『ヘンリー六世』事前レクチャー昼の回

新国立劇場中劇場で10/27に初日を迎える『ヘンリー六世』三部作の事前レクチャーに
参加してきました。
新国立劇場主催公演では、公演中にシアタートークが必ずあるし
友の会アトレ会員になれば、毎月送られてくる会報誌は見応え読み応えあるし、
時には舞台稽古見学(ゲネプロ)のイベントがあったりと、年度末にポイント集計があって
パンフやドリンクの無料券に引き換えたり・・と、けっこうオイシイ事が多いのです。

『ヘンリー六世』事前レクチャーは、昼と夜と2回行なわれました。
昼の回は、美術の島次郎さん。
島さんといえば、鵜山仁さん演出作品では新国立劇場『舞台は夢』やオペラ『カルメン』
鵜山さんの最も信頼の厚い舞台美術家方のお一人。
鵜山さんの思いを形にして下さるナマ島さんのお話が聞けるなんて・・感動です。
ところが・・・・午前中仕事して、それでもギリギリに新国立劇場に到着予定のはずが・・
なんと湘南新宿ラインが15分遅れ・・・ぐわぁ~ん。
遅刻覚悟で新国立に到着したのですが、友人がこの事を関係者の方々に連絡をして下さっていて
開始を遅らせて下さっていたのでした。
わざわざお待たせをしてしまい・・ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。

会場は、中劇場のホワイエ。
ビュッフェコーナーを正面にして、イスが並べてありました。

まずは、制作のMさんのご挨拶とお話がありました。
『ヘンリー六世』は、日本での上演は・・なんと27.8年振りなんだそうです。
翻訳の小田島雄志さんでも、一度しか全編を通して観たことないという・・この作品を
拝見できるという貴重な体験にわくわくしちゃいます。
この作品は、シェイクスピアの中でも初期の作品と言われ
『リチャード三世』と合わせて四部作ともいわれるそうです。
シェイクスピアが生きた時期は、『ヘンリー六世』の時代から約100年後の時代。
当時の人々にとって、もっとも親しみやすい史実をシェイクスピアは書かれたのではないかとの事です。

中劇場は、昨日から衣装などの搬入が始まり
今日中に舞台上のセットが完了し、その後、照明が入り音響が入り
役者が入り、全ての場面の場当たりが細かく行なわれ、各部の通し稽古が行なわれるという
初日を迎えるまでのスケジュールの大まかな説明を教えて頂きました。
先日、全編を通しての通し稽古があったそうですが
朝の10:30開始~21:30終了。休憩1時間30分入って11時間だったそうです。
すごいですね!!
演じる側も観る側も体力勝負ですね!!Yeah~!(*^^)v

と、このままの流れで、この場所で島さんのお話・・と、思っていた所
今から仕込み中の中劇場の中の舞台を拝見させて頂けるという、サプライズ企画!
劇場の中へ案内して頂きました。
中劇場の中は、ぷぅ~んとした接着剤の匂いと、沢山の作業をされてる方々の姿
そして工事現場のような大きな音・・・圧巻です。
どんな舞台か?!細かくは言わない方が良いと思いますが
今まで見た事が無い・・・・大きな舞台です。

客席の中央、最前列に舞台の模型と共に居られたのが、島次郎さんでした。
とても若々しくて、親しみやすい笑顔の島さんが
舞台セットの過程を細かく説明をして下さいました。
鵜山さんと舞台監督と島さんとで、2月頃から細かく打ち合わせをされ6月に美術が決まったそうです。
客席を9列潰しているそうです。お陰で舞台と客席の距離が短い。つーか近い(笑)
最前列(10列目)でご覧になる方は、どきどきしっぱなしじゃないかと思われます(笑)

と、島さんのお話を伺いながら舞台が作られる過程を拝見していたら
おおおおおっ!!!愛しの鵜山さんが、舞台に!!きゃぁ~かっこいいっ!!
舞台監督の方とお話されたり、セットの上に乗られて踏みしめたり、屈んで手で感触を確かめたり
歩きながら、レクチャーを受けてる私達の方にも視線をチラリ・・と、去って行かれましたが(涙)
お仕事中の鵜山さん、また違う雰囲気が、これまた素敵過ぎます!!
で、テンション上がってしまって、その後の島さんの言葉をすっかり忘れ
約1時間ほどの事前レクチャーは、終了したのでありました。
by berurinrin | 2009-10-17 23:12 | イベント
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