ファンレターを書いたら、彼女から返事が来て、また書いたら、また返事が来て・・と、
気がついたら文通(笑)相手のような、男役の方に憧れるファンとは、ちと違う・・でも可憐な美しい人でした。
でも、これが見た目の美しさから程遠く、めちゃめちゃ姉御肌(笑)
自宅でご飯は食べさせてもらうし、カラオケ行くし、とてもUPできないエピソードは数知れず・・
実際は私の方が面倒をみてもらっているかも・・あちゃ
ニックネームも当初は「ネネさん」が今や「ねーさん」ですからっ(爆)
あれから、うん十年経っても不思議な縁で繋がっています。

初めての場所は苦手な私に、ナビの音声メッセージのよう場所案内のメールを送ってくれた
ねーさんのメールの文面を開きながら、商店街の活気あるお店の華やかさに誘惑されつつ
無事到着!!小さな地下のスペースは、ぎっしり詰まった人で溢れていました。

残した家族に対する思いと、これから来世に向って旅立つ不安を死んだもの同士の
二人の男生が語り合う姿や、認知症でボケていると思いきや、死んだ二人の男性の姿ばかりや
会話も交わせるおばあちゃんとのシーンは、ちょっとおばあちゃんの毒が強いかなぁ・・でも楽しい。
親戚が集まれば、何かしら見え隠れする察する事の出来る日常のシーンはありふれているし
映画『ゴースト』のウーピー・ゴールドバーグが演じた霊媒師みたいな役割のおばあちゃん。
とても単純。ひねくれもんの私的には、ちょっと辛い。

キャストは、ダブルキャスト、トリプルキャストとなっているので、断言は出来ないのですが
ちょっと周りの空気を感じて欲しいなぁと思う演技や俳優同士でも微妙な温度差を感じてしまったり
技量もあるんでしょうけど、関係性がぼやけた部分が何シーンかあって
話が単純だけに、もっと大切に相手を感じて演じて欲しいと思いました。
なぜなら、だれもが感情移入が出来やすい登場人物達なのに、自分が入り込めずに
ちょっと置いてきぼりをされた気がしちゃって、寂しい。
待合室の窓の外を通るシーンが何度もあるのですが、役者の動きが、いかにも狭いという感じが
伝わってきちゃって・・リアル感を感じられなかったなぁ
ま、初日だからかなぁ・・f(^_^;)偉そうにすみません。

終演後、とっとと帰ろうとした瞬間にねーさんに遭遇。袖に引っ張られ
「ダメ出しは?」←これが、毎回f(^_^;)ハンパな言葉じゃ許してくれないのです。
「着物の着方よかった。えりやすそ・・完璧!」「留めてもらってるからね。で」
「えっと*****」「それは、アンケートに書いて」「はい」
「で」←容赦ない
「えっと****」「それは、メールして」
「で」
このこわーい、容赦ない「ダメ出し」で、髪や着方、所作、歩き方とか見方を鍛えられたのでした(笑)
あえて、女優の名前を出していないのは、照れだと思ってください(笑)
でもやっぱ一番綺麗な人でした。
あっ、アンケート書きそびれたんで、ブログに感想書くって
このブログのアドレス教えちゃったあわわわっ!!!こわっ

12/12(土)~12/23(水) in アトリエだるま座
by berurinrin | 2009-12-13 22:04 | 観劇感想