麻実れいさんのこと

初めて、彼女を観たのは
宝塚雪組「丘の上のジョニー」&「ザ・センセーション」
「丘の上のジョニー」は小説「陽の当たる坂道」をベースにした話で
主人公はジョニー(汀夏子さん)。麻実さんの役は
エリートだけど裏の顔を持つジョニーのお兄さんの役でした。
背が高くて黒髪がとても似合う超二枚目~!というのが第一印象でした。
その後、宝塚での麻実さんの舞台は全て拝見しましたが
大人の男を演じる色気に、まだ私が追いつけなかった感じがします。
「ジャワの踊り子」での相手役の遥くららさんとのラブシーンなんか
逆にリアルすぎて引き気味な私でした。。
残念ながらファンにはならずに、終わってしまいました。

だからこそ、退団して初めて麻実さんの女性としての
演技を観た時の方が衝撃的でした。
大柄だけど繊細で、とても美しいのだけどコケティッシュな魅力があって
大胆な演技で、動きが柔らか。。。。
でも何よりも“声”の美しさに感動しました。
歌声の美しさは勿論の事、演じている時の“声”の美しい響きは
彼女の他に私の心に響いた人は未だにいません・・
あるインタビューで宝塚的な演技が染み付いてしまって、シンプルな演技が
できず、非常に苦労された事が書かれていましたが
麻実さんはシンプルというよりも、新たな麻実流のような“けれん”を発掘し
魅せてくれる女優さんだと思います。

去年、紀尾井ホールでの朗読劇「蝶々さん」を拝見して、改めて美しい“声”に酔いしれました。
朗読劇の最中、テーブルのお水を飲もうとして、ちょっとコップがゆれて
お水がこぼれそうになった時、「ありゃ」っと素に戻った時の麻実さんの表情も
とても魅力的でした。

そんな麻実さんと内野さんの競演「箱根強羅ホテル」
二人の組み合わせなら大悲劇が観たいところですが、
今回は喜劇。
はてさて「大人の笑い」とは、どんな仕上がりになる事やら、
とても期待しています。

でもその前に、35周年記念のリサイタルの成功
心より祈っています。そして客席より見守らせてください。

憧れのたーこさんへ♪
by berurinrin | 2005-03-11 21:24 | 日常