『ヘンリー六世』シアタートーク その1

この日の終演後には、シアタートークが開催されました。
客席は、沢山の客様が残っておられます。
いまさらながらのUpですが、あーそーだったとか、めくるめく『ヘンリー六世』の大きな世界の
ちっちゃな男達のドラマを思い出してくだされば嬉しいです。
今回もいつもと同様、書き書きメモメモ状態なので、ニュアンス等違いがあるやもしれません。
てきとーにはしょってる部分もあるかもしれません(いや・・かなり)
もちろん!ラブリーな鵜山さん中心ですが・・うひゃ(笑)
さくっと、さくっと軽~く読んで下さいね(書くのは、決して軽くはないのですがf(^_^;))お願いします。

舞台の下手から鵜山仁さんと今回初司会の中井美穂さんが登場です。
第一声は、鵜山さんから中井さんのご紹介です。
ひゅーひゅーきゃあきゃあ~鵜山さ~ん★素敵ですぅ(スルーしちゃって下さい)
「先に僕がご紹介します。今回シアタートークをお願いした中井美穂さんです」
「アナウンサーの中井です。1時間弱位で収めたいと思っています。」
早速、テキパキした口調の中井さんから『ヘンリー六世』を選ばれた理由は?と
鵜山さん
「“3”とういう数字をマジックナンバーとしてシリーズで企画してきたいきさつがあって
“2”だと、AかBになるんだけれども、AでもないBでもないCという・・
押し問答してるわけじゃなくて、ぜひとも古典で3部作でやってみたいという気持ちがありました」
そおいえば、鵜山さんの企画のシリーズは、全て3作品という括りでしたね。うひゃ
『ヘンリー六世』は、以前に読んだことがあったそうですが、改めて読んでみると
「世の中の事とか、人間のこととか、どうしてわかるんだろう?という思いと、改めて読んでみて
史実だと、どうしたことしたとか、歴史を知っていないとよくわからないじゃないか?!とか、
人の名前がたくさん出てきて面倒臭かった思いがあって・・
もう一度読み直したら、なんだこれ、そこら辺に転がっている話じゃないかって
どこかで書いた気がするんですけど、電車に乗っていてもこういう揉め事はあるし
会社に行ってもあるし、この劇場にいてもそういう事があるし
身近な感覚がみて取れたんで、お客様を含めてとっつきやすかなぁと思ったんですけど・・」

中井さんが、ロビーに飾ってある写真入の関係図を見ることで参考になったとおっしゃると
「そうですよね。浦井さんがやっている役とか、(渡辺)徹くんがやっている役とか・・
そういう形で初めて身近なものになれるというか、そういう感じですよね」と、鵜山さん

「すごくわかりやすい工夫を凝らしていらっしゃる
特に対立の構造をぱっと見ただけでは、追っていけない部分を、わかりやく提示さてれるなぁと
単純に赤と白の薔薇を自身に付ける、寝返ったら赤薔薇を捨てて白薔薇付ける(笑)
これがびっくりする位に簡単に寝返る」中井さん。
「そもそも人間関係が複雑なので、白と赤と決めても100%決めたのか?
そうじゃなく寝返る要素って日常生活にも色々ありますよね」
人の感情ほど、あやふやなものはないのかもしれませんねぇ~。う~ん。

と、ここで浦井健治さんと中嶋朋子さんが登場。中嶋さん・・・気丈な王妃さまと変わってすごく可愛い♪
浦井さんは、そのまま(笑)と、自然体な浦井さんに皆さんのツッコミが面白いです。
「浦井さんは、あまり感じが変わらない気が・・・見た目がね(笑)どうですか?気分は?」と、中井さん。
「本当に色々考えながら、ここに血糊が残ってるなぁ~とか、悲惨な上で普段着で座っていると
体が傾いているなぁとか、色々感じますけど・・」by浦井さん
「ものすごい高低差があって、下に居るような気が・・ずっとここに立っているんですけどね」by中嶋さん
「私服に着替えたからと言って、今までここで王と王妃として立っていた人が、
いきなり今世に戻ってくるなんて・・徐々に戻って来てください」と、優しく気遣う中井さんに
浦井さん&中嶋さんと声を合わせて「戻っていますが・・」
浦井「ちょっと、ぼーっとしてますけどね」
中嶋さん「あんがい、けろっと戻ってくるんです(笑)」
そしてトドメ(笑)が鵜山さん「戻ってこれか(笑)ってみたいなね(爆)」面白~い

中井さんから、今回は、色々な分野の役者さんが揃っているという印象を受けましたが、
浦井さんをヘンリーにしたのは、何が決め手だったのか?という質問に対して
鵜山さん「会って話したら、良さそうな感じがした(笑)
まぁ、実直そうだし、言葉が好きじゃないと付き合いきれないという
やってる方も観ている方もあると思うんですけど、どうやら言葉が好きそうだし、
信じ込んでやるエネルギーが、ずいぶん若いくせにあるような気がしたんで・・」
すると浦井さんが、
「本当に、鵜山さんの思考回路、頭の中をかぱっと開けて見て見たい。
あの、しゃべっている間に次の事に言ってしまうので、最後の二行くらい言われない。
その位回転がすごく早いので、あっ、否定的に言っているのではなくて、
天才ってこういう人のことをいうんだなぁと、天才な演出家ってこういう人の事をいわれるのかな」
鵜山「だから、言っていることが単にわかりにくいって(笑)」
「奥行きやら多面的に演出をされる方って、また新しいことをどんどん作っていく・・すごいなぁと、
なんか鵜山ワールドに埋め込まれて飲み込まれそうになって
しかもシェイクピアの言葉って、すごく何か・・お客様にシェイクスピアが語っているような
僕ら要らないんじゃないかないか?!と思う時があって、僕ら置いてきぼりになる時があって
鵜山さんとシェイクスピアにお客さんを持っていかれた感じがして悔しい時がある」
自分の言葉を丁寧に語る浦井さん。すごく好感が持てます。

続いて、中嶋さんも鵜山さんについて、
「本当にわからなくて、何百年先のビジョンを見ている様に遠いんです。
それはどういうことですか?こういうことですか?とアプローチしていかないと大正解に辿り着かない。
それこそ、この勾配を添って行ったような気がします。
言葉も、言葉ってこんなに深いし、色々な意味を表情を持つものだと・・
シェイクスピアの台詞と鵜山さんの頭の中の言葉で実感したという日々でした」

次回に続きます。
by berurinrin | 2009-12-12 13:08 | イベント
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